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2018年07月09日

【紹介】若おかみは小学生!



こんにちは!
とおのです。


今回紹介するのは、「黒魔女さんが通る!!」と対をなす、青い鳥文庫の看板シリーズ第1巻。
「若おかみは小学生!」です!

DSCF1824.JPGDSCF1826.JPG
  ↑例によって中古。第23刷。いつからかは分かりませんが、新品はカバーイラストがこれからリメイクされているようです。購買意欲そそりますね!


読む前は「『若おかみ』って何のこと?」という状態でした。
昔から、旅館よりホテルに泊まりがちだったのもあり、わたしにとって、旅館って、未知の世界だったんですね。
だから、旅館の仕事なんて(魔法や超能力と比べれば)現実的な題材が、夢みたいな新鮮さでいっぱいに思えました。


おっと、さらに語るのは、後ろに取っておきます。
では、行きましょう!



基本情報

タイトル:若おかみは小学生!――花の湯温泉ストーリー①――
作:令丈ヒロ子
絵:亜沙美
発行日:2003年4月15日
出版社:株式会社講談社



あらすじ

 6年生のおっこは交通事故で両親をなくし、祖母の経営する旅館”春の屋”に引きとられる。そこに住みつくユーレイ少年・ウリ坊や、転校生の同級生でライバル旅館のあととり娘の真月らと知り合ったおっこは、ひょんなことから春の屋の”若おかみ”修業を始めることに。
 厳しい修業の日々、失敗の連続……。負けるな、おっこ!
 コメディ新シリーズ第1話。


(裏表紙あらすじより引用)



コメント

今あらすじを写していて、コメディと書いてあることに驚きました。

きっと、おっこやウリ坊たちが起こす、ドタバタ騒動のことを指しているのでしょう。
うーん、コメディと言うのは、ちょっと違う気がします。
しかし、しっくりくる言葉が見つからないのも事実でして……悔しいです。思いついたら書きます。


まあ、タイトルからして、ドタバタなしではありえなそうですよね。だって、小学生が、おかみさんをやるんですよ!?
冷静に考えると、かなりぶっ飛んだ話だと思いませんか。

あ、いや、ビッグな旅館のお嬢さまで社長教育受けてる、ピンふり(=ピンクのふりふり)の真月さんの方がぶっ飛んでますかね……?



コホン。
おまけに、この1巻では、おっこはまだまだ普通の小学生。ですから、輪をかけて問題が起こります!
読んでいて不憫になるくらいに空回り。
それでも一生懸命なおっこは、なんとも応援したくなります。



そう、初めて読んだとき衝撃だったのは、ウリ坊のセリフだけ、フォントが違うこと!
本文は全て同じフォントであるものだと思っていたわたしの固定観念を、見事に壊してくれました。
※つばさ文庫なんか積極的にフォント変えてきますし、マインちゃん然りRD然りで、今となっては……という感じですけれど。

フォントを変えるのは、文章ならではですよね。のちに出てくる美陽ちゃん、鈴鬼くんも、セリフのフォントが違っています。異形が強調されるシステム、好きですよ。




力説ポイント

他の作品と比べたときの「若おかみ」の特徴は、真面目なところです!
「黒魔女さんが通る!」とのコラボ「おっことチョコの魔界ツアー」でも、おっこの大人っぽいところが際立っていると感じました。


なんといっても、おっこが頑張る舞台はお仕事ですから、当然、その行動には、責任が伴います
失敗したら、笑い事じゃ済まされないのです。


でもそれを、ときには正面突破で、ときには魔物やユーレイと一緒に、明るく楽しく、面白おかしく、乗りこえていきます!
「若おかみ」の面白さは、funnyに近いinterestingだと思います。



お客さまやおばあちゃん、旅館の従業員さんとのやりとりを通して、おっこが若おかみとして成長していくーーありきたりな言い方ですが、本当に、読んでいてそれが分かるお話です。
1巻を読みかえして、春の屋に来たばかりのおっこは、こんなに初々しかったんだなあ、と実感しました。



さて、ここに来て元も子もないことを言いますが、今回はコメントと力説ポイントの差がつきません
というのも、「若おかみ」の良いところ・好きなところをうまく絞れなかったのです。
旅館が題材なこととか、お客さまの悩みだとか、大人同士の関係性だとか、伏線のこととか、まだまだ言及したいところが余っています……。
総合的にいいお話なんです。
消化不良でございます。



最後にひとつだけ、1巻には全く出てこないのですが、書かせてください。
後々出てくる、魔界関連が素敵です!

わたしは、鈴鬼くんが登場してから、「若おかみ」の世界はぐっと面白さを増したと思っています。色んな魔界グッズや魔界の住人が出てきて、ワクワクだらけです。ファンタジーたまらんっ。
……って、あれ、これは単にファンタジー好きなせい?


ともかく、読み進めていけば、世界がどんどんふくらんで、新しいものに出会えます。
真面目で正統派な、若おかみ修行。ぜひ!



今回の木口

おっこ.jpg



楽天さんはこちら

若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー PART1 講談社青い鳥文庫 / 令丈ヒロ子 / 亜沙美 【新書】






それではまた!
とおのでした。
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小5の頃から青い鳥文庫ファン。いつか青い鳥文庫でお話を書くのが夢です。本屋へ行くと、児童書コーナーを見ずには出られません。読む本は児童文庫にかたよっていますが、まだまだ読んでいない本がたくさんあります。このブログの運営を通して、もっと色んな作品を読んでいきたいです!
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