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2016年06月18日
東北農家小院
一昨日の事ですが、知り合いに誘われて東北料理を食べに行きました。
東北料理と言っても、中華の東北です。
一般的に中国で東北と言うと
「東北三省」 = 黒竜江省、吉林省、遼寧省
を指すので、その辺りの料理なのだと思います。
指定されたのは
「東北農家小院」
安くて美味しい店でした。
まずは前菜
長寿菜 20元
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「ヒジキのピリ辛あえ」かと思いましたが、ヒジキでは無いそうです。
辞書で調べたところ「スベリヒユ」という雑草だそうです。
利尿剤、解毒剤にも用いられるようです。
でも、「ヒジキ」と言っても違和感の無い食感。
ピリ辛でお酒に良く合う味です。
そして、東北炒め物の代表?
タマゴキクラゲ炒め (鸡蛋炒木耳) 18元
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ニンジンは色どりの為だと思いますが、要らないと思います。
ニンジン特有の味と生っぽい食感がキクラゲやタマゴに合っていません。
味は悪く有りませんが、やはりニンジンが邪魔だと思います。
それに色どりとしても赤はミスマッチだと思うのですが・・・
私なら緑でトロミの出る「ネギ」とか「オクラ」などを合わせると思います。
メインの肉料理は
酢豚 (溜肉段) 40元
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スブタの事を中国語では糖酢肉(糖醋肉)と呼ぶのが一般的ですが、東北では「溜肉段」と呼ぶようです。
知り合いがオーダーしたのですが、どのような料理を頼んだのか想像できませんでした。
料理が運ばれてきて
「あ〜、スブタだったのか」
という感じでした。
日本人が食べて普通に美味しいと感じる味です。
周りを見ると、多くの客(中国人)が「スブタ」を頼んでいました。
「溜肉段」はこの店のオススメ定番料理なのだと思います。
以上、二人で三品
青島純生ビール2本
これだけでお腹いっぱいです。
「ご馳走さまでした!」
と言うべきところですが、周りを見るとほとんど全ての方が頼んでいる料理が有りました。
服務員さんを呼び、隣のお客さんのテーブルを指さして (行儀悪すぎ)
「あれ何?」
そして出て来たのが
野菜と豆腐皮を千切りにして甘酢醤油であえたサラダ?
家常涼菜 18元
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絶品、超オススメです。
ビールも1本追加です!(笑)
画像でセンマイのように見えるのが豆腐皮です。
とことん水切りした豆腐を厚さ2ミリにスライスしたような感じでしょうか。
東北料理店には、この豆腐皮で肉や野菜を包み、味噌をつけて食べる食べ方も有ります。
前菜(二品)を含め合計で四品
それとビール大ビン3本
食べ過ぎでお腹はパンパンです。
でもお会計は 134元 (激安)
美味しいばかりか懐に超優しい店でした。
でも残念な事が一つ。
一皿一皿の量が多く、少人数では色々と食べられ無い事です。
他にも野菜料理、鶏料理、スープ、餃子、冷麺など美味しそうなメニューが沢山有りました。
餃子以外にも東北風の主食や点心類が充実しています。
でも、量的には 一人だと2品、二人で3品、三人いれば5品というところでしょうか?
少なくとも3人以上で行きたい店です。
それと
この店は「食事客?」が多いように感じました。
お酒を飲まずに、純粋に食事をしている客が多いのです。
一時間程度でササッと食べて帰る客、
おかずとご飯でお腹を満たすだけのファミリー客が多かったのです。
言わば東北料理の「お食事処」ですね!
お酒類も決して高くありません。寧ろ安いと言えます。
・ サントリービール(大ビン) 10元
・ 青島純生(大ビン) 12元 (私のカレー屋では15元)
・ 普通の紹興酒3年物(1本) 16元(だったと思います。)
・ 白酒 40元前後〜
お酒を入れても 100元/一人 を超えるのは難しいと思います。
味はそこそこ、コストパフォーマンスは最高レベルの店です。
東北農家小院
定西路 x 昭化路 の交差点付近 (定西路沿い、ZOOカフェの並び)
宜しかったらお試し下さい。
「損した!」
と後悔する事は無いと思います。
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