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伊豆半島の付け根辺りを根拠地にフリーカメラマンとして孤軍奮闘しています。ホテル・旅館への出張撮影が多いため撮影者からの情報発信を志してみました。それ以外にも興味本位なテーマも含めて行きたいです。
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2017年03月05日

”宿泊予約の権利を売買仲介する” というニュービジネスの話。

知っていて損はない? 「Cansell株式会社」とは。


先日、面白い会社を見つけました。
Cansell株式会社」という会社です。

ホテルや旅館などの宿泊予約を、個人的な都合などでキャンセルするとなると、
通常は一定のキャンセル料金が発生してしまいます(何日前かにより割合は変わります)。

専らこちら側の都合にて、宿泊施設の客室稼働に穴を開けかねず、キャンセル料の支払い補償義務は至極当然のことだと申せます。

一方、いくらこちら側の都合としても、私たちも何も好き好んでキャンセルしたい訳ではなく、拠ん所無い事情で泣く泣くせざるを得ないのであり、キャンセル料の支払い出費はやはり痛いものです。

ここで取り上げます「Cansell株式会社」は、その双方のリスクを軽減するシステムを構築、あるいは構築しつつある会社として、注目に値すると感じました
宿側、お客さん側の双方に有益で嬉しいシステムとして、
きっと、知っておいて損はないシステムではないかと思います。





解りやすく・・・私なりに解説


要は、キャンセルをする前に、一旦、予約した権利そのものを売りに出してみる仕組み、とでも言えましょうか。
(この場合の”権利” =宿泊予約権 とでも言い換えられるでしょうか?。)

<取引の流れ>

私なりに解釈してみたので説明してみます。

@ まず、最初の予約者Aが、Cansell株式会社のサイトに、その宿泊予約権を登録し、売りに出します。

A 権利購入者Bがその権利を購入し、予約権相当額をCansel株式会社に支払います。

B 一定の仲介手数料をCansell株式会社が差し引いた後の金額が、Cansel株式会社から当初の予約者Aに支払われます。

ここまでが一連の流れです。


で、そもそも、ホテル等への宿泊料金の支払いはというと、当初の予約者Aが、当初の通り行うのです。

お判り頂けましたでしょうか?

基本的に、最初の予約者Aは、宿泊料金それ自体は全額支払うものの、一定の金額を権利購入者Bから受け取れるわけで、かなりの部分、埋め合わせができ得ることになります。

そして権利購入者Bにしてみれば、正規に予約した場合よりもお得に宿泊できるというメリットがあります。
仮に、満室で予約がとれない場合、もしかしたらこのサイトで宿泊権をゲットしてなんとかできるかもしれません。

また、ホテルや旅館サイドは、無断キャンセルや直前キャンセルに常に悩まされているわけですが、このシステムが普及すれば、それがある程度は減少してくれるかもしれません。

それぞれの立場で、十分なメリットが発生するというこの仕組み、
こうしたことから見て、十分に注目すべき試みのように私は思いました。

<注意点>

しかし、キャンセル料金が発生しないような早い段階では、このシステムを利用するメリットはないわけですね。

キャンセル料金が発生する場合でも、かなり早い段階においては(宿泊料金の10%程度等)、そんなに痛くない額なら、寧ろそのまま支払った方が良いかもしれません。
施設側にしてみても、早期であれば別の予約が入る可能性も高いでしょうし。

また、権利が売れるには一定の販売日数が必要でしょう。
売れるのを待っているうちに、うっかり前日や当日になってしまって、キャンセル料が100%になってしまうという別のリスクも想像されます。
どこの時点で諦めるかが、このシステムの悩ましいところなのかもしれません。

ところで、今の所、Cansell株式会社が扱うのは、国内の宿泊施設全般だけとのことです。

が、これは宿泊権にとどまらず、航空券とセットのツアーなどにも応用の余地がありそうです。
さらに、キャンセル料金発生タイミングの早い海外旅行などには、一層向いているシステムではないかとも思われます。
そうした発展性も含めて、今後も記憶にとどめておきたい会社ではないかと思い、取り上げてみた次第です。