いおりのノート

2003年に購入して乗り続けているルイガノのLGS-6にフルサイズのフェンダーを取り付けてみました。
フェンダーはいわゆる泥除けのことです。もともとLGS-6には泥除けは一切ついていませんでした。購入から５年後に簡易型の泥除けはつけていたのですが。こんな感じのやつ↓

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性能はないよりマシっていう程度です。濡れた路面を高速で走ると普通に背中に後輪が跳ね上げた泥の跡がびっしりつきます。ないよりはマシですが。気にしてゆっくり走ってもたいがい跳ねてきます。ないよりましですが。

MTBにママチャリみたいなフルサイズの泥除けを取り付けられないかなーと調べてたら、あるんですね結構。それで今回選んだのがこちら。

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タイヤのサイズに合ったものを選びます。幅も重要です。タイヤの幅より狭ければ泥を防ぎきれません。これに関しては大は小を兼ねますが、やはり大きすぎても不格好です。それらか購入前に取り付けが可能か自分の自転車をよくチェックしておく必要があります。後輪については以下の三か所。



赤の部分はなくてもマルチフェンダーステーを使えば取り付けが可能です。自転車屋でざっと見た感じ取り付けが難しい車種はあまりなさそうでした。

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内容はこんな感じ。



上から順に
後輪用フェンダー
前輪用フェンダー
フェンダーステー２本（フェンダーと車軸付近をつなげて支える金属製の棒です）
フェンダー吊り具（プラスティック製）
ステー取り付け金具２セット
フェンダー取り付け金具固定用ボルト４本
フェンダー調整金具４個
ステー固定ボルト４本
フェンダー吊り金具固定ボルト４本
フェンダー吊り金具固定ナット３個
フェンダー吊り金具固定用ワッシャー３個
シートステーブリッジ用スペーサー３個
取り扱い説明書
です。
ステーは一般的なママチャリのフェンダーステーと比べると細めで安っぽいです。

フェンダーの取り付けは取扱説明書の通りにやれば問題なくできます。車軸のところにある赤丸のネジ穴も付属のネジがぴったり合いました。ただ僕の自転車の場合一つ問題が。



上の写真でオレンジの丸で囲んだフロントギア付近の穴ですが、貫通穴だと思ってたらネジ穴でした。付属のネジはサイズが大きく使えず。一つ小さいのがピッタリきそうだったのですがハマらない。自転車屋に見せたらネジのピッチが広い様だからうちにはないのでホームセンターでそのようなネジの購入を、と言われました。

それでもしっくりこなかったので作業を中断してしばらく考えたのですが、自転車を作る側の立場になって考えたとき、一つの自転車で複数種類のネジ穴用意するか？と思い、ドリンクホルダーを固定するネジと同じサイズの六角レンチで締められるステー固定用ボルトを強い力でねじ込んだら入るようになりました。どうやら１２年乗った自転車だったのでネジ穴がさび付いてただけだったみたいです。ネジのサイズはM5でした。ここのネジ穴のサイズはググってもわからなかったので書いておきます。



で、取り付け終わってみるとこんな感じ。



ステーは使える長さギリギリまで使いましたがオレンジで囲った部分がやらやタイヤに近い。。。一応ちゃんと回転するけどさ。試しに乗ってみても問題なさそうだし。

でも次の日いつも通りスピードだして乗ったら全然ダメでした。振動でフェンダーがタイヤに接触し非常に走りずらい。これはダメだってことで調整することにしました。

方法としてはフェンダーとフェンダーステーを固定する位置を替えました。自転車側のフェンダーステー取り付け穴が車輪の中心ではないので位置を変えるとステーとタイヤの距離が変わるんですね。フェンダーとフェンダーステーを仮止めしたり外したりしながら位置を検討し決まったら目印をつけて穴をあけます。穴をあけるときは穴がフェンダーの中央からずれないよう慎重に作業します。フェンダーがプラスティック製なのではんだごてを使って穴をあけました。そして再び取り付け。



これで十分な隙間ができました。走ってみましたが振動でフェンダーがタイヤに接触することはなく快適です。
他に先ほど紹介したマルチフェンダーステーを使って調整する方法も考えられます。
たぶんそっちの方が加工とかしなくていいので楽です。

雨あがりの濡れた路面も走りましたがやはり簡易型のフェンダーと比べると性能はけた違いです。サドルを支えるシートポストと支柱にも一切泥が付いていません。もちろん背中にも。これで汚れることを気にせずに濡れた路面でも快適に走れそうです。

前輪はステーを取り付ける穴がなかったので前述したマルチフェンダーステーを使用して取り付けたいと思います。


【追記】
前輪も取り付けました。
【LGS-6】MTBにフルフェンダーを取り付けてみた【前輪】