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2016年09月03日

音楽は認知症から救い出してくれる魔法のツール

脳に良いことは、運動や知的好奇心を刺激することですが、「音楽」も脳を刺激して活性化させてくれます。音楽は、気持ちをリラックスさせてくれるため、精神面に良い作用を及ぼしますが、それだけではなくて脳の働きにとても良い効果があります。

そのため、音楽は認知症の予防や認知症の進行を抑制するものとして、さらに認知症の治療にも効果があるものとして注目されています。

《楽器を演奏する効果》
 楽器を使うと指先を動かすので脳を刺激して活性化させてくれます。指先を使うと、肘や肩、体幹や、筋肉や関節を使います。普段の動作では、これほど多くの関節運動を意識してコントロールすることはできません。

しかし、楽器を演奏すると無意識に様々な関節や筋肉を使って運動していることになります。
ピアノの場合は、両手を使って違う音を出すため、やればやる程、右脳と左脳をつなぐ「脳梁(のうりょう)」の厚みが増すそうです。

さらに楽譜を見ながら演奏する場合には、ただ演奏する以上に脳を使うことになります。同時に別の作業をするとデュアルタスクになって、脳にはとても良い刺激になりますが、楽譜を見ながらの演奏は、このデュアルタスクになります。

楽譜を見ながら楽器を演奏することは、考えている以上に脳をフル回転させていることになるからです。また、演奏するということ自体で、創造することになりますので、このことによって「人間らしさ」の働きを演出する前頭葉の働きを助けることになるそうです。

《音楽を聴くことの効果》
演奏をする効果は上記のように沢山ありますが、実は音楽を聴くだけでも脳にとってはとても良い効果を発揮してくれます。

音楽を聴くと気持ちがリラックスしてとても良い気持ちになります。これは、脳の報酬系(ほうしゅうけい)と呼ばれる領域が活発になります。

この報酬系は、欲求が満たされた時に活性化して、ここちよいという感覚を与える脳内の神経伝達物質を放出してくれる神経系のことです。

報酬系の領域が活性化することで、脳内の灰白質と呼ばれる領域の体積が増えるとも言われています。つまり、音楽を聴くだけで欲求が満たされて心地よい気持ちになります。

《歌うことの効果》
歌を歌うという作業は、歌詞やメロディを覚えたりしますので脳は非常に活動的になります。そして、カラオケで歌うとストレスから解き放たれます。歌う時に体も自然に動きます。高血圧の人の場合は、血圧が下がることもあります。ストレスも高血圧も脳にとっては良くないものです。

歌っている時の脳は、とても喜んでいることが想像できます。

このように、音楽は脳にとって良いことばかりを提供してくれますが、さらに音楽を聴くと、過去の記憶をよみがえらせてくれるという効果もあります。

知っている音楽を聴くと記憶をつかさどる「海馬」が刺激されて、過去の記憶が思い出されます。そうすると、その頃体験した出来事もいっしょに引き出されてきます。

これは、脳内にあった情報を音楽の力で刺激を与えて、記憶として引き出したことになります。
この記憶を引き出すという方法は、脳にダメージを受けて損傷を受けた場合の治療にも使われています。
音楽の効果は、このように素晴らしいものばかりです。

音楽は聴くだけでも脳を活性化してくれます。認知症で自分から積極的に活動できない人の場合には、できるだけ多くの音楽を聴かせてあげるだけでも良いと思います。
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