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2018年02月28日

映画「クーリエ タイムリミット60HOURS」の感想…まあ微妙というか面白くない映画だけどエルヴィス・ライブと拷問シーンは評価している。

今日は映画「クーリエ タイムリミット60HOURS」の感想です。

最近Amazon prime videoにハマっているオカンが選んだ作品。

観たい映画は有料ばっかじゃんって言ってたけど、

まあそういうもんだと思う…この映画はもちろん無料。

という訳で、今回はPS4でAmazon prime videoを使っての鑑賞です。



映画「クーリエ タイムリミット60HOURS」は劇場公開はされておらず、

2012年にDVD発売されたハニ・アブ・アサド監督作品。

数本の映画を監督していて、

中でも映画「パラダイス・ナウ」の評価は高いみたいなのですがまだ観ていません。

後ほどもふれますが、映画を丁寧に作っているのは伝わります。


ストーリーの冒頭を簡単に書きますと、

どんな依頼も受ける運び屋の男に2人の男が依頼をしにきた。

60時間以内にカバンを届けろと言うのだが、

届け先の人物がどこにいるか分からないというのだった。

断ろうとするも、脅されて強制的に受ける事になるのだが…みたいな感じかな。


キャストですが、

主人公のクーリエを演じるのはジェフリー・ディーン・モーガン。

もちろん、ジェフリー・ディーン・モーガンと言ったら、

映画「ウォッチメン」のコメディアンですよ。

今回も渋さはある。

もうちょっと活かして欲しかった部分もあるけど。

親友スティッチから紹介される女性アナを演じるのはジョシー・ホー。

なんとあの映画「アンナ・マデリーナ」にも出ていたとか。

結構多くの映画に出ていたりするのですが、ほぼ出演作品を観ていない。

いい女感は溢れている。

その他、ティル・シュヴァイガー、ミゲル・フェラー、リリ・テイラー、

そしてなんとマックスウェルという男役でミッキー・ロークが出演しています。

ずっと映画序盤では顔が出ないのですが、

顔が映ったときにはなんとあの格好っていう…笑える。


さて、映画「クーリエ タイムリミット60HOURS」の感想ですが、

丁寧に作ってあるのは分かるのですが…正直微妙。

「1.スジ 2.ヌキ 3.ドウサ」という感覚で言うなら、

ヌキとドウサはある程度のクオリティ出ているのになあ…って。

つまりはスジが微妙なんですよね。

狙って…外した…みたいな。

あ、でもスマフォとかパソコンの画面のショボさというか、

作り物感はあったけどね…アップル製なのになあ。


ネタバレはしない方が良いというか、

派手なアクションとかはあんまりないので、

終盤のミステリーといか謎が一番の見せ場なはずなんだけど、

この手の展開って、ちょっと読めてしまうというか、

主人公が記憶喪失みたいなのはあんまり…ね。


Amazon Prime Videoだからなのか分かりませんが、

いきなり本編が始まってビックリした。

先日、映画「東京物語」の感想で、

いきなり本編が始まるのに時代を感じるって書いたばかりなのに。


映画始まってすぐ、遊園地の廃墟らしきところで、

主人公クーリエの仕事風景を紹介する冒頭シーン。

わざわざジェットコースターのレールの上での取引。

まあその後の展開にて、一応意味はあるから良いんだけど、

明らかに届けに来たって見えてそうだから、

あと何分とか別によくねって思ったりもする。

ちなみに画面では6分って出てたのに字幕では何故か5分になってた気がする。

別にいいんだけど。


何が起きるとかは書かないけど、

絶対落ちた衝撃を腕だけで支えたら折れるよね…って。


別にいいと言えば、

ボクシングジムで「足の動きだ」みたいな台詞があるんだけど、

その後、結構足が動いてないって描写はなんやねんって思う。

まあ、別にいいんだけど。


で、クソダサイ邦題のタイムリミット60HOURSの原因にもなってる、

届けるまでのタイムリミットなんだけど、

あれってどの時点からの60時間なのって突っ込まずにはいられない。

腕時計で60時間ってセットするけどさ。

そこを基準で60時間で良いの?って。

何日後の何時までにってのが、だいたい60時間って流れなら分かるけど、

今から60時間までにって、ちょっとね。


しかも、普通タイムリミットって、ドキドキするために仕掛けるのに、

わりと忘れた頃にあと6時間とか何分とか出てくるから、

そう言えば、なんかタイムリミットあったねってぐらいにしか思えなくて。

なんかもったいないなあ。


スジも微妙だけど、そういう細かい演出も微妙なところ多くて、

住所とか名前があるなら分かるんだけど、

顔写真とニューオリンズとか、大まかな地区が書いてあるだけで、

なんかその人に辿り着いちゃうっていう。

分かるんかい、そんなので!!


車をぶつけられたら、上手い具合に主人公じゃない方だけ死んでたり、

速攻で警察が来たり…都合良過ぎな展開もところどころ。


そんなんで手錠が外れるかってツッコミたいけど、

まあそれぐらいクーリエが凄いって事にしたとしても、警察署内でPC観覧。

いや、さすがに誰かいるっしょ。

しかも、市長の権限で釈放。

えっ…市長ってそんな権限あるんすか!!

外国は恐いですわ。


その他、盗聴器のヒモが明らかに出てるじゃんとか、

スティッチ死んだ流れでまさかのセックスしてんじゃねーよとか、

ワイパーで車のカギ開けれるんだ…とかとか、

まあツッコミどころは多い、多い。


ちょっと、ネタバレになる部分なんだけど、

これだけはふれさせて…ほしい!

イーヴル・シビル…エルヴィス・ライブじゃねーよ!!

ちょっと笑っちゃったけど。


アナの謎の女感が活かされないとか、

依頼者の男があんまり活かされないとか、

息子が活かされないとか…活かされてないところだらけじゃん。


とりあえず、ミッキー・ロークが全て持っていってる。

まあ、でも真剣に観ていた人は微妙だろうなあ。


ただ、先にも書いたみたいに、

予算はない映画であっても、

ある程度見栄えがする様に、

レール使ったり、ステディカム使ったり。

パンしてみたり、フィックスで撮ったりと、

頑張っている感じはするんだけどね。


あと、指を詰められるシーンは良かった。

あの拷問シーンだけでも、一応は価値がある。

そして、映画序盤で、

痛みは1度に1箇所しか感じないから、

痛くないところを感じるんだっていう無茶苦茶な話があるんだけど、

それが活きてるんんだろうなって感じもよかった。

自分も何か大怪我したら、

痛くないところの痛みを感じるようにしようっと。

それは本当にためになる…かな。


あと黙ってるなら料金3倍っていう斬新なシステムは良かった。

自分も私語は慎むから給料3倍にして欲しいと思った。


まあ…万人にはオススメできないというか、

普通にみたら、ただつまらない映画なんじゃないかなと。

エルヴィス・ライブで笑える人にはオススメ。


確かに予算があまり無い映画では、

アイデアというか意外な展開とかのストーリーを売りにしたいのは分かるけど、

形通りなら脱線でも意味がないよってaccessも歌ってたし。


さて、邦題についてですが、

この映画の原題は「The Courier」でつまりクーリエ(運び屋)っていう、

とても分かりやすいタイトル。

そこに邦題だと何故だかクソださい「タイムリミット60HOURS」という副題が付く。

まあ、今回は嘘でも無いし、クソダサイだけなので良いのですが、

そのクソダサイセンスをなんとかしてくれないかなあ…日本映画界さんよぉ。

映画「スパイ・レジェンド」とか映画「フレンチ・ラン」とか、

なんなんでしょうね…クソダサイ邦題センスは。

それでも、今回は副題が追加されてるだけなのでマシな方と考えています。

まあ、最低の邦題映画「ミケランジェロ・プロジェクト」だけは絶対許さないが。


ちなみに最初は「クーリエ 過去を運ぶ男」という邦題だったらしい。

展開が読めやすい映画なのに、さらに邦題でヒントを出す親切さはがおもてなしの心か。

なんか余計な言葉をつけちゃいますよね…マジで。

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2018年02月27日

ポップコーンの価格相場が分からない

姉が景品か何かで小さい箱に入ったポップコーンを貰ってきていた。

量は少ないけど、なかなか変わった味。

これってどっかで変えるのかなと調べてみたら、

製造者が「(有)オリジナルあい」と書いてあって、

なんと愛知県一宮市木曽川町で作られているそうな!



木曽川町だったら家から40分ぐらいで行けるじゃないか!

…って工場に直接来ても迷惑だろうけど。


さらに調べたら、なんとAmazonで普通に売っていた。

しかも姉が貰ってきたタイプ以外にも10種類のポップコーンがあるとか。

…しかし、思っていたより…ちょっとお高い。

そうか、結婚式とか二次会で配っているのね。

どうりでシャレた箱に入っている訳だ。


ポップコーンと言ったら、

安くて量が多いって感覚があったので、

このサイズで一個当たり200円以上ってのはビックリ。

まあ、オシャレ代だよなあ。


なかなかおやつとして買うのには抵抗があるけど、

こういうものが世の中にはあるんだなと。


そう言えば、まだ名古屋駅にある「ギャレット ポップコーン ショップス」に行ってない。

昔話題になっていた気がして気になっていたのだけど、

確かその時も価格を聞いて、ちょっと引いたんだった気がする。


100円でポテトチップスよりも大きい袋に入ったポップコーンを想像しちゃうからなあ。

貧しい家庭で育ったもので…。


一度チャレンジしてみようかなと思う今日この頃。

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2018年02月26日

ブルーレイディスクが観られないと言われると辛い…相性問題

ここ数年ではDVDの相性問題ってあんまり聞かなくなった。

DVDが出始めの頃は結構あったもので、

しかも当時のDVDディスクの価格が高かったので、

先方から「観れない」とか言われると気持ちが暗くなったものです。


しかし、ここにきてブルーレイディスクの相性問題が出てきました。

今までもあったのだろうけど、そこまでプレイヤーが普及してなかった事もあり、

そんなに気にしていなかったのですが、

もう家電屋ではブルーレイというかハイビジョンが当たり前になっているので、

DVDって選択肢は少しずつ減ってきているんだなと実感。


作った動画をブルーレイディスクに焼き込み、

プレイヤーで再生できるかちゃんとチェックをして送付。

それでも、「うちのプレイヤーでは観られない」と言われる訳です。

うちのプレイヤーでは観られないって、ちょっと困ったもの。

再生チェックはしてるけどディスクに問題があれば、

取り替え対応って感じなのですが、

「うちのプレイヤーでは」と言われると、

少しだけ複雑になってくる。


時々、プレイヤーでは観れるけどパソコンでは観れないとか、

その逆だったりとか、なんか相性が悪い時があるんですよね。


もう、これ、「相性が悪い時があるんです」って言うしかなくて。

もう一度焼直したら問題なく再生する場合、

ブルーレイRのメーカー、商品を変えたり、

焼き込みソフトを変えたり、焼きこむドライブを変えたりすると、

なんか再生が出来るようになったりする。


…つまり、お客さんの環境に合う相性が見つかるまで、

いろいろ試し続けなきゃいけないという。


2度目で問題解決する場合が多いのですが、

中には4、5回やりなおしてやっと…という事もある。

どうにかならないものかなあ。



とりあえず、現状はコレって解決方法がない。

自分が思うのはプレイヤー側の問題だと思うんだよね。

もうちょっと今のDVDみたいにブルーレイの再生環境レベルが整えば、

少しずつ減っていくんじゃないかと思っている。


プレイヤーも一概に日本産なら良いとか、そういう訳でもなさそうだし。

とりあえず、ディスクを変えるってのは有効な場合が多い。

何度やってもダメって時は、以外に外国産のディスクとかの方が良かったりする。


いざとなったら工場でプレスしてもらうって事も出来なくはないけど、

お値段的に難しいんだよなあ。

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2018年02月25日

microSDカードがGalaxy note8で認識しなくなって、フォーマットできないしデータが消えないけど、何故か再生やコピーは出来る件

Galaxy note8で使っていたmicroSDカードが壊れた。

まあGalaxyが悪いのか、使い方が悪いのか、カードが悪いのか分からないのだけど、

ちょっと、この壊れ方が特殊でして…。


カードの種類は「SanDisk Ultra 64GB class10 SDSQUNC-064G」のmicroSDXCでした。

ふと気が付いたらGalaxyがmicroSDカードのデータが読み込めていない。

あれ…と思って、Galaxyの「マイファイル」で確認すると、

外部SDカードの項目が「未挿入」でした。

おかしいなと思ってカードを取り出すと、もちろん挿入されていた。

もう一度差し込むけど反応しない。


SDカードのADAPTERを利用してPCに挿してみたら、

「リムーバブル ディスクをスキャンして修復しますか?」というメッセージが出て、

スキャンおよび修復(推奨)を選んでみた。

すると、なんと普通にmicroSDカードが開けた。

中に入っているデータも問題なさそうであった。


なので、またまたGalaxyに差し替えてみるが、やはり認識しない。

そこで、一度データをバックアップしてフォーマットをしてみようと思った。

スマフォで撮った写真データとKindleデータ、あとエロ動画ぐらいしかないんだけどさ。

あ、エロ動画って言ってもちゃんとDMMで買ったやつですよ!


Galaxyでは認識しないので、PCにmicroSDカードを挿しフォーマット。

…しかし、「Windowsはフォーマットを完了できませんでした。」とエラーになってしまう。

データはあるし、開く事もできるのだけど、どうやらなにかがおかしい。

写真データとかも開く事はでき、バックアップでPCにコピーしたりは出来るのに、

削除とか切り取りという項目が出て来ない。

ゴミ箱にドラッグしても削除出来ないアイコンが表示される。


…という訳で、このmicroSDカードですが、

スマフォでは認識せず、PCでは再生やコピーはできるけど削除はできない。

フォーマットもできないという状態になっていました。


ネットで調べてデジカメに入れてフォーマットすれば直るとか、

メーカーから配布されている「SD Card Formatter」や「MiniTool」を使えば、

フォーマットできるという情報もあったのですが、

自分の場合は出来ませんでした。

「MiniTool」で削除やフォーマットをすると、表示はフォーマットできたと出るのですが、

全然データが消えてない状態。

普通に再生もできてしまう。


このカードを買ったのが2016年の12月。

いま買ったアマゾンのページとかを見ると保障期間とかなさそうだった。

色々調べても時間だけ経っていってしまうし、

このmicroSDカードの新しい型が3000円もしない程度の価格だったので注文した。

しかもこんどは2年保証がついているらしい。

幸い、バックアップもとれているので届いたら入れ替えかな。



ただ、ふと思ったんだけど、

今度届いた新しいカードでまた同じ様な症状になって、

2年保証だから交換してもらおうってなった場合、

このエロ動画がはいったmicroSDカードを送らなきゃいけないと思うと、

ちょっと抵抗があるなあ…って。

しかもフォーマットしても消えないエロ動画って。


でもDMMのデータは開けられないか…ならいっか。

微妙な写真を撮ってるとか、こんな本を読んでるってのが分かるぐらいか。

…まあ、それぐらいならいいけどさ…いや、でもなんとなく抵抗あるなあ。

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2018年02月24日

映画「東京物語」の感想…紀子の「心の隅で何かを待っている」というセリフが、ある意味でなんか凄く安心した。

今日は映画「東京物語」の感想です。

今年は映画「素晴らしき哉、人生!」の感想の時に書いたみたいに、

過去の名作を多めに観たいなと思っています。

今回はレンタルDVDでの鑑賞です。



映画「東京物語」は1953年公開の小津安二郎監督作品。

小津安二郎監督作品では、以前映画「晩春」の感想を書いています。

小津安二郎のローポジションから撮影される計算された構図などはそちらにチラッと書きました。

今回の映画「東京物語」は映画「晩春」公開から4年後に公開された映画になります。


簡単な映画のあらすじですが、

尾道に暮らす平山周吉と妻のとみは東京に子供達に会いにきた。

子供や孫達に会い東京を観光し帰る2人だったが…という感じ。

これだけだと、なんじゃそりゃって話なのですが、まあ本当にそんな感じ。

一応今回の映画では大きな事が起こるのですが、

それも「普通の人生で起こる範囲の出来事」しかない。

それでもこんなに感動するんだなって、改めて思える作品。


キャストですが、

主演は小津安二郎監督作品の中でも映画「晩春」、映画「麦秋」と同じ笠智衆と原節子です。

子供達に会いに東京へ行く平山周吉を演じるのは笠智衆。

ほんと良い顔をするんですよね、笠智衆についてはまた後ほど。

妻のとみを演じるのは東山千栄子。

今ほど女性が強くない時代というか、良い感じで旦那を支えてくれそうな感じが良い。

この映画での、ところどこで漂わせる彼女に近づく終わり、みたいなのが切ない。

周吉の次男昌二の妻紀子を演じるのは原節子。

彼女の独特の雰囲気はこの映画でも観られます。

なんだろうね、あの言葉にできない感じ…良い味が出ています。

山村聡、杉村春子、三宅邦子、香川京子などが出演しています。


さて、映画「東京物語」の感想ですが、

もちろんですね…今観ても感動します。

今更、自分が書く事もほんと少ないのですが、

一応、現在観た感想をサラッとだけ書こうと思います。


まず「時代を感じる」というのは、今現在観たから、だと思います。

映画本編とは関係ないですが、制作会社のロゴとか配給会社とか、

そういうものが全くなく、いきなりタイトルが始まる。

「4:3」の画面比率とかモノクロとか、そういうものよりも、

なんか時代を感じました。


映画本編でも時代を感じるのは当然な訳ですが。

尾道の景色、汽車、空気枕、洗濯物、蚊帳、駅の標識…自分はこの時代生きていないのですが、

懐かしい…なんて、おこがましいのですが思ってしまいました。

夕凪って今は言わないですよね。

きっと今でも灯篭はあるのだけど、それ1つでも雰囲気あります。

電車を待ってるところとか、なんか今の空港みたいでしたね。


あと所作。

父親が上座に座るとか、当時では当たり前だったんだろうけど、

今観ると、そういう細かいところに凄く時代を感じる。

誰かが帰るって時に家を出るのを見送るとか…今でもあるのかな。

そして、お隣さんからお酒を借りるとか。

昔はお味噌切らしちゃって、なんてイメージできましたが、

今となってはお隣さんの下の名前すらしらない…自分だけかなあ。


あと着ている浴衣とか、その時は普通だったんだろうけど、

時代が変わってから観ると、時代を感じる訳で。

今劇場公開されてる映画とかも、何十年とか経つと、

色々懐かしく思う事があるんだろうなあ。


なんとなく「ごめんください」って言葉も、今も使えるんだけど、

なんか懐かしい言葉だなって思ってしまった。


音質だけはもう少し良かったらなと思う部分もあるけど、

まあこれも時代を感じる1つのポイントと言えばそうだと思う。


小津安二郎監督作品の映像は小津アングルに注目されがちですが、

アングルだけでなく、1つ1つの構図が完成されているのが凄い。

干してある洗濯物の斜めの撮り方だけでも、しっかりしてるなあと思う。

ミドルサイズでほぼ構成されパンとかカメラワークはしない。

あ、少しだけレールを使ったドリー撮影はあったか。

イマジナリーラインをあえて越える事もあって、

部屋の移動のシーンで人の流れが変わるとか、

観てる人が感じる効果を計算して撮影してるんだなと分る。


あらすじのところにも少し書いたのですが、

宇宙人が攻めてくるとか、大爆発が起きるとかそんな事はない。

ある意味で「大きな事」は起こるのですが、

それ自体は「普通の人生で起こる範囲の出来事」であり、

多くの人が経験するであろう出来事。


大学の授業でシナリオの講義を受けていた時、

簡単に書くとシナリオは「起こりそうで起きない事が良い」と言われた事があったが、

この映画「東京物語」は「起こりそうで起こる事」であり、

見方を変えると家族という概念がある以上、

ずっと続く問題でもあるのではないかなと。


つまり普通な人生、普通な家族の映画。

そんな事を聞いたら、絶対に退屈でつまらないって思っちゃうのですが、

そんな普通な人生、普通な家族の姿に感動してしまう訳で。

まあ、もちろん紀子みたいな素敵な女性が実際にいるのかどうかは別なのだが。

ある意味、そこが起こりそうで起こらない部分なのかもしれない。


ネタバレというか、一応大きな出来事は起きるので、

そこら辺は知らない方が良いと思うので詳しくは書きませんが、

ちょっと良いなと思ったポイントにて書いてしまう部分もあるので、

何も知らずに観たいという人は、この先は観るまで読まない方がおススメです。


で、おじいちゃん、おばあちゃんが東京へ子供、孫に会いに行くってのが主な話。

東京案内とかで当時の景色が映ってるだけでも価値があるんじゃないかと思いますが、

実は「東京物語」というタイトルではありますが、言うほど東京物語ではない。

もちろんタイトル批判では無いのですが、これは東京ではなく家族の物語だと思います。

「東京は人が多くて上がつっかえとる」とか、東京と尾道の景色を比較させたりとか、

東京でなくては出せないものも確かにあります。


家族についてですが、劇中のセリフにもある様に、

「子供は大きくなると親を邪魔にする」

「親が思うほど子供はやってくれない」

という感じの言葉からも分かるように、

かわいがって育てた子供が大きくなり、自分の家庭を持つと、

育てた親すら少し邪魔に扱う様になっていく。


それでも、

「孫は可愛いって言うけど、自分の子供の方が可愛い」ってセリフは、

凄く泣けるなあ。


東京へ子供に会いに来たのに、

半強制的に熱海に旅行にいかされて、

マージャンとかで煩くて寝られない。

「ひどー、にぎやかですのお」って…少し混んどったレベルではない。

あの「居場所のない感じ」とか、凄くグッとくる。


長女志げのめんどくさそうな感じとか、

本人に全然悪気はないし凄く分るんですよね。

「いつまで東京にいるのかしら」とか酷いセリフですよ。

でも、実際子供ってそんな感じですよね。

いや、自分にまだ子供はいなくて言われた事もないのですが、

自分も親にそんな気持ちを抱いてしまうなって思う。

あげく、「形見にほしいの」とか…ね。


親は生きてるうちにしか親孝行できって間違いないし、

親だけでなく、自分の相手もいつまでも生きている訳ではない。

「生きているうちに優しくしてやればよかった」って、

生きているうちにしか優しくできないですからね、本当。


という訳で、まあある人物の死がある訳ですが、

映画のところどころでその人物の死を予感させる演出がある。

物忘れだったりとか、少し痩せた…とか。

ふらっとした人が防波堤の上を歩くとか観てるだけでも心配になる。

「あんたがお医者さんになる頃、おばあちゃんおるかのお」って。

あ…言っちゃってるじゃん。

まあ、ここまで読んでる人は知ってる人ですよね、きっと。


ハハキトクの電報とかはさすがに話しか聞いた事はないのですが、

電話のダイヤルとか、そう言えば自分が子供の頃はダイヤルだったなあと。

明日の朝まで…そうか、おしまいかの。

このやりとりだけでも切ない。

東京と尾道は何しろ遠い。

なにしろ、出てきてくれて良かった。

孝行せなんだなあって、親が亡くなってから言うんだろうな、自分も。


で、この映画のポイントはそこだけではなく、

東京に行った夫婦に一番優しくしてくれたのが、

自分達の子供や孫でなく、

戦死した次男昌二の妻紀子であった事。

なんというか、次男の妻って自分の子供ではなく、

次男が戦死してしまっているとさらに他人感が強くなりそうなのだが、

その紀子が一番献身的に夫婦の相手をしている。

自分はご飯を食べずにうちわで扇いでいたりとかね。

そんな彼女の正直な言葉で、

「心の隅で何かを待っている」ってセリフは、

なんか心に刺さったなあ。

少しだけ、そのセリフで完璧で良い女性だと思っていた紀子の裏というか、

弱さが見れた気がした。

なんというか、言葉にするのは難しいのですが、ある意味「ホッとした」気がした。

それがあったせいもありラストのシーンは涙無しには観れなかったです。


「あたし、歳を取らない事に決めてますの」ってやりとりも良かったです。


まあ、そんな感じで、今観ても良いなって思うし、

家族の形、それの変化ってのは昔から人がずっと思う哀歓なんだろうなと。

まだ観ていない人は、色々思う事のできる映画だと思うので、

古い映画に興味はなくてもおススメの1作です。


あ、ストーリーとは直接関係ない演出も素敵で、

子供が「今度、今度って行ったことない」ってたった一言のセリフから、

そこの家族の様子が観てる人にわかったり、

葬儀の後のご飯を食べているシーンでの「京子メシ」とかで、

長男の強さというか兄、姉が強いんだなとか、

そういうところの演出も良かったです。


でも、やっぱ笠智衆さんが本当に良い。

「思うたか」とか「誰のもんだか分らせんよ」とか、

普通に言葉だけどなんか味があるし、

やっぱ原節子とのラストのシーンですよね…良い。


いつか、自分の生活が太平になっていくって境地に達せれるかなあ。

東京物語 小津安二郎生誕110年・ニューデジタルリマスター [Blu-ray]




2018年02月23日

豆腐プロレス The REAL 2018 WIP QUEENDOM in 愛知県体育館

今日は「豆腐プロレス The REAL 2018 WIP QUEENDOM in 愛知県体育館」でした!



仕事を早めに切り上げて、いざ愛知県体育館!!

18時30分開始だったけど、グッズとか買うのに時間がかかるだろうなと思い、

だいたい17時過ぎに到着。

グッズ売り場…めちゃめちゃ人並んでるやん。


平日のイベントだったし、豆腐プロレスってAKBグループファンでも、

みんながみんな好きなイベントでもないだろうし…て、ちょっとナメてたけど、

ファンは凄いね、多くの人が愛知県体育館に来ていました。


さすがに1時間あれば買えるだろうって思ったのだけど、

全然進んでいかない…しかも、途中からグッズ売り場に並んでると、

開始に間に合わない可能性があります、なんて声かけも始まる。

せっかく並んでここまで来たのに、ここで引く訳にはいかない!

そう思ってグッズ売り場で我慢して、パンフレットを購入。

なんとかギリギリ18時25分ぐらいに会場にも入れました。

良かった。


で、今回買ったチケットは10,000円のリングサイド席。

Eブロックの2列目となってたので、近いのかなって思ったのだけど、

リングサイドと言っても、わりとリングからは遠かった。


実はプロレスって実際に観た事ないんですよね。

中学生の頃、同級生にプロレス好きな友達がいて、

テレビで試合の映像とかゲームとかでやっていて、

知識だけはあったのだけど、実際に試合を観にいった事がない。

豆腐プロレスをプロレスとして観ていいのかどうかも分らないのだけど、

なかなか面白いものでした。


1つ1つの試合の感想を書いていくと、

めちゃめちゃ長くなってしまうので、

印象に残ったところだけサラッと書くと、

なんと言ってもセミファイナルの工事現場同盟は熱かった。

SKEファンだけどボイス山田、良かったなあ。


あと、グレゴリオ杏奈みたいなプロがいると断然盛り上がる。

やっぱプロレスをずっとやってた人、見せ方をちゃんと知ってるなあって。


結果を書いて良いのかどうか分らないけど、

まだまだ続くって感じで終わったため、

だったら次の日程、ちゃんと決めといてよって不満はある。

次のイベントが半年後とか1年後だったら、

絶対にこの気持ちは維持できないよって。


まあでも楽しいイベントだった。

これだったら30,000円席はちょっと高いけど、

15,000円席でもありだなと思った。


ミラノコレクションA.T.の解説が地味に面白いのと、

やっぱ名古屋開催なのでSKEメンバーが頑張ってる時は盛り上がりが良かった。

個人的に豆腐プロレスのグループではマッドドックス好きなんですけどね。

まさか見えない壁が…。


とりあえず、早くブルーレイ発売されないかな。

現場の空気はとても楽しかったけど、

リングから遠かったのでテレビで見直したいなって気持ちです。

豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX in 8.29 後楽園ホール DVD




2018年02月22日

現実世界ではコインで決めたりはしない

コインを投げて裏か表かで何かを決める。

そういう描写をたまーに見かける気がします。



まあ、よくある事と言えばよくあるけど、

実際に何かを決める時にコインを使う人は現実世界では見かけません。


また、夢の話なのですが、

今日観た夢で、

神様的な何者かが「10円」を投げて、

表が出たら世界を滅ぼす、裏が出たら見逃してやる、

みたいなシチュエーションが出てきた。


まあまあ、つっこみどころは多いですが、夢なので…ね。


で、なんと表が出たんですよ。

あ…世界終わったな…って。


でも、何故か「裏か…今回は見逃してやろう」ってなりまして。

どうやら、その人にとっては鳳凰堂の面が裏だったらしい。

こうして勘違いにて世界が救われました…みたいな。

おおざっぱに書くとこんな展開でした。


なかなか面白い夢を見るもんじゃないかと関心した。

「ルパン」だったり「ダレノガレ」だったり、

ほんと夢ってコントロール不可能なところが面白いですよね。


あ、でも先日、女の人がおっぱいで殴りあうって中学生が見そうな夢を見た。

あの夢は醒めてほしくなかったなあ…。

平等院鳳凰堂―よみがえる平安の色彩美






2018年02月21日

ときメモだったら頬が赤くなる選択肢ぐらい好感度が高い返答

ラジオを聴いていて、

何かの職種の人が質問されていたのですが、

その受け応えに関心した。


質問者「大変な仕事ですね」

聞かれた人「そうですね、正直大変です…でもやりがいがあって楽しいです!」


…みたいな感じでした。



で、ふと気が付いたんですよ。


どんなネガティブな言葉を言った後でも、

「…でもやりがいがあって楽しいです!」って言えば、

なんか仕事を楽しむ余裕があるというか、好感度の高い返答になると。


質問者「大変な仕事ですね」

自分「そうですね、休みはないし、給料も少ない、人手も足りないし、

仕事が難しいのに研修体制も整ってないし責任だけがある、正にブラックの中のブラックですね。

…でもやりがいがあって楽しいです!」


凄い!

めちゃめちゃ好感度高いじゃん。

ときメモだったら頬が赤くなる選択肢じゃないか。


今度誰かに仕事について聞かれたら、さっそく使ってみようっと。


…ほんとは会社の事。そんなふうに思ってないですよ!

と、一応はフォローをしておかなくてはね。

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。






2018年02月20日

恋のはじまり

昔、昔、アンドロギュノスという生き物がいて、

そいつは頭が2つ、手が4本に足が4本あったそうな。

なんか悪い事して神様に体を2つに裂かれて、

それぞれ頭が1つ、手が2本に足が2本になり、

もともと同じ体だった片割れを求め合う様になったのが「恋のはじまり」だとか。



いや、なかなか恋のはじまりって素敵ですな。

口説き文句としては、元々僕と君は同じ体だったから1つに戻ろうと…。

なかなかエロいね。

二人で1つになれちゃう事を気持ち良いと思ううちに〜…ってB'zが頭の中に流れてきた。


で、何が言いたいかっていうと、

「恋のはじまり」について、そういう話が作れる人ってセンスあるわぁって。

性欲とか生殖本能が…とかって、そうなんだろうけど面白くないよね。

そういう物語をサラッと言えるの、良いなあって思う。

11階のアンドロギュノス




2018年02月19日

やっぱ水着ギャルとキャッキャだよ

以前、凹んだ時にはスペースカウボーイの「Across the Sky」を聴く、

という記事を書いたのですが、

今日、後輩からオーストラリアで聴いていた曲という感じで、

Justice Crewというグループの「Best Night」という曲を教えてもらった。



このMVを観て、

やっぱ水着ギャルって大事だよなあって感じた。


いや、もちろん曲調とか曲がアガるってのは重要なんだけど、

観ててテンションが上がる理由って水着ギャルとキャッキャするとこだよなあと。


自分はまだオーストラリアに行った事はないのですが、

この感覚があるのならオーストラリアは楽しいところだと確信しています。


ほんとこういう人生を送りたかったよなあ。

どこに行ったら水着ギャルとキャッキャできるんだろう。

というか、どんな職業になれば…やっぱアーティストを目指すべきだったか。


「これはあくまでMVのためですから」とか言って、

水着ギャルとキャッキャできるとか、それだけで目指す価値がある。


そのうち、なんかアイツのMVって意味もなく水着ギャルとキャッキャしてない?

みたいな噂が広まるんだろうなあ、でも負けない。

ジョン・ウーが鳩や二丁拳銃を出すみたいに、

自分は水着ギャルを出してやる!


まあ、すでにアーティストにはなれないんだけどさ…。

いや、遅すぎるなんて言葉はないってヴィレヴァンのポップに書いてあった気がする!

Live By the Words






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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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