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一戸建てる際の木造工法検討

今回は一戸建てる際の工法について木造に絞って検討してみます。

木造の工法は大きく分けて2つ
在来工法(軸組工法)とツーバイフォー(枠組壁工法)です。

在来は柱がメイン、ツーバイフォーは壁がメインと考えることができますが、
詳細を調べる中でそれぞれメリットデメリットが見えてきました。

ちなみに古来から日本で行われてきた工法は伝統工法と呼ばれ、在来工法とは別モノとします
また、主観で意見を述べている情報をみると、ツーバイフォーを頭から否定するものもあり、客観的な検証が少ないように思いました。

私自身、合板の寿命や集成材の柱の寿命などを計測したわけでありませんので、
そういった情報がみつかったら紹介したいと思います。

「ツーバイフォー」
メリット
 耐震、耐火、断熱、遮音など住宅としての基本性能が高い
 大工の能力依存が少ない


デメリット
 構造材が合板(ベニヤ板、接着剤、ホルムなんちゃら)
 基本的に使用される樹種は海外もの(SPFなどの安物)
 合板部分は薄いため、腐りに弱い(小まめな点検が必要)
 間取りの制限あり(開口が広く取れなかったり、ドア位置が部屋隅にとれないなど)
 いわゆる西洋の考えで建てられる(北米、カナダでは普通の工法、国内では1970年ごろから始まる)
 日本の湿度に弱いのではないかと言われている


「在来工法」
メリット
 日本の考えで建てられる
 構造材に無垢の木が使える
 無垢材であれば高寿命
 柱は太いため、腐りにほどほどに強い(メンテナンスの手抜きしてもほどほどに耐える)


デメリット
 柱が集成材の場合、寿命が短い(木を接着剤で張り合わせてるだけ)
 耐火、耐震、断熱などの性能に工夫が必要(金具の結合では耐震性能不安)
 大工の能力依存が大きい
 古来からの工法ではない(1960年頃からの工法)


このように比較すると、無垢材を使用した在来工法で耐震・耐火・断熱性能を高めるのが最強のように見えますが、当然費用も変わってきます。

私の検討している建築屋ではどちらの工法も可能ですが、無垢材の使用は100万コストアップと言われています。お金

また、耐震・断熱は一段劣るとも言われていますので、例えば外張り断熱にしたり、制震工法を取り入れたりとさらなるコストアップを検討しなくてはなりません。

このようにツーバイフォーの基本性能を無垢材の在来工法で検討すると、300万くらい値上がりします。お金お金お金

私の判断としては、ツーバイフォーで内装を自然素材とするか、無垢の在来工法で内装はほどほどにするかの2択と考えています。

集成材の在来工法は選択しない理由は、合板と集成材は私の中の評価が同等だからです。

工法については↓の本にいろいろ載っています。

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また、↓の本には集成材の評価結果が載っています。
ただ、こういう本を読むと洗脳気味になります落ち込み

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