2018年02月03日
深刻な事態になる前に!要注意なストレスのサイン10選
こんにちは!
ぺぎそんです。
完璧な人なんていないし、毎日繰り返し直面するストレスによってひどい状態になることは誰にでもあること。でも、精神的なトラブルや不安が平均的なレベルを超えているとしたら、それは問題。そのことに気づくにはどうしたらいいのでしょう?
推定によると、アメリカに住む人の5人に1人は人間関係や仕事、肉体的な健康の管理が難しくなるような精神衛生上の問題を抱えて生活しているそう。
問題として挙げられるのが、うつや不安障害、パーソナリティ障害、さらには強迫性障害、摂食障害、依存症など。けれども、こうした症状に気づくのが早ければ早いほど、より良い対策を講じることができるとのこと。そこで、「要注意の症状」について専門家に聞きました!
1. 睡眠の不調
なかなか寝つけない、あるいは睡眠中によく目が覚める、いつもより寝すぎてしまう、といった状態は精神衛生上もっと注意を払うべき重要なサイン(兆候)だと語るのは、精神科医でトラウマ(心的外傷)の専門家は睡眠時に私たちの身体の最も基本的かつ不可欠の機能であり、私たちの心身の状態を反映するバロメーターと言ってよいのだそう。
時々眠れないことがあるのは人間なら仕方のないこと。けれども、市販薬やアルコールの力を借りなければ眠りにつくことができない、朝起きるのが毎日のように辛くて努力が必要、という状態が1週間以上続いたら、それは体が何か異変を訴えているということだと博士は言っています。
2. いままで楽しんでいたことへの興味が薄れた
これまで楽しかったことが楽しいと感じられなくなった場合、うつになりかけているか、不安な気分が支配的になっていることを示すサインかもしれないと「人づきあいについて、空虚な気分になったりわくわくしなくなったりする場合も、同じことが疑われます」。
3. お酒の量が増えた
心の混乱を抑えるために、いままでに比べて飲酒の量や回数が増えたり、薬物などに手を出したりするのは、精神的に何か問題があることを示す重要なサインだそう。飲酒や薬物の使用は、根本の問題解決には何の役にも立たないだけでなく、多くの場合精神的な混乱を悪化させるだけというデメリットに繋がる可能性も。
4. 怒ってばかりいる
周囲の人々のちょっとした欠点が過剰に気になったり、パートナーや友人、家族、同僚にいつもよりも当たり散らしたり、人間というものが100%おぞましい存在に思えてきたりしたら、やはりより深い部分で問題が潜んでいるサインかも。
もちろんイライラ感や攻撃的な気分が募ったり、感情の波があるのは、ひどい睡眠不足や、低血糖のせいだったりもしますが、ちゃんと食事と睡眠をとっていて、アルコールやカフェインを摂りすぎてもいないのに、周囲に対して日常的にイライラが抑えられないなら、パーソナリティ障害あるいは気分障害、
また、ちょっとした挫折や問題にも大げさに反応する人、人間関係にも問題を抱えている人などは、境界性パーソナリティ障害が疑われる可能性もあるそう。気分の浮き沈みや感情の起伏、人付きあいに積極的になったり消極的になったりの変化が激しい人の場合は、双極性障害が疑われるそう。
5. 羞恥心や罪悪感が強い場合
何カ月も前に言われた嫌なコメントがずっと気にかかったり、自分のせいで誰かを嫌な気持ちにさせたり怒らせたりしているんじゃないかと常にくよくよしている場合はどうでしょう? こういう場合も精神面に重大な問題を抱えている可能性を考えてみるべきとのこと。「過去について過剰に後悔したり、あらゆることが失敗だったという先入観にとらわれたりしている場合、ある種の精神的な限界に達しているということが疑われるので、何らかのサポートが必要です」。
6. 常に落ち込んでいる
だるい、いつも疲労感がある、以前のように活発に考えたり行動したりできない――この場合はうつなどの、一般に広く知られるようになった不安障害や、燃え尽き症候群と関連づけられるそう。
7. 集中することができない
最近物忘れがひどい、職場での会話や会議などで集中することが難しい、以前よりもぼーっとすることが増えたという場合も、精神面が健康でない場合があるとのこと。
8. 食欲に目立った変化がある
食欲が減退するのもうつの典型的な症状とのこと。うつの患者さんのなかには食事に喜びを感じることができなくなって体重が減ってしまう人もいるそうで、最近急にやせてしまったという人は、精神面に問題を抱えている可能性も疑ってみるべきだそう。
一方で、心理的な混乱が大きいと、空腹感を満たす以上に食べ過ぎる人もいるそう。やけ食いや下剤の多用、運動し過ぎる、あるいは食事の量や内容を過剰に気にするなどの行き過ぎた行動に走る人も。食欲がなくてもありすぎても、正常な食習慣から大きく逸脱している場合は、精神的に何らかのSOSを発信していると考える必要がありそう。
9. スケジュールを詰めすぎてしまう
自分の時間を隙間なく埋めようとして、仕事、習い事などを詰め込まなくては気がすまないような人も、精神的な問題から目をそらすためにそうしている可能性があるそう。
10.「人生に何の意味が?」と思ってしまう
人生に意味があるのだろうかと考えたり、この世で生きている目的や自分が存在している意味がわからない、というような心理状態になったりする場合はどこかに問題があるそう。「こうした心理状態に陥る前に、何らかの支援を求めることが理想的です」。
上記のような状態になったら、どうすればいいの?
1. まずは落ち着いて
以上のことに当てはまったからといって、落ち込まないこと。精神疾患の診断は精神科の診察を受けてから初めて下されるもの。また、精神疾患に該当することがわかっても、患者の支援を行うための幅広い治療が用意されているそう。
2. 信頼できる人々と連絡をとりましょう
精神衛生を保つ上では、困ったことに直面したときに手助けをしてくれる、社会的な連携を強めることが重要だそう。また、支援者との絆が強いほど、患者の立ち直る力もアップするとのこと。人付き合いによって前向きな経験を重ね、自分の人生が意味のあるものと感じられるような交流を深めていくことが大切なよう。
支援グループや精神衛生の専門家と連絡を取ることは、恥ずかしいことではまったくないと博士は強調します。解決は簡単ではないけれど、自分がどのような問題と闘っているのかを知り、それを克服するための支援を求める行動が早ければ早いほど、自分らしい生き方をより早く取り戻すことができるそうです。
3. 習慣を見直そう
「生活習慣全般を見直してみましょう」、と喫煙や、砂糖、カフェイン、アルコールなどの過剰摂取、睡眠の乱れ、運動不足などがすべて、心理面に悪影響を与えるそう。さらに、野菜不足や加工食品の食べ過ぎも、精神状態にマイナスになることがあるそうで、生活全般の見直しがストレス耐性アップにもつながる可能性大とのこと。
「ストレスとは、言わばテーブルにかかる圧力のようなものです。すべての脚に負担はかかりますが、自分自身によるケアや、社会的な結びつき、そして個人的な意味づけによって自分自身を強くしてゆけば、より大きな圧力にも耐えられるようになるのです」。
何より大切なのは、精神疾患は恥ずかしいことではない、誰にでも起こりうること、と自覚しておくことかも。早めに不調のサインに気づいて、早めに専門家のサポートをあおぐ――精神の健康を保つための心がけを忘れずにぺんっ!
ぺぎそんです。
完璧な人なんていないし、毎日繰り返し直面するストレスによってひどい状態になることは誰にでもあること。でも、精神的なトラブルや不安が平均的なレベルを超えているとしたら、それは問題。そのことに気づくにはどうしたらいいのでしょう?
推定によると、アメリカに住む人の5人に1人は人間関係や仕事、肉体的な健康の管理が難しくなるような精神衛生上の問題を抱えて生活しているそう。
問題として挙げられるのが、うつや不安障害、パーソナリティ障害、さらには強迫性障害、摂食障害、依存症など。けれども、こうした症状に気づくのが早ければ早いほど、より良い対策を講じることができるとのこと。そこで、「要注意の症状」について専門家に聞きました!
1. 睡眠の不調
なかなか寝つけない、あるいは睡眠中によく目が覚める、いつもより寝すぎてしまう、といった状態は精神衛生上もっと注意を払うべき重要なサイン(兆候)だと語るのは、精神科医でトラウマ(心的外傷)の専門家は睡眠時に私たちの身体の最も基本的かつ不可欠の機能であり、私たちの心身の状態を反映するバロメーターと言ってよいのだそう。
時々眠れないことがあるのは人間なら仕方のないこと。けれども、市販薬やアルコールの力を借りなければ眠りにつくことができない、朝起きるのが毎日のように辛くて努力が必要、という状態が1週間以上続いたら、それは体が何か異変を訴えているということだと博士は言っています。
2. いままで楽しんでいたことへの興味が薄れた
これまで楽しかったことが楽しいと感じられなくなった場合、うつになりかけているか、不安な気分が支配的になっていることを示すサインかもしれないと「人づきあいについて、空虚な気分になったりわくわくしなくなったりする場合も、同じことが疑われます」。
3. お酒の量が増えた
心の混乱を抑えるために、いままでに比べて飲酒の量や回数が増えたり、薬物などに手を出したりするのは、精神的に何か問題があることを示す重要なサインだそう。飲酒や薬物の使用は、根本の問題解決には何の役にも立たないだけでなく、多くの場合精神的な混乱を悪化させるだけというデメリットに繋がる可能性も。
4. 怒ってばかりいる
周囲の人々のちょっとした欠点が過剰に気になったり、パートナーや友人、家族、同僚にいつもよりも当たり散らしたり、人間というものが100%おぞましい存在に思えてきたりしたら、やはりより深い部分で問題が潜んでいるサインかも。
もちろんイライラ感や攻撃的な気分が募ったり、感情の波があるのは、ひどい睡眠不足や、低血糖のせいだったりもしますが、ちゃんと食事と睡眠をとっていて、アルコールやカフェインを摂りすぎてもいないのに、周囲に対して日常的にイライラが抑えられないなら、パーソナリティ障害あるいは気分障害、
また、ちょっとした挫折や問題にも大げさに反応する人、人間関係にも問題を抱えている人などは、境界性パーソナリティ障害が疑われる可能性もあるそう。気分の浮き沈みや感情の起伏、人付きあいに積極的になったり消極的になったりの変化が激しい人の場合は、双極性障害が疑われるそう。
5. 羞恥心や罪悪感が強い場合
何カ月も前に言われた嫌なコメントがずっと気にかかったり、自分のせいで誰かを嫌な気持ちにさせたり怒らせたりしているんじゃないかと常にくよくよしている場合はどうでしょう? こういう場合も精神面に重大な問題を抱えている可能性を考えてみるべきとのこと。「過去について過剰に後悔したり、あらゆることが失敗だったという先入観にとらわれたりしている場合、ある種の精神的な限界に達しているということが疑われるので、何らかのサポートが必要です」。
6. 常に落ち込んでいる
だるい、いつも疲労感がある、以前のように活発に考えたり行動したりできない――この場合はうつなどの、一般に広く知られるようになった不安障害や、燃え尽き症候群と関連づけられるそう。
7. 集中することができない
最近物忘れがひどい、職場での会話や会議などで集中することが難しい、以前よりもぼーっとすることが増えたという場合も、精神面が健康でない場合があるとのこと。
8. 食欲に目立った変化がある
食欲が減退するのもうつの典型的な症状とのこと。うつの患者さんのなかには食事に喜びを感じることができなくなって体重が減ってしまう人もいるそうで、最近急にやせてしまったという人は、精神面に問題を抱えている可能性も疑ってみるべきだそう。
一方で、心理的な混乱が大きいと、空腹感を満たす以上に食べ過ぎる人もいるそう。やけ食いや下剤の多用、運動し過ぎる、あるいは食事の量や内容を過剰に気にするなどの行き過ぎた行動に走る人も。食欲がなくてもありすぎても、正常な食習慣から大きく逸脱している場合は、精神的に何らかのSOSを発信していると考える必要がありそう。
9. スケジュールを詰めすぎてしまう
自分の時間を隙間なく埋めようとして、仕事、習い事などを詰め込まなくては気がすまないような人も、精神的な問題から目をそらすためにそうしている可能性があるそう。
10.「人生に何の意味が?」と思ってしまう
人生に意味があるのだろうかと考えたり、この世で生きている目的や自分が存在している意味がわからない、というような心理状態になったりする場合はどこかに問題があるそう。「こうした心理状態に陥る前に、何らかの支援を求めることが理想的です」。
上記のような状態になったら、どうすればいいの?
1. まずは落ち着いて
以上のことに当てはまったからといって、落ち込まないこと。精神疾患の診断は精神科の診察を受けてから初めて下されるもの。また、精神疾患に該当することがわかっても、患者の支援を行うための幅広い治療が用意されているそう。
2. 信頼できる人々と連絡をとりましょう
精神衛生を保つ上では、困ったことに直面したときに手助けをしてくれる、社会的な連携を強めることが重要だそう。また、支援者との絆が強いほど、患者の立ち直る力もアップするとのこと。人付き合いによって前向きな経験を重ね、自分の人生が意味のあるものと感じられるような交流を深めていくことが大切なよう。
支援グループや精神衛生の専門家と連絡を取ることは、恥ずかしいことではまったくないと博士は強調します。解決は簡単ではないけれど、自分がどのような問題と闘っているのかを知り、それを克服するための支援を求める行動が早ければ早いほど、自分らしい生き方をより早く取り戻すことができるそうです。
3. 習慣を見直そう
「生活習慣全般を見直してみましょう」、と喫煙や、砂糖、カフェイン、アルコールなどの過剰摂取、睡眠の乱れ、運動不足などがすべて、心理面に悪影響を与えるそう。さらに、野菜不足や加工食品の食べ過ぎも、精神状態にマイナスになることがあるそうで、生活全般の見直しがストレス耐性アップにもつながる可能性大とのこと。
「ストレスとは、言わばテーブルにかかる圧力のようなものです。すべての脚に負担はかかりますが、自分自身によるケアや、社会的な結びつき、そして個人的な意味づけによって自分自身を強くしてゆけば、より大きな圧力にも耐えられるようになるのです」。
何より大切なのは、精神疾患は恥ずかしいことではない、誰にでも起こりうること、と自覚しておくことかも。早めに不調のサインに気づいて、早めに専門家のサポートをあおぐ――精神の健康を保つための心がけを忘れずにぺんっ!
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