2016年07月07日
5 「吸引力」の表示がなくて、パワーはどうとらえる?
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これまで、このシリーズでは、基本的データを示す個所で、
「吸込み仕事率」(吸引力)を示してはこなかった。
それには、当然、理由があります。
「吸込み仕事率」は、コードレスの場合、
規格上、表記することがとくには定められていないので、
一般的には、「吸込み仕事率 非表示」などとされることが。
それでは表示の意味はない、それではずしてきました。
とはいえ、ここは本来、関心の集中するはずのところ。
この機種、パワーはあれに比べてどうなの?って。
それで今回、可能な範囲でそれに触れておきます。
結論的にいうと、
「消費電力 約40W」などとあれば(前回シャープのところで載せた)、
目安として、そのW数が大きいほど「吸引力」が高い、ととらえていい。
つまりパワーが大きい、と。
実は、メーカーのマキタが、「消費電力」を表示することがあります。
「消費電力 50W」とか。そして、
「吸込み仕事率 14W」とか。
この場合は、14/50 = 0.28/W つまり28%の効率。
これをたとえば、シャープの「消費電力 約40W」にあてはめると、
「吸込み仕事率」は、約40W × 0.28 で、 約 11W です。
しかし、これメーカーも違うし機種の構造も違う、
数値を引き出すという点では、むろん概算です。
しかし計算法を示したのは、それなりの意味がある。
すでに示した結論どおり、
「消費電力」が大きいほど、「吸込み仕事率」は大きくなる、ということです。
最後に、
しかし、「吸込み仕事率」(吸引力)と、「集塵(しゅうじん)力」とは違います。
「集塵力」(ダストピックアップ率)は、文字どおり、「ゴミを吸い取る力」。
むしろこちらのほうが大事なんですが、
これも結論的にいっておくと、
「集塵力」にはヘッドのモーター駆動のブラシ回転数なども関与するにせよ、
「吸込み仕事率」が大きいほど、「集塵力」も大きくなるはずです。
どこのメーカーも「集塵力」を上げるよう努めるはずですが、
「集塵力」は、「吸込み仕事率」に基礎づけられるからなんです。
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「吸込み仕事率」が非表示?
これまで、このシリーズでは、基本的データを示す個所で、
「吸込み仕事率」(吸引力)を示してはこなかった。
それには、当然、理由があります。
「吸込み仕事率」は、コードレスの場合、
規格上、表記することがとくには定められていないので、
一般的には、「吸込み仕事率 非表示」などとされることが。
それでは表示の意味はない、それではずしてきました。
とはいえ、ここは本来、関心の集中するはずのところ。
この機種、パワーはあれに比べてどうなの?って。
それで今回、可能な範囲でそれに触れておきます。
結論的にいうと、
「消費電力 約40W」などとあれば(前回シャープのところで載せた)、
目安として、そのW数が大きいほど「吸引力」が高い、ととらえていい。
つまりパワーが大きい、と。
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「消費電力」が大きいほど、「吸引力」は大きい
実は、メーカーのマキタが、「消費電力」を表示することがあります。
「消費電力 50W」とか。そして、
「吸込み仕事率 14W」とか。
この場合は、14/50 = 0.28/W つまり28%の効率。
これをたとえば、シャープの「消費電力 約40W」にあてはめると、
「吸込み仕事率」は、約40W × 0.28 で、 約 11W です。
しかし、これメーカーも違うし機種の構造も違う、
数値を引き出すという点では、むろん概算です。
しかし計算法を示したのは、それなりの意味がある。
すでに示した結論どおり、
「消費電力」が大きいほど、「吸込み仕事率」は大きくなる、ということです。
「吸引力」と「集塵力」は違うんだけど
最後に、
しかし、「吸込み仕事率」(吸引力)と、「集塵(しゅうじん)力」とは違います。
「集塵力」(ダストピックアップ率)は、文字どおり、「ゴミを吸い取る力」。
むしろこちらのほうが大事なんですが、
これも結論的にいっておくと、
「集塵力」にはヘッドのモーター駆動のブラシ回転数なども関与するにせよ、
「吸込み仕事率」が大きいほど、「集塵力」も大きくなるはずです。
どこのメーカーも「集塵力」を上げるよう努めるはずですが、
「集塵力」は、「吸込み仕事率」に基礎づけられるからなんです。
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