人生のんびりのぐうたら日記

地震の１週間前の出来事を、今も覚えている。

前原外務大臣が、幼なじみの在日韓国人から２０万円の献金を受けたことをとがめられ、
自民党が問責決議案をちらつかせ強行に抵抗する中、辞任した事件である。

たかだか２０万円で政治が動くとも思えないのに、
民主党を何が何でも叩きたいと自民党がわんわん叫んでいた。

自分の記憶の中で、その後の惨状と対照的な色彩を放っている。

さて、そののどかな永田町が、帰ってきた。

大義のない菅首相下ろしから、拙速な民主党代表選を経て野田首相誕生。
オフレコの発言を１日遅れで公表され、一言の軽口で鉢呂経産大臣辞任。
ちょっと前まで与党として解散引き延ばしをしていた自民党は民主党に解散を迫る。

永田町は、地震前の状態に復興しました。

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Posted by 人生のんびり at 00:28 | 社会 | この記事のURL

2011年09月13日

もはや民主主義国家ではない　９・１１反原発デモ不当逮捕

このデモに参加したのだが、
もう、日本は民主主義国家じゃないと思う。

最近のデモはサウンドカーというバンドをのせた車が先頭に立つんだけど、
警察はそれとデモ隊の間に割って入り、デモを分断し、
それを阻止しようとしたデモ隊を逮捕してきた。

別にデモ隊は危害加える気はないし、踊りながら自分たちの主張を叫びたいだけなんだ。
これは憲法に保障されている権利なんだ。
憲法に書いてあるけどまともに守られない強権政治の国はたくさんある。
北朝鮮だってミャンマーだって自由な政治を標榜している。
１１日のデモでは、国家が思想の自由、表現の自由を保障する気がないという部分で、
そういう国と同じことをやっている。

いっそのこと中国みたいに民主主義じゃないって言ってしまえよ、日本政府。

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Posted by 人生のんびり at 00:42 | この記事のURL

2011年09月09日

特別な日本

今日駅で、「特別警戒中」の電光掲示を見た。
これが始まったのは９・１１だったか地下鉄サリン事件だったか。

どっちにしても、少なくとも１０年間特別な状態が続いてたんだなぁ。

まあ、失われた１０年も特別な１０年だと思ってたら失われた２０年になるし、
原発事故で一時避難だと思ったら何十年帰れなくなったりするし、

特別が日常になって何がふつうなのか。
もう、ふつうってものがないのかもとすら思う。

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Posted by 人生のんびり at 23:32 | この記事のURL

2011年09月04日

障害って何だろう

きのう、ぼーっとしようと思って、ＪＲの大回りをしたら、

養護学校か施設の中学生くらいの男の子２人と、付き添いの男の先生２人が乗ってきて一緒になった。

男の子のうちの１人が落ち着きがなくて、
癇癪を起こして窓を思いきり叩いたり叫んだりしてて、

でも俺も小さい頃は似た傾向があったし、
（些細なことでキレて一通り暴れた後なんでおこっているのかが思い出せない、とか）
鬱病の時は人と話すことがすさまじい苦痛だったこともあるし、

精神病の人が暮らす、こんな本も読んだし↓

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親近感というか、
少なくとも不快に感じなかった。（大多数の人は不快に感じるんだろうなぁ）

そしたら、付き添いの先生に「すみません」と謝られた。
俺は、「自分も精神的に不安定なときとかありますからねえ」と遠回しに気にしてないと言ったら、
先生は「これは障害なんでね」と言った。

まさか、暴れている子どもの横で平然と座ってる見ず知らずの人間が、
「もしかしたら自分も障害持ってるのかも？」と思っている、
こんな人間だとは思わなかったのだろう。

健常者だと思って、「これは障害なんでね」と言ったのだろう。

でも俺は、「てことは俺もどうしようもないかも知れないのか」と受け取ってしまった。

子どもが暴れていることより、その一言の方が悲しく思えた。

養護学校の先生が大変なのには頭が下がるし、その人が悪い人だとは少しも思わないんだけど。

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Posted by 人生のんびり at 12:48 | 日記 | この記事のURL

2011年08月28日

やらせメールで思い出した

玄海に始まり、原発の住民説明会で原発を推進するための動員や投稿のお願いが出てた、ということが次々にニュースになって、思い出すことがある。

自分の出身地は相模原で、6年前に市町村合併をしたのだが、そのときの住民説明会でも自治会を通じて動員があったようだ。

相模原市の場合は原発と違って、市政に対して大部分が無関心で、住民説明会開いてもどれだけの人が集まるか、という状態だった。
(参考までに、合併問題が議論されている中行われた市長選の投票率が33%。)

先に開かれた地区の参加者から市の掲示板にサクラがいると言う書き込みがあった。
その後行われた近所での説明会に行った。参加者は20人程度だった。
職員から一通りの説明があり、参加者からの質疑応答になったのだが、熱心な人が何人かいて、夜に開かれていた説明会は9時を回った。

その時、質問していなかった60代くらいの男性の参加者が、
「もう時間だろ、終わりにしろ」と言った。
でもそもそもこの説明会に終了時間は書いてないし、時間が来たから終わりでは住民説明になってないわけで・・・
こいつサクラだとわかった。

原発に限らず、こういうことって全国あちこちでいろんなテーマに対してやってんじゃないかな？
てかマスコミの記者たちも取材しに行って目の当たりにして目をつぶってんじゃないの？ちゃんと記事に出せばそれだけで1日分の新聞ができるくらいの量があるんじゃないかと思う。

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Posted by 人生のんびり at 12:36 | 日記 | この記事のURL

2011年08月24日

報道ステーションの誤報

さっき報道ステーション見ていたら、

原子力安全委員会が「１８年でセシウムの残留量が半分になる」と調査報告を発表した、というのを、

「セシウムの半減期が１８年」と報じ、番組の最後で訂正した。

ミスはだれにでもあるものだけど、
報道の原稿書く人で、半減期の意味がわかっていない人がいたというのが驚き。
この５ヶ月、これ書いた人は何してたのか？と思う。

どこかで伝言ゲームが間違ったとして、「半減期は変わらないだろ！」と思わないのが不思議。
それも知らない人間が報道していて、こっちに安心しろって言うこと自体間違いじゃないか。

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Posted by 人生のんびり at 23:55 | ひとりＢＰＯ | この記事のURL

2011年08月20日

泊原発とめようポテトチップス・アクション

友達の関組長より、

道外に住む人もできる泊原発とめようポテトチップス・アクション

の呼びかけが来た。

震災後今まで原発の再稼動はされていなかったのだが、
今回北海道の泊原発の再稼動を、高橋はるみ北海道知事が容認し、営業運転を再開した。

原発を止めるために知事に批判をぶつけても、元経産省の官僚で北電から献金もらっているわけで、有権者でもない道外の人間がやっても効果が薄い。
そこで、原発事故が起こったら被害をモロにくらう企業を通じて原発推進派に圧力をかけよう!という作戦だ。

妙案なので自分もメールを出してみた。
そして多くの人が動けば変わると思う。

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Posted by 人生のんびり at 17:12 | 社会 | この記事のURL

2011年08月08日

戦争特集を見ていて思う。

第2次大戦は、僕らは歴史の中の出来事だと感じている。でも当時の人は、その時代を生きていた。

おそらく30年後の人たちが2011年を歴史の教科書から学ぶときに同じように実感の薄い過去のこととして受け取るんだろうな。
ただ、2011年の日本の出来事は決して過去のものと思われてはいけない。

と、ここまで考えて気づく。戦前、戦中生まれの人も第2次大戦について同じように思っているのだろうと。

5ヶ月ですでに風化しつつある原発問題を前に、歴史を語り継ぐことの難しさを感じる。

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Posted by 人生のんびり at 00:54 | 日記 | この記事のURL

2011年07月26日

取材方針も、事故の調査結果もめちゃくちゃな日テレ

取材中の社員水死、組織上の問題＝日テレ

　昨年7月、埼玉県秩父市の山中で取材中の日本テレビのカメラマンと報道記者が沢で水死した事故で、同局は25日、装備を当事者に委ねるなどの組織上の問題があったとの調査結果を公表した。
　それによると、同局は山の専門家とされていたカメラマンに装備の決定を委ね、チェックしていなかった。また、2人の取材意図を報道局内で共有せず、取材開始後に連絡が取れなくなるなど連絡体制にも不備があった。
　ただ、取材カメラが一部しか発見できなかったことなどから、事故の詳細な状況や原因は特定できなかった。同局は危険地取材のあり方を明文化し、報道局全体で本格的な運用を始めたという。　

と、調査報告書を作ったそうだが、事故当時の報道と見比べてみると、

水死だった日テレ取材班「バンキシャ」で強行入山か

　埼玉県秩父市の山中で発生したヘリコプター墜落現場を取材しようとして遭難死した日本テレビ記者北優路さん（３０）とカメラマン川上順さん（４３）の死因が、いずれも水死だったことが２日、秩父署の司法解剖で判明した。滑落など何らかのアクシデントに遭った後で水死したとみられる。地元関係者は２人が滝つぼに落ちた可能性を指摘している。

　２人を案内した山岳ガイドの水野隆信さん（３３）によると、２人は同局の報道番組「真相報道　バンキシャ！」（日曜後６・００）のための取材で山に向かったようだ。入山した７月３１日は土曜日。水野さんは川上さんに「土曜日（３１日）に行かないとまずい」とガイドを依頼されたという。

　放送関係者は「編集作業などを考えると映像素材は前日までに欲しい」と説明。２人が水野さんの「危険だ」という助言を無視して再び入山したことについては「翌日（１日）のオンエアに間に合わせるために必死だったのでは」と指摘した。
(以下略)

見比べてみると、調査報告書にはガイドの存在がなく、ガイドの忠告を無視して無理な取材を行ったという点が完全に抜け落ちている。

また｢山の専門家｣だけでなく「装備の決定を委ね、チェックしていなかった」「2人の取材意図を報道局内で共有せず」と、会社は状況を把握していなかったことを強調して、無理な取材を強いた点を隠し、責任を小さく見せようという意図が見える。

人が亡くなったことをなんと思っているのか。

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Posted by 人生のんびり at 00:47 | ひとりＢＰＯ | この記事のURL

2011年06月26日

反原発ステッカーを作ってみた。

約2週間、精神的に不安定な日々でブログサボってました。

さて、
6月11日、17日と反原発デモ、アクションに参加したのはいいが、
平日はフツーに働いて原発の話もせず1日が終わり、
街を見ても週刊誌の広告と居酒屋以外は原発のげの字も出ない、何事もなかったかの日常でいいのか？と思った。

そこで、ステッカーをチャリンコに貼って毎日の通勤をデモにしよう！と思い立ったのが16日くらい。

それから1週間、気が向いたときにライダーさんのサイトをのぞいてステッカーの作り方をみたり、ステッカー売ってるとこのサイトで値段を見てみたり。

で、週末にだらだらとカッティングシートを買って、だらだらと製作。

いかがなもんでしょう？
手作り感がいい！ということにしてください(汗
ちなみに自分は小学校のときに図工が一番苦手でした。

よくよく考えてみるとステッカーでアピールすることは結構いい方法だなと自画自賛しています。

なぜなら、
１．自転車(または車、バイク)は基本的に毎日使うから、毎日デモしているのと同じ。
２．通勤で使っても、所有者が特定されない限り会社でぶつくさ言われることがない。(自分は会社近くの駅の駐輪場に止めてるので絶対特定できない)だから平日の通勤でもできる。
３．微妙に小さいので「なにそれ？」と見た人が注目する。あわよくばそこで立ち話ができる・・・かもしれない。

自分の妄想では、反原発のステッカーが熊出没注意並に増えたら原発も止まるし、
みんなが日常的に政治の話をするようになり、より良い日本ができるんじゃないか。そう思います。

反響が大きかったら大量生産考えます。