いきいきシニアライフでゴー！

エンディングノートって、実は造語なんですね。

高齢者向けのボランティア活動を行っている
大阪のNPO法人が、

「自分にもしものことがあった時に備えて
家族に伝えておきたい」

という会員の声に答えて発行した時に
名づけられたのが始めと言われ、
以来、広く使われるようになったようです。

2003年の発行以来、14万冊以上が売れたといいます。


では、エンディングノートに何を書けばいいのでしょう？

このところの終活ブームと相まって、
葬儀社や金融機関、ショッピングモールなんかでも
終活フェアが開催されていて、
オリジナルのエンディングノートが発行されています。

そうしたフェアに出向いて、
実際にエンディングノートを手にとってみると、
なんとなくイメージがわいてくるのではないでしょうか。

ただ、
葬儀社なら葬儀、金融機関なら財産管理といったように、
その業種に特化させた内容になってしまうかもしれません。


文具メーカーのコクヨが発売したエンディングノート

「もしもの時に役立つノート」

は、2010年の発売から1年で15万部が売れたといいます。

高齢期に備えるためだけでなく、
日常生活を送る上での備忘録としても利用できるのが特徴で、
幅広い世代から購入されているようです。

私も持ってますが、
カバー付きで、マンガの説明も分かりやすく、
項目別に書き込み式になっていて、
何より、
記入欄が大きめなのが、書き込み易くていいですね！

好きなところから気軽に始められますよ。


自分のことから始まって、
資産や自分の周りの人のこと、
医療や介護のこと、
葬儀やお墓のこと、
遺言書を作るうえでの基礎知識や相続メモまで
書きためられるので、
まずは、気になるところから書きこんでみましょう。

書きすすめるうちに、
今まで何となく不安だったことのモトに気づき、
行動に移すきっかけになるかもしれませんね。