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2016年01月11日
撤退4店目が出現(汗)
数日前に 「星空広場は鬼城?」 という記事を書きましたが、三日前に更に撤退店が発生!
これで地下一階では4店目です。
今度の店は恐らく星空広場で最も家賃の高い場所。
地下鉄10号線の駅からエスカレーターを上がって来ると必ず目に入る場所。
星空広場に直結する入り口から1軒目です。
最も人目に付く場所
それなりにお客は入っていたように見うけましたが、客単価が低く家賃負担が重過ぎたのでしょうか?
私はこの店のエッグタルトが好きだったので残念です。
閉店時間が近づくと、「买三送一 (三つ買うと一つオマケ)」でした。
いつも
なぜ「买一送一(一つ買うと一つオマケ)」にして売り切ってしまわないのだろう?
と余計なお世話的な事を思っていました。
実際には私個人がそう願っていただけなのですが・・(笑)
照明は点いていますが、棚に商品は無く店員もいません。
営業をしていないのにシャッターは開けて照明は点けている
撤退した4店舗の内、内装を取り払った1店舗を除き、他の3店舗は「営業中風」を装っています。
これは星空広場の方針なのでしょうか?
見方によっては、
「内装工事も終わり、もうすぐ営業を開始します。」
とも受け取れます。
姑息としか言いようが有りません。
それに引っ掛かって、星空広場が盛況だと勘違いするお客様がいらっしゃるかは甚だ疑問ですけど・・・
ちなみに、当店には今のところ撤退する意志は全くございません。
そういう事になりましたら、真っ先に当ブログにてご連絡させて頂きます。
安心してご来店ください!
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2016年01月10日
オーナーのおもちゃ
当店のオーナーは悪い人では有りませんが、ともかく仕事をしません。
日本では誰よりも働くのが社長やオーナー。
当店に限らず、中国では最も働かないのが社長やオーナーかもしれません。
ちなみに、当店のオーナーは仕事が嫌いなのでは無く、飲食店で自分が何をすべきかが分かっていません。
頼んでもいないのに、偉そうに腕組んで店の入り口で客引きをしたりします。
ハッキリ言って、お客様が逃げて行きます。
積極的にレジ打ちをしてくれるのは有り難いのですが、タバコを吸いながらです。
街中の蘭州拉麺や屋台の焼き芋屋では無いのですから、もう少し文明的な態度でお客様に接して欲しいと切に望む次第です。(笑)
そのオーナーですが、一つだけ得意な事があります。
電動ラケットを振るのが上手です。
傍から見ると完全に趣味の域を超え、NHKの「プロフェッショナル?」に出演させたいほどの職人芸です。
テニスが趣味らしいので頷けない事も有りませんが、振っているラケットはテニスラケットでは有りません。
コレです!
コンセントに挿して充電中
「あ〜、アレね!」
とお分かりの方も多いと思います。
電気ハエ叩きです。
実際には叩くのではなく、蠅を接触させて感電させます。
「バチン!」
とショートする大きな音がして、蠅が焼け死ぬ構造です。
ハエが潰れないので、後始末はホウキで掃くだけ。
なかなかの優れ物ですが、日本では見かけません。
恐らく安全上の原因で、日本では許可が下りないのだと思います。
同じ構造で据え置きタイプの物も有ります。
誘蛾灯です。
誘蛾灯は虫を誘うのに対し、蠅取りラケットは虫を追いかけるものです。
どちらも焼き殺すという基本構造は同じです。
但し、ラケットを使いこなすには多少の俊敏性が必要です。(笑)
誤解をされると困るので補足しておきますが、
当店はハエが多いという訳では有りません。
何処からともなく時々 コバエ が入って来ます。
出入り口にドアが無くオープンなので、避けられないのかもしれません。
スーパー開業予定の場所に隣接しており、そこが内装手付かずの工事現場状態で放置されています。
「OPENING SOON」 と書かれたシートで覆われているだけなので、そこから飛んで来るのかもしれません。
さすがに大きくて黒くてブ〜ンと羽音をたてるようなの飛んできません。
オーナーの話に戻りますが、
彼はお客様が居なくなると必ずと言っていいほどラケットを持って店内をウロつきます。
正にコバエハンター!(笑)
一匹たりとも残さずに殲滅すべく追いかけます。
お陰様で彼が居る時はほとんどコバエを見かけません。
非常に助かってはいますが、
香港(広東語)では、「蠅を叩く」は「拍烏蠅(パ〜ッ(ク)ウーイン)」と言い、「閑古鳥が鳴く」という意味が有ります。(汗)
ハエ叩きはそこそこにした方が良いかもしれませんね!
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2016年01月09日
頭と足の先っぽだけ
数日前に「賄い豚足事件」を記事にしましたが、今回はその逆襲です。
店で使わない食材をわざわざ手配して賄いを作ったスタッフとオーナーにカチンと来て
「君たちバカですか?」
と言うのはグッと堪えましたが、
「賄いというのは、残った食材やお客様に出せない半端な食材を使って作るものです!」
とは言いました。
そして昨日
嫌味な逆襲に遭ってしまいました。(汗)
ディナータイムを前にキッチンで腹ごしらえ。
昨日の賄いメニューは
・ 半端野菜炒め
・ 鶏とクズ野菜の煮込み
半端野菜炒めは 「脂肉」や「端っこの半端な大きさの肉」 を使っていました。
お客様には出せない部位です。
「そうだよ、こういう風に工夫して作るのが賄いだよ!」
と少しホッとしました。
どうやら言った事は通じたようです。
「鶏とクズ野菜の煮込み」の方はと言うと
「そこまでしなくても」
と言いたくなるほどの徹底ぶりです。
クズ野菜と言っても、決して生ゴミでは有りません。
野菜は 「ブロッコリーの茎」「キャベツの芯や葉の軟らかく無い部分」「ニンジンの端」
鶏は「頭」「首」「脚の先(モミジ)」「皮」だけ。
実にワザとらしい賄いです。
(料理の画像を残していないのが残念です。)
「肉は入ってないし、野菜は本当にクズばっかりだな」
という私の表情を見て取ったのでしょう。
ニヤニヤしながら
「肉は全部お客様に出したので、半端が出ませんでした!」
「ウソこけ!」
と思いましたが、ニコッと笑顔で
「あっそう、これで良いんだよ!」
とサラリと答えてやりました。
半分イヤミなのは十分に承知しています。
ですが、子供のイタズラみたいなものです。
なかなか可愛いスタッフたちです。(笑)
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2016年01月08日
刺身が無くてスミマセン
数日前、某知り合いブロガーさんに
「刺身が無くてS子さんガッカリ」
と書かれてしまいました。(汗)
批判では無いと思いますが、指摘である事は間違いございません。
確かに正月三が日に刺身が無いのは和食店としては失格だと思います。
なぜ無いのかと言いますと、単純に「売れないから」です。
実は私が来る前までは有りました。
どこにでもある盛り合わせ
中国人が大好きなサーモン
値段に白いシールを貼らせたのは私です。
中国人オーナーには、品質の落ちた食材を捨てるという発想が欠如しています。
売れないマグロやサーモンを長時間冷凍在庫する事は、結果的に品質の劣る刺身を提供する事になります。
魚に限らず動きの悪い食材は、必需品を除き在庫しない事にしました。
但し、「刺身は永久に置かない」という方針では無く、暫定的なものです。
店が刺身を提供できる態勢になった時点で 「本日のお刺身」のような形で、その日にオススメできる魚介類を出させて頂くつもりです。
では、なぜ刺身が売れないか?
今のところ当店はカレー屋兼定食屋
↓
お酒を飲まれるお客様が少ない
↓
刺身が売れない
非常に分かり易い原因です。
なぜ、カレー屋兼定食屋なのか?
実は仕方なくそうしています。
今のところ営業時間は22時までに限られていますし、場所は地下一階です。
しかも和風の店舗にはテーブルが無く、お客様をお招きできる状態ではありません。
そこで、それなりに体裁の整っているカレー屋の店舗を「定食屋」としています。
喫茶店(ルノアール)風です
落ち着いて、ゆっくりとカレーや定食を食べるには最適です。
午後の休憩時間はございません。
(営業時間 10:00 〜 22:00)
和風店舗にテーブルが入り、ある程度の体裁が整いましたら、定食はそちらにシフトするつもりです。
旧正月前後には深夜営業ができるようになるらしいので、その時点で落ち着いてお酒を飲める居食屋としての営業を開始するつもりです。
もちろん「刺身」も置かせて頂きます。
それまでは和風店の方は弁当屋です。
尚、当店は今のところカレー屋兼定食屋ですが、お酒類 (ビール大ビン各種15元、日本酒お銚子26元、角ハイボール30元等々) も用意しております。
もちろん、単品のお料理も各種揃えております。
人気の組み合わせは
・ 生姜焼き定食(今月のオススメ)+ビール = 50元
・ 照焼きチキン定食+ビール = 50元
・ サンマ塩焼き定食(今週のオススメ)+お銚子 = 53元
・ 豚キムチ炒め定食+ビール = 50元
・ 鶏から揚げ定食+ビール = 50元
特にお一人のお客様に好評です。
ランチ、ディナータイム共に定食を提供致しておりますので、お近くにお越しの際は一度お試しください。
银座咖喱吧 (銀座クローバー)
11:00 〜 22:00
地下鉄10号線「水城路駅」直結
星空広場 地下一階 B−B104/ B105
021−6267−7797
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2016年01月07日
生姜焼きが中国人客に不人気な理由を考えてみた
当店では「今月のおすすめ」として、カレーを含め6種類の料理をお得なお値段で提供しています。
また、「当日のおすすめ」として、毎日2〜3種類の定食をメニューの3割引きでお出ししています。
ちなみに今週(1月4日〜10日)のおススメは、
サンマ塩焼き定食
27元だと割安感が顕著なのか、昨日のランチタイムは、ほぼ半数のお客様が「サンマ定食」でした。
ともかく、当店ではランチタイム、ディナータイム共に「日替り」「月替り」の定食をご注文されるお客様が圧倒的に多いです。
昨日、おススメ定食(月間おススメ+当日のおススメ)の販売数を見ていて、気付いた事が有ります。
「ブタ肉生姜焼き定食 35元」の販売数が極端に少ないのです。
確かに通常価格 40元を35元に設定したので「割安感」が少ないのも要因の一つだと思います。
ですが、それだけでは有りません。
実は普段から中国人のお客様に人気が無いのです。
日替りメニューとして30元にした事もありますが、それでも中国人のお客様からはオーダーが入りませんでした。
お弁当に「生姜焼き弁当」がございますが、これも中国人のお客様には全く人気が有りません。
甘辛い醤油味で、上海人が嫌いな味ではありません。
当店の「生姜焼き」は薄くスライスした豚肉で、言わば「牛丼の具」を豚肉に変えたような見た目です。
「牛丼」は当店でも人気のメニューですが、「生姜焼き」はさっぱりです。
「豚キムチ炒め」の方が「生姜焼き」より人気が有るのも不思議です。
ブタ生姜焼き
今月のお勧め定食で 35元
ところが、日本人のお客様にはそこそこの人気です。
ディナータイムには、生姜焼きをつまみにビール(大ビン 15元)で晩酌を兼ねて定食をお召し上がりになるお客様もいらっしゃいます。
・ 中国人客にだけ不人気
・ 見た目は牛丼の具とほぼ同じ
・ 甘辛い醤油味で中国人が嫌いな味では無い
必ず何か理由が有るはずです。
それで
中国語メニューの 「猪肉生姜烧」 という直接的な名前が原因ではないかと考えてみました。
前回のブログで記事にした「木魚花」に比べると、料理名がベタすぎます。
このネーミングの理由をスタッフに聞いてみたら、
「どこの店もこの料理名だから」
そんな事だろうと思ったが、他店でのオーダー状況はどうなのだろうか?
思うに
・ 生姜烧というネーミングから味をイメージ出来ない
・ 生姜臭く、生姜の辛さが際立った味だという印象
それなら
「日式甘咸醤油炒豚肉」 (豚肉の甘辛醤油炒め)
とでもネーミングすればオーダーする中国人も増えるのでは?
中国人のお客様に
・ なぜ「生姜焼き」を選ばなかったのか
・ 「生姜烧」という名前からどのような料理を想像するか
を聞いてみたい。
「生姜焼き」が売れなかったところで大勢に影響は無いが、気になります。
それと、中国人客に「生姜焼き」をオーダーさせてみたい。
鳴かぬなら、鳴かせてみよう、ホトトギス
の心境です。(笑)
ところで、今月のオススメの中での一番人気ですが
焼き魚(シャケ)定食
鮭(三文魚)は特に中国人のお客様に人気です。
中国人のサーモン好きは信仰に近いものがありますね!
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