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posted by fanblog

2017年01月28日

犬の蛋白漏出性腸症

愛犬が原因不明の腸炎になってしまい、嘔吐・下痢が続く日々、
アレルギー性腸炎・リンパ球形質細胞性腸炎、そして蛋白漏出性腸症と診断され、

予後不良という診断を得てしまいました。

安楽死の選択もある。

その言葉を聞き、悩みましたが、

それでも愛犬は生きようとする。必死で生きようとしている。そして私の側にいることの喜びを感じ、

飼い主として、親として、「共に生きる」ことを選択しました。

幽門の腫れもあり、食べたものが腸へと流れていかない。

体重の減少、筋肉量の低下、飢餓状態、嘔吐、下痢。

まずは高タンパク低脂肪の食事を摂取させることが体力回復の第一歩。

そこで、


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これを水でふやかし、シリンジを使って愛犬の口元から少しずつ流し込んで、まずはアルブミンの数値が低くなってしまって、腹水が溜まってきている状況からの回復を願い、食べさせました。




消化吸収に優れているフードを用い、なんとか血液中のアルブミンの量も増えたこともあり、
犬の腹水が減りだしました。

大量のステロイドの使用もあり、食欲もあるのですが、このフード、最も消化・吸収に優れた形で作られているため、今までに経験したことの無い臭い・味のためか、一切食べようとしませんでした。

そこで上に書いたように、水でふやかし、それをミキサーにかけて流動食のようにドロドロにしたものをシリンジで流し込んで、なんとか食べさせることができました。

そしてこのフードに不足しているものが一点ありまして、それがタンパク質の少なさ。

これを解決しなければならない。

そこで、すでに追い込まれた栄養状態からの回復のために、鶏レバーを少量の水でミキサーにかけ、これをシリンジを使って流し込んだのです。

しかし、それでは下痢が解決しません。噴水のような下痢を止めるには、食物繊維の量を増やさなければならない。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とのバランスが大事。

ということで、

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この二つを水で溶かして同じようにシリンジで与えました。

愛犬に適した量を探し出すことが大変で、

鶏レバー100gあたり、サイリウム1gセルロース2〜g程度を水で溶かして、トロトロ状態になったものを与えました。

サイリウムを大量に与えると、胃腸に負担をかけるどころではなく、粘着性が非常に強いため、逆に消化・吸収の妨げになってしまいます。ですので、不溶性のセルロースは増やしても大丈夫ですが、サイリウムのほうは、ドロドロ状態ではなく、トロトロ状態で、胃腸内を流れやすい状態で与えます。



鶏レバーのタンパク質の量は、100gあたり18.9g含まれており、生物価も高いため、ほぼ消化・吸収されますので、
犬に必要なタンパク質量4.8g/kgとして、一日あたりに与える量を計算します。

鶏レバーには、ビタミンAが多く含まれており、脂溶性のため、体内に蓄積されることが予想されますが、飢餓状態からの回復には、そのようなことを一切言えない状況まで追い込まれており、

健康な状態であったときより15kg減少していた体重を増やすことよりも、まずは高タンパク、そして酵素たっぷりの生の状態で与えることが何よりも大事ですから、鶏の生レバーと水をミキサーにかけ、

一日に6〜8回にわけて、タンパク質の必要摂取量よりも多く与えました。

蛋白漏出性腸症は、タンパク質が漏出してしまうわけですから、必ず必要量以上を与えなければ、アルブミンの数値も上がりません。

まずは危機からの脱出が優先されますので、消化によい生のままで与えることをお薦めします。

犬は人と違い、生レバーを食べたからと言って、食中毒にはなりません。ですので、加熱してタンパク質の変質や、ビタミン、酵素の破壊したものを与えるよりも、生のほうが、消化によく、そのことで、

一日で0.5もの、アルブミン数値の上昇を得ることができました。(動物病院での血液検査の結果)

そのお陰で、タプタプしていたお腹まわりが、一気に細くなり、元の状態へ回復していったのです。

アミノペプチドは、高カロリーのため、必要カロリー以上を与えながら、タンパク質は生肉で必要量以上を与えることによって、

危機からの脱出に成功したのです。

そして、サイリウムとセルロースを用いながら、次に考えなければならない下痢の対策も同時にやりました。

幽門に腫れがあるため、胃の内容物を十二指腸へ送り込むことが中々できなかったので、

腫れを抑えるために、ステロイドの大量投与により、まずは腸へとスムースに上の流動食が流れるように治療しながら、下痢のため、常に脱水状態でしたので、皮下輸液を行いながら、

まずは栄養を摂らないと確実に死んでしまう状態だったことから、輸液と血液のアルブミン数値とのバランスを考えながら、様子を見ていきました。

そして嘔吐によって、必要カロリーがどうしてもまかなえないときは、

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に含まれる中鎖脂肪酸を摂取させることによって、蛋白漏出性腸症の愛犬の必要カロリーのほとんどをこれでまかなっていました。

中鎖脂肪酸は即吸収されますので、犬の蛋白漏出性腸症で悩んでいるかたには、必須アイテムです。

消化に優れたタンパク質を摂取することにより、低アルブミン症から見事回復できました。

植物性タンパク質は、犬にとって必要ないものだということも、このような経験から得ることができました。

世間一般で言われているようなことが、犬にとっては無意味なことだと実感した次第です。

特に、蛋白漏出性腸症の犬にとっては、その消化に悪い植物性タンパク質の摂取は避けなければならないのです。

無理なく高タンパクを摂取させるには、「生物価」これをまずは考えながら、最も消化・吸収に優れている生肉がお薦めです。

できるだけ、脂肪が少ない馬肉や鹿肉を用いることがよいと考えています。

鹿や馬は、草のみを食べているわけですが、これが大事なのです。

なぜならば、不飽和脂肪酸を他の肉よりも多く含んでおり、オメガ3やオメガ6といった脂肪酸をドライフードに添加していることからも解るように、愛犬にとって、とても必要な脂肪酸だからです。

不飽和脂肪酸は、動物の脂肪よりも植物の脂肪に多く含まれているわけですが、草を食べて育つ動物には、大量に含まれているようです。

色々な経験をしてきた中で、もっとも危機的状況になってしまった愛犬のお話しです。

それと、サイリウムとセルロースによって腸内細菌を整えなければならず、

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この整腸剤をとにかく食事させると、数錠。こまめに与えて、腸内細菌を整えることが、下痢からの脱出に繋がっていきます。
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