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2017年09月28日
ハッピーでいる為には習慣やコツが大事?専門家が教える方法とはいかに?
こんにちは!
ぺぎそんです。
ポジティブな人は友だちが多く、人生を楽しみ、心の傷や病気にもよく耐え、長生きする傾向があるとか。楽観的に生まれたわけではない人にとっては、ちょっと羨ましい話だけど、その生き方のコツは彼らから学ぶことができるはず。というわけで、イギリスを拠点に活躍する心理療法士クリスティン・ウェバーさんが教えてくれた、ハッピーな人の10の習慣について、ご紹介しますぺんっ!
1.幸せなときに幸せをかみしめる
「何か悪いことが起きると、私たちはしばしば過去を振り返り、こう言います。『こんなことになって、自分がどれだけ幸せだったか分かった。なぜ幸せなときに人生を楽しまなかったんだろう?』と。これは寂しいことじゃありませんか? 人生にはあらゆる予期せぬことが待ち受けているものですが、ハッピーな人々は順調なときを存分に味わいます。彼らは幸せに敏感で、それを感謝し、楽しむのです。
2.活動的である
「活気がなく、不健康でいて満足するのは難しいものです。ハッピーな人たちは運動すると気分が良くなるのを知っているので、そのための時間を作ります。数十年にわたり、科学者たちは、私たちが活動すると体が『幸せを感じる』エンドルフィンを分泌することを教えてくれています。また、最近の研究により、多くの科学者は、定期的な運動は抗うつ剤と同じくらい気分を上げるのに効果的でありうると信じるようになりました。ですから、ちょっとした散歩に出掛けるにせよ、ダンス教室に通うにせよ、ただ庭で子どもたちとボールを蹴るだけにせよ、体を動かすことは悪い気分を吹き飛ばすものだということが分かるでしょう。
3.いつまでも「悪いこと」にこだわらない!
「ハッピーな人々が常に明るく前向きというわけではありません。他の誰もと同じように、気分の浮き沈みはあるのです。でも、電車が止まったり、傘を持っていないときに雨に降られたり、応援しているチームが負けたりしても、1日中不機嫌に過ごしたりはしません。もちろん、一時的にうんざりすることはあります。でも、すぐにけじめをつけて、先に進みます。
4.思いやりがある
「自分本位でいて真に幸せな人というのはまずいないものです。本当に自己中心的な人は、不機嫌で、イライラしていて、不愉快だと私は思っています。ハッピーな人びとは自分たちがこの世界の一員だということを知っています。彼らは不平等にも気づいていて、よく慈善事業に寄付したり、ボランティアに参加する傾向があります。そして彼ら自身にとっても、助けようとしている人びとにとってもいいことですが、研究により、ボランティアは私たちの気分を上げ、満足感をもたらしてくれることが分かっています。
5.食生活が豊かである
「みじめな人々の多くは、自分を元気づけようとしてジャンクフードに手を伸ばしがちです。でも、そんな"元気"は一過性のものです。一方、ハッピーな人びとは自分の体や心に対して自分で責任を取るべきだと分かっているので、できるだけ健康でいるために、体に良い食生活について知ろうとします。
6.家族や友人との時間を作る
「ハッピーな人びとはしばしば野心的なものですが、どんなに忙しくとも、強固な社会的ネットワークの重要性を認識しています。幸せについて研究する専門家は皆、近しい人びととの交流が満足感のための基本的な要求であることに同意しています。そして、家族や友人と良好で協力的な関係を持っている人々ほど、健康で、長生きをする傾向があるとする研究結果も増えています。
7.物事を先送りにしない
「誰にでもしたくないことはあるものです。それに、何かをしようとするとなかなか思った通りにいかないことはよくあること。でも、ハッピーな人々はフラストレーションに対する高い耐性を持っています。簡単に言うと、テストがあれば勉強し、運を天に祈ったりしないのです。また、払わなくてはいけない税金があれば(どんなに払いたくなくても)期限ぎりぎりまで置いておきません。ハッピーな人々は物事を先送りすることはほとんどなく、将来引き起こされるフラストレーションを最小化するよう、あらゆる努力をするのです。彼らのモットーは、今やることぺんっ!
8.自ら責任をとる
「何かがうまくいかなくなったとき、ハッピーな人びとはグズグズと『あの人があれをするべきだ』などと愚痴を言ったりしません。自分の力で問題に対処するのです。これは友だちやセラピストにアドバイスを求めようとしないという意味ではなく、誰かが魔法のように事態を改善してくれるだろうとは期待しないのです。
9.広い視野を持つ
「ハッピーな人々は通常、クヨクヨと心配事を思い悩んで自ら危機的な状況を作り出すより、それも人生の浮き沈みの1つと見なすことで苦境を切り抜けます。彼らは世界についてのより広い視点を持ち、より大きな問題を見据えることでそれを可能にしているのです。ハッピーな人々はまた、日常的にストレスを軽減する方法を知っています。美術や音楽鑑賞、読書、海や田舎の散歩、スポーツ、定期的に友人と会うことなどで心の慰めを得ているのです。言い換えると、彼らは物事を広い視野で見ているということです。
10.前向きである
「多くの大人が、現在の困難の理由を両親や学歴のせいにしがちです。でも、ハッピーな人々は、過去は変えられない以上、それは時間の無駄であり、過去についての考え方を変えるしかないことを知っています。また、ハッピーな人々は失敗を思い悩むことが少ないようです。なぜなら、人間は誰でも間違えるものだと分かっているから。彼らは同じ過ちを繰り返さないようにしようと心に決め、未来にエネルギーを集中させるのです。
ぺぎそんです。
ポジティブな人は友だちが多く、人生を楽しみ、心の傷や病気にもよく耐え、長生きする傾向があるとか。楽観的に生まれたわけではない人にとっては、ちょっと羨ましい話だけど、その生き方のコツは彼らから学ぶことができるはず。というわけで、イギリスを拠点に活躍する心理療法士クリスティン・ウェバーさんが教えてくれた、ハッピーな人の10の習慣について、ご紹介しますぺんっ!
1.幸せなときに幸せをかみしめる
「何か悪いことが起きると、私たちはしばしば過去を振り返り、こう言います。『こんなことになって、自分がどれだけ幸せだったか分かった。なぜ幸せなときに人生を楽しまなかったんだろう?』と。これは寂しいことじゃありませんか? 人生にはあらゆる予期せぬことが待ち受けているものですが、ハッピーな人々は順調なときを存分に味わいます。彼らは幸せに敏感で、それを感謝し、楽しむのです。
2.活動的である
「活気がなく、不健康でいて満足するのは難しいものです。ハッピーな人たちは運動すると気分が良くなるのを知っているので、そのための時間を作ります。数十年にわたり、科学者たちは、私たちが活動すると体が『幸せを感じる』エンドルフィンを分泌することを教えてくれています。また、最近の研究により、多くの科学者は、定期的な運動は抗うつ剤と同じくらい気分を上げるのに効果的でありうると信じるようになりました。ですから、ちょっとした散歩に出掛けるにせよ、ダンス教室に通うにせよ、ただ庭で子どもたちとボールを蹴るだけにせよ、体を動かすことは悪い気分を吹き飛ばすものだということが分かるでしょう。
3.いつまでも「悪いこと」にこだわらない!
「ハッピーな人々が常に明るく前向きというわけではありません。他の誰もと同じように、気分の浮き沈みはあるのです。でも、電車が止まったり、傘を持っていないときに雨に降られたり、応援しているチームが負けたりしても、1日中不機嫌に過ごしたりはしません。もちろん、一時的にうんざりすることはあります。でも、すぐにけじめをつけて、先に進みます。
4.思いやりがある
「自分本位でいて真に幸せな人というのはまずいないものです。本当に自己中心的な人は、不機嫌で、イライラしていて、不愉快だと私は思っています。ハッピーな人びとは自分たちがこの世界の一員だということを知っています。彼らは不平等にも気づいていて、よく慈善事業に寄付したり、ボランティアに参加する傾向があります。そして彼ら自身にとっても、助けようとしている人びとにとってもいいことですが、研究により、ボランティアは私たちの気分を上げ、満足感をもたらしてくれることが分かっています。
5.食生活が豊かである
「みじめな人々の多くは、自分を元気づけようとしてジャンクフードに手を伸ばしがちです。でも、そんな"元気"は一過性のものです。一方、ハッピーな人びとは自分の体や心に対して自分で責任を取るべきだと分かっているので、できるだけ健康でいるために、体に良い食生活について知ろうとします。
6.家族や友人との時間を作る
「ハッピーな人びとはしばしば野心的なものですが、どんなに忙しくとも、強固な社会的ネットワークの重要性を認識しています。幸せについて研究する専門家は皆、近しい人びととの交流が満足感のための基本的な要求であることに同意しています。そして、家族や友人と良好で協力的な関係を持っている人々ほど、健康で、長生きをする傾向があるとする研究結果も増えています。
7.物事を先送りにしない
「誰にでもしたくないことはあるものです。それに、何かをしようとするとなかなか思った通りにいかないことはよくあること。でも、ハッピーな人々はフラストレーションに対する高い耐性を持っています。簡単に言うと、テストがあれば勉強し、運を天に祈ったりしないのです。また、払わなくてはいけない税金があれば(どんなに払いたくなくても)期限ぎりぎりまで置いておきません。ハッピーな人々は物事を先送りすることはほとんどなく、将来引き起こされるフラストレーションを最小化するよう、あらゆる努力をするのです。彼らのモットーは、今やることぺんっ!
8.自ら責任をとる
「何かがうまくいかなくなったとき、ハッピーな人びとはグズグズと『あの人があれをするべきだ』などと愚痴を言ったりしません。自分の力で問題に対処するのです。これは友だちやセラピストにアドバイスを求めようとしないという意味ではなく、誰かが魔法のように事態を改善してくれるだろうとは期待しないのです。
9.広い視野を持つ
「ハッピーな人々は通常、クヨクヨと心配事を思い悩んで自ら危機的な状況を作り出すより、それも人生の浮き沈みの1つと見なすことで苦境を切り抜けます。彼らは世界についてのより広い視点を持ち、より大きな問題を見据えることでそれを可能にしているのです。ハッピーな人々はまた、日常的にストレスを軽減する方法を知っています。美術や音楽鑑賞、読書、海や田舎の散歩、スポーツ、定期的に友人と会うことなどで心の慰めを得ているのです。言い換えると、彼らは物事を広い視野で見ているということです。
10.前向きである
「多くの大人が、現在の困難の理由を両親や学歴のせいにしがちです。でも、ハッピーな人々は、過去は変えられない以上、それは時間の無駄であり、過去についての考え方を変えるしかないことを知っています。また、ハッピーな人々は失敗を思い悩むことが少ないようです。なぜなら、人間は誰でも間違えるものだと分かっているから。彼らは同じ過ちを繰り返さないようにしようと心に決め、未来にエネルギーを集中させるのです。
2017年09月01日
夏のトラブル光線過敏症って?症状にかかってる人は意外と多い?
こんにちは!
ぺぎそんです。
夏は日差しの下で汗を拭う機会が多い季節だ。太陽の光や発汗は、光線過敏症や肌荒れなど様々な肌トラブルを引き起こす。対処法や予防法を専門家に聞いた。
夏の肌トラブルは日焼けに限らない。意外と多いのが日光に当たって起きるアレルギー疾患で、光線過敏症と呼ばれる。いくつかの種類があるが、代表的なのが「多形日光疹」、「日光じんましん」、「薬剤性光線過敏症」だ。
紫外線を浴びた皮膚に、半日ほどたってから赤くて小さい粒状の湿疹とかゆみが出るのが多形日光疹だ。10〜40代の女性に多い。
原因は紫外線だ。「紫外線の刺激で皮膚中の成分が変化し、遅延型アレルギーを起こす」
多形日光疹は日焼け止めで予防できる。発症しても「多くは1週間以内に自然に治っていくが、数日たっても治まらない場合はステロイド薬を処方してもらうとよい」
日光を浴びるとできる成分への即時型アレルギーが日光じんましんだ。肌が赤いミミズ腫れのようになる。主な原因は可視光線だ。日光を避けると症状は治まる。
ただ「紫外線が原因ではないため、日焼け止めでは予防できない」。対策は「抗ヒスタミン薬でアレルギー反応を抑えること」だ。
飲み薬や貼り薬が原因で起きるのが薬剤性光線過敏症だ。薬を使い始めた後に日光に当たり、顔や首周りなどに日焼けに似た症状が強く出たら要注意だ。
「抗炎症成分のケトプロフェンを含む湿布薬の場合、貼った所が赤く腫れ、水ぶくれなど強い症状が出ることもある」「他人から譲られた湿布を使わないことが大切」と注意を促す。
一部の血圧を下げる薬でも起きやすいという。医療機関で原因になっている薬剤を診断してもらい、服用や湿布の使用をやめる。薬剤は体内にしばらく残るので、1〜3カ月は直射日光を避ける。
正確に光線過敏症の診断を受けるには、いつから症状が始まったか、どんなときに症状が出るか、症状が起きる場所や服用薬などを医師に伝えられるようメモしておこう。
体温調節のため汗をかくことは重要だが、汗が夏の肌トラブルの原因になることもある。「タオルなどで頻繁に汗を拭いていると、ふやけた肌を傷つけるうえ、刺激になる汗の成分を肌にすり込むことになり、汗による肌荒れが起こる」
予防には日常のスキンケアと、汗をかいたときの対処が大切だ。こころとひふの「肌のバリア機能を保つため、洗顔のし過ぎは厳禁。朝は水で軽く洗うだけにとどめたい」と話す。
発汗後の日中の洗顔は洗浄剤を使わず水で流すか、蒸留水をスプレーしてタオルなどで軽く押さえて水分を拭き取るようにしよう。決して肌をこすらないようにしたい。
エアコンの冷風にさらされるため肌の乾燥が気になる半面、保湿のし過ぎも肌トラブルの元になる。「油分が多すぎると皮膚の常在菌のバランスが崩れる。乾燥が肌を傷めるからといってケアしすぎず、乳液など軽めの保湿と日焼け止めの使用にとどめたい」
薄着の季節は、ネックレスなどのアクセサリーを肌の上に直接着ける機会も多い。檜垣院長は「汗で金属がイオン化しアレルゲンになりやすい夏は、金属アレルギーも増える。ニッケルなどの金属を使ったアクセサリーを避け、ベルトの金具が直接肌に触れないようにしたい」とお医者さんはすすめますぺんっ!
ぺぎそんです。
夏は日差しの下で汗を拭う機会が多い季節だ。太陽の光や発汗は、光線過敏症や肌荒れなど様々な肌トラブルを引き起こす。対処法や予防法を専門家に聞いた。
夏の肌トラブルは日焼けに限らない。意外と多いのが日光に当たって起きるアレルギー疾患で、光線過敏症と呼ばれる。いくつかの種類があるが、代表的なのが「多形日光疹」、「日光じんましん」、「薬剤性光線過敏症」だ。
紫外線を浴びた皮膚に、半日ほどたってから赤くて小さい粒状の湿疹とかゆみが出るのが多形日光疹だ。10〜40代の女性に多い。
原因は紫外線だ。「紫外線の刺激で皮膚中の成分が変化し、遅延型アレルギーを起こす」
多形日光疹は日焼け止めで予防できる。発症しても「多くは1週間以内に自然に治っていくが、数日たっても治まらない場合はステロイド薬を処方してもらうとよい」
日光を浴びるとできる成分への即時型アレルギーが日光じんましんだ。肌が赤いミミズ腫れのようになる。主な原因は可視光線だ。日光を避けると症状は治まる。
ただ「紫外線が原因ではないため、日焼け止めでは予防できない」。対策は「抗ヒスタミン薬でアレルギー反応を抑えること」だ。
飲み薬や貼り薬が原因で起きるのが薬剤性光線過敏症だ。薬を使い始めた後に日光に当たり、顔や首周りなどに日焼けに似た症状が強く出たら要注意だ。
「抗炎症成分のケトプロフェンを含む湿布薬の場合、貼った所が赤く腫れ、水ぶくれなど強い症状が出ることもある」「他人から譲られた湿布を使わないことが大切」と注意を促す。
一部の血圧を下げる薬でも起きやすいという。医療機関で原因になっている薬剤を診断してもらい、服用や湿布の使用をやめる。薬剤は体内にしばらく残るので、1〜3カ月は直射日光を避ける。
正確に光線過敏症の診断を受けるには、いつから症状が始まったか、どんなときに症状が出るか、症状が起きる場所や服用薬などを医師に伝えられるようメモしておこう。
体温調節のため汗をかくことは重要だが、汗が夏の肌トラブルの原因になることもある。「タオルなどで頻繁に汗を拭いていると、ふやけた肌を傷つけるうえ、刺激になる汗の成分を肌にすり込むことになり、汗による肌荒れが起こる」
予防には日常のスキンケアと、汗をかいたときの対処が大切だ。こころとひふの「肌のバリア機能を保つため、洗顔のし過ぎは厳禁。朝は水で軽く洗うだけにとどめたい」と話す。
発汗後の日中の洗顔は洗浄剤を使わず水で流すか、蒸留水をスプレーしてタオルなどで軽く押さえて水分を拭き取るようにしよう。決して肌をこすらないようにしたい。
エアコンの冷風にさらされるため肌の乾燥が気になる半面、保湿のし過ぎも肌トラブルの元になる。「油分が多すぎると皮膚の常在菌のバランスが崩れる。乾燥が肌を傷めるからといってケアしすぎず、乳液など軽めの保湿と日焼け止めの使用にとどめたい」
薄着の季節は、ネックレスなどのアクセサリーを肌の上に直接着ける機会も多い。檜垣院長は「汗で金属がイオン化しアレルゲンになりやすい夏は、金属アレルギーも増える。ニッケルなどの金属を使ったアクセサリーを避け、ベルトの金具が直接肌に触れないようにしたい」とお医者さんはすすめますぺんっ!
夏のトラブル光線過敏症って?症状にかかってる人は意外と多い?
こんにちは!
ぺぎそんです。
夏は日差しの下で汗を拭う機会が多い季節だ。太陽の光や発汗は、光線過敏症や肌荒れなど様々な肌トラブルを引き起こす。対処法や予防法を専門家に聞いた。
夏の肌トラブルは日焼けに限らない。意外と多いのが日光に当たって起きるアレルギー疾患で、光線過敏症と呼ばれる。いくつかの種類があるが、代表的なのが「多形日光疹」、「日光じんましん」、「薬剤性光線過敏症」だ。
紫外線を浴びた皮膚に、半日ほどたってから赤くて小さい粒状の湿疹とかゆみが出るのが多形日光疹だ。10〜40代の女性に多い。
原因は紫外線だ。「紫外線の刺激で皮膚中の成分が変化し、遅延型アレルギーを起こす」
多形日光疹は日焼け止めで予防できる。発症しても「多くは1週間以内に自然に治っていくが、数日たっても治まらない場合はステロイド薬を処方してもらうとよい」
日光を浴びるとできる成分への即時型アレルギーが日光じんましんだ。肌が赤いミミズ腫れのようになる。主な原因は可視光線だ。日光を避けると症状は治まる。
ただ「紫外線が原因ではないため、日焼け止めでは予防できない」。対策は「抗ヒスタミン薬でアレルギー反応を抑えること」だ。
飲み薬や貼り薬が原因で起きるのが薬剤性光線過敏症だ。薬を使い始めた後に日光に当たり、顔や首周りなどに日焼けに似た症状が強く出たら要注意だ。
「抗炎症成分のケトプロフェンを含む湿布薬の場合、貼った所が赤く腫れ、水ぶくれなど強い症状が出ることもある」「他人から譲られた湿布を使わないことが大切」と注意を促す。
一部の血圧を下げる薬でも起きやすいという。医療機関で原因になっている薬剤を診断してもらい、服用や湿布の使用をやめる。薬剤は体内にしばらく残るので、1〜3カ月は直射日光を避ける。
正確に光線過敏症の診断を受けるには、いつから症状が始まったか、どんなときに症状が出るか、症状が起きる場所や服用薬などを医師に伝えられるようメモしておこう。
体温調節のため汗をかくことは重要だが、汗が夏の肌トラブルの原因になることもある。「タオルなどで頻繁に汗を拭いていると、ふやけた肌を傷つけるうえ、刺激になる汗の成分を肌にすり込むことになり、汗による肌荒れが起こる」
予防には日常のスキンケアと、汗をかいたときの対処が大切だ。こころとひふの「肌のバリア機能を保つため、洗顔のし過ぎは厳禁。朝は水で軽く洗うだけにとどめたい」と話す。
発汗後の日中の洗顔は洗浄剤を使わず水で流すか、蒸留水をスプレーしてタオルなどで軽く押さえて水分を拭き取るようにしよう。決して肌をこすらないようにしたい。
エアコンの冷風にさらされるため肌の乾燥が気になる半面、保湿のし過ぎも肌トラブルの元になる。「油分が多すぎると皮膚の常在菌のバランスが崩れる。乾燥が肌を傷めるからといってケアしすぎず、乳液など軽めの保湿と日焼け止めの使用にとどめたい」
薄着の季節は、ネックレスなどのアクセサリーを肌の上に直接着ける機会も多い。檜垣院長は「汗で金属がイオン化しアレルゲンになりやすい夏は、金属アレルギーも増える。ニッケルなどの金属を使ったアクセサリーを避け、ベルトの金具が直接肌に触れないようにしたい」とお医者さんはすすめますぺんっ!
ぺぎそんです。
夏は日差しの下で汗を拭う機会が多い季節だ。太陽の光や発汗は、光線過敏症や肌荒れなど様々な肌トラブルを引き起こす。対処法や予防法を専門家に聞いた。
夏の肌トラブルは日焼けに限らない。意外と多いのが日光に当たって起きるアレルギー疾患で、光線過敏症と呼ばれる。いくつかの種類があるが、代表的なのが「多形日光疹」、「日光じんましん」、「薬剤性光線過敏症」だ。
紫外線を浴びた皮膚に、半日ほどたってから赤くて小さい粒状の湿疹とかゆみが出るのが多形日光疹だ。10〜40代の女性に多い。
原因は紫外線だ。「紫外線の刺激で皮膚中の成分が変化し、遅延型アレルギーを起こす」
多形日光疹は日焼け止めで予防できる。発症しても「多くは1週間以内に自然に治っていくが、数日たっても治まらない場合はステロイド薬を処方してもらうとよい」
日光を浴びるとできる成分への即時型アレルギーが日光じんましんだ。肌が赤いミミズ腫れのようになる。主な原因は可視光線だ。日光を避けると症状は治まる。
ただ「紫外線が原因ではないため、日焼け止めでは予防できない」。対策は「抗ヒスタミン薬でアレルギー反応を抑えること」だ。
飲み薬や貼り薬が原因で起きるのが薬剤性光線過敏症だ。薬を使い始めた後に日光に当たり、顔や首周りなどに日焼けに似た症状が強く出たら要注意だ。
「抗炎症成分のケトプロフェンを含む湿布薬の場合、貼った所が赤く腫れ、水ぶくれなど強い症状が出ることもある」「他人から譲られた湿布を使わないことが大切」と注意を促す。
一部の血圧を下げる薬でも起きやすいという。医療機関で原因になっている薬剤を診断してもらい、服用や湿布の使用をやめる。薬剤は体内にしばらく残るので、1〜3カ月は直射日光を避ける。
正確に光線過敏症の診断を受けるには、いつから症状が始まったか、どんなときに症状が出るか、症状が起きる場所や服用薬などを医師に伝えられるようメモしておこう。
体温調節のため汗をかくことは重要だが、汗が夏の肌トラブルの原因になることもある。「タオルなどで頻繁に汗を拭いていると、ふやけた肌を傷つけるうえ、刺激になる汗の成分を肌にすり込むことになり、汗による肌荒れが起こる」
予防には日常のスキンケアと、汗をかいたときの対処が大切だ。こころとひふの「肌のバリア機能を保つため、洗顔のし過ぎは厳禁。朝は水で軽く洗うだけにとどめたい」と話す。
発汗後の日中の洗顔は洗浄剤を使わず水で流すか、蒸留水をスプレーしてタオルなどで軽く押さえて水分を拭き取るようにしよう。決して肌をこすらないようにしたい。
エアコンの冷風にさらされるため肌の乾燥が気になる半面、保湿のし過ぎも肌トラブルの元になる。「油分が多すぎると皮膚の常在菌のバランスが崩れる。乾燥が肌を傷めるからといってケアしすぎず、乳液など軽めの保湿と日焼け止めの使用にとどめたい」
薄着の季節は、ネックレスなどのアクセサリーを肌の上に直接着ける機会も多い。檜垣院長は「汗で金属がイオン化しアレルゲンになりやすい夏は、金属アレルギーも増える。ニッケルなどの金属を使ったアクセサリーを避け、ベルトの金具が直接肌に触れないようにしたい」とお医者さんはすすめますぺんっ!
2017年08月23日
1日5杯コーヒーは肝臓ガンをリスク減らす効果が?
こんにちは!
ぺぎそんです。
最新の研究結果から考えると、適量のコーヒーは「自然が与えてくれた素晴らしい薬」なのかも!? を、お届け。
サウサンプトン大学とエジンバラ大学の合同研究チームによると、コーヒーをよく飲む人は、あまり飲まない人に比べて肝臓ガンのほとんどを占める肝細胞がんになる確率が低いのだとか。
225万人を対象にした26もの研究データから、コーヒーを1日に1杯飲むと肝細胞ガンになるリスクが20%減少。1日に2杯飲むと35%も減少することが分かったのだそう。
学会誌に掲載された研究によると、1日に5杯のコーヒーを飲むとリスクが半減したそう。また、ノンカフェインのコーヒーにもがんを抑制する効果が期待できるものの、その効果は「やや低い」ということだ。
医師(サウサンプトン大学)は「コーヒーにはさまざまな健康効果があることが広く知られていますが、最近になって肝臓ガンのリスクを大きく減らす効果があることが分かってきました」とコメント。
飲み過ぎには注意
「ただし、みんなに毎日5杯もコーヒーを飲めと言っているわけではありません。コーヒーカフェインの過剰摂取に伴う害については、これからも調査が必要です。それに、妊娠中の女性など、カフェインを飲まない方がいい人もいます。とはいえ、肝細胞ガンが増加し、予後不良なことが多いため、今回の発見は大きな進歩と言えます。
エジンバラ大学の教授は「コーヒーによって肝硬変のリスクを減らせることが分かりました。さらに、量によっては肝臓ガンのリスクも減らすことも期待できる。また、コーヒーで多くの病気による死亡リスクも減らせるという報告がありましたが、我々の研究によりそれが立証されたわけです。適量のコーヒーは自然が与えてくれた素晴らしい薬です」と語っている。
コーヒー党には、なんとも嬉しいニュースと言えそうペンな〜〜
ぺぎそんです。
最新の研究結果から考えると、適量のコーヒーは「自然が与えてくれた素晴らしい薬」なのかも!? を、お届け。
サウサンプトン大学とエジンバラ大学の合同研究チームによると、コーヒーをよく飲む人は、あまり飲まない人に比べて肝臓ガンのほとんどを占める肝細胞がんになる確率が低いのだとか。
225万人を対象にした26もの研究データから、コーヒーを1日に1杯飲むと肝細胞ガンになるリスクが20%減少。1日に2杯飲むと35%も減少することが分かったのだそう。
学会誌に掲載された研究によると、1日に5杯のコーヒーを飲むとリスクが半減したそう。また、ノンカフェインのコーヒーにもがんを抑制する効果が期待できるものの、その効果は「やや低い」ということだ。
医師(サウサンプトン大学)は「コーヒーにはさまざまな健康効果があることが広く知られていますが、最近になって肝臓ガンのリスクを大きく減らす効果があることが分かってきました」とコメント。
飲み過ぎには注意
「ただし、みんなに毎日5杯もコーヒーを飲めと言っているわけではありません。コーヒーカフェインの過剰摂取に伴う害については、これからも調査が必要です。それに、妊娠中の女性など、カフェインを飲まない方がいい人もいます。とはいえ、肝細胞ガンが増加し、予後不良なことが多いため、今回の発見は大きな進歩と言えます。
エジンバラ大学の教授は「コーヒーによって肝硬変のリスクを減らせることが分かりました。さらに、量によっては肝臓ガンのリスクも減らすことも期待できる。また、コーヒーで多くの病気による死亡リスクも減らせるという報告がありましたが、我々の研究によりそれが立証されたわけです。適量のコーヒーは自然が与えてくれた素晴らしい薬です」と語っている。
コーヒー党には、なんとも嬉しいニュースと言えそうペンな〜〜
1日5杯コーヒーは肝臓ガンをリスク減らす効果が?
こんにちは!
ぺぎそんです。
最新の研究結果から考えると、適量のコーヒーは「自然が与えてくれた素晴らしい薬」なのかも!? を、お届け。
サウサンプトン大学とエジンバラ大学の合同研究チームによると、コーヒーをよく飲む人は、あまり飲まない人に比べて肝臓ガンのほとんどを占める肝細胞がんになる確率が低いのだとか。
225万人を対象にした26もの研究データから、コーヒーを1日に1杯飲むと肝細胞ガンになるリスクが20%減少。1日に2杯飲むと35%も減少することが分かったのだそう。
学会誌に掲載された研究によると、1日に5杯のコーヒーを飲むとリスクが半減したそう。また、ノンカフェインのコーヒーにもがんを抑制する効果が期待できるものの、その効果は「やや低い」ということだ。
医師(サウサンプトン大学)は「コーヒーにはさまざまな健康効果があることが広く知られていますが、最近になって肝臓ガンのリスクを大きく減らす効果があることが分かってきました」とコメント。
飲み過ぎには注意
「ただし、みんなに毎日5杯もコーヒーを飲めと言っているわけではありません。コーヒーカフェインの過剰摂取に伴う害については、これからも調査が必要です。それに、妊娠中の女性など、カフェインを飲まない方がいい人もいます。とはいえ、肝細胞ガンが増加し、予後不良なことが多いため、今回の発見は大きな進歩と言えます。
エジンバラ大学の教授は「コーヒーによって肝硬変のリスクを減らせることが分かりました。さらに、量によっては肝臓ガンのリスクも減らすことも期待できる。また、コーヒーで多くの病気による死亡リスクも減らせるという報告がありましたが、我々の研究によりそれが立証されたわけです。適量のコーヒーは自然が与えてくれた素晴らしい薬です」と語っている。
コーヒー党には、なんとも嬉しいニュースと言えそうペンな〜〜
ぺぎそんです。
最新の研究結果から考えると、適量のコーヒーは「自然が与えてくれた素晴らしい薬」なのかも!? を、お届け。
サウサンプトン大学とエジンバラ大学の合同研究チームによると、コーヒーをよく飲む人は、あまり飲まない人に比べて肝臓ガンのほとんどを占める肝細胞がんになる確率が低いのだとか。
225万人を対象にした26もの研究データから、コーヒーを1日に1杯飲むと肝細胞ガンになるリスクが20%減少。1日に2杯飲むと35%も減少することが分かったのだそう。
学会誌に掲載された研究によると、1日に5杯のコーヒーを飲むとリスクが半減したそう。また、ノンカフェインのコーヒーにもがんを抑制する効果が期待できるものの、その効果は「やや低い」ということだ。
医師(サウサンプトン大学)は「コーヒーにはさまざまな健康効果があることが広く知られていますが、最近になって肝臓ガンのリスクを大きく減らす効果があることが分かってきました」とコメント。
飲み過ぎには注意
「ただし、みんなに毎日5杯もコーヒーを飲めと言っているわけではありません。コーヒーカフェインの過剰摂取に伴う害については、これからも調査が必要です。それに、妊娠中の女性など、カフェインを飲まない方がいい人もいます。とはいえ、肝細胞ガンが増加し、予後不良なことが多いため、今回の発見は大きな進歩と言えます。
エジンバラ大学の教授は「コーヒーによって肝硬変のリスクを減らせることが分かりました。さらに、量によっては肝臓ガンのリスクも減らすことも期待できる。また、コーヒーで多くの病気による死亡リスクも減らせるという報告がありましたが、我々の研究によりそれが立証されたわけです。適量のコーヒーは自然が与えてくれた素晴らしい薬です」と語っている。
コーヒー党には、なんとも嬉しいニュースと言えそうペンな〜〜
2017年08月22日
嫁さんとお酒はどっちが大事? 酒と答えはひとは依存してる恐れが、、、
こんばんは!
ぺぎそんです。
毎日お酒を欠かせない左党でも、お酒の飲み過ぎは問題だということは分かっているだろう。日々大量のお酒を飲み続けると、アルコール依存症(アル中)になることを知らない左党はいない。しかし実際のところ、どのくらいの酒量だと問題になり、どこからアルコール依存症を心配しなければならないのかと問われると、即答できない人が多いのではないだろうか。知られているようでいて、実はよく認知されていない、、、
◉昼からワイン、食事の支度をしながらビールはマズイ?
左党にとって飲酒で心配なことといえば、飲み過ぎによる肝機能の悪化、肥満、痛風から、記憶をなくす、忘れ物をするということまで枚挙に暇(いとま)がない。そんな中でも、お酒を人一倍たしなむ酒豪がひそかに心配しているのが、「アルコール依存症(通称アル中)」ではないだろうか。
アルコール依存症というと相当お酒を飲んでいる人でないとならないと思っている人も多いと思う。しかし、左党にとっては実は意外に身近でコワい存在なのだ。恥ずかしながら、筆者も例外ではなく、「もしかしたらアルコール依存症なのかも?」と思うことが多々ある。
休みの日になると「自分にご褒美」とこじつけ、昼からスパークリングワインを飲んでみたり、普段の日でも夕方5時を回ると、夕飯の支度をしながらビールをカシュッ。私にとっては普通だが、酒を飲まない友人に話すと
「それってヤバくない……?」
とけげんな顔で見られる。そこで初めて、昼飲み、夕飯の支度をしながら酒を飲むのは普通ではないのだと気づく。酒の量は若い頃から比べて減ったものの、夕飯となれば何の疑問もなく、酒を用意する。いい年して、記憶をなくしてしまうくらい深酒してしまうこともあるし、やっぱり私はアルコール依存症の一歩手前なんだろうか? 心配は増すばかりである。
そんな心配をするのも、実際、私の周囲にアルコール依存症で早くに命を落とされた方がいたからかもしれない。その方は食道がんの手術をしてドクターストップがかかっているのに、昼からウイスキーのロックを水のごとく飲んでいた。愛する妻が注意しても酒をやめられず、50歳の声を聞いた途端、亡くなってしまった。これは最も残念なパターンである。
これは極端な例としても、酒量が増えているのに、節制ができないことで悩んでいる人も少なくないのではないだろうか?
■依存症は109万人! 予備群は980万人!
まずは、現状を垣渕さんに聞いてみた。実際のところ、アルコール依存症はどのくらいいるのだろうか?
2013年の厚生労働省研究班の調査による推計。アルコール依存症者数は「ICD-10」の診断基準によるもの。ハイリスク群の多量飲酒者は、飲酒する日には純アルコール換算で60g以上飲酒している人
「2013年の厚生労働省研究班の調査によると、アルコール依存症者は109万人いると推計されています。そして、その予備群ともいえる多量飲酒者(ハイリスク群)は980万人いると推計されています。
聞いてびっくり。依存症が109万人もいるのも驚きだが、リスクの高い多量飲酒者が1000万人近くいるとは! 垣渕さんから昨今は女性のアルコール依存症も増えていると聞き、もしや筆者もその中に入るのかと、ますます不安になってくる。
■「妻より酒!」恐るべき依存症の実態
109万人いるというアルコール依存症とはどういう状態なのだろうか?
単純に飲酒量で『ここからが依存症』などと定義できるわけではありません。明確な境界があるわけではなく、その方の生活環境によっても変わります。飲酒量自体より、お酒を飲むことで、身体疾患、精神疾患、暴力、家庭不和や無断欠勤など様々な問題が起こり、医師、上司、家族など周囲から注意されているけれど、節酒も断酒もできず、問題が継続しているかどうかを慎重に判断して、アルコール依存症と診断されます。
垣渕さんによると、アルコール依存症の診断基準にはWHO(世界保健機関)が作成したとある書類によによるアルコール依存症の診療ガイドラインがあるのだという。
具体的には、「飲酒したいという強い欲望・強迫感がある」「飲酒の開始・終了、あるいは飲酒量に関して行動を統制することが困難」「禁酒、減酒の際に離脱症状がある」「明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒をしている」といった6項目があり、過去1年間に3項目以上が同時に1カ月以上続いたか、繰り返し出現した場合に依存症と診断されているらしく、、、
実際には、本人に加えて、家族や周りの人に、どんな飲酒問題が起こっているかの話を聞きながら診断していくのだと垣渕さんは話す。中には、診断基準に照らし合わせるまでもなく、極めて重度な問題になっていて、どう考えても依存症だというケースも少なくないそうだ。
「私のところには夫婦で訪ねてくる方が多いのですが、その際、お酒がやめられない夫に対して奥様が『私とお酒とどっちが大事なの?』と聞くと、間髪入れずに『お酒』と答える方もいます。ここまで来るともう即入院レベルのアルコール依存症といっていいでしょう。ご想像できると思いますが、こうなると高い確率で離婚です。実際、アルコール依存症の方は離婚率が高いことでも知られています。
妻よりお酒を取る……、
それは、素人の私から見てもアルコール依存症だと思う、離婚して一家離散となっても飲酒を続け、会社もクビとなり、収入がなくなって生活保護を受けるようになっても飲み続け、孤独死する人もいるとか。
こ、こわい……。こうなる前に何としてでもリスクが高い人たち(ハイリスク群)より上には行きたくない。いや、それよりももしハイリスク群であれば、ローリスク群に下がる努力をしなくては。
■毎日、日本酒を3合以上飲んでいる人は要注意
次に、アルコール依存症のリスクが高い予備群(ハイリスク群)に該当するのは、どのような人たちなのだろうか。
厚生労働省研究班の調査では、純アルコール換算の1日平均飲酒量で男性40g以上、女性20g以上を「リスクの高い飲酒者」として、1039万人いるとの推計も出している。
「例えば、恒常的に酒量が多く、肝機能値(γ-GTP)が高くなっており、会社での健康診断で注意されて、一時的に飲酒を控えてγ-GTPが下がるものの、またすぐに飲酒量が増えてしまうという方です。何年にもわたってアルコール性の肝炎が続いていますが、仕事はこなしていて、家庭でも問題ないなど、目立った飲酒問題は起きてない状態です。
「依存症の一歩手前の状態ですが、今すぐ断酒しなければならない方ではありません。しかし、飲酒量を減らすための専門的な指導を受ける必要はあります。
推計980万人という数字からも分かるように、ハイリスク群の人は決して珍しい存在ではない。会社員の人でも普通にいるのだという。日々摂取しているアルコール摂取量でいうと、純アルコール換算で1日60gが一つの目安になると垣渕さんは話す。
「一般に適量が20g程度(日本酒1合、ビール中瓶1本)ということをご存じの方もいらっしゃるでしょう(日本人の男性の場合)。このレベルはローリスクです。酒量が増えるごとにリスクは上がってきますが、特に60gを超えてくると飲酒問題が起こってくるので、真剣に節酒を考えないといけないレベルになります。専門家の間でも『60gの壁』と呼ばれています。80gを超えると問題は必ず起きてきます。
純アルコールに換算して60gは日本酒でいえば3合。左党であれば軽々飲める量である。今は飲酒問題を抱えておらず、体に何の影響はなくても、将来的にアルコール依存症になるリスクが高い、まさに「アルコール依存症予備群」となるのだと言う、、、
ちなみに、ビジネスパーソンで普通に会社で仕事をしている人でも、γ-GTPが300を超えているといった人は珍しくないそうだ(※日本人間ドック学会の「検査表の見方」では、γ-GTP 101IU/L以上で異常に分類される)。
「学会発表された、ある大企業の健康管理室での話です。この企業では、職場健診でγ-GTPが300以上の社員を呼び出して指導する計画を立てたそうなのですが、健診の結果、γ-GTPが300以上だと対象人数が多くて指導する時間が確保できないため、指導対象の基準を500以上に変更したそうです。γ-GTPが200以上は高度上昇、500以上は超高度上昇に分類されます。普通に働いている方の中にも少なからぬ数の予備群がいることが分かりますぺんっ、、、
ぺぎそんです。
毎日お酒を欠かせない左党でも、お酒の飲み過ぎは問題だということは分かっているだろう。日々大量のお酒を飲み続けると、アルコール依存症(アル中)になることを知らない左党はいない。しかし実際のところ、どのくらいの酒量だと問題になり、どこからアルコール依存症を心配しなければならないのかと問われると、即答できない人が多いのではないだろうか。知られているようでいて、実はよく認知されていない、、、
◉昼からワイン、食事の支度をしながらビールはマズイ?
左党にとって飲酒で心配なことといえば、飲み過ぎによる肝機能の悪化、肥満、痛風から、記憶をなくす、忘れ物をするということまで枚挙に暇(いとま)がない。そんな中でも、お酒を人一倍たしなむ酒豪がひそかに心配しているのが、「アルコール依存症(通称アル中)」ではないだろうか。
アルコール依存症というと相当お酒を飲んでいる人でないとならないと思っている人も多いと思う。しかし、左党にとっては実は意外に身近でコワい存在なのだ。恥ずかしながら、筆者も例外ではなく、「もしかしたらアルコール依存症なのかも?」と思うことが多々ある。
休みの日になると「自分にご褒美」とこじつけ、昼からスパークリングワインを飲んでみたり、普段の日でも夕方5時を回ると、夕飯の支度をしながらビールをカシュッ。私にとっては普通だが、酒を飲まない友人に話すと
「それってヤバくない……?」
とけげんな顔で見られる。そこで初めて、昼飲み、夕飯の支度をしながら酒を飲むのは普通ではないのだと気づく。酒の量は若い頃から比べて減ったものの、夕飯となれば何の疑問もなく、酒を用意する。いい年して、記憶をなくしてしまうくらい深酒してしまうこともあるし、やっぱり私はアルコール依存症の一歩手前なんだろうか? 心配は増すばかりである。
そんな心配をするのも、実際、私の周囲にアルコール依存症で早くに命を落とされた方がいたからかもしれない。その方は食道がんの手術をしてドクターストップがかかっているのに、昼からウイスキーのロックを水のごとく飲んでいた。愛する妻が注意しても酒をやめられず、50歳の声を聞いた途端、亡くなってしまった。これは最も残念なパターンである。
これは極端な例としても、酒量が増えているのに、節制ができないことで悩んでいる人も少なくないのではないだろうか?
■依存症は109万人! 予備群は980万人!
まずは、現状を垣渕さんに聞いてみた。実際のところ、アルコール依存症はどのくらいいるのだろうか?
2013年の厚生労働省研究班の調査による推計。アルコール依存症者数は「ICD-10」の診断基準によるもの。ハイリスク群の多量飲酒者は、飲酒する日には純アルコール換算で60g以上飲酒している人
「2013年の厚生労働省研究班の調査によると、アルコール依存症者は109万人いると推計されています。そして、その予備群ともいえる多量飲酒者(ハイリスク群)は980万人いると推計されています。
聞いてびっくり。依存症が109万人もいるのも驚きだが、リスクの高い多量飲酒者が1000万人近くいるとは! 垣渕さんから昨今は女性のアルコール依存症も増えていると聞き、もしや筆者もその中に入るのかと、ますます不安になってくる。
■「妻より酒!」恐るべき依存症の実態
109万人いるというアルコール依存症とはどういう状態なのだろうか?
単純に飲酒量で『ここからが依存症』などと定義できるわけではありません。明確な境界があるわけではなく、その方の生活環境によっても変わります。飲酒量自体より、お酒を飲むことで、身体疾患、精神疾患、暴力、家庭不和や無断欠勤など様々な問題が起こり、医師、上司、家族など周囲から注意されているけれど、節酒も断酒もできず、問題が継続しているかどうかを慎重に判断して、アルコール依存症と診断されます。
垣渕さんによると、アルコール依存症の診断基準にはWHO(世界保健機関)が作成したとある書類によによるアルコール依存症の診療ガイドラインがあるのだという。
具体的には、「飲酒したいという強い欲望・強迫感がある」「飲酒の開始・終了、あるいは飲酒量に関して行動を統制することが困難」「禁酒、減酒の際に離脱症状がある」「明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒をしている」といった6項目があり、過去1年間に3項目以上が同時に1カ月以上続いたか、繰り返し出現した場合に依存症と診断されているらしく、、、
実際には、本人に加えて、家族や周りの人に、どんな飲酒問題が起こっているかの話を聞きながら診断していくのだと垣渕さんは話す。中には、診断基準に照らし合わせるまでもなく、極めて重度な問題になっていて、どう考えても依存症だというケースも少なくないそうだ。
「私のところには夫婦で訪ねてくる方が多いのですが、その際、お酒がやめられない夫に対して奥様が『私とお酒とどっちが大事なの?』と聞くと、間髪入れずに『お酒』と答える方もいます。ここまで来るともう即入院レベルのアルコール依存症といっていいでしょう。ご想像できると思いますが、こうなると高い確率で離婚です。実際、アルコール依存症の方は離婚率が高いことでも知られています。
妻よりお酒を取る……、
それは、素人の私から見てもアルコール依存症だと思う、離婚して一家離散となっても飲酒を続け、会社もクビとなり、収入がなくなって生活保護を受けるようになっても飲み続け、孤独死する人もいるとか。
こ、こわい……。こうなる前に何としてでもリスクが高い人たち(ハイリスク群)より上には行きたくない。いや、それよりももしハイリスク群であれば、ローリスク群に下がる努力をしなくては。
■毎日、日本酒を3合以上飲んでいる人は要注意
次に、アルコール依存症のリスクが高い予備群(ハイリスク群)に該当するのは、どのような人たちなのだろうか。
厚生労働省研究班の調査では、純アルコール換算の1日平均飲酒量で男性40g以上、女性20g以上を「リスクの高い飲酒者」として、1039万人いるとの推計も出している。
「例えば、恒常的に酒量が多く、肝機能値(γ-GTP)が高くなっており、会社での健康診断で注意されて、一時的に飲酒を控えてγ-GTPが下がるものの、またすぐに飲酒量が増えてしまうという方です。何年にもわたってアルコール性の肝炎が続いていますが、仕事はこなしていて、家庭でも問題ないなど、目立った飲酒問題は起きてない状態です。
「依存症の一歩手前の状態ですが、今すぐ断酒しなければならない方ではありません。しかし、飲酒量を減らすための専門的な指導を受ける必要はあります。
推計980万人という数字からも分かるように、ハイリスク群の人は決して珍しい存在ではない。会社員の人でも普通にいるのだという。日々摂取しているアルコール摂取量でいうと、純アルコール換算で1日60gが一つの目安になると垣渕さんは話す。
「一般に適量が20g程度(日本酒1合、ビール中瓶1本)ということをご存じの方もいらっしゃるでしょう(日本人の男性の場合)。このレベルはローリスクです。酒量が増えるごとにリスクは上がってきますが、特に60gを超えてくると飲酒問題が起こってくるので、真剣に節酒を考えないといけないレベルになります。専門家の間でも『60gの壁』と呼ばれています。80gを超えると問題は必ず起きてきます。
純アルコールに換算して60gは日本酒でいえば3合。左党であれば軽々飲める量である。今は飲酒問題を抱えておらず、体に何の影響はなくても、将来的にアルコール依存症になるリスクが高い、まさに「アルコール依存症予備群」となるのだと言う、、、
ちなみに、ビジネスパーソンで普通に会社で仕事をしている人でも、γ-GTPが300を超えているといった人は珍しくないそうだ(※日本人間ドック学会の「検査表の見方」では、γ-GTP 101IU/L以上で異常に分類される)。
「学会発表された、ある大企業の健康管理室での話です。この企業では、職場健診でγ-GTPが300以上の社員を呼び出して指導する計画を立てたそうなのですが、健診の結果、γ-GTPが300以上だと対象人数が多くて指導する時間が確保できないため、指導対象の基準を500以上に変更したそうです。γ-GTPが200以上は高度上昇、500以上は超高度上昇に分類されます。普通に働いている方の中にも少なからぬ数の予備群がいることが分かりますぺんっ、、、
嫁さんとお酒はどっちが大事? 酒と答えはひとは依存してる恐れが、、、
こんばんは!
ぺぎそんです。
毎日お酒を欠かせない左党でも、お酒の飲み過ぎは問題だということは分かっているだろう。日々大量のお酒を飲み続けると、アルコール依存症(アル中)になることを知らない左党はいない。しかし実際のところ、どのくらいの酒量だと問題になり、どこからアルコール依存症を心配しなければならないのかと問われると、即答できない人が多いのではないだろうか。知られているようでいて、実はよく認知されていない、、、
◉昼からワイン、食事の支度をしながらビールはマズイ?
左党にとって飲酒で心配なことといえば、飲み過ぎによる肝機能の悪化、肥満、痛風から、記憶をなくす、忘れ物をするということまで枚挙に暇(いとま)がない。そんな中でも、お酒を人一倍たしなむ酒豪がひそかに心配しているのが、「アルコール依存症(通称アル中)」ではないだろうか。
アルコール依存症というと相当お酒を飲んでいる人でないとならないと思っている人も多いと思う。しかし、左党にとっては実は意外に身近でコワい存在なのだ。恥ずかしながら、筆者も例外ではなく、「もしかしたらアルコール依存症なのかも?」と思うことが多々ある。
休みの日になると「自分にご褒美」とこじつけ、昼からスパークリングワインを飲んでみたり、普段の日でも夕方5時を回ると、夕飯の支度をしながらビールをカシュッ。私にとっては普通だが、酒を飲まない友人に話すと
「それってヤバくない……?」
とけげんな顔で見られる。そこで初めて、昼飲み、夕飯の支度をしながら酒を飲むのは普通ではないのだと気づく。酒の量は若い頃から比べて減ったものの、夕飯となれば何の疑問もなく、酒を用意する。いい年して、記憶をなくしてしまうくらい深酒してしまうこともあるし、やっぱり私はアルコール依存症の一歩手前なんだろうか? 心配は増すばかりである。
そんな心配をするのも、実際、私の周囲にアルコール依存症で早くに命を落とされた方がいたからかもしれない。その方は食道がんの手術をしてドクターストップがかかっているのに、昼からウイスキーのロックを水のごとく飲んでいた。愛する妻が注意しても酒をやめられず、50歳の声を聞いた途端、亡くなってしまった。これは最も残念なパターンである。
これは極端な例としても、酒量が増えているのに、節制ができないことで悩んでいる人も少なくないのではないだろうか?
■依存症は109万人! 予備群は980万人!
まずは、現状を垣渕さんに聞いてみた。実際のところ、アルコール依存症はどのくらいいるのだろうか?
2013年の厚生労働省研究班の調査による推計。アルコール依存症者数は「ICD-10」の診断基準によるもの。ハイリスク群の多量飲酒者は、飲酒する日には純アルコール換算で60g以上飲酒している人
「2013年の厚生労働省研究班の調査によると、アルコール依存症者は109万人いると推計されています。そして、その予備群ともいえる多量飲酒者(ハイリスク群)は980万人いると推計されています。
聞いてびっくり。依存症が109万人もいるのも驚きだが、リスクの高い多量飲酒者が1000万人近くいるとは! 垣渕さんから昨今は女性のアルコール依存症も増えていると聞き、もしや筆者もその中に入るのかと、ますます不安になってくる。
■「妻より酒!」恐るべき依存症の実態
109万人いるというアルコール依存症とはどういう状態なのだろうか?
単純に飲酒量で『ここからが依存症』などと定義できるわけではありません。明確な境界があるわけではなく、その方の生活環境によっても変わります。飲酒量自体より、お酒を飲むことで、身体疾患、精神疾患、暴力、家庭不和や無断欠勤など様々な問題が起こり、医師、上司、家族など周囲から注意されているけれど、節酒も断酒もできず、問題が継続しているかどうかを慎重に判断して、アルコール依存症と診断されます。
垣渕さんによると、アルコール依存症の診断基準にはWHO(世界保健機関)が作成したとある書類によによるアルコール依存症の診療ガイドラインがあるのだという。
具体的には、「飲酒したいという強い欲望・強迫感がある」「飲酒の開始・終了、あるいは飲酒量に関して行動を統制することが困難」「禁酒、減酒の際に離脱症状がある」「明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒をしている」といった6項目があり、過去1年間に3項目以上が同時に1カ月以上続いたか、繰り返し出現した場合に依存症と診断されているらしく、、、
実際には、本人に加えて、家族や周りの人に、どんな飲酒問題が起こっているかの話を聞きながら診断していくのだと垣渕さんは話す。中には、診断基準に照らし合わせるまでもなく、極めて重度な問題になっていて、どう考えても依存症だというケースも少なくないそうだ。
「私のところには夫婦で訪ねてくる方が多いのですが、その際、お酒がやめられない夫に対して奥様が『私とお酒とどっちが大事なの?』と聞くと、間髪入れずに『お酒』と答える方もいます。ここまで来るともう即入院レベルのアルコール依存症といっていいでしょう。ご想像できると思いますが、こうなると高い確率で離婚です。実際、アルコール依存症の方は離婚率が高いことでも知られています。
妻よりお酒を取る……、
それは、素人の私から見てもアルコール依存症だと思う、離婚して一家離散となっても飲酒を続け、会社もクビとなり、収入がなくなって生活保護を受けるようになっても飲み続け、孤独死する人もいるとか。
こ、こわい……。こうなる前に何としてでもリスクが高い人たち(ハイリスク群)より上には行きたくない。いや、それよりももしハイリスク群であれば、ローリスク群に下がる努力をしなくては。
■毎日、日本酒を3合以上飲んでいる人は要注意
次に、アルコール依存症のリスクが高い予備群(ハイリスク群)に該当するのは、どのような人たちなのだろうか。
厚生労働省研究班の調査では、純アルコール換算の1日平均飲酒量で男性40g以上、女性20g以上を「リスクの高い飲酒者」として、1039万人いるとの推計も出している。
「例えば、恒常的に酒量が多く、肝機能値(γ-GTP)が高くなっており、会社での健康診断で注意されて、一時的に飲酒を控えてγ-GTPが下がるものの、またすぐに飲酒量が増えてしまうという方です。何年にもわたってアルコール性の肝炎が続いていますが、仕事はこなしていて、家庭でも問題ないなど、目立った飲酒問題は起きてない状態です。
「依存症の一歩手前の状態ですが、今すぐ断酒しなければならない方ではありません。しかし、飲酒量を減らすための専門的な指導を受ける必要はあります。
推計980万人という数字からも分かるように、ハイリスク群の人は決して珍しい存在ではない。会社員の人でも普通にいるのだという。日々摂取しているアルコール摂取量でいうと、純アルコール換算で1日60gが一つの目安になると垣渕さんは話す。
「一般に適量が20g程度(日本酒1合、ビール中瓶1本)ということをご存じの方もいらっしゃるでしょう(日本人の男性の場合)。このレベルはローリスクです。酒量が増えるごとにリスクは上がってきますが、特に60gを超えてくると飲酒問題が起こってくるので、真剣に節酒を考えないといけないレベルになります。専門家の間でも『60gの壁』と呼ばれています。80gを超えると問題は必ず起きてきます。
純アルコールに換算して60gは日本酒でいえば3合。左党であれば軽々飲める量である。今は飲酒問題を抱えておらず、体に何の影響はなくても、将来的にアルコール依存症になるリスクが高い、まさに「アルコール依存症予備群」となるのだと言う、、、
ちなみに、ビジネスパーソンで普通に会社で仕事をしている人でも、γ-GTPが300を超えているといった人は珍しくないそうだ(※日本人間ドック学会の「検査表の見方」では、γ-GTP 101IU/L以上で異常に分類される)。
「学会発表された、ある大企業の健康管理室での話です。この企業では、職場健診でγ-GTPが300以上の社員を呼び出して指導する計画を立てたそうなのですが、健診の結果、γ-GTPが300以上だと対象人数が多くて指導する時間が確保できないため、指導対象の基準を500以上に変更したそうです。γ-GTPが200以上は高度上昇、500以上は超高度上昇に分類されます。普通に働いている方の中にも少なからぬ数の予備群がいることが分かりますぺんっ、、、
ぺぎそんです。
毎日お酒を欠かせない左党でも、お酒の飲み過ぎは問題だということは分かっているだろう。日々大量のお酒を飲み続けると、アルコール依存症(アル中)になることを知らない左党はいない。しかし実際のところ、どのくらいの酒量だと問題になり、どこからアルコール依存症を心配しなければならないのかと問われると、即答できない人が多いのではないだろうか。知られているようでいて、実はよく認知されていない、、、
◉昼からワイン、食事の支度をしながらビールはマズイ?
左党にとって飲酒で心配なことといえば、飲み過ぎによる肝機能の悪化、肥満、痛風から、記憶をなくす、忘れ物をするということまで枚挙に暇(いとま)がない。そんな中でも、お酒を人一倍たしなむ酒豪がひそかに心配しているのが、「アルコール依存症(通称アル中)」ではないだろうか。
アルコール依存症というと相当お酒を飲んでいる人でないとならないと思っている人も多いと思う。しかし、左党にとっては実は意外に身近でコワい存在なのだ。恥ずかしながら、筆者も例外ではなく、「もしかしたらアルコール依存症なのかも?」と思うことが多々ある。
休みの日になると「自分にご褒美」とこじつけ、昼からスパークリングワインを飲んでみたり、普段の日でも夕方5時を回ると、夕飯の支度をしながらビールをカシュッ。私にとっては普通だが、酒を飲まない友人に話すと
「それってヤバくない……?」
とけげんな顔で見られる。そこで初めて、昼飲み、夕飯の支度をしながら酒を飲むのは普通ではないのだと気づく。酒の量は若い頃から比べて減ったものの、夕飯となれば何の疑問もなく、酒を用意する。いい年して、記憶をなくしてしまうくらい深酒してしまうこともあるし、やっぱり私はアルコール依存症の一歩手前なんだろうか? 心配は増すばかりである。
そんな心配をするのも、実際、私の周囲にアルコール依存症で早くに命を落とされた方がいたからかもしれない。その方は食道がんの手術をしてドクターストップがかかっているのに、昼からウイスキーのロックを水のごとく飲んでいた。愛する妻が注意しても酒をやめられず、50歳の声を聞いた途端、亡くなってしまった。これは最も残念なパターンである。
これは極端な例としても、酒量が増えているのに、節制ができないことで悩んでいる人も少なくないのではないだろうか?
■依存症は109万人! 予備群は980万人!
まずは、現状を垣渕さんに聞いてみた。実際のところ、アルコール依存症はどのくらいいるのだろうか?
2013年の厚生労働省研究班の調査による推計。アルコール依存症者数は「ICD-10」の診断基準によるもの。ハイリスク群の多量飲酒者は、飲酒する日には純アルコール換算で60g以上飲酒している人
「2013年の厚生労働省研究班の調査によると、アルコール依存症者は109万人いると推計されています。そして、その予備群ともいえる多量飲酒者(ハイリスク群)は980万人いると推計されています。
聞いてびっくり。依存症が109万人もいるのも驚きだが、リスクの高い多量飲酒者が1000万人近くいるとは! 垣渕さんから昨今は女性のアルコール依存症も増えていると聞き、もしや筆者もその中に入るのかと、ますます不安になってくる。
■「妻より酒!」恐るべき依存症の実態
109万人いるというアルコール依存症とはどういう状態なのだろうか?
単純に飲酒量で『ここからが依存症』などと定義できるわけではありません。明確な境界があるわけではなく、その方の生活環境によっても変わります。飲酒量自体より、お酒を飲むことで、身体疾患、精神疾患、暴力、家庭不和や無断欠勤など様々な問題が起こり、医師、上司、家族など周囲から注意されているけれど、節酒も断酒もできず、問題が継続しているかどうかを慎重に判断して、アルコール依存症と診断されます。
垣渕さんによると、アルコール依存症の診断基準にはWHO(世界保健機関)が作成したとある書類によによるアルコール依存症の診療ガイドラインがあるのだという。
具体的には、「飲酒したいという強い欲望・強迫感がある」「飲酒の開始・終了、あるいは飲酒量に関して行動を統制することが困難」「禁酒、減酒の際に離脱症状がある」「明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒をしている」といった6項目があり、過去1年間に3項目以上が同時に1カ月以上続いたか、繰り返し出現した場合に依存症と診断されているらしく、、、
実際には、本人に加えて、家族や周りの人に、どんな飲酒問題が起こっているかの話を聞きながら診断していくのだと垣渕さんは話す。中には、診断基準に照らし合わせるまでもなく、極めて重度な問題になっていて、どう考えても依存症だというケースも少なくないそうだ。
「私のところには夫婦で訪ねてくる方が多いのですが、その際、お酒がやめられない夫に対して奥様が『私とお酒とどっちが大事なの?』と聞くと、間髪入れずに『お酒』と答える方もいます。ここまで来るともう即入院レベルのアルコール依存症といっていいでしょう。ご想像できると思いますが、こうなると高い確率で離婚です。実際、アルコール依存症の方は離婚率が高いことでも知られています。
妻よりお酒を取る……、
それは、素人の私から見てもアルコール依存症だと思う、離婚して一家離散となっても飲酒を続け、会社もクビとなり、収入がなくなって生活保護を受けるようになっても飲み続け、孤独死する人もいるとか。
こ、こわい……。こうなる前に何としてでもリスクが高い人たち(ハイリスク群)より上には行きたくない。いや、それよりももしハイリスク群であれば、ローリスク群に下がる努力をしなくては。
■毎日、日本酒を3合以上飲んでいる人は要注意
次に、アルコール依存症のリスクが高い予備群(ハイリスク群)に該当するのは、どのような人たちなのだろうか。
厚生労働省研究班の調査では、純アルコール換算の1日平均飲酒量で男性40g以上、女性20g以上を「リスクの高い飲酒者」として、1039万人いるとの推計も出している。
「例えば、恒常的に酒量が多く、肝機能値(γ-GTP)が高くなっており、会社での健康診断で注意されて、一時的に飲酒を控えてγ-GTPが下がるものの、またすぐに飲酒量が増えてしまうという方です。何年にもわたってアルコール性の肝炎が続いていますが、仕事はこなしていて、家庭でも問題ないなど、目立った飲酒問題は起きてない状態です。
「依存症の一歩手前の状態ですが、今すぐ断酒しなければならない方ではありません。しかし、飲酒量を減らすための専門的な指導を受ける必要はあります。
推計980万人という数字からも分かるように、ハイリスク群の人は決して珍しい存在ではない。会社員の人でも普通にいるのだという。日々摂取しているアルコール摂取量でいうと、純アルコール換算で1日60gが一つの目安になると垣渕さんは話す。
「一般に適量が20g程度(日本酒1合、ビール中瓶1本)ということをご存じの方もいらっしゃるでしょう(日本人の男性の場合)。このレベルはローリスクです。酒量が増えるごとにリスクは上がってきますが、特に60gを超えてくると飲酒問題が起こってくるので、真剣に節酒を考えないといけないレベルになります。専門家の間でも『60gの壁』と呼ばれています。80gを超えると問題は必ず起きてきます。
純アルコールに換算して60gは日本酒でいえば3合。左党であれば軽々飲める量である。今は飲酒問題を抱えておらず、体に何の影響はなくても、将来的にアルコール依存症になるリスクが高い、まさに「アルコール依存症予備群」となるのだと言う、、、
ちなみに、ビジネスパーソンで普通に会社で仕事をしている人でも、γ-GTPが300を超えているといった人は珍しくないそうだ(※日本人間ドック学会の「検査表の見方」では、γ-GTP 101IU/L以上で異常に分類される)。
「学会発表された、ある大企業の健康管理室での話です。この企業では、職場健診でγ-GTPが300以上の社員を呼び出して指導する計画を立てたそうなのですが、健診の結果、γ-GTPが300以上だと対象人数が多くて指導する時間が確保できないため、指導対象の基準を500以上に変更したそうです。γ-GTPが200以上は高度上昇、500以上は超高度上昇に分類されます。普通に働いている方の中にも少なからぬ数の予備群がいることが分かりますぺんっ、、、
嫁さんとお酒はどっちが大事? 酒と答えはひとは依存してる恐れが、、、
こんばんは!
ぺぎそんです。
毎日お酒を欠かせない左党でも、お酒の飲み過ぎは問題だということは分かっているだろう。日々大量のお酒を飲み続けると、アルコール依存症(アル中)になることを知らない左党はいない。しかし実際のところ、どのくらいの酒量だと問題になり、どこからアルコール依存症を心配しなければならないのかと問われると、即答できない人が多いのではないだろうか。知られているようでいて、実はよく認知されていない、、、
◉昼からワイン、食事の支度をしながらビールはマズイ?
左党にとって飲酒で心配なことといえば、飲み過ぎによる肝機能の悪化、肥満、痛風から、記憶をなくす、忘れ物をするということまで枚挙に暇(いとま)がない。そんな中でも、お酒を人一倍たしなむ酒豪がひそかに心配しているのが、「アルコール依存症(通称アル中)」ではないだろうか。
アルコール依存症というと相当お酒を飲んでいる人でないとならないと思っている人も多いと思う。しかし、左党にとっては実は意外に身近でコワい存在なのだ。恥ずかしながら、筆者も例外ではなく、「もしかしたらアルコール依存症なのかも?」と思うことが多々ある。
休みの日になると「自分にご褒美」とこじつけ、昼からスパークリングワインを飲んでみたり、普段の日でも夕方5時を回ると、夕飯の支度をしながらビールをカシュッ。私にとっては普通だが、酒を飲まない友人に話すと
「それってヤバくない……?」
とけげんな顔で見られる。そこで初めて、昼飲み、夕飯の支度をしながら酒を飲むのは普通ではないのだと気づく。酒の量は若い頃から比べて減ったものの、夕飯となれば何の疑問もなく、酒を用意する。いい年して、記憶をなくしてしまうくらい深酒してしまうこともあるし、やっぱり私はアルコール依存症の一歩手前なんだろうか? 心配は増すばかりである。
そんな心配をするのも、実際、私の周囲にアルコール依存症で早くに命を落とされた方がいたからかもしれない。その方は食道がんの手術をしてドクターストップがかかっているのに、昼からウイスキーのロックを水のごとく飲んでいた。愛する妻が注意しても酒をやめられず、50歳の声を聞いた途端、亡くなってしまった。これは最も残念なパターンである。
これは極端な例としても、酒量が増えているのに、節制ができないことで悩んでいる人も少なくないのではないだろうか?
■依存症は109万人! 予備群は980万人!
まずは、現状を垣渕さんに聞いてみた。実際のところ、アルコール依存症はどのくらいいるのだろうか?
2013年の厚生労働省研究班の調査による推計。アルコール依存症者数は「ICD-10」の診断基準によるもの。ハイリスク群の多量飲酒者は、飲酒する日には純アルコール換算で60g以上飲酒している人
「2013年の厚生労働省研究班の調査によると、アルコール依存症者は109万人いると推計されています。そして、その予備群ともいえる多量飲酒者(ハイリスク群)は980万人いると推計されています。
聞いてびっくり。依存症が109万人もいるのも驚きだが、リスクの高い多量飲酒者が1000万人近くいるとは! 垣渕さんから昨今は女性のアルコール依存症も増えていると聞き、もしや筆者もその中に入るのかと、ますます不安になってくる。
■「妻より酒!」恐るべき依存症の実態
109万人いるというアルコール依存症とはどういう状態なのだろうか?
単純に飲酒量で『ここからが依存症』などと定義できるわけではありません。明確な境界があるわけではなく、その方の生活環境によっても変わります。飲酒量自体より、お酒を飲むことで、身体疾患、精神疾患、暴力、家庭不和や無断欠勤など様々な問題が起こり、医師、上司、家族など周囲から注意されているけれど、節酒も断酒もできず、問題が継続しているかどうかを慎重に判断して、アルコール依存症と診断されます。
垣渕さんによると、アルコール依存症の診断基準にはWHO(世界保健機関)が作成したとある書類によによるアルコール依存症の診療ガイドラインがあるのだという。
具体的には、「飲酒したいという強い欲望・強迫感がある」「飲酒の開始・終了、あるいは飲酒量に関して行動を統制することが困難」「禁酒、減酒の際に離脱症状がある」「明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒をしている」といった6項目があり、過去1年間に3項目以上が同時に1カ月以上続いたか、繰り返し出現した場合に依存症と診断されているらしく、、、
実際には、本人に加えて、家族や周りの人に、どんな飲酒問題が起こっているかの話を聞きながら診断していくのだと垣渕さんは話す。中には、診断基準に照らし合わせるまでもなく、極めて重度な問題になっていて、どう考えても依存症だというケースも少なくないそうだ。
「私のところには夫婦で訪ねてくる方が多いのですが、その際、お酒がやめられない夫に対して奥様が『私とお酒とどっちが大事なの?』と聞くと、間髪入れずに『お酒』と答える方もいます。ここまで来るともう即入院レベルのアルコール依存症といっていいでしょう。ご想像できると思いますが、こうなると高い確率で離婚です。実際、アルコール依存症の方は離婚率が高いことでも知られています。
妻よりお酒を取る……、
それは、素人の私から見てもアルコール依存症だと思う、離婚して一家離散となっても飲酒を続け、会社もクビとなり、収入がなくなって生活保護を受けるようになっても飲み続け、孤独死する人もいるとか。
こ、こわい……。こうなる前に何としてでもリスクが高い人たち(ハイリスク群)より上には行きたくない。いや、それよりももしハイリスク群であれば、ローリスク群に下がる努力をしなくては。
■毎日、日本酒を3合以上飲んでいる人は要注意
次に、アルコール依存症のリスクが高い予備群(ハイリスク群)に該当するのは、どのような人たちなのだろうか。
厚生労働省研究班の調査では、純アルコール換算の1日平均飲酒量で男性40g以上、女性20g以上を「リスクの高い飲酒者」として、1039万人いるとの推計も出している。
「例えば、恒常的に酒量が多く、肝機能値(γ-GTP)が高くなっており、会社での健康診断で注意されて、一時的に飲酒を控えてγ-GTPが下がるものの、またすぐに飲酒量が増えてしまうという方です。何年にもわたってアルコール性の肝炎が続いていますが、仕事はこなしていて、家庭でも問題ないなど、目立った飲酒問題は起きてない状態です。
「依存症の一歩手前の状態ですが、今すぐ断酒しなければならない方ではありません。しかし、飲酒量を減らすための専門的な指導を受ける必要はあります。
推計980万人という数字からも分かるように、ハイリスク群の人は決して珍しい存在ではない。会社員の人でも普通にいるのだという。日々摂取しているアルコール摂取量でいうと、純アルコール換算で1日60gが一つの目安になると垣渕さんは話す。
「一般に適量が20g程度(日本酒1合、ビール中瓶1本)ということをご存じの方もいらっしゃるでしょう(日本人の男性の場合)。このレベルはローリスクです。酒量が増えるごとにリスクは上がってきますが、特に60gを超えてくると飲酒問題が起こってくるので、真剣に節酒を考えないといけないレベルになります。専門家の間でも『60gの壁』と呼ばれています。80gを超えると問題は必ず起きてきます。
純アルコールに換算して60gは日本酒でいえば3合。左党であれば軽々飲める量である。今は飲酒問題を抱えておらず、体に何の影響はなくても、将来的にアルコール依存症になるリスクが高い、まさに「アルコール依存症予備群」となるのだと言う、、、
ちなみに、ビジネスパーソンで普通に会社で仕事をしている人でも、γ-GTPが300を超えているといった人は珍しくないそうだ(※日本人間ドック学会の「検査表の見方」では、γ-GTP 101IU/L以上で異常に分類される)。
「学会発表された、ある大企業の健康管理室での話です。この企業では、職場健診でγ-GTPが300以上の社員を呼び出して指導する計画を立てたそうなのですが、健診の結果、γ-GTPが300以上だと対象人数が多くて指導する時間が確保できないため、指導対象の基準を500以上に変更したそうです。γ-GTPが200以上は高度上昇、500以上は超高度上昇に分類されます。普通に働いている方の中にも少なからぬ数の予備群がいることが分かりますぺんっ、、、
ぺぎそんです。
毎日お酒を欠かせない左党でも、お酒の飲み過ぎは問題だということは分かっているだろう。日々大量のお酒を飲み続けると、アルコール依存症(アル中)になることを知らない左党はいない。しかし実際のところ、どのくらいの酒量だと問題になり、どこからアルコール依存症を心配しなければならないのかと問われると、即答できない人が多いのではないだろうか。知られているようでいて、実はよく認知されていない、、、
◉昼からワイン、食事の支度をしながらビールはマズイ?
左党にとって飲酒で心配なことといえば、飲み過ぎによる肝機能の悪化、肥満、痛風から、記憶をなくす、忘れ物をするということまで枚挙に暇(いとま)がない。そんな中でも、お酒を人一倍たしなむ酒豪がひそかに心配しているのが、「アルコール依存症(通称アル中)」ではないだろうか。
アルコール依存症というと相当お酒を飲んでいる人でないとならないと思っている人も多いと思う。しかし、左党にとっては実は意外に身近でコワい存在なのだ。恥ずかしながら、筆者も例外ではなく、「もしかしたらアルコール依存症なのかも?」と思うことが多々ある。
休みの日になると「自分にご褒美」とこじつけ、昼からスパークリングワインを飲んでみたり、普段の日でも夕方5時を回ると、夕飯の支度をしながらビールをカシュッ。私にとっては普通だが、酒を飲まない友人に話すと
「それってヤバくない……?」
とけげんな顔で見られる。そこで初めて、昼飲み、夕飯の支度をしながら酒を飲むのは普通ではないのだと気づく。酒の量は若い頃から比べて減ったものの、夕飯となれば何の疑問もなく、酒を用意する。いい年して、記憶をなくしてしまうくらい深酒してしまうこともあるし、やっぱり私はアルコール依存症の一歩手前なんだろうか? 心配は増すばかりである。
そんな心配をするのも、実際、私の周囲にアルコール依存症で早くに命を落とされた方がいたからかもしれない。その方は食道がんの手術をしてドクターストップがかかっているのに、昼からウイスキーのロックを水のごとく飲んでいた。愛する妻が注意しても酒をやめられず、50歳の声を聞いた途端、亡くなってしまった。これは最も残念なパターンである。
これは極端な例としても、酒量が増えているのに、節制ができないことで悩んでいる人も少なくないのではないだろうか?
■依存症は109万人! 予備群は980万人!
まずは、現状を垣渕さんに聞いてみた。実際のところ、アルコール依存症はどのくらいいるのだろうか?
2013年の厚生労働省研究班の調査による推計。アルコール依存症者数は「ICD-10」の診断基準によるもの。ハイリスク群の多量飲酒者は、飲酒する日には純アルコール換算で60g以上飲酒している人
「2013年の厚生労働省研究班の調査によると、アルコール依存症者は109万人いると推計されています。そして、その予備群ともいえる多量飲酒者(ハイリスク群)は980万人いると推計されています。
聞いてびっくり。依存症が109万人もいるのも驚きだが、リスクの高い多量飲酒者が1000万人近くいるとは! 垣渕さんから昨今は女性のアルコール依存症も増えていると聞き、もしや筆者もその中に入るのかと、ますます不安になってくる。
■「妻より酒!」恐るべき依存症の実態
109万人いるというアルコール依存症とはどういう状態なのだろうか?
単純に飲酒量で『ここからが依存症』などと定義できるわけではありません。明確な境界があるわけではなく、その方の生活環境によっても変わります。飲酒量自体より、お酒を飲むことで、身体疾患、精神疾患、暴力、家庭不和や無断欠勤など様々な問題が起こり、医師、上司、家族など周囲から注意されているけれど、節酒も断酒もできず、問題が継続しているかどうかを慎重に判断して、アルコール依存症と診断されます。
垣渕さんによると、アルコール依存症の診断基準にはWHO(世界保健機関)が作成したとある書類によによるアルコール依存症の診療ガイドラインがあるのだという。
具体的には、「飲酒したいという強い欲望・強迫感がある」「飲酒の開始・終了、あるいは飲酒量に関して行動を統制することが困難」「禁酒、減酒の際に離脱症状がある」「明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒をしている」といった6項目があり、過去1年間に3項目以上が同時に1カ月以上続いたか、繰り返し出現した場合に依存症と診断されているらしく、、、
実際には、本人に加えて、家族や周りの人に、どんな飲酒問題が起こっているかの話を聞きながら診断していくのだと垣渕さんは話す。中には、診断基準に照らし合わせるまでもなく、極めて重度な問題になっていて、どう考えても依存症だというケースも少なくないそうだ。
「私のところには夫婦で訪ねてくる方が多いのですが、その際、お酒がやめられない夫に対して奥様が『私とお酒とどっちが大事なの?』と聞くと、間髪入れずに『お酒』と答える方もいます。ここまで来るともう即入院レベルのアルコール依存症といっていいでしょう。ご想像できると思いますが、こうなると高い確率で離婚です。実際、アルコール依存症の方は離婚率が高いことでも知られています。
妻よりお酒を取る……、
それは、素人の私から見てもアルコール依存症だと思う、離婚して一家離散となっても飲酒を続け、会社もクビとなり、収入がなくなって生活保護を受けるようになっても飲み続け、孤独死する人もいるとか。
こ、こわい……。こうなる前に何としてでもリスクが高い人たち(ハイリスク群)より上には行きたくない。いや、それよりももしハイリスク群であれば、ローリスク群に下がる努力をしなくては。
■毎日、日本酒を3合以上飲んでいる人は要注意
次に、アルコール依存症のリスクが高い予備群(ハイリスク群)に該当するのは、どのような人たちなのだろうか。
厚生労働省研究班の調査では、純アルコール換算の1日平均飲酒量で男性40g以上、女性20g以上を「リスクの高い飲酒者」として、1039万人いるとの推計も出している。
「例えば、恒常的に酒量が多く、肝機能値(γ-GTP)が高くなっており、会社での健康診断で注意されて、一時的に飲酒を控えてγ-GTPが下がるものの、またすぐに飲酒量が増えてしまうという方です。何年にもわたってアルコール性の肝炎が続いていますが、仕事はこなしていて、家庭でも問題ないなど、目立った飲酒問題は起きてない状態です。
「依存症の一歩手前の状態ですが、今すぐ断酒しなければならない方ではありません。しかし、飲酒量を減らすための専門的な指導を受ける必要はあります。
推計980万人という数字からも分かるように、ハイリスク群の人は決して珍しい存在ではない。会社員の人でも普通にいるのだという。日々摂取しているアルコール摂取量でいうと、純アルコール換算で1日60gが一つの目安になると垣渕さんは話す。
「一般に適量が20g程度(日本酒1合、ビール中瓶1本)ということをご存じの方もいらっしゃるでしょう(日本人の男性の場合)。このレベルはローリスクです。酒量が増えるごとにリスクは上がってきますが、特に60gを超えてくると飲酒問題が起こってくるので、真剣に節酒を考えないといけないレベルになります。専門家の間でも『60gの壁』と呼ばれています。80gを超えると問題は必ず起きてきます。
純アルコールに換算して60gは日本酒でいえば3合。左党であれば軽々飲める量である。今は飲酒問題を抱えておらず、体に何の影響はなくても、将来的にアルコール依存症になるリスクが高い、まさに「アルコール依存症予備群」となるのだと言う、、、
ちなみに、ビジネスパーソンで普通に会社で仕事をしている人でも、γ-GTPが300を超えているといった人は珍しくないそうだ(※日本人間ドック学会の「検査表の見方」では、γ-GTP 101IU/L以上で異常に分類される)。
「学会発表された、ある大企業の健康管理室での話です。この企業では、職場健診でγ-GTPが300以上の社員を呼び出して指導する計画を立てたそうなのですが、健診の結果、γ-GTPが300以上だと対象人数が多くて指導する時間が確保できないため、指導対象の基準を500以上に変更したそうです。γ-GTPが200以上は高度上昇、500以上は超高度上昇に分類されます。普通に働いている方の中にも少なからぬ数の予備群がいることが分かりますぺんっ、、、
2017年08月10日
日焼けした時に心得て実践したい10の方法とは?
こんばんは!
ぺぎそんです。
「夏の日差しを全身で浴びてリラックス♡」と思っても、気づけばひどい日焼けで皮膚は真っ赤。水ぶくれができたり、脱水症状、発熱なんてことになると健康的どころか早急な応急処置が必要に。
とある、皮膚科専門医のかたが、15歳から20歳の間に炎症を伴う日焼けを5回以上繰り返すと、メラノーマとも呼ばれる悪性黒色腫(ホクロに似たガン)を発症するリスクは80%も増えるのだそう。
ただし、毎日日焼け止めを塗布すれば、メラノーマ発症のリスクは半減するという報告も。ひどい日焼けが治るには3日から1週間はかかり、「日焼け後の処置で回復の速さには大きな差がでるらしいぺんっ、、、
とまぁ、長々と話して行きましたが、10の方法を紹介して行くぺんっ!
1.紫外線を避ける
日焼けの症状は、紫外線を浴びて数時間が経ったときに急に出てくるもの。その後もさらに紫外線を浴び続けると、皮膚へのダメージが悪化したり日焼けの患部が広がることに、ビーチやプールの砂、海水や塩素はどれも、日焼けの痛みを悪化させ、感染症リスクを高めてしまうそう。
日焼けの症状を感じたら、すぐにビーチを後にするのが賢い判断。でも、そうするわけにはいかない時は、SPF30以上の「広域スペクトラム」タイプの日焼け止めクリームを、日焼け患部だけではなく、できれば体全体に塗りなおして。日陰に移動し、露出していた皮膚を服などで覆うのも忘れずに。太陽にかざしたときに、光が透けない布地なら紫外線から皮膚を保護してくれるはず。つばの広い帽子は、紫外線対策だけじゃなく、真っ赤になってしまった顔を隠すのにも最適とのことぺんっ!
2. 冷水で冷やす
ひどい日焼けは、皮膚が真っ赤になるだけでなく、水ぶくれを伴うことも。だから冷たいシャワーや水風呂に入って、火照った皮膚を冷やし、炎症を抑えるのがベストなのだそう。その際、入浴剤や香料の入った石鹸は使わないように。少しずつ温度を上げる場合でも、お湯(特に塩素入り)は皮膚を乾燥させるということを忘れずに。
3. 氷で冷やす
流水がベストとは言え、何日も冷たいシャワーを浴びるわけにもいかない…。なので日中の応急処置としては、タオルなどを巻いたアイスパックを1日に数回、数分だけあててクールダウンしましょう。
4. アロエでアフターケア
日焼けした皮膚は表皮が傷ついているので、新しい皮膚が作られるまで保湿クリームなどを塗布して、感染症や炎症から皮膚を保護してあげるのが◎。いろいろな自家製ローション の作り方があるけれど、リプナー医師のオススメは、天然の抗炎症作用で肌をクールダウンしてくれるアロエだそう。
5. いつものスキンケアにも注意
日焼けでダメージを受けた肌は敏感になっているので、いつも使っているスキンケアを使っただけでも、痒みや痛みを引き起こしたり、発疹や水ぶくれの原因になったりすることも。敏感肌用の、肌に優しい洗顔料や保湿剤を選び、パックやニキビ用薬品、刺激の強い化粧水、角質除去やアンチエイジングコスメなどは避けるのが無難。特に、リドカインやベンゾカインなど麻酔効果のある成分が含まれたスキンケア製品は、敏感になっている皮膚にひどい発疹が広がることもあるので注意が必要とのこと。赤くなった皮膚をメイクで覆いたくなる気持ちはわかるけど、メイクは刺激物なので日焼け後はなるべく我慢して。
6. いつもより多めに水分補給
日光を浴びることで水分は損なわれるものだけど、日焼けでダメージを受けた皮膚の場合はさらに水分を失いやすいのだそう。普段よりもコップ1杯分は水分を多くとるように、とリプナー医師。アルコールは水分を体外へと排出する作用があり、日焼けが治りにくくなってしまうのでNG。
7. イブプロフェンを上手に服用
日焼け直後から痛みが治まるまでの間、4〜6時間置きにイブプロフェンなどの非ステロイド系消炎鎮痛剤 (NSAID)を服用すると、回復を早める効果があるのだとか。保護膜や新たな皮膚が再生しはじめるのは、とにかく腫れがひいてから。ただし、1つ覚えておきたいことが。新しい皮膚ができるとは言え、熱湯や火による火傷などと異なり、日焼けのダメージは表皮よりもずっと奥に入り込んでDNAを傷つけるので、これによって皮膚がんのリスクが高まるのだそう…。
8. しめつけない服装で
体にフィットした服やブラのストラップなどは、傷んだ肌との摩擦で水ぶくれや痛みが悪化することも。なので肌にぴったりしない、ゆったりとした服を選んでみて。肌ざわりのいいポリエステルやナイロンと、"涼しい素材"が組み合わさったフィットネスウェアなどが良いかも。
9. 水ぶくれは絶対につぶさない
水ぶくれをつぶしたり、刺激したりしないように!と、リプナー医師。患部を清潔で乾いた状態に保ち、日中はガーゼや絆創膏などでカバ−すると良いそう。包帯などで痒みや炎症が起こらないように、寝るときは空気に触れさせて。
10. 定期検診を受ける
リプナー医師曰く「日焼けで皮膚がんリスクが増える」というのは本当なのだそう。でも、パニックになるとストレスでガンのリスクが余計に増してしまうというデータもあるそうなので、まずは落ち着くこと。ひどい日焼けをきっかけに、日焼け止めを毎日ちゃんと塗る習慣をつけるのも良し。あとは、気になるホクロがある場合、それが悪性かどうかを米国立衛生研究所のセルフチェックサイトを参考に毎月観察しつつ、年に1度は皮膚科で検査を受けるといった対策をとるのが良さそうぺんよ
ぺぎそんです。
「夏の日差しを全身で浴びてリラックス♡」と思っても、気づけばひどい日焼けで皮膚は真っ赤。水ぶくれができたり、脱水症状、発熱なんてことになると健康的どころか早急な応急処置が必要に。
とある、皮膚科専門医のかたが、15歳から20歳の間に炎症を伴う日焼けを5回以上繰り返すと、メラノーマとも呼ばれる悪性黒色腫(ホクロに似たガン)を発症するリスクは80%も増えるのだそう。
ただし、毎日日焼け止めを塗布すれば、メラノーマ発症のリスクは半減するという報告も。ひどい日焼けが治るには3日から1週間はかかり、「日焼け後の処置で回復の速さには大きな差がでるらしいぺんっ、、、
とまぁ、長々と話して行きましたが、10の方法を紹介して行くぺんっ!
1.紫外線を避ける
日焼けの症状は、紫外線を浴びて数時間が経ったときに急に出てくるもの。その後もさらに紫外線を浴び続けると、皮膚へのダメージが悪化したり日焼けの患部が広がることに、ビーチやプールの砂、海水や塩素はどれも、日焼けの痛みを悪化させ、感染症リスクを高めてしまうそう。
日焼けの症状を感じたら、すぐにビーチを後にするのが賢い判断。でも、そうするわけにはいかない時は、SPF30以上の「広域スペクトラム」タイプの日焼け止めクリームを、日焼け患部だけではなく、できれば体全体に塗りなおして。日陰に移動し、露出していた皮膚を服などで覆うのも忘れずに。太陽にかざしたときに、光が透けない布地なら紫外線から皮膚を保護してくれるはず。つばの広い帽子は、紫外線対策だけじゃなく、真っ赤になってしまった顔を隠すのにも最適とのことぺんっ!
2. 冷水で冷やす
ひどい日焼けは、皮膚が真っ赤になるだけでなく、水ぶくれを伴うことも。だから冷たいシャワーや水風呂に入って、火照った皮膚を冷やし、炎症を抑えるのがベストなのだそう。その際、入浴剤や香料の入った石鹸は使わないように。少しずつ温度を上げる場合でも、お湯(特に塩素入り)は皮膚を乾燥させるということを忘れずに。
3. 氷で冷やす
流水がベストとは言え、何日も冷たいシャワーを浴びるわけにもいかない…。なので日中の応急処置としては、タオルなどを巻いたアイスパックを1日に数回、数分だけあててクールダウンしましょう。
4. アロエでアフターケア
日焼けした皮膚は表皮が傷ついているので、新しい皮膚が作られるまで保湿クリームなどを塗布して、感染症や炎症から皮膚を保護してあげるのが◎。いろいろな自家製ローション の作り方があるけれど、リプナー医師のオススメは、天然の抗炎症作用で肌をクールダウンしてくれるアロエだそう。
5. いつものスキンケアにも注意
日焼けでダメージを受けた肌は敏感になっているので、いつも使っているスキンケアを使っただけでも、痒みや痛みを引き起こしたり、発疹や水ぶくれの原因になったりすることも。敏感肌用の、肌に優しい洗顔料や保湿剤を選び、パックやニキビ用薬品、刺激の強い化粧水、角質除去やアンチエイジングコスメなどは避けるのが無難。特に、リドカインやベンゾカインなど麻酔効果のある成分が含まれたスキンケア製品は、敏感になっている皮膚にひどい発疹が広がることもあるので注意が必要とのこと。赤くなった皮膚をメイクで覆いたくなる気持ちはわかるけど、メイクは刺激物なので日焼け後はなるべく我慢して。
6. いつもより多めに水分補給
日光を浴びることで水分は損なわれるものだけど、日焼けでダメージを受けた皮膚の場合はさらに水分を失いやすいのだそう。普段よりもコップ1杯分は水分を多くとるように、とリプナー医師。アルコールは水分を体外へと排出する作用があり、日焼けが治りにくくなってしまうのでNG。
7. イブプロフェンを上手に服用
日焼け直後から痛みが治まるまでの間、4〜6時間置きにイブプロフェンなどの非ステロイド系消炎鎮痛剤 (NSAID)を服用すると、回復を早める効果があるのだとか。保護膜や新たな皮膚が再生しはじめるのは、とにかく腫れがひいてから。ただし、1つ覚えておきたいことが。新しい皮膚ができるとは言え、熱湯や火による火傷などと異なり、日焼けのダメージは表皮よりもずっと奥に入り込んでDNAを傷つけるので、これによって皮膚がんのリスクが高まるのだそう…。
8. しめつけない服装で
体にフィットした服やブラのストラップなどは、傷んだ肌との摩擦で水ぶくれや痛みが悪化することも。なので肌にぴったりしない、ゆったりとした服を選んでみて。肌ざわりのいいポリエステルやナイロンと、"涼しい素材"が組み合わさったフィットネスウェアなどが良いかも。
9. 水ぶくれは絶対につぶさない
水ぶくれをつぶしたり、刺激したりしないように!と、リプナー医師。患部を清潔で乾いた状態に保ち、日中はガーゼや絆創膏などでカバ−すると良いそう。包帯などで痒みや炎症が起こらないように、寝るときは空気に触れさせて。
10. 定期検診を受ける
リプナー医師曰く「日焼けで皮膚がんリスクが増える」というのは本当なのだそう。でも、パニックになるとストレスでガンのリスクが余計に増してしまうというデータもあるそうなので、まずは落ち着くこと。ひどい日焼けをきっかけに、日焼け止めを毎日ちゃんと塗る習慣をつけるのも良し。あとは、気になるホクロがある場合、それが悪性かどうかを米国立衛生研究所のセルフチェックサイトを参考に毎月観察しつつ、年に1度は皮膚科で検査を受けるといった対策をとるのが良さそうぺんよ
日焼けした時に心得て実践したい10の方法とは?
こんばんは!
ぺぎそんです。
「夏の日差しを全身で浴びてリラックス♡」と思っても、気づけばひどい日焼けで皮膚は真っ赤。水ぶくれができたり、脱水症状、発熱なんてことになると健康的どころか早急な応急処置が必要に。
とある、皮膚科専門医のかたが、15歳から20歳の間に炎症を伴う日焼けを5回以上繰り返すと、メラノーマとも呼ばれる悪性黒色腫(ホクロに似たガン)を発症するリスクは80%も増えるのだそう。
ただし、毎日日焼け止めを塗布すれば、メラノーマ発症のリスクは半減するという報告も。ひどい日焼けが治るには3日から1週間はかかり、「日焼け後の処置で回復の速さには大きな差がでるらしいぺんっ、、、
とまぁ、長々と話して行きましたが、10の方法を紹介して行くぺんっ!
1.紫外線を避ける
日焼けの症状は、紫外線を浴びて数時間が経ったときに急に出てくるもの。その後もさらに紫外線を浴び続けると、皮膚へのダメージが悪化したり日焼けの患部が広がることに、ビーチやプールの砂、海水や塩素はどれも、日焼けの痛みを悪化させ、感染症リスクを高めてしまうそう。
日焼けの症状を感じたら、すぐにビーチを後にするのが賢い判断。でも、そうするわけにはいかない時は、SPF30以上の「広域スペクトラム」タイプの日焼け止めクリームを、日焼け患部だけではなく、できれば体全体に塗りなおして。日陰に移動し、露出していた皮膚を服などで覆うのも忘れずに。太陽にかざしたときに、光が透けない布地なら紫外線から皮膚を保護してくれるはず。つばの広い帽子は、紫外線対策だけじゃなく、真っ赤になってしまった顔を隠すのにも最適とのことぺんっ!
2. 冷水で冷やす
ひどい日焼けは、皮膚が真っ赤になるだけでなく、水ぶくれを伴うことも。だから冷たいシャワーや水風呂に入って、火照った皮膚を冷やし、炎症を抑えるのがベストなのだそう。その際、入浴剤や香料の入った石鹸は使わないように。少しずつ温度を上げる場合でも、お湯(特に塩素入り)は皮膚を乾燥させるということを忘れずに。
3. 氷で冷やす
流水がベストとは言え、何日も冷たいシャワーを浴びるわけにもいかない…。なので日中の応急処置としては、タオルなどを巻いたアイスパックを1日に数回、数分だけあててクールダウンしましょう。
4. アロエでアフターケア
日焼けした皮膚は表皮が傷ついているので、新しい皮膚が作られるまで保湿クリームなどを塗布して、感染症や炎症から皮膚を保護してあげるのが◎。いろいろな自家製ローション の作り方があるけれど、リプナー医師のオススメは、天然の抗炎症作用で肌をクールダウンしてくれるアロエだそう。
5. いつものスキンケアにも注意
日焼けでダメージを受けた肌は敏感になっているので、いつも使っているスキンケアを使っただけでも、痒みや痛みを引き起こしたり、発疹や水ぶくれの原因になったりすることも。敏感肌用の、肌に優しい洗顔料や保湿剤を選び、パックやニキビ用薬品、刺激の強い化粧水、角質除去やアンチエイジングコスメなどは避けるのが無難。特に、リドカインやベンゾカインなど麻酔効果のある成分が含まれたスキンケア製品は、敏感になっている皮膚にひどい発疹が広がることもあるので注意が必要とのこと。赤くなった皮膚をメイクで覆いたくなる気持ちはわかるけど、メイクは刺激物なので日焼け後はなるべく我慢して。
6. いつもより多めに水分補給
日光を浴びることで水分は損なわれるものだけど、日焼けでダメージを受けた皮膚の場合はさらに水分を失いやすいのだそう。普段よりもコップ1杯分は水分を多くとるように、とリプナー医師。アルコールは水分を体外へと排出する作用があり、日焼けが治りにくくなってしまうのでNG。
7. イブプロフェンを上手に服用
日焼け直後から痛みが治まるまでの間、4〜6時間置きにイブプロフェンなどの非ステロイド系消炎鎮痛剤 (NSAID)を服用すると、回復を早める効果があるのだとか。保護膜や新たな皮膚が再生しはじめるのは、とにかく腫れがひいてから。ただし、1つ覚えておきたいことが。新しい皮膚ができるとは言え、熱湯や火による火傷などと異なり、日焼けのダメージは表皮よりもずっと奥に入り込んでDNAを傷つけるので、これによって皮膚がんのリスクが高まるのだそう…。
8. しめつけない服装で
体にフィットした服やブラのストラップなどは、傷んだ肌との摩擦で水ぶくれや痛みが悪化することも。なので肌にぴったりしない、ゆったりとした服を選んでみて。肌ざわりのいいポリエステルやナイロンと、"涼しい素材"が組み合わさったフィットネスウェアなどが良いかも。
9. 水ぶくれは絶対につぶさない
水ぶくれをつぶしたり、刺激したりしないように!と、リプナー医師。患部を清潔で乾いた状態に保ち、日中はガーゼや絆創膏などでカバ−すると良いそう。包帯などで痒みや炎症が起こらないように、寝るときは空気に触れさせて。
10. 定期検診を受ける
リプナー医師曰く「日焼けで皮膚がんリスクが増える」というのは本当なのだそう。でも、パニックになるとストレスでガンのリスクが余計に増してしまうというデータもあるそうなので、まずは落ち着くこと。ひどい日焼けをきっかけに、日焼け止めを毎日ちゃんと塗る習慣をつけるのも良し。あとは、気になるホクロがある場合、それが悪性かどうかを米国立衛生研究所のセルフチェックサイトを参考に毎月観察しつつ、年に1度は皮膚科で検査を受けるといった対策をとるのが良さそうぺんよ
ぺぎそんです。
「夏の日差しを全身で浴びてリラックス♡」と思っても、気づけばひどい日焼けで皮膚は真っ赤。水ぶくれができたり、脱水症状、発熱なんてことになると健康的どころか早急な応急処置が必要に。
とある、皮膚科専門医のかたが、15歳から20歳の間に炎症を伴う日焼けを5回以上繰り返すと、メラノーマとも呼ばれる悪性黒色腫(ホクロに似たガン)を発症するリスクは80%も増えるのだそう。
ただし、毎日日焼け止めを塗布すれば、メラノーマ発症のリスクは半減するという報告も。ひどい日焼けが治るには3日から1週間はかかり、「日焼け後の処置で回復の速さには大きな差がでるらしいぺんっ、、、
とまぁ、長々と話して行きましたが、10の方法を紹介して行くぺんっ!
1.紫外線を避ける
日焼けの症状は、紫外線を浴びて数時間が経ったときに急に出てくるもの。その後もさらに紫外線を浴び続けると、皮膚へのダメージが悪化したり日焼けの患部が広がることに、ビーチやプールの砂、海水や塩素はどれも、日焼けの痛みを悪化させ、感染症リスクを高めてしまうそう。
日焼けの症状を感じたら、すぐにビーチを後にするのが賢い判断。でも、そうするわけにはいかない時は、SPF30以上の「広域スペクトラム」タイプの日焼け止めクリームを、日焼け患部だけではなく、できれば体全体に塗りなおして。日陰に移動し、露出していた皮膚を服などで覆うのも忘れずに。太陽にかざしたときに、光が透けない布地なら紫外線から皮膚を保護してくれるはず。つばの広い帽子は、紫外線対策だけじゃなく、真っ赤になってしまった顔を隠すのにも最適とのことぺんっ!
2. 冷水で冷やす
ひどい日焼けは、皮膚が真っ赤になるだけでなく、水ぶくれを伴うことも。だから冷たいシャワーや水風呂に入って、火照った皮膚を冷やし、炎症を抑えるのがベストなのだそう。その際、入浴剤や香料の入った石鹸は使わないように。少しずつ温度を上げる場合でも、お湯(特に塩素入り)は皮膚を乾燥させるということを忘れずに。
3. 氷で冷やす
流水がベストとは言え、何日も冷たいシャワーを浴びるわけにもいかない…。なので日中の応急処置としては、タオルなどを巻いたアイスパックを1日に数回、数分だけあててクールダウンしましょう。
4. アロエでアフターケア
日焼けした皮膚は表皮が傷ついているので、新しい皮膚が作られるまで保湿クリームなどを塗布して、感染症や炎症から皮膚を保護してあげるのが◎。いろいろな自家製ローション の作り方があるけれど、リプナー医師のオススメは、天然の抗炎症作用で肌をクールダウンしてくれるアロエだそう。
5. いつものスキンケアにも注意
日焼けでダメージを受けた肌は敏感になっているので、いつも使っているスキンケアを使っただけでも、痒みや痛みを引き起こしたり、発疹や水ぶくれの原因になったりすることも。敏感肌用の、肌に優しい洗顔料や保湿剤を選び、パックやニキビ用薬品、刺激の強い化粧水、角質除去やアンチエイジングコスメなどは避けるのが無難。特に、リドカインやベンゾカインなど麻酔効果のある成分が含まれたスキンケア製品は、敏感になっている皮膚にひどい発疹が広がることもあるので注意が必要とのこと。赤くなった皮膚をメイクで覆いたくなる気持ちはわかるけど、メイクは刺激物なので日焼け後はなるべく我慢して。
6. いつもより多めに水分補給
日光を浴びることで水分は損なわれるものだけど、日焼けでダメージを受けた皮膚の場合はさらに水分を失いやすいのだそう。普段よりもコップ1杯分は水分を多くとるように、とリプナー医師。アルコールは水分を体外へと排出する作用があり、日焼けが治りにくくなってしまうのでNG。
7. イブプロフェンを上手に服用
日焼け直後から痛みが治まるまでの間、4〜6時間置きにイブプロフェンなどの非ステロイド系消炎鎮痛剤 (NSAID)を服用すると、回復を早める効果があるのだとか。保護膜や新たな皮膚が再生しはじめるのは、とにかく腫れがひいてから。ただし、1つ覚えておきたいことが。新しい皮膚ができるとは言え、熱湯や火による火傷などと異なり、日焼けのダメージは表皮よりもずっと奥に入り込んでDNAを傷つけるので、これによって皮膚がんのリスクが高まるのだそう…。
8. しめつけない服装で
体にフィットした服やブラのストラップなどは、傷んだ肌との摩擦で水ぶくれや痛みが悪化することも。なので肌にぴったりしない、ゆったりとした服を選んでみて。肌ざわりのいいポリエステルやナイロンと、"涼しい素材"が組み合わさったフィットネスウェアなどが良いかも。
9. 水ぶくれは絶対につぶさない
水ぶくれをつぶしたり、刺激したりしないように!と、リプナー医師。患部を清潔で乾いた状態に保ち、日中はガーゼや絆創膏などでカバ−すると良いそう。包帯などで痒みや炎症が起こらないように、寝るときは空気に触れさせて。
10. 定期検診を受ける
リプナー医師曰く「日焼けで皮膚がんリスクが増える」というのは本当なのだそう。でも、パニックになるとストレスでガンのリスクが余計に増してしまうというデータもあるそうなので、まずは落ち着くこと。ひどい日焼けをきっかけに、日焼け止めを毎日ちゃんと塗る習慣をつけるのも良し。あとは、気になるホクロがある場合、それが悪性かどうかを米国立衛生研究所のセルフチェックサイトを参考に毎月観察しつつ、年に1度は皮膚科で検査を受けるといった対策をとるのが良さそうぺんよ