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2017年10月31日

映画「斉木楠雄のψ難」の感想…橋本環奈のアイドル映画であり学園祭映画。

今日は映画「斉木楠雄のψ難」の感想です。

前回、109シネマズに行ったのは4月の映画「夜は短し歩けよ乙女」を観た時。

あの時もポイントが失効しちゃうからと行ったのですが、

またあれから半年経ちまして…。

本日中に109シネマズに行かないと、なんとポイントが失効してしまう事に気づき、

急遽109シネマズ名古屋に行った。

何を観るか考えてなかったのですが、時間的に観やすいのがこの映画でした。

という訳で、109シネマズ名古屋で19時10分の回での鑑賞です。

ちゃんとパンフレットも買いました。



映画「斉木楠雄のψ難」はただいま劇場公開中の福田雄一監督作品。

そう言えばこのブログで福田雄一監督作品の映画ってあんまり感想書いてないですね。

だいたい劇場公開映画は観てるのですが、個人的には映画「HK 変態仮面」が一番好きかな。

dTVドラマ「銀魂 -ミツバ篇-」の感想は以前書いたのですが、

結局映画版は観にいけてないなあ…。


映画「斉木楠雄のψ難」は原作は「週刊少年ジャンプ」で連載のマンガ。

マンガ版は読んだ事ないのですが、昨年やっていたアニメは全話観ています。

なので、自分の中では「斉木楠雄のψ難」と言ったらアニメ版のイメージが強い。


まず映画とは関係ないのですが、

本編に始まるまでの予告編の長いこと長いこと。

久々に劇場に来たせいなのか、こんなに長かったっけと思ってしまった。


簡単なあらすじですが、

生まれながらにして超能力をもっている斉木楠雄は、

ごく普通の高校生活を送ることを望んでいた。

しかしクラスメイトには個性的なメンバーがおり、

その中でも学園の人気者である照橋心美から度々アプローチをされる事に。

そのアプローチを交わす日々であったが「PK祭」という文化祭が近づいていた…という感じかな。


キャストですが、

主人公の斉木楠雄を演じるのは山ア賢人。

またマンガの実写化で山ア賢人か…なんて思ったりもしますが、

本人もそこら辺は感じている様で。

このブログでは映画「ヒロイン失格」の感想を書きました…あの映画は酷かったですね。

山ア賢人は何も悪くはないと思いますが。

ヒロインの照橋心美を演じるのは橋本環奈。

「1000年に一人のアイドル」とか言われていたアイドルですが、

実はちゃんと動画で観たのが始めてでした。

思っていたよりも「声が低い」!!

また後でも書きますが、基本的にこの映画は彼女の映画だと思いますし、

それに応えようと頑張っているのには凄く好感が持てました。

クラスメイトの燃堂力を演じるのは新井浩文。

なかなか難しい役だったと思う。

実写だとどうしても表現できない部分ってあると思うんですよね。

その中でも誠実にキャラクターを理解し、演じてる事は評価したい。

同じくクラスメイトの海藤瞬を演じるのは吉沢亮。

彼を書く時はいつも仮面ライダーメテオと書いてしまうのですが、

活躍してるのを見るとなんか嬉しくなるなあ。

そして、かなりこの役は頑張ってました。

その他、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、田辺誠一などが出演。

そして久々に内田有紀を観た気がした。


さて、映画「斉木楠雄のψ難」の感想ですが、「福田雄一監督作品」だったなあと。

福田雄一監督じゃなきゃ実写化そのものがダメだったんじゃないかと思うので、

それだけでも凄い事だとは思うんだけどね。


「斉木楠雄のψ難」という設定を使って、どういう映画を作るかってところで、

映画の内容はもちろん「福田雄一コメディ」ですが、かなり橋本環奈な映画。

アイドル映画として観ると、彼女の色々な魅力が詰まっており、

そういう意味ではかなり良い出来になっていると思う。

大胆にこんな話にしたのはさすがだと思う。


ただ、どうしても紛れもなく「福田雄一監督作品」なので、

合う人、合わない人ってのはいると思います。

今までの福田雄一監督作品が楽しめた人だったら大丈夫かなと思います。


まず映画が始まって少しするとオープニング映像みたいなものが流れます。

映画なのになんとなく感じるヨシヒコ感溢れるオープニング。

きっと作ってるところが同じなんだろうなあ。


映画のファーストカットは犬で、

これは斉木楠雄が超能力を持っていることを説明するシーン。

犬が車に轢かれそうになるところを彼の超能力で助けるのだが、

この時の車の移動する画が普通におかしい。

これはたぶんあえてこういう飛ばし方にしていて、

「この映画はこんな感じの(ふざけた)テイストですよ」って視覚的に説明したと思います。


その後、主要キャラクター達が登場し、彼らの説明をしていく訳ですが、

マンガやアニメの実写化って、どうしてもコスプレ感が出てしまいがちですが、

それがどうした!と言わんばかりに、この映画では全くそれを気にしてない。

学園の制服とかも実写化すると明らかにおかしいんだけど、

それ以上にあきらかに主要キャラだけが浮いている。

それすらも1つの味にするのが福田雄一監督だと思うし、

なんとなく福田雄一監督だから許されている感はある。


「斉木はどこ?」とか自分しかいないのに言葉を出してしまうとか、

普通の映画だったら、その演出はダメだろうって思うシーンも、

この映画だったらありだと思えてしまう。

そして、映画中盤で燃堂と灰呂の競争の雑な見せ方とかもなんか味になってるし。


しかし、ただ無条件で「福田雄一監督良い」といわれている訳ではなく、

監督の笑いのセンスが共感できる作りになっているのが大きい。

今回、吉沢亮は凄く頑張っていたと思いますが、

漆黒の翼の引き画の撮り方とかクスッと笑えてしまう。

ユーキャンで文字を習うとか、レベル5のデレとか良いと思います。

そして福田作品の常連であるムロツヨシと佐藤二朗。

あの人達はもう出ているだけでなんか安心してしまいます。


しかも今回、ムロツヨシの「イリュージョン!」が終盤にストーリーに関係する展開は、

「ここでか〜!!」と楽しくなってしまいました。


「ルフィ、バカだな」とかセリフがあったり、

一瞬コロ先生がいたりとかジャンプ作品ならではの演出も良いですね。

公開の時期が近かった映画「銀魂」とかも、こそっと出てたら面白かったかも。

そう言えば、「メガネを外したらどうせ3なんだろ」とか、よくあるけど面白かったなあ。


映画の構成としては、それぞれのキャラクターを序盤で解説し、

そのキャラクター達が問題を起こさないように、

斉木が「PK祭」を無事終わらせようとする中盤以降。

分かりやすい話だし、その合間、合間に独特の笑いがあるので、

飽きずに最後まで観られる作りにはなっています。


ただ、決定的に笑えるシーンがあるとか、

声を出して大爆笑するって映画ではないので、

「笑える」と聞いて、この映画で笑いに行こうとすると、

少し物足りない感じをしてしまうかも。

まあ、何度も書きますが福田雄一作品だという事です。


あとアニメを観ていたという事もあり、

少し自分の中で斉木楠雄のキャラクター達のイメージが固まっていたのもあって、

山ア賢人のナレーションが長くなると少し残念な気持ちになってしまった。

彼が悪い訳ではないのだけど、

やっぱり声優さんって凄いんだなあとか感じる。


さっきも書きましたが、この映画は橋本環奈な映画であり、

彼女のアイドル映画として観れば間違いなく良い映画。

基本的には福田雄一監督のドラマ「ニーチェ先生」で登場していた、

松井玲奈が演じた楓を思い出す演出なのですが、頑張っていたと思います。

「顔芸」と言ってしまえばそうなのですが、

これが出来るのは今までに作り上げたイメージが大事な訳です。


変な顔は誰だってできるけど、

「この人が」とか「まさかこの子が」って人がやる事に意味がある。

橋本環奈のイメージである「1000年に一人のアイドル」とか、

そういう「かわいいアイドル」ってものがあってこその今回の役。

そういう意味では彼女だから出来たキャラクターだったと思うし、

それを映画の軸にしたのは凄いなって。


最後に、劇場パンフレットの「プロダクションノート」のコーナーにて、

「終わらない文化祭」という事に触れていました。

そこで映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」のタイトルが出てました。

押井守監督作品の中でも好きな映画ですが、

あの映画を観て「自分の高校時代の学園祭(文化祭)って全然エネルギッシュじゃなかったなあ」、

と思っていました。

そう言えば、この映画「斉木楠雄のψ難」も橋本環奈映画でもあると同時に、

「学園祭映画」だったなあと。

自分が違っただけに、エネルギーに溢れている学園祭ってものに少し憧れます。

あと実写化が控えている「氷菓」も学園祭映画ですが、果たしてどうなることだろうか。

斉木楠雄のΨ難 1 (ジャンプコミックス)






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マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
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