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2018年07月26日

【紹介】ぼくと未来屋の夏



こんにちは!
とおのです。



今回紹介するのは、はやみねかおる夏休み3部作の1つ……ではありませんが!
海岸沿いの小さな町を舞台にした、夏休みの冒険ミステリ。
「ぼくと未来屋の夏」です!
DSCF1843.JPGDSCF1845.JPG
  ↑青い鳥文庫版が出た当時に買いしました。第1刷。


まずタイトルから、心をぐわしと、つかまれますね。
未来屋ですって。ですって。

作品リストでこのタイトルを見て、青い鳥文庫版が出るまで、どんな内容なのか、気になっていました。


しかもイラストは、「恐竜がくれた夏休み」でもタッグを組んでいる、武本糸会さん
(武本さんの画風、自分の目指すところに近くて、好きなんです……)

新しい表紙も、かわいらしくて爽やかな雰囲気で、素敵です。


では、行きましょう!



基本情報

タイトル:ぼくと未来屋の夏
作:はやみねかおる
絵:武本糸会
発行日:2013年6月15日
出版社:講談社



あらすじ

夏休み前日、「未来を知りたくないかい?」と未来を売る「未来屋」の猫柳(ねこやなぎ)と出会った風太。この出会いから奇妙な夏休みがはじまった。風太の住む髪櫛町(かみくしちょう)には、こどもが消えるという「神隠しの森」、「人喰い小学校」や「人魚の宝物」など、不気味な伝説がたくさんあって!? 「神隠しの森」を自由研究のテーマにした風太に謎が立ちはだかる!? ドキドキの夏休み冒険ストーリー!


(裏表紙あらすじより引用)



コメント

わたしは、アクセシビリティの点から(=オムニバス本が図書館にあったから&青い鳥文庫GOGO!で先に出たから)、派生作品の「少年名探偵WHO」2作を、先に読んでしまっていました。

なので、これを読んではじめて、「WHO」の元ネタが分かり、ニヤッとしました。

正規ルートとしては、「未来屋」→「WHO」です。
でも体験談として、どっちから読んでも、楽しめますよ! ということだけ、書いておきますね。



えー、本編ですが、さすがの、はやみねさんであります。
文章のテンポのよさが、並じゃないです。
間合いがよくて、言葉がよくて、ぐんぐん読み進められます。

それでもって、この「未来屋」は、他と比べて、主要人物(風太くんと猫柳さん)のかけ合いが高度……な、気がします。

お互い、暗に相手をdisる! のが、特徴的です。

風太くんは小6にしていろいろと達観していますので、そのせいもあるのでしょうか。
2人のやりとり−−日常的なものも、シリアスなものも−−一つひとつに、魅力があります。
まさに、文章が面白いとはこういうこと……!



あと、猫柳さんの、「確実な未来を売る」未来屋という職業柄、かなり現実的なお話です。
自由研究として、髪櫛町の伝説の謎解きにチャレンジする風太くんの推論を、猫柳さんは、「現実的じゃない」と否定しまくります。

「未来を見とおす」ことは、確実な答えを導きだすという点で、「過去の謎を推理する」ことにつながります。
そう、未来屋が、さながら名探偵のようなのです。
(ちゃんと、未来も売りますけどね! 100円で!)

常に、風太くんの先を見ている猫柳さん。
読みながら、某迷探偵に重なる部分があるなあと、ときめいてしまいます。



力説ポイント

第一には、風太くんですね!
考えがやけに冷めてて大人っぽいのに、時折おバカで素直で、やっぱり小学生だな……と思わされる、いい性格をしています。

言うなれば、「マチトム」の内人と「夢水」の亜衣ちゃんを足して2で割ったぐらい……?(あっ、この2人中学生だ)

風太くんにだけ雑に接する猫柳さんに、自転車から落とされたり、女子高生を優先されて雨の中放置されたりと、かわいそうな扱いを受けるのですが、それをしっかり恨んでいるのが、ほほえましいです。

基本的に、猫柳さんは嫌い。
でも、本当はすごく信頼しちゃっているツンデレな感じが、たまりませんね。



あと、「冒険ストーリー」と銘打っているだけあって、冒険要素がワクワク!
前半は、図書館や、駄菓子屋や、小さな沼でのザリガニ釣り、秘密基地、学校主催の肝試しなどなど、夏休み感で満載です。

一方、後半の舞台は、夜の森墓石から入る地下道、そして高台の、お化け屋敷みたいな洋館
自分の町でも、こんな冒険できたらなあ、って、思ってしまいます。



で、この冒険のおともに、風太くんに連れていかれる飼い犬のポチが、またイイ味だしてまして。

なんせ、この子がいなければ「ぼくと未来屋の夏」は成立しない!
見てください、表紙、センターですよ!(違う)


コホン。
このポチは、風太くん曰く、誰にもなつきません。もちろん、風太くんにも。
だから連れて行っても、全然いうこと聞かないし、飼い主おいて逃げちゃうし。

問題起こすだけ起こして、自分はのんびり寝ちゃうような、わんこなんです。
なかなかに強烈なキャラだと思います。


「WHO」にも出ないかな、ポチ……。
なんて思いましたが、WHOは名探偵だから、風太くんのように振りまわされては困りますね。



今回の木口

風太.png




楽天さんはこちら↓

ぼくと未来屋の夏 (講談社青い鳥文庫) [ はやみねかおる ]






あっ、最後がポチの話になってしまいました笑


始終面白くて、同時に、伝説の真相や猫柳さんの言葉から、要所要所考えさせられるお話です。
夏休みの読書に、いかがです?



それではまた!
とおのでした。


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プロフィール

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小5の頃から青い鳥文庫ファン。いつか青い鳥文庫でお話を書くのが夢です。本屋へ行くと、児童書コーナーを見ずには出られません。読む本は児童文庫にかたよっていますが、まだまだ読んでいない本がたくさんあります。このブログの運営を通して、もっと色んな作品を読んでいきたいです!
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