2016年04月12日
お団子と言えばアンコですよね?
前々回の記事で「みたらし団子」を試作した話を書きました。
なぜ「みたらし団子」だったのかと言うと、厨房にある材料で作れたから。
「お団子と言えばアンコ」だと思いますが、当店にアンコのストックはございません。
当店は「夜は居酒屋営業をする定食屋のようなカレー屋」ですから。(笑)
とは言え、お団子にアンコは欠かせません。
そこで小豆を仕入れてアンコ作りに挑戦してみました。
中国の小豆です。
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日本の小豆を注意して見た事が無いので何とも言えませんが、恐らく日本産も中国産も色や形状は同じだと思います。
遺伝子組み換えや農薬使用など中国産の農産物に対する懸念はありますが、それは公然の秘密です。
当店が日本から調達しているのは「銀座本店の調合済みカレースパイス」だけです。
さてアンコの作り方ですが、
・ 小豆を洗って水に浸しておく
・ 下ゆでしてアクを抜く
・ アク抜きした小豆を好みの柔らかさになるまで煮る
・ 砂糖と塩を加えて水が無くなるまで煮る
思ったより簡単にできます。
水に浸しておく時間を除けば、調理(煮るだけ)時間は1時間程度です。
私の場合は、厨房スタッフが水の量などを見ていてくれたので、全くの手間いらずでした。
先ずは「粒あん」です。
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これを裏ごしすれば「こしあん」になるわけですが、裏ごし器が有りませんでした。
気付くのが遅すぎです。(汗)
「目の細かい金属の水切り」を代用しました。
ところが裏ごし器と違って金属メッシュがピンと張った状態になっていません。
ヘラでこする度にメッシュがフニャフニャと動きます。
おかげで五倍くらい時間が掛かってしまい腕が筋肉痛です。
ちゃんとした道具を使わないと駄目ですね!
筋肉痛こしあん
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筋肉痛にはなりましたが、出来上がりはちゃんとしてます。
さて、初めて小豆アンコを煮て気付いた事ですが、
・ 自分で作ると当然ですが甘さを調整できる
・ 紅糖を使うと柔らかい(まろやかな?)甘さになる
紅糖
黒糖を使ってみたかったのですが、仕入れ業者が扱っておらず紅糖で代用しました。
パケージの原材料を見ると
黒糖もブレンドされていました。
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紅糖、黒糖、葡萄糖 のブレンドです。
舐めてみると黒糖に似ていますが、マイルドな味の有る甘さです。
ご自宅での料理用としてもおススメだと思います。
「失敗した!」と思った事が一つあります。
砂糖を入れると焦げやすくなりますが、その為にかき混ぜすぎた事です。
かき混ぜる度に小豆の粒が壊れます。
アンコを作っていたので、粒が壊れても問題無いのですが、お汁粉の事を忘れていました。
お汁粉用としてかき混ぜる前のものを別に取っておくべきでした。
粒が壊れていてはお汁粉としての見栄えが悪すぎます。
小豆が何に応用できるかを先に考えるべきでした。(汗)
アンコは思ったより手間いらずで簡単に美味しくできます。
カロリー高めですが、アイスクリームに添えても美味しいです。
中国でアンコを食べたくなったらご自分で作ってみる事をオススメします。
もちろん当店の和風スイーツもお忘れ無きようお願い致します。
お団子、あんみつ、安倍川餅、あんこ抹茶アイス等々、どれも私が好きな物です。(笑)
準備が整うまで今しばらくお待ちください。
皆様のご来店をお待ち致しております。
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