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古今東西の歴史もの、経済ネタ、健康ネタ、人生訓、ビジネス書、語学学習ものなどを気ままにご紹介します。 ベストセラーや話題の新刊というよりは、いつ読んでも役に立つ本、時流に関係なく面白く読める本をマイペースで取り上げられたらいいと思います。
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2010年07月29日
バフェットの財務諸表を読む力
この本は、以前にもご紹介した、投資の神様といわれるウォーレン・バフェット氏が財務諸表を読むときの観点や原理原則が1つずつ解説されるしくみになっています。

まずはこの言葉でバフェットの投資哲学を再確認です。
「ウォール街は動くことで金が転がり込んでくる、あなたは動かないことで金が転がり込んでくる」

以降は、損益計算表、貸借対照表の読み方が続いていくのですが、いくつか引用させてもらいましょう。
「販売および一般管理費は、一貫して低いことが望ましい」これは常識的に理解できますね。

「減価償却費はきわめて現実的なコストである。利益を計算するときに除外すべきではない」
これはちょっと説明が必要かも知れません。つまりこういうことのようです。永続的に競争優位性を保つ企業は、過酷な競争に苦しんでいる企業に比べ、粗利益に対する減価償却費の割合が低くなる傾向がある、と。たとえばバフェットお気に入りの銘柄の1つ、コカコーラは6%、P&Gは8%。でもGMは22から57%の間を行き来している、と解説されています(いつの時点の数字かは不明)。

 このような、各企業の財務諸表を読むときの判断基準が1つ1つ紹介されています。

 彼は数字で企業のすべてがわかるわけではないともいいます。ゆえに、どんなに凡庸な経営者でも舵取りを間違えそうにない企業をねらえ、とも別の本で述べています。

 それでも、財務諸表を読むことは基本中の基本のようです。株主総会開催に伴い企業から送られてくる営業報告書や決算書をちゃんと読めないようなひとは、そもそも投資を考えるべきではないということなのかもしれません。
 
 でも一般の投資家があれを読むのは一苦労ですよね。

メアリー・バフェット&デビット・クラーク
峯村利哉 訳

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