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2020年03月22日

本は繰り返し楽しめるもの

久々に「映画の瞬き」という本を読み返した。

映像編集を志す人ならほとんどの人が読んでいるだろうと思うが、

今は「新装版」になっているそうなのだけど、

自分が持っているのはその前のものになります。



リニア編集とかノンリニアとか、

そういう言葉がほぼ絶滅したんじゃないかと思う今の時代、

アナログならではの良さとか、

それに伴う時間(コスト)とか、

そういう話もためになるのだが、

やっぱりこの本では、

「良いカットを作るための六つの基準となるルール」がためになる。


詳しくは本を読んでもらうしかないのだが、

簡単に言うならば、

カット(編集)をする時は次の事を意識する。

1、感情 2、物語 3、リズム(テンポ)
4、視線 5、二次元性(イマジナリーラインとか) 6、継続性(同ポジとか)

特に1,2,3が重要だというのは本当にその通りだと思う。


感情がつながってないカットをよく繋げるよねって、

自称プロが作った映像でもチラホラ見かける。

まずはこの本読んでくださいよと。


もちろん、それだけじゃなくて、

瞬きというのが目が乾かない様にするだけの生理現象じゃない、

という話も凄く興味が出てきますが。


しばらく時間を空けてから久々に読み返すと、

ああ、なるほどと思う事ってありますよね、

本は1度読んだだけで終わらせてしまうのは勿体ない。

まあ映画にしても、最初に観た時と、

何年か経ってから観た時って違う印象を受けたりするんだけどね。

映画の瞬き[新装版] 映像編集という仕事




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