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2017年07月05日

芝生の可憐なピンクのネジバナ

最近、やっと露らしくなってきたと感じでいましたが、我が家の庭の雑草たちも元気よく勢いづいてきました。
芝生のあちらこちらには、すっくと伸びてピンク色の花をつけた植物が背伸びをするように生えてきました。
この花は、数年前から我が家の庭に自然に出てきたと思います。

背丈は、10pから30pぐらいの細い花茎を天に向かって真っすぐに伸ばしています。この可憐な花は、ネジバナでした。
DSCN0432_edited.jpg

ネジバナとは


 ネジバナは日本に野生するラン科の植物です。ランは絶滅危惧種のデータを纏めた「レッド・データ・ブック」に載せられるものが多く、また、高貴の花というイメージが強いのですが、ネジバナは自生する野生の花です。
そうは言っても、ネジバナの淡くて可憐な花は多くの人に愛されていて、観賞用として園芸店で売られる程の人気があります。
  

和名:ネジバナ、科名:ラン科、生態:多年草、花期:5〜10月
別名:モジズリ、学名:Spiranthes sinensis var amoena



ネジバナという名称は、花茎がねじれているためだと思います。名称の通りに、螺旋状にねじれていますが、面白いことに、左巻のものや右巻きのもの、さらに途中で逆転してねじれるものなど様々です。
また、ネジバナの咲き始めは、ねじれていませんが、暫くすると下部から巻いてきます。
ネジバナの花の色は、その多くが淡いピンク色ですが、色の濃いものや、白色のものもあります。図鑑を調べてみると、稀に緑色の花もあるそうです。
ネジバナについては、詳しく知りませんでしたが、本当にユニークで自由気ままな植物でした。
DSCN0445_edited.jpg

上写真の上部2つと下部2つのネジバナの捻じれている向きは異なっています。

ネジバナの根


 ネジバナは、細くてすっきりした根生葉(こんせいよう)を持ち、その根本から、細長く伸びる花茎を伸ばしています。そして、根を掘り出してみると、想像よりも立派な根っこがあります。

根生葉とは、植物の葉の形態のことで、根本から葉が出ているため、地中の根から葉が伸びているように見える形の葉のことを指します。根生葉は、別名で根出葉(こんしゅつよう)や根葉(こんよう)とも呼ばれています。



実は、立派な根の一部は、根が呼び寄せたラン菌(菌のコロニー)でした。
ネジバナの場合は、共生するラン菌がいて、ネジバナから栄養をもらう代わりに、次のように、ネジバナの生育を助けています。
  • *土壌の栄養塩類の供給

  • *水を吸収しやすくする

  • *病気に対して抵抗力の強化

  • *発芽の手助け(ラン菌がいないと発芽に必要な栄養補給ができません)


  • 【花工房まりか】
    posted by iyasaretaihito at 08:57 | Comment(0) | TrackBack(0) |
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