2016年04月18日
暗黙のルールの本
入学や就職しますと、集団生活や人間関係がつきものですよね。人間関係何て難しいものです。
「人づき合いが苦手だから、マナーの本や話し方の本、心理学やいろんな自己啓発も読んだよ。でも全然ダメだった![[もうやだ〜（悲しい顔）]](http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_479/tosyo/143.gif)
！」という方もいると思います。そんなあなたは、こちら↓を読んでみてはいかがでしょうか。
この世の中を動かす暗黙のルール―人づきあいが苦手な人のための物語
自殺未遂を起こして病院に運ばれた若者が、「先生」と呼ばれる人物に出会い、社会で生きるためのルールを学んで行くお話です。内容は「夢をかなえるゾウ」的な感じです。
例えば、「人は関心を共有する者を仲間と認める」「関心を共有しないものは仲間から排除される」「仲間と認められたければ、関心を共有しなければならない」とか、「見捨てられたものほど、認められたがっている」「見捨てられたものが、認められたとき、そこには力が生まれる」「人が見向きもしないものにこそ、大きな価値が眠っている」など、いろいろ出ています。重要なところは全て太字で書いてあるので、とてもわかりやすいです。
おそらく、他に例がない自己啓発本だと思われます。
私は先生の「そうじゃ。それにみんな孤独なんじゃ」と49ページの「自分の関心を共有できる人を求めている」と、78ページの「人生に遠慮など無用なんじゃ」と「いつまでも会社や組織を頼りにしておったのでは、いざというときに当てが外れてしまうぞ」という言葉が好きです。
その他にも、「自分が求めているものを、はっきりさせないと、求めているものは手に入らない」や、「自分の求めているものが曖昧だと、みんなが混乱する」、「間違った相手と交渉してはいけない」など、いろいろ出ています。
人間関係が煩わしい、自分の周りの人間がどうも冷たく感じる、他人とどう付き合っていいのかわからない、という方は一度読んでみてはいかがでしょうか。
まぁ、社会生活が円滑に行える人や普通に人付き合いができる人にとっては、このような話は釈迦に説法かもわかりませんが、このご時世必要なのはこういった感じの本なのではないのでしょうかね。
それに、この物語の最後はかなり泣けますよ。
ところで、表紙の二人組、おそらく、右の人が若者で、左の人が「先生」ですね。
あと、皆様に必ず覚えてほしい事が２つあります。勿論、本書に書いてある事です。
お手数ですが「続きを読む」をクリックしてください。まず１つ目は、こちら↓です。
物語がかなり進むと、若者はある女性に恋をします。その事を先生に打ち明けます。すると先生は、
「相手に近付くときは、逃げ道を用意しておかなければならない。それが太古以来のルールなのじゃ。逃げ道をふさいで近づいたりすれば、相手は怯えてしまうということなのじゃ。まかり間違っても、イヤがっているのに、無理強いをしたりしてはいかん。抵抗を感じた時は、強引に進まず、いったん立ち止まれ、ということじゃ。ところが、自分の気持ちばかりに夢中になっていると、相手がイヤがっているにも気がつかないことがある。そうならないように気をつけねばならん。さらにこのルールはこうも言い換えられるじゃろう。どんな場合にも互いが傷つかないように行動せよ、と。言うてみたら、どちらも喜ぶようなやり方で行動するのが一番うまくいくということじゃ。言わんとすることは、わかったかな？」
と、いいます。
「相手に逃げられないようにしようとばかり考えていたけど、それは逆だってこと？」
と若者はききます。
「そんなふうに迫られたら、相手は圧迫感を感じ息が詰まってしまう」
と、先生。そして続けて、
「いつでも逃げられると思えば、少しくらい気を許していいと、逆に思える。そこじゃな」
と、いいます。
「あまり好意を見せすぎないほうがいいということかい？」
とまた若者はききます。先生は、
「そういうことにもなるな。下心が見えると、相手は警戒するものじゃ。恋愛とは、美しく、軽やかで、心がときめく歓びであってほしいからな。エレガントでありたいものじゃ。露骨で重い押し付けは、嫌われるのじゃ。自分の気持ちが、相手の気持ちを追い越して、ひとりよがりにならないように、コントロールせねばならん」
と、答えます。さらに先生は、
「ある意味、相手はこうした気配りができるかどうか見ているとも言える。暗黙のルールを無視して近づいたりすれば、それだけで無神経な人と思われて相手は引いてしまう。どうアプローチするかで、力量を測られていると言ってもいいじゃろう」
と、いいました。しかし若者はどうアプローチすればいいのか、わかりません。先生は、
「おぬしは彼女と初対面というわけではなかろう。何かとってつけたように、新しいことをしようとすると、不自然になってしまう。おぬしと彼女との間に起きていることを自然に発展させればよいのじゃ」
と、アドバイスします。
誰かに告白しようと思っている方は、この事を心に刻んでおいてください。
２つ目はこちらです。
若者は自分が営業部長に正しい事をいったのに、聞き入れてもらえず、ガッカリして先生に相談します。
「それに対して、おぬしは営業部長のやりかたでは、将来の成長が見込めないと言ったわけだな。社長の前で、おぬしにそう言われて営業部長はどう思ったじゃろう？」
と、先生は聞きます。すると若者は、先生のいいたい事を理解し、
「そりゃあ、自分の意見を否定されたと思っただろうな。でも、個人的にどう思うかということよりも、会社の将来について、客観的に考えることのほうが大事なんじゃないの？管理職や経営者の仕事はそこなんじゃないの？」
と、いいます。すると先生は、
「まったくその通りじゃ。本来彼がすべき仕事は、個人的な感情を抜きにして、状況を客観的に判断することじゃ。だがのう、それは理想であって現実ではない。いや理想というよりも空想に近いな。人間は誰一人、そんなふうには動かないんじゃ。この世の中が、それに従って動いてないルールを期待したところで、始まらないじゃろう？」
と、いいました。若者は、人間が「正しい」行動をしないからといって、人間が「間違っている」わけではなく、間違っているのは「正しい」という思い込みである事を知ります。
「人間やこの世の中を動かしている本当のルールとは別物ということ？」
と、若者はいいます。そして先生は、
「（中略）それは、自分を肯定されたければ、相手を肯定しなければならない、というルールじゃ。逆に言えば、いくら自分が正しくても、相手を怒らせプライドを傷つけてしまうと、主張は受け入れられない、ということになる」
と、教えます。そして続けて、
「そうじゃ、この世の中を動かしているのは、正しいかどうかよりも、相手の自己愛を満たすかどうかということなのじゃ」
と、いいます。さらに先生は、
「自己愛とは、自分のことを重要な存在だと思いたい気持ちのことじゃ。プライドも自己愛の一つじゃ。人は自己愛を高めてくれるものを愛すが、自己愛を傷つけるものは憎み、傷つけ返そうとする」
と、若者に教えます。
「正しいことが、正しいこととして通用しないっていうの？」
と、若者が驚いていると、先生は、
「残念ながらのう。人間は、理屈だけで動くコンピューターではないからのう。人間は感情を持った動物じゃ。いつか話したことがあると思うが、何百万年も、そのやり方でやってきたので、そう簡単には変わらんのじゃ。逆に言えば、正しいことが正しいという考えのほうが、現実を無視した思い込みだとも言える」
と、答えます。この後、先生は
「正しいことを頑なに主張するのも、自分が正しいと言いたいのじゃ。それも自己愛じゃな。結局、この世の中を動かしておるのは、人間の自己愛だと言ってもいい。そのルールを無視しても、しっぺ返しが来るだけじゃ」
ともいっています。
なぜこの２つを覚えてほしいのかといいますと、ストーカーのニュースなども何回も目にしていますし、「アイツのいってる事は間違ってないけど、なんかムカつくんだよね」という経験をたくさんしているからです。
「人づき合いが苦手だから、マナーの本や話し方の本、心理学やいろんな自己啓発も読んだよ。でも全然ダメだった
！」という方もいると思います。そんなあなたは、こちら↓を読んでみてはいかがでしょうか。この世の中を動かす暗黙のルール―人づきあいが苦手な人のための物語
自殺未遂を起こして病院に運ばれた若者が、「先生」と呼ばれる人物に出会い、社会で生きるためのルールを学んで行くお話です。内容は「夢をかなえるゾウ」的な感じです。
例えば、「人は関心を共有する者を仲間と認める」「関心を共有しないものは仲間から排除される」「仲間と認められたければ、関心を共有しなければならない」とか、「見捨てられたものほど、認められたがっている」「見捨てられたものが、認められたとき、そこには力が生まれる」「人が見向きもしないものにこそ、大きな価値が眠っている」など、いろいろ出ています。重要なところは全て太字で書いてあるので、とてもわかりやすいです。
おそらく、他に例がない自己啓発本だと思われます。
私は先生の「そうじゃ。それにみんな孤独なんじゃ」と49ページの「自分の関心を共有できる人を求めている」と、78ページの「人生に遠慮など無用なんじゃ」と「いつまでも会社や組織を頼りにしておったのでは、いざというときに当てが外れてしまうぞ」という言葉が好きです。
その他にも、「自分が求めているものを、はっきりさせないと、求めているものは手に入らない」や、「自分の求めているものが曖昧だと、みんなが混乱する」、「間違った相手と交渉してはいけない」など、いろいろ出ています。
人間関係が煩わしい、自分の周りの人間がどうも冷たく感じる、他人とどう付き合っていいのかわからない、という方は一度読んでみてはいかがでしょうか。
まぁ、社会生活が円滑に行える人や普通に人付き合いができる人にとっては、このような話は釈迦に説法かもわかりませんが、このご時世必要なのはこういった感じの本なのではないのでしょうかね。
それに、この物語の最後はかなり泣けますよ。
ところで、表紙の二人組、おそらく、右の人が若者で、左の人が「先生」ですね。
あと、皆様に必ず覚えてほしい事が２つあります。勿論、本書に書いてある事です。
お手数ですが「続きを読む」をクリックしてください。まず１つ目は、こちら↓です。
物語がかなり進むと、若者はある女性に恋をします。その事を先生に打ち明けます。すると先生は、
「相手に近付くときは、逃げ道を用意しておかなければならない。それが太古以来のルールなのじゃ。逃げ道をふさいで近づいたりすれば、相手は怯えてしまうということなのじゃ。まかり間違っても、イヤがっているのに、無理強いをしたりしてはいかん。抵抗を感じた時は、強引に進まず、いったん立ち止まれ、ということじゃ。ところが、自分の気持ちばかりに夢中になっていると、相手がイヤがっているにも気がつかないことがある。そうならないように気をつけねばならん。さらにこのルールはこうも言い換えられるじゃろう。どんな場合にも互いが傷つかないように行動せよ、と。言うてみたら、どちらも喜ぶようなやり方で行動するのが一番うまくいくということじゃ。言わんとすることは、わかったかな？」
と、いいます。
「相手に逃げられないようにしようとばかり考えていたけど、それは逆だってこと？」
と若者はききます。
「そんなふうに迫られたら、相手は圧迫感を感じ息が詰まってしまう」
と、先生。そして続けて、
「いつでも逃げられると思えば、少しくらい気を許していいと、逆に思える。そこじゃな」
と、いいます。
「あまり好意を見せすぎないほうがいいということかい？」
とまた若者はききます。先生は、
「そういうことにもなるな。下心が見えると、相手は警戒するものじゃ。恋愛とは、美しく、軽やかで、心がときめく歓びであってほしいからな。エレガントでありたいものじゃ。露骨で重い押し付けは、嫌われるのじゃ。自分の気持ちが、相手の気持ちを追い越して、ひとりよがりにならないように、コントロールせねばならん」
と、答えます。さらに先生は、
「ある意味、相手はこうした気配りができるかどうか見ているとも言える。暗黙のルールを無視して近づいたりすれば、それだけで無神経な人と思われて相手は引いてしまう。どうアプローチするかで、力量を測られていると言ってもいいじゃろう」
と、いいました。しかし若者はどうアプローチすればいいのか、わかりません。先生は、
「おぬしは彼女と初対面というわけではなかろう。何かとってつけたように、新しいことをしようとすると、不自然になってしまう。おぬしと彼女との間に起きていることを自然に発展させればよいのじゃ」
と、アドバイスします。
誰かに告白しようと思っている方は、この事を心に刻んでおいてください。
２つ目はこちらです。
若者は自分が営業部長に正しい事をいったのに、聞き入れてもらえず、ガッカリして先生に相談します。
「それに対して、おぬしは営業部長のやりかたでは、将来の成長が見込めないと言ったわけだな。社長の前で、おぬしにそう言われて営業部長はどう思ったじゃろう？」
と、先生は聞きます。すると若者は、先生のいいたい事を理解し、
「そりゃあ、自分の意見を否定されたと思っただろうな。でも、個人的にどう思うかということよりも、会社の将来について、客観的に考えることのほうが大事なんじゃないの？管理職や経営者の仕事はそこなんじゃないの？」
と、いいます。すると先生は、
「まったくその通りじゃ。本来彼がすべき仕事は、個人的な感情を抜きにして、状況を客観的に判断することじゃ。だがのう、それは理想であって現実ではない。いや理想というよりも空想に近いな。人間は誰一人、そんなふうには動かないんじゃ。この世の中が、それに従って動いてないルールを期待したところで、始まらないじゃろう？」
と、いいました。若者は、人間が「正しい」行動をしないからといって、人間が「間違っている」わけではなく、間違っているのは「正しい」という思い込みである事を知ります。
「人間やこの世の中を動かしている本当のルールとは別物ということ？」
と、若者はいいます。そして先生は、
「（中略）それは、自分を肯定されたければ、相手を肯定しなければならない、というルールじゃ。逆に言えば、いくら自分が正しくても、相手を怒らせプライドを傷つけてしまうと、主張は受け入れられない、ということになる」
と、教えます。そして続けて、
「そうじゃ、この世の中を動かしているのは、正しいかどうかよりも、相手の自己愛を満たすかどうかということなのじゃ」
と、いいます。さらに先生は、
「自己愛とは、自分のことを重要な存在だと思いたい気持ちのことじゃ。プライドも自己愛の一つじゃ。人は自己愛を高めてくれるものを愛すが、自己愛を傷つけるものは憎み、傷つけ返そうとする」
と、若者に教えます。
「正しいことが、正しいこととして通用しないっていうの？」
と、若者が驚いていると、先生は、
「残念ながらのう。人間は、理屈だけで動くコンピューターではないからのう。人間は感情を持った動物じゃ。いつか話したことがあると思うが、何百万年も、そのやり方でやってきたので、そう簡単には変わらんのじゃ。逆に言えば、正しいことが正しいという考えのほうが、現実を無視した思い込みだとも言える」
と、答えます。この後、先生は
「正しいことを頑なに主張するのも、自分が正しいと言いたいのじゃ。それも自己愛じゃな。結局、この世の中を動かしておるのは、人間の自己愛だと言ってもいい。そのルールを無視しても、しっぺ返しが来るだけじゃ」
ともいっています。
なぜこの２つを覚えてほしいのかといいますと、ストーカーのニュースなども何回も目にしていますし、「アイツのいってる事は間違ってないけど、なんかムカつくんだよね」という経験をたくさんしているからです。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
高額のものなら確認も大事でしょうが私が買ったのは少額のものです。
他のお店ならカード払いですぐに決済できてもっと早く手元に届いたのかなと思いました。
素早い対応有難う御座いました。満足です。次回セットで購入することがあれば、もっと大幅な値引きでお願いします。 https://www.tentenok.com/product-12169.html
人気コピー時計通販専門店
◆在庫情報随時更新!
◆お客さんたちも大好評です：
◆新品種類がそろっています。
◆品質がよい、価格が低い、実物写真！
◆経営方針: 品質を重視、納期も厳守、信用第一！
◆超格安価格で、安心、迅速、確実、にお客様の手元にお届け致します。
豊富な品揃えで最新作も随時入荷致しておりますのでごゆっくりとご覧ください。
広大な客を歓迎してご光臨！
ルイヴィトンバッグ https://www.watcher007.com/watch/menu-pid-44.html
私はデイト表示はあまり必要ない派なのですが、このモデルのデイト表示はあまり目立たず気になりません。
航空機やミリタリー要素が強いせいか男性の利用者が目立っていますが、女性では沖縄出身の歌手、AKINAさんが「BRS−ホワイトセラミックファントム−R 」を愛用しています。
戦闘機のダッシュボードメーターをそのまま取り外してセットしたようなリアルな質感と、強烈な存在感を放つファッション性、そして同社製品が実際に仏空軍に制式採用されているというバックボーンも大きな魅力となっている。
ベル＆ロスはドラマで使用されることも多く、岡田将生さんや大東駿介さんが撮影で身に着けています。
「ムーンウォッチ」の愛称で有名な「スピードマスター」の派生モデル「デイデイト」。
特にベル＆ロスが悪いといってるのではありませんし、一生物だと言えるのであれば、購入候補にいれます。
の耐久性が難あり、マメに手入れしても数年で硬化、突然切れる。
ベル＆ロスは2013年、ヴィンテージコレクションに新たに加わるニューラインである「スポーツ ヘリテージ」を発表しました。
中古、というとネガティブな印象もありますが、腕時計ではヴィンテージやアンティークと呼ばれ、希少性のためプレミア価格になることもしばしばあります。
お探しのモデルやご興味のある腕時計がございましたら【 価格・在庫など 】 是非一度お問い合わせ下さい! タカラ堂で取り扱っている時計はすべて、厳格なクオリティーチェックを受け、正規の販売ルートで入荷した正規品です。
ご贈答用として、置時計や掛時計等クロックへの文字入れやのし掛け、屋外時計の設置等お気軽にご相談くださいませ。
腕時計でもっともスタンダードな円形の文字盤です。
外出時に付けていたら、まず本体はコンクリ落ちで大ダメージ。
BR123、BR126共に1960年代のオリジナルデザインのラバーストラップかステンレスブレスレットを着用出来ます。
静岡本店３Ｆには、県内唯一のフランク・ミュラー専用サロンも構えています。
当店は「ベル&ロス」の正規代理店です。
スーパーコピー時計 https://www.cocoejp1.com/ProductList1.aspx?TypeId=034930015349143