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2016年08月31日

「Blackmagic pocket cinema camra」でシネレンズ「Vega-7」というレンズを使ってみた。

久々ですが「Blackmagic pocket cinema camera」についての記事。


以前、「Blackmagic pocket cinema cameraを仕事で使ってみた」って書いたのですが、

今回も同じく仕事で使ってみました。


手ブレについてはその時も書きましたが、

やっぱ使い慣れているビデオカメラと同じ様には使えません。

なので今回は手持ちではなく一脚を…と、思っていたのですが、

先日書きました岩手県での出張撮影中に一脚を壊すというトラブルがありまして…今回は手持ちで頑張ることにしました。



で、今回は新たにロシアKMZ製のシネレンズ「Vega-7 20mm/2」を手に入れまして実際に使ってみました。


…イイ!

この画の映りは味があってイイ!!

ちょっと今回もお客さんの許可が得られそうにないので他の人の映像しかアップできないですが…。



まあ、こんな感じの質感が出せます。

自分が撮った感じだと、たまたまなのか周辺減光みたいに画面の隅にちょこっと色がついてる感じで、

なんかそれがまた絶妙な感じで味があった。

これはイイですよ、ほんと…「Blackmagic pocket cinema camera」を持ってる人にオススメ。

「オールドレンズ」にハマり始めたらキリがないですが、中でもそんなに高くないレンズなので、

何か変わった質感だしたいな〜って迷ったら「Vega-7 20mm/2」、イイですよ。


質感はまったくもって満足ですが、気になるところというか気にしなくてはいけないところがいつくか。

まず、やっぱり手持ちはブレが目立つ。

三脚、もしくは一脚での撮影をオススメします。

もちろん、手ブレがいい味を出すって時もあると思いますが、基本的には落ち着かない感じになります。

スローが使えたらあるていどブレてても後処理でごまかせたりするんですが、

やはり30Pのスローは違和感がある…専用プラグインとかで補完しながらスローならいいんだろうけどね


また、単焦点レンズなのでもちろんズームはできません。

「Blackmagic pocket cinema camera」では別モニターがない場合は本体のモニターで撮影する訳ですが、

ピーキングをちゃんと出して撮影しないと、結構ピント合ってない映像なります。

合ってるように見えるけど、実はあってない…って結構あります。


アイリスは手動で操作をする訳ですが、

このレンズは完全にクローズはできないので昼間の外で撮影する場合は、

いっぱいいっぱい絞ってもまだ飛んでしまうこともあります。

外で撮るならNDフィルターは用意した方がいいですね…他のレンズもそうなんですけど。



また、今までは「ProRes422 HQ」で撮影をしていましたが、今回は「ProRes422」での撮影。

正直、DVD納品で画質をそこまで求められない場合は全くもって問題ない。

SDカードの節約のためにも「ProRess422」でこれからは行こうかな…ケースバイケースですが。

この調子だと「Proxy」でも問題ないって言いそうだけど。


そういえば、「EDIUS8」ですが次のアップデートでLUTの読み込みに対応するとか。

良いですね。

「Vegas」は結構ここら辺の対応は早かったのだけど、今「EDIUS」は勢いありますね。

ソースネクストがだいぶ安売りで販売しているので、もっとユーザーが増えたら「Vegas」も盛り上がるかな。

でも、本当に安いから「EDIUS」を持っている人でも「DVD Architect Pro」のためにも買って損はないよ。



まあ…「Vega-7」ってレンズは本当にイイですよ。

GH4とかだと四隅が黒く入っちゃうらしいのですが「Blackmagic pocket cinema camera」では問題なしです。


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2016年08月30日

「ほんとうにあった怖い話」の「う」があるか無いかは大事。

先日、テレビドラマ「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016」の感想を書いたのですが、

10月29日にはSKEのみなるんこと、大場美奈が出演している映画「劇場版ほんとうにあった怖い話2016」が公開とのこと。

情報は解禁されたのに、現状は公式ページや予告編などはない模様。

大場美奈は4話で構成されたオムニバスの1に主演。

こってこてのホラーなら夏に公開してくれたら良かったのに。

今回の映画「劇場版ほんとうにあった怖い話2016」は、

「ほんとうにあった怖い話第三十一夜 禁断の遊び チャーリーゲームの呪い」の今野恭成監督。

結構、前作がホラーの中では評判良かったみたいなので期待です…自分はまだ観てません。




で。

まあ、知ってる方も多いとは思いますが、

「ほんとうにあった怖い話」と「ほんとにあった怖い話」は「別もの」だと言う話をしようかと。


先日の感想を書いたのは「ほんとにあった怖い話」のシリーズ。

フジテレビのドラマで定期的にやっていますが、特徴は稲垣吾郎と子ども達が出てるってとこ。


結構この「ほんとにあった怖い話」は歴史が長く1999年に第1弾が放送。

感想の時にもふれた映画「おろち」の監督でもある鶴田法男監督がオリジナルビデオの「ほんとにあった怖い話」に携わっていて、

それを気に入ったフジテレビがドラマ化したという流れがあるそうです。

鶴田法男監督なあ…テレビドラマじゃなくって長編映画の監督してくれないかなあ。



そして今回の劇場版は「ほんとうにあった怖い話」。

違いは「う」です。

「ほんと」か「ほんとう」か。

「ほんとうにあった怖い話」シリーズは「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズの姉妹作。

「ほんのろ」の姉妹作なのにこっちには「う」がついているのでややこしいですね。

ちなみに「怖い話」とは関係ないですが、このシリーズを取り扱ってるパル企画は、

以前感想を書いた映画「魂のリアリズム 画家 野田弘志」の制作会社でもある。


「ほんとうにあった怖い話」シリーズは基本的にDVDのジャケットは本当に怖いですよね。

「ほんとうにあった怖い話」シリーズも「ほんとにあった怖い話」シリーズ同様にオムニバス構成ですが、

こっちには稲垣吾郎と子ども達はでていません。


「ほん呪」の姉妹作ってことだけで、「ああ…」って納得いただけると助かります。



なんか「本当にあった怖い話」っていうテレビドラマもあったそうで、

そっちは全く観たことないのだけど、そちらもオムニバスのドラマだったとか。

しかし実はテレビ朝日で1992年に放送していたとの事で、実は一番古いシリーズなんだとか。

DVD化もされてるようなので今度観てみようかな。



そんなこんなで、紛らわしいけど「ほんと」と「ほんとう」では違うものだってこと。




ここからは全く関係ないのですが、自分の「ほんとにあった怖い話」を。



会社近くのスギ薬局によく買い物に行くんです…。

スギ薬局って薬品だけじゃなくてパンとかラーメンとか…結構安いしお昼ご飯とか買いに。

まだまだ暑い日が続くので、たまーにアイスクリームなんかも買うんです。

特に好きなアイスは「チョコモナカジャンボ」…おいしいですよね。

人気商品なので大量に在庫は用意されていて、いつも山積みになっています。


その日もいつもの様に「チョコモナカジャンボ」を買おうと売り場にいくと…。

なんと、あれだけあった「チョコモナカジャンボ」が全て「モナ王」に変わっていたのです!

前日には確かに山積みだったのに…「モナ王」て。

ぞぞっと寒気を覚えました。


いや〜…怖いですね…モナ王…。









2016年08月28日

映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」を観た感想…微妙。

先日、岩手県から仕事で帰ってきたら家では姉が「AbemaTV」を観ていた。

「Chromecast」っていつの間にかiPhoneでも利用できるようになってたのですね…知らなかった。


そして、ずっと「AmebaTV」(アメーバティービー)だと思っていたが「AbemaTV」(アベマティービー)なんですね。

まあ…なんでも良いですが。


その時はちょうど劇場版のアニメ「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」が始まるところだったので、

一緒に観てしまいましたが…。




という事で、今回の視聴環境は「Chromecast」を使って「AbemaTV」をテレビで観ました。


この映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」は2011年公開のアニメ映画。

原作はもう完結していますが漫画「鋼の錬金術師」で、今回は劇場版オリジナルの話。


自分の「鋼の錬金術師」に対しての知識は、姉が全巻漫画を買っていて一通り読ませてもらった程度。

アニメ版とか他の劇場版は全く観ていません。



感想の結論から先に書くと「微妙」です。

予算とかスタッフの問題とかもろもろあるでしょうが一番気になったのは劇場版なのに画がショボイ。

主人公やメインキャラクターはまだ良いのだけど、街の人とか、いわゆる「どうでも良い人」は、

本当に「どうでもよく」描かれていて、それが結構目立つんですよね。

…劇場版なのに!って思っちゃいました。

これを観た後に今話題ではありますが、新海誠監督の劇場版アニメの画の綺麗さだったり、

細田守監督の滑らかな動きとか観たらどれだけの違いがあるのか分かって逆にいいかも知れませんね。


画がショボイ…まあそれは予算やら仕方がない部分があるにしても、今回の映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」は話も残念。


一応、ストーリーとしては冒頭で刑務所から脱獄する男がおり、主人公のエドとアルが遭遇。

取り押さえようとするが男も実は錬金術師で逃げられてしまう。

その後、事件を調べていって西の街テーブルシティへと向かうが途中でキメラとの戦いに。

いろんな人の思惑がうずまく中、エドとアルは真相に近づいていく…みたいな話かな。



あんまりネタバレにはならないように書こうと思うのですが、

いちゃもんつけようと思うとネタバレになってしまうし、

きっとこの映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」を観る人は漫画やアニメのファンで、

2011年公開ですし、もう観ている人がほとんど…という気がするので、

今回はちょっとバラしていく部分もありますのでご了承を。


監督は村田和也氏。

昔から色んなアニメ作品に携わっている方ですがあんまり監督業はされてないのかな。

スタジオジブリに入社の経歴があるようですが、姉が映画を観ながら「なんかナウシカっぽい」って言ってましたが、

その影響はあるのかどうかは不明。

「負けるな!魔剣道」はすっごい懐かしいですが。



脚本は真保裕一氏。

映画「アマルフィ」とか映画「ホワイトアウト」の原作者…どっちも織田裕二ですが。

小説もいっぱい書いておりまして、アニメの脚本はどちらかというと少ない。

今回の話も、規模が難しいですが、実写とかならいける部分もある…かなあ…。

実際、話は微妙でした。

いわゆる「どんでん返し」みたなところとかも、無策って訳じゃないし盛り上げようとしてるのは分かるけど。



先ほども書いたのですが、「鋼の錬金術師」は一通り読んだ程度の知識しか無いので、

思ってることと違う部分があるかもしれませんので、そこはごめんなさい。


まず、冒頭ですね。

脱獄した男アシュレイを取り押さえようとエドとアルが動いて遭遇するわけです。

しかしアシュレイも錬金術を使う…しかも錬成陣を使わない未知の錬金術。

さすがの鋼の錬金術師も苦戦し、逃してしまうのですが、その後に警察らしき人たちがくる。

彼らはエドとアルを犯人と思って銃を向けるのですが、その後「国家錬金術師」だとドヤ顔で対応。

…まてまて、確かに偉いかも知れんけど、犯人逃がしてるんだから…格好ついてませんよ!

もうちょっと悔しい感じでも…どうせ怒られるのは警察だろうけど。


色々あってテーブルシティへ向かいます、途中でトラブル発生。

それは良いけど、キメラのあの人…なんか最後の方で「彼らの役目」みたいなのが語られるのだけど、

その目的は果たそうとしてるのかもしれないけど、さすがに無駄な犠牲を出しすぎじゃないか?

まあ、目的以外は関係ないってスタンスは別にそれでも良いんだけど、

あんなに強くてなんとでもなるんだったら、わざわざ電車に乗ってこなくてもいいんじゃね、とか思ったり。


で、まあ色々あって色んな秘密に近づく訳ですが、

レジスタンスが追っている「鮮血の星」ってのがいわゆる「賢者の石」の事で、

それを作るには多くの犠牲が必要だって話。


物語終盤にある人物の裏切りがあって、レジスタンスの2人が刺され「鮮血の星」のための血を流される。

…あれ…多くの犠牲が必要…って言ってたのに2人程度の血でなんか動いてるんだが。

動き始めてから兵士が飲み込まれたりしてるから、最終的には多くの犠牲なのかも知れないけど、

最初は2人のしかもそんなにいっぱい血は無いだろうというぐらいに血が街をめぐり始める不思議。


で、まあ色々あって、裏切った男が意外な男に倒される。

「実は俺が」みたいな感じで登場。

しかし彼は街を助けるつもりもなくてその男と戦う訳。

まあ、この展開が1つの脚本の見せ所なんだと思いますが、

「皮をはいでそれをつけたらその人の顔になるのか」って話ですよ。

「実はアイツは俺でした〜」みたいな事を言われても、それ無理だよ〜って思っちゃう。



最後の戦いは溶岩が街を飲み込む緊迫した展開…だと思うが、

結構まわりくどい方法で溶岩を止めようとする主人公たち。

爆発で崖の隙間から溶岩が流れ出すのは別にいいと思うけど、

それを塞ぐために錬金術で「手」っぽい形の岩で塞ごうとするのね。

いや、そんなんじゃなくても、いつもみたいにスッて穴を塞いだ方が早くない??



すったもんだで事件も解決するのですが、

最後に傷を治す錬金術で皮をはがれた男の顔が戻ってるのね。

「戻るんかい!!」

説明はないけど、もしかしたら「鮮血の星」の効果もあって戻ったのかもしれないが。

回復することができるなら、どんどん同じ顔作れるやん…意味はないけど。


なんかな…一番、ミステリーな部分が一番観てる人にモヤモヤを残している。


ま、原作に影響を与えずに大事にもならず終わるっていう普通な劇場版展開。

あっても、なくても本編には全く影響ないって連載アニメの劇場版の難しいところですよね。

本編で生きてる人を劇場版オリジナルで殺すわけにもいかないし、

本編より強い力を手に入れる訳にもいかないし。

「0で始まって0で終わる」のが連載アニメの劇場版ですわな。


うーん、微妙。

さすが劇場版、すげー画が綺麗!とか、

さすが劇場版、展開が壮大!とか、そんなことは全くなく。

いや、壮大ではあったか…うまく活かせてないだけで。

なんかもうちょっと…ねえ。


テレビの連載アニメを作ってるところが劇場版を作っても、

テレビアニメのクオリティから離れられないのはなんだろうなあ。


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2016年08月27日

「JAMENDO MUSIC」って良い仕組みだよね…日本でも1万円で良い曲が使えるなら買うけどなあ。

映像を作るにおいて、音楽って大事ですよね。

「良い映像は音がなくても良いんだ」と言う人もいますが、

ケース・バイ・ケースだと思うんですよ、その意見。


で。

実際、映像に音楽を使おうと思っても普段世の中に流れている音楽の大半は、

「著作権」というものがあって勝手に使ってはいけない。

ちゃんと手続きをすれば問題はないのだが、

そんじょそこらの会社が手続きしようと思ったらかなりハードルが高い訳で。


ではどうするか…無断使用です!

…というのは冗談で、ロイヤリティフリーの楽曲を使用する訳です。

なんとなくロイヤリティ「フリー」って聞くと無料っぽいけど、基本お金を出して買う事が多い。

もちろん無料のものものあるんだけど、やっぱりちょっと微妙なのが多いんだよね。


最近では「クリエイティブ・コモンズ」なるものが増えてきて、

音楽を作った人が「こういう条件でここまでだったら使ってもいいよー」みたいな曲も見つかるようになりまして。


特に最近、「このサイトいい」と思ったのが「JAMENDO MUSIC」です。

個人の使用ではだいたいが無料で後ほど「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」については書こうと思いますが、

曲によって多少金額が違ったりするけど商業利用でもYoutube用の動画だったら49ドルとかで使えたり、

小規模なら映画の利用でも99ドルとかで使える…今だったら日本円で1万円ちょっとかな。

普通のアーティストから許可もらうことを思ったら破格ですわ。




この曲も「JAMENDO MUSIC」にアップされている曲です。

なんか良い感じの曲ですよね…英語だから歌詞の内容は全く分かりませんが。



このサイトにアップされてる楽曲はそれぞれ内容が違いまして、

ダウンロードする際にその曲の「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」が表示されます。


基本的には個人で楽しんでる分には問題なさそうなものが多いですが、

どんな条件でどこまでが大丈夫なのかってのはちゃんと調べておきましょうね。


大手音楽会社のアーティスト楽曲なんか許可なんておりないだろうし、

個人なんて相手にもされないだろうから、

こういう「クリエイティブ・コモンズ」って仕組みは凄く良いなと思います。


個人では無料で使えて、「これ本当に良い」って思ったら仕事でも使う。

もちろん、ちゃんとお金を払うのだけど…手の届く範囲の金額ってのが嬉しいですね。



日本人アーティストたちもこういった活動ができるようなサービスというかページがあったら良いのに。

良い曲で1万円ぐらいで仕事で使えるなら全然使うんだけどなあ。

そういう人が100人いたら、もう100万円の売り上げじゃん!!

どれだけサービス会社がもっていくか分からないけど、

実力はあるけど全然知名度が上がらないってアーティストはこういうところに作品をアップしてくのも、

1つの売り出し方なんじゃないかな…なんて思ったり。


Wild Hearts (feat. Ashley Jana)






2016年08月26日

ゼンハイザー「MKH-416」は優秀だ…しかし音声はメインの仕事じゃない。

3日間の岩手県での撮影が無事終了。

初日に靴擦れを起こして過酷な3日間でした。

こういう時に履きなれない靴ではいかない方がいいですよ、本当に。


基本的にはサブカメラでのインサート撮りか、マイクで音の収録をしてました。

使用したマイクは定番のゼンハイザー「MKH-416」です。

本当はフィールドミキサー「シグマ SS-302」も持って行く予定でしたが、

無くてもなんとかなるか、と、持って行く機材を減らしたかったので置いていきました。




さすがに外でインタビューとかコメントをもらう時は、カメラマイクでは無理。

音の収録は「いかに音の出るところとマイクの距離を縮めるか」がとても大切なので、

ゼンハイザー「MKH-416」でなくても、安いマイクをブーム使って近づけて撮るだけでもだいぶ違う。


音声の仕事をメインでやってないので、マイクによってどのぐらい違うのかって説明できないけど、

カメラマイクで強引に撮るよりは、よっぽど数千円のガンマイクでも買ってマイクを近づけて収録した方が綺麗。



後処理でなんとかするから良いんだけど、マイクはビデオカメラにつなげば編集の時に楽なんだけど、

今回はいちいちビデオカメラとつないだり外したりする時間がない…というか手間だったので、

マイクをPCMレコーダーにつないで録音しました。

PCMレコーダーはTASCAMの「DR-40」です。

いや、本当にPCMレコーダーの「DR-40」は便利ですよ。

XLRでつなげれるってこういう時にはありがたい。

「DR-40」については以前にも記事にしましたが色々使えて便利。

単3電池だし、長時間録音できるし、音質にも問題なくて、しかも安い。

とりあえず1台は持っておいて損はない機材です。



なので、ゼンハイザーの「MKH-416」を風防とブームをつけてキャノンケーブルでPCMレコーダーの「DR-40」につなぐ。

これだけで音はバッチリ収録ですよ。

もちろん、これにミキサーをかませれば収録段階でより綺麗な音にできるのだけど、

今回は時間もないし、機材もそんなに持ち運べない状況だし。

まあ…後でなんとかしておきます…と。


ゼンハイザー「MKH-416」は会社の機材なんだけど、あれぐらいのマイク、1本あったらいいなと思う。

まあ、ビデオカメラ撮りながら音もって訳にはいかないから、自分が持っててもそこまで使う機会はなさそうだけど。

とりあえず、良いマイク。

こういう仕事をしてると、次から次に機材が欲しくなるので辛い。

だいたい、個人機材をそんなに使う時間がなかったりするし。


Sennheiser MKH416 Supercardioid Short Shotgun Condenser Location/Studio Microphone by Sennheiser [並行輸入品]







2016年08月25日

目が合った人とユニクロのポロシャツがかぶっていた件

そう言えば、岩手県には飛行機で来たのですが、

県営名古屋空港(小牧空港)で出発をまっている時に、ツアーの団体さんに遭遇した。

ほとんどおじいちゃん、おばあちゃんだったのですが、

その中の1人のおじいちゃんと目が合った。


「あっ!」


何かというと、全く同じポロシャツを着ていました。

まあ…ユニクロだし…あるよね、こういう事。

およそ倍ぐらいは生きているであろう人と同じ服を着てるって、

どう考えたら良いんだろうか。

自分が地味すぎる?おじいちゃんが若い?

ユニクロのデザインが幅広くウケている??


同年代で服がかぶったってなら、「ああ、あなたもユニクロね」で終わるのだが、

これだけ歳が離れた人とかぶっていると複雑な気持ちになった。

嫌、とかそういう訳じゃないけど。





なんとなくトランプで「ダウト!」って言われた感覚に近い。

…いいんだけどね。



昔はユニクロは安くて良い物だ〜って感じで、自分の周りでもよくユニクロ着てる人が多かったけど、

最近は安くもないし、他と比べてもそんなに上質でもないって印象がついたようで、

あんまりユニクロ着てる人がいなくなったから、逆に今ユニクロだって思って最近ユニクロ行くことが多いのだけど、

またちょっと値下げ展開したりとかで、安いユニクロなイメージになりつつあるようで。

あんまり安くない時にユニクロ買っていて、しばらくしてユニクロは安いってイメージになると、

なんとなく持ち株が下がったって感覚になる…ってことないですか?

まあ、そんなにこだわってる訳でもないので安くなるのは消費者としては嬉しいけすけどね。


この前、名古屋のイオンの中にあるユニクロで買い物した時、レジのスタッフが外人さんで、

ユニクロのレジにも外人さんが働くようになったか〜と思った。


昔、自分たちでPodcastを公開していたのですが、その時に会社近くのセブンイレブンの外人スタッフは優秀なのに、

この前行ったサークルKの日本人ババアスタッフは使えない奴だったって話をしたのを思い出した。

その時も言ったのだけど、別に全てのセブンイレブンの外人スタッフが優秀ってことじゃないだろうし、

全てのサークルKの日本人ババアスタッフが使えないってことでもないだろうけど、

実際に目の前で起こったことは1つの事実として、日本人でもダメな奴はダメだし、

なんかサークKってスタッフの教育いきとどいてないなあ…って感じちゃう。

「ババア、サークルKに誤れ」って思うが…これは雇ってる側の責任なのかな。


そんな訳で、外人さんが色んなところで働くのはいいと思う。

ちゃんと仕事が出来てるなら。

ただ、質問しても日本語が通じないってレベルはちょっと困っちゃうってのはあるけどね。


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2016年08月24日

撮影中に雲台が固まった…そして壊すまでが一連。

仕事で岩手県にやってきました。

今日は基本的にサブカメラでインサート用の画を撮るって仕事だったのだが、

使う機材がSONYの「DSC-RX10M2」と、まあ動画も撮れるデジカメってやつです。




ずっとビデオカメラで撮ってた人間にとって、デジカメでの撮影ってなかなか慣れないですが、

基本的にカメラの性能が良いのでそれに甘えています。

引いた画ならオートフォーカスで問題ない。

一応はシャッタースピードとアイリスだけはマニュアルにしています。


このカメラでは4Kでも撮影できるのですが、最終的にDVD納品のためデータ量の節約もあり、

AVCHDで60Pで撮っていました。

60iでも良かったのですが、静止画にして書き出したりするかも…と思ったので60Pです。


…と、ここまでカメラの話をしておいて、なんですが、今回は一脚、というか雲台の話。

今回このカメラは一脚を使って撮影しておりました。

一脚は「マンフロット 334B」で雲台に「SLICK S/S」というセット。

ちなみにこれはヤフオクで安く手に入ったそのままのセット…両方で送料あわせて6000円ちょっと。

「マンフロット 334B」の一脚部分だけでも新品で買ったら安くても1万円ぐらいはするからね。

結構、使用感はあってヤフオクの説明文にも書いてあったけど、それは全然気にならなかった。

使えたら問題なし!と…逆にちょっとぐらいボロボロの方がプロっぽい気がするし。

で、今までにも何度も使っていて問題がなかったのだが、

こんな遠出の仕事の時に限ってトラブルが発生したりするもの。


それまで全く問題なく使えていたのに、夜の撮影中に急に雲台(うんだい)の「SLCK S/S」が「ティルト」が出来なくなる。

左右のパンは問題なくできるのに、なぜか上下に動かない。

何かに引っかかっている様な感じなのだが、撮影中だし原因を特定するタイミングもない。

仕方がないので雲台は固定のまま、一脚を持つ角度を変えながら対応。

とりあえず、だいたい水平の状態で固まってくれたのでなんとかなった。


ホテルの部屋に戻って何が原因なのかネジを外したりするも、

結局分からず…やっぱり何か内部で引っかかってる様な感じ。

強引に動かしたら引っかかりが取れて改善されたりしないかなと、

結構力強くパン棒を上下に動かした。

…そしたらグイッて動いたので、「やった!直った!」と思ったら、

実は雲台が動いたのではなく、パン棒がグニャって曲がっていた…おう…。

まあ仕方がない…翌日からは手持ち撮影で対応。

結構、この雲台を気に入っていたので売ってないかなと調べたのだが、

さすがに今は「SLIK」に名前が変わっている会社のまだ「SLICK」の時のもの。

新品はもちろんないし、なかなか中古でも見つからなかった。

まあ本当に見た目はボロボロなので、結構長い間使われていたものだとは思うけど、

ちょっとショックだなぁ…しかも遠出の初日に。


もちろん、「SLICK」ではなく、今の「SLIK」の雲台は幅広いラインナップがあるので、

そこから選べば良いんだけど、この古い感じがプロっぽいと言うか、

最近の「SLIK」の雲台は「なんか普通」な印象…見た目だけどね。

使ったら結構良いんだとは思う。


暫くは一脚を使う予定はないんだけど、持っておきたいなあ。

なんとなく「SLIK」ではなく「SLICK」のものを探してしまう。

「Blackmagic pocket cinema camera」で撮影する時も手持ちだとブレが心配だし。



一脚にマンフロットを使ってるんだから雲台にもマンフロットを使えば統一感あるんだけどね。

…今思えば一脚と雲台のセットで6000円ちょっとはお得だったなぁ…。


Manfrotto プロフルード ビデオ雲台 60mm フラットベース MVH500AH






2016年08月23日

姉さんが「世界まるみえこ」で言っていた電気を通すペンの「AgIC」

昨日は午後から納品のため四日市まで車移動。

車の移動中は基本的にはラジオをつけていますが、

一番のお気に入りは「CBCラジオ」です!


で、丁度移動の時間は「北野誠のズバリ」がやっていたのですが、

昨日は姉さんこと佐藤実絵子の「世界まるみえこ」のコーナーの日でした。

姉さん、頑張ってるなあ…無料という事もありますが「miep's」、入ってますよ!


昨日8月22日のコーナーで紹介していたのが文房具だったのですが、

その1つが「AgIC」という書いた字や絵に電気を通すことができるペンでした。

ラジオを聴きながら、面白そうと思ったのですが、ラジオじゃどんな感じか分からなかったので、

戻ってきてから調べてみました。





このペンで書くインクには「銀のナノ粒子」が含まれているため電気を通すとか。


昔授業でやったような気もしますが、全く電気とか回路とか理解できなかったなあ。

とりあえず、つなげば光る…ぐらいの考え。


映像を観ると電流が流れているインクを手で触っても問題ないみたい。

本当に問題ないのかは分からないけど、だったら色々試しても良さそう。

感電とかするならうかつに書けないし、電流流せないし。


結構高いのかな、と思いきや、

手が届かないほど高い値段でもない…というか思ったよりも安い。


なんかアイデア次第で凄い面白そうなものができそう。

…そのアイデアが大事なんだけどさ。




話は変わって、今日はSKEは「美浜海遊祭」です。

3年連続ハガキが届かない…悲しいなあ…まあ仕事ですけど。

行ける人、うらやましい。

そしていつDVDが発売されるのか…テレビで放送だけじゃもったいないと思うよ。


AgIC 回路マーカー






2016年08月22日

ドローンの使い方と暑い名古屋

ドローン検定の合格証が届いた。

最近は賞状じゃなくてこういうカードなのね。

本当に難易度は低いけど、ドローンの基本的な知識が身について良いんじゃないかなと思います。

資格としての価値より、知識を得るって試験ですよ、これは。


で、ドローンで思い出したのですがこれを観た事ありますか?



まとめサイトとかで紹介もされていましたが、

ゲーム「アンチャーテッド」風に実写で頑張ったって映像です。

この動画を教えてもらった時は「がんばってるな〜」と、

大人たちが面白いことに全力って姿に関心していましたが、

この動画はメイキングを観て「なるほど!」と思う映像で。


ほとんどの人が知っていると思いますが、

実はこの動画は「全てドローンで撮影」されています!

知らずに観ると最後の空撮はドローンっぽいけど、

途中まではそんな感じは全くしないですよね。

しかしメイキングを観てビックリ!

なんとドローンを手持ちで運びながらの撮影…なるほど。

機種はインスパイアみたいですが、こんな使い方があったとは!

ドローンのジンバル機能は本当に凄いですからね。


これ、いくらぐらいかかってるんだろう。




ここからは全く関係ない話なんだけど、

今日車で信号待ちをしている時に、左からカップルが手を繋ぎながら横断歩道を渡ってきた。

どっちがとは言わないけど、不釣合いな印象で、

もっと良い人がいたんじゃないだろうか…なんて余計なお世話を考えていた。

そしたら、そのカップルの後ろに女の子同士で手を繋ぎながら歩いてくる2人組がいた。

ま、まあ別にそういう関係でなくても女の子って手を繋ぐみたいだし。

こんな暑いのになんで手なんか繋ぐのかな…と思った矢先!

今度は右側から老夫婦が手を繋ぎながら歩いてくるではないですか!!

いや、いくつになっても仲が良いってうらやましい話ではあるのですが、

この1度の青信号の間に3組もの手を繋ぐカップル(?)が渡る横断歩道。

もしかしたらここのせいで今日の名古屋は暑かったのかも知れない。



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2016年08月21日

テレビドラマ「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016」の感想…テレビドラマだなぁって。

昨日の夜に家で夕飯を食べながらテレビを観ていたら、

「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016」が始まったのでそのまま観ていた。



「ほん怖」だとか「ほん呪」だとか色々ありますが、

テレビでやってる稲垣吾郎が子どもたちと観てるやつです。

子ども達も観てますし、テレビですし…わりとライトな作りのホラー番組。


別に観るつもりのなかったのですが、たまたまつけてたチャンネルで始まったので、そのまま観ることに。

まあホラーに関しては数日前に映画「お化け屋敷列伝 戦慄迷宮MAX」でガックリしてたし、

口直しみたいな感じで…まあ先ほども書きましたがライトな作りだって知ってるので、

全く期待もせずに観た訳です。


期待もせずに…とは言うものの、せっかく観てるんだから面白い方が良い訳で。

これから感想を書いていきますが、例え予算も時間もないテレビ番組だからと甘くはしません。

映画「振り子」とは大違いだが。



で、まず第1話の「押し入れが怖い」。

主演は今をときめくジャニーズ事務所の中島健人。

ジャニーズなんてって言う人もいるけれど、別にファンじゃないけど、

「力のある人はジャニーズにいる」とは思う。

この中島健人がそう、とは言わないけどジャニーズだからダメってのは思考が停止してる。

で、「押し入れが怖い」ですが、まあテレビドラマのオムニバスだとこれが限界なのかなって。

演出は映画「おろち」の監督でもある鶴田法男、良い映画だったと思います。

しかし、そんな彼の演出でもこれは微妙だった。


今回は結構ネタバレ…というか、書かないと書けないことが多いので、

どんな話なのかって分かってしまう記事になりますので、

録画しててまだ観てない、これから観るって人はここで読むのを止めてくださいね。


はい、「押し入れが怖い」ですが、

簡単に言うと引っ越してきた格安物件の部屋がどうもおかしい。

閉めたはずの押入れが開いていたり、変な音が聞こえたり、食べ物が悪くなるのが早かったり。

まあ事情を聞いたら、親が子どもをほっておいて餓死してしまった事件があった…その部屋だった。

という感じ。

結局短い尺の中でどう視聴者を怖がらせるかって言ったら、いわゆる霊との遭遇に焦点を当てるのがスマート。

…ってのは分かるけど、本当に霊と遭遇して終わり。

今回だったら、餓死した子どもの霊がいるって分かった。

引っ越そうにもお金もないし何とか自分で対応しよう…それは分かる。

でも、実際霊が出てきたら「お前のいる場所じゃないんだ〜」とか…えっ、話せば分かるパターン?

普通は出てくるってわかっているんだから、成仏してもらうための餓死した子どもだからご飯を用意するとか、

除霊のための用意をするとか、何かしてても良いと思うんですよ。

半信半疑だったらしかたないけど、もう確信してるわけですから…なのにノープランはどうなんって。

そして、霊が出てきて「わ〜」ってなったら次のシーン。

「俺は引っ越しました」

おい!

霊が迫ってきて、その後どうなったんだ!!

実はその時、体に入り込まれちゃって、主人公がおかしくなった…とかなら、

「世にも奇妙な物語」感は出せるのだろうけど、

この「ほんとにあった怖い話」は投稿者からの話って語り方だから、

投稿者がおかしくなってる…って話はできないのだろうけど…。

せっかく途中で「手が死んだように冷たくなってる」って設定を使ったなら、

引っ越してとりあえず事件は収まった…かのように見えたが!って作りが鉄板だよなあ…。


第2話は「病棟に棲む五円玉」。

主演は武井咲、綺麗ですよね。

演出は同じく鶴田法男。

簡単に説明すると、看護士の武井咲が担当している子どもがスケッチブックに落書きをしてて、

「何かいてるの?」って聞くと「知らない」って言うんだけど、どうみても病院の見取り図。

さらにその見取り図の上に5円玉を置いて動かしており、ある病室の中で5円玉を止め「死ぬ」と言った。

いたらずらだと思っていたが、翌日その病室の人が亡くなった…みたいな話。

これも短い尺の中、何をみせるのかって考えての結果だと思うんだけど、

霊にあって「キャー」って次の場面。

基本テレビだとこんな感じかなぁ…いや映画でもそんなんだったな…戦慄迷宮…。

死神的なものなのかな、それが狙ってた患者のところにお守りを置いたせいで、

ターゲットが武井咲になった…ってのは分かるけど、もう追い詰めたんだし、

だったらやっちまおうぜ!とも思うのだが。

助かった〜…と思って振り向いたら霊がいた「キャー」この展開は王道だし今でも通じるけど、

思うのは「その後」ですよ。

次のカットではシーンが変わってしまうと、どうなったんさーって思いますよね。

まあ、あの「キャー」ってところがテレビでは大切だって分かるんだけどさ。

だったらいっそのこと、「キャー」で物語も終われば潔しな気もする。

シーンが変わって、先輩看護士がいて「大丈夫、もう大丈夫だから」みたいな事言ってるんだけど、

何が大丈夫なのか言えやコラ!

「私は病院を辞めました」…って、なんか流れが第1話と一緒じゃんか。

ストーリーを掘り下げることが難しいなら、余計な話は無くせばいいのに。



第3話は「呪いの絵馬」。

主演はバカリズム。

演出は森脇智延という方で、主にテレビでの演出をされいるようで、

「ほんとにあった怖い話」の常連者の様です。

怖いというよりは先が気になるって面白さでは6本中1番かな。

簡単に説明すると、飲み会で話をしていた女の子が帰っている中、

もうダッシュでこれを受け取ってくださいと「絵馬」を渡す。

不気味とは思いつつもそれを持っていると、どうも周りの人に不幸がおきはじめた。

最初は軽いものだったのが、どんどん酷い状況になっていき、

これはまずいと神社へ奉納しようとするが…という話。

ホラーというよりはバカリズムの雰囲気もあり、ちょっとユーモラス。

神社は鳥居からってのが分かるストーリーでした。

どうしても「怖がらせる」って「瞬間風速」は強くても長続きしないじゃないですか。

CMほど短くないし、映画または1本もののドラマほど長くないオムニバスドラマで、

どんな話が適してるかって考えると、「怖がらせる」ってあんま向いてないだろうなあ…。

この「呪いの絵馬」みたいにそんな深くないけど先がちょっと気になる程度が良いバランスだと思った。



第4話は「もう1人のエレベーター」。

主演は乃木坂メンバー数人。

演出は1、2話と同じ鶴田法男。

まあ今まで第1話、2話、3話の感想を書いたじゃないですか。

この第4話…まさに自分が思うオムニバステレビドラマの「ホラーの鉄板」な作り。

余計なところがいっさいなし!

これで良いと思うんですよ…テレビドラマは。

何度も書くけど尺もないし、予算もない中でストーリーを膨らませるのは難しい。

「視聴者を怖がらせる」って話なら「そこだけに集中」した話の方が良いって。

この話を簡単に説明すると、病院でエレベーターが勝手に地下1階へ行き、

扉が開いたとおもったら向こうから幽霊的なのが迫ってくる…ってだけ。

1話、2話の時も書きましたが、「キャー」って言って次のシーンって、冷めるよね。

「その後私は引っ越しました」だとか、「その後私は仕事をやめました」だとか、どうでも良い。

潔く、バンッ!「キャー!」END。

オムニバスなんだもん、これで良いよこれで。

ただ、6話あって、全部コレでも困ってしまうので、そう考えると難しいなあ。

鶴田法男も同じく悩んだのであろうか。

とりあえず、この第4話が一番ホラーとして良い出来だと思う。



第5話は「誘う沼」。

主演は柳葉敏郎。

演出はやっぱり鶴田法男。

簡単に言うと、妻を亡くしたぎばちゃんが子どもたちと妻が行きたがっていたロッジへ旅行に。

そこで霊的なものの存在を感じるのだが妻が会いに来てくれたんじゃないかと思い、

子ども達が帰る中、ぎばちゃんは1人ロッジに残るのであった…みたいな。

これが結構、話としては悪くない。

妻を亡くしたという喪失感につけこむ霊的な存在。

ショートストーリーとして分かりやすいし、ちゃんと話が作れている。

ただ、気になるとしたらぎばちゃん。

あの人の独特の存在感なんだけど、翌日子ども達が会ったら明らかにおかしい。

演技がオーバーなのかなんなのか分からないけど、異様な空気感が霊よりも怖い。



そして最後の第6話は「夏の知らせ」。

主演はあっちゃんこと前田敦子です。

演出は…まあいっか…鶴田法男ね。

話としては、田舎から東京にきたあっちゃん。

しかし東京に来る前に父親とはケンカをしていた。

その後、一度も顔を合わせることなく父親は事故で無くなってしまう。

東京に来たけどなかなかパッとしない中で、

ふと自分が撮った写真に父親らしき人影が映っているのを見つける。

それ以降、自分のまわりに父親らしき存在を感じはじめるのだが…みたいな。

最後の話はホラーというよりは感動系。

「世にも奇妙な物語」でもそうだけどオムニバスで怖い話の中に良い話があると、

余計に良い話に見えますよね。

この話も良い話なんだけど、だったらもうちょっとアプローチあっただろうと鹿賀丈史に言ってやりたい。

ただ、なんと言ってもあっちゃんですよ、あっちゃん。

普通の人が観たらどうなのか分からないけど、

最近は元AKBってよりも「前田敦子」って感じがする。

AKBって看板が辞めてもついてまわるし、それがよくもわるくもなんだろうけど、

最近は1人の前田敦子としての存在感が出てきている。

女優っていう言葉がちょっと重いんだと思うけど、

十分演技というものができていると思う。

ジャニーズだから、とか、AKB、元AKBだからダメって本当によくない見方だと思います。

まずは映画「もらとりあむタマ子」から観てみては…いや、あれはまだアイドル映画的な感じか。

それでももうちょっと評価されても良いと思うんだけどなあ。


と、まあそんな6本の番組です。

こうして改めて観るとテレビドラマって「テレビドラマ」って感じがしますね。

それが悪い訳じゃないんですけど。



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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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