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皆さんは「足病医」という言葉を聞いたことありますか?
欧米では、眼医者さんや歯医者さんと同じ様にポピュラーな専門医さんなんですよ。
膝から下の足専門のお医者さんなのですが、日本にはほとんどないと行ってもいいくらい見受けられません。
例えば膝の関節が痛くなったら整形外科に行くでしょう
タコやウオノメが出来たら皮膚科ですよね。
巻き爪なんかもまた然り。
しかしそれらの症状が、相互影響によるものだとしたら…?
どちらかの医者に行っていたとしても本当の原因はつかめませんよね。
足の痛みを我慢しながら歩いていたら、変形関節症になってしまい、人工関節関節手術を受ける羽目に!
これではシャレにならん話です。
そもそも整形外科にかかる様な明らかな異常が出てからでは、既に手遅れな場合も多々あります。
しかし欧米では、眼医者さん、歯医者さんと同じ様な位置付けに、とても頼りになる足病医さんがいてくれるのです!
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日本では、文明開化以降に人々がようやく靴を履くようになったので、靴の歴史そのものが浅いことが影響しているのでしょうか?
足の医療が100年遅れているとも言われています。
足の医学は最初にドイツで発達しました。
16世紀ごろのヨーロッパでは、男女を問わずヒールの高い靴を履いていたために、足を痛める人が多かったという背景が影響しているのでしょうか。
現在では「ポドローゲ」という資格を持った足病医が、足全般の診療を行っています。
米国でも、約100年前に一般の医師免許とは別に、足病専門医の「ポダイアトリスト」という国家資格ができました。
カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどにも足病専門医の国家資格があり、足病は医学の独立した専門分野として確立しています。
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さて、ニューヨークで活躍されている「足病医」に林美香という先生がいらっしゃいます。
日本人だけでなく、ブロードウェイのダンサーの足など、多くのトラブルのある足を診ておられました。
林美香先生は長年、願っていた「足のお悩みを持つ人に提供できる、はきやすくてきれいなハイヒールづくりをしたい!」と願っておりました。
一方で、日本のそごう横浜店に、上級シューフィッターの林美樹さんという方がいらっしゃいました。
足の事を第一に考えるお二人の名前が、一文字違いだと言うのも、なんだか運命を感じます。
「これからの百貨店の靴は、よい質の高いクオリティーを目指して行かないとダメだ」と言われていた林美樹さん、思いつく事を一歩一歩段階的に実行して行きました。
取引先としてこれを見ていた、浅草のオーダーシューズメーカー・モーダコジマの小嶋隆行氏も、この考え方に共鳴した1人です。
この様な背景の中、ニューヨークの足病医林美香先生とシューフィッターの林美樹さんが出会い、その志が繋がりました。
美樹さんは早速、シューズメーカーの小嶋さんに開発を相談します。
足病医である美香先生は最初、足の骨格標本をもとに解剖学の説明をされ、この内容が小嶋さんのパンプスの開発技術に適合する事がわかったため、小嶋さんも奮起します。
靴造りの基本、木型作りは浅草でも定評のあるトミズカ木型さんに依頼、何度も試作品を改良し、完成に近づけて行きます。
美香先生監修の足を保護するパットも際限のないトライアンドエラーののちに完成度が高まり、ついには2018年3月、3年の努力の結果、dr mika hブランドがデビューいたしました。
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しかしこの、「ドクターミカ エイチ ニューヨーク」、具体的にほかの靴とどう違うのでしょうか?
「ドクターミカ エイチ ニューヨーク」の特徴をあげてみます。
開張足気味の現代女性の足に沿った、甲が薄くかかと部分が細い木型をつかい、小指が当たりにくく足あたりがやさしい履き心地を実現しました。
また、横アーチを持ち上げるよう工夫されたインソールにはパッドが装着されており、これの効果でハイヒールでも足の前ズレが防げ、足指が伸ばせるように作られています。
このインソールには、美香先生がハンマートゥの治療に使用しているパットをインソールに組み込み、さらに足にかかる負担を分散するようにデザインされているため、足先への負担がものすごく少ないとの事。
踵はこれまでに無い形状で、抜群のホールド感。足が前滑りする事なく、歩いてもぐらつかが無いので、7センチヒールなのに5センチヒール程度に感じると言う安定感を持ちます。
こんな「ドクターミカ エイチ ニューヨーク」、そごう横浜店B1ショップをはじめとする大手百貨店に、2018年3月から展開しています。
ここに来て一部の物が通販もはじめました。
今まさに、世の中に浸透しつつある、未来のブランドと言えるでしょう。

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折しも今日「#KuToo」の話題を耳にしました。
仕事先から無理矢理ヒールを履く事を強要され、足が血まみれになってしまった女性たちが、その悲惨さを訴えるために立ち上げたハッシュタグです。
「靴」と「苦痛」と「#MeToo」を掛けた造語です。
おしゃれは他人から強要される事は、あってはなりません。
その様な前時代的な考えの職場は即刻、態度を改めるべきです。
しかし、ご自身でおしゃれがしたいと思っている時でも、足へのケアは必要です。
負担が少しでも少ない靴を選び、少しでも異常を感じたら「足病医」に相談しましょう。
世界中の足病医の皆様のご努力、またその足病医が生み出した「ドクターミカ エイチ ニューヨーク」の様な本当の意味での女性の製品が、少しでも足への負担を減らしてくれる事を、願ってやみません。
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