気ままに禁煙してみませんか?

看護師さんから
「胃カメラを飲んだことがない」という衝撃の告白をう
け、（そんなたいした事ではありません）茫然自失とし
ていた私を見て、看護師さんは自分の発言が失言だった
と気づかれたのでしょう。

「大丈夫ですよ、先生は上手ですから！」
すかさずフォローが入ります。


「あはは・・・。」

信じられるか！！！


ともかく戦々恐々としながらも事態は刻々と進んでいき
ます。

まずは胃をきれいにする液体の薬を飲まされました。

これがまた不味い！！！！

どれだけ不味いかと申しますと40超えたおっさんが思ず

「まじゅい！」

と言ってしまうほど不味い！

「不味い！」ではなく、恥ずかしげもなく、本当に「ま
じゅい！」と言ってしまいました。

「これ飲みにくいですね、まだバリウムの方が飲みやすいですよ」

「今はバリウムも味がついて飲みやすくなってますからねー」

などと話をしている間に麻酔の準備が進みます。

どうやら麻酔は点滴という形で注入され、その後自動的に採
血されるとの事。

そうこうしている間に点滴の針が差し込まれました。
通常ですと、肘間接に刺すのですが、胃カメラの都合上
身体を動かすので手首付近の血管に差し込まれました。

これがまた微妙に痛いのです。
けして看護師さんの腕が悪いわけではないのですが、
あの肉に針が刺さっていく感触は初めての体験でした。

そして注入される麻酔・・・。

さてさて、あとは麻酔が効いてすやすや眠りながら胃カ
メラが終わるのを待つはずだったのですが・・・。


続きます。