2012年11月30日
人は「褒められると伸びる」と言うのは都市伝説かもしれない
人は褒められると伸びると言うが、
それは、誰に褒められたかで異なる結果を生むと思う。
子供の頃であれば、褒めてくれるのは親しかいない。
学校の先生が褒めてくれるはずも無く、
いや、これは私だけかもしれないが、
とにかく、一応褒めてくれるのは親に限られる。
まぁ私の場合、良し、ぐらいで、
私は犬か、と言いたいが、それは置いといて、
物心が付いた頃はともかくとして、
親から褒められたからといって、
それで何が伸びたかというと、目に見えるのは身長くらいだ。
社会人になると、褒めてくれるのは、
もちろん親はともかくとして、
上司、取引先、顧客、等々、色々考えられるが、
メインとなるのは、やはり上司だろう。
それでは上司に褒められて、何が伸びたのか。
褒められて伸びるものは何もなかったのではないか?
今となっては、そう思えてならない。
当然私も、褒められてこそ人は成長する、と思っていた。
褒められる事で仕事を一生懸命にやり、
その上司の為に頑張ろうと思い、
成績も上がり、役職も上がり、給与も上がり・・・
そして?
そして、サービス残業をやり、休日出勤をやり、
帰りはいつも終電になり、良いように上司に使われて、
体を壊し・・・
あれ?褒められても、良い事なんか無くね?
という事に気が付いてしまった。
褒められて伸びると言うのは、子供の頃だけで、
社会人になると、事情は一気に様変わりし、
褒められたらと伸びると、社員に勘違いをさせ、
会社にとって都合のいい社員を作りあげるために作られた、
都市伝説のようなものではなかったのかと。
しかし、叱られると人は伸びるのかというと、
そうではないから不思議だ。
叱られてばかりいると嫌気がさし、
「こんな会社辞めてやる〜」となるからだ。
辞めてしまわないまでも、
ストレスの性で鬱になったり、言語障害が出たり、
顔面神経痛になったり、内臓を壊したりと、
良い事なんか一つも無いのだ。
そう考えると、たとえ社畜になったとしても、
褒められて会社に残った方がいいのかもしれない。
だったら、積極的に上司から褒められるようにした方が
得策であるのは火を見るより明らかなので、
当然、叱られるよりは褒められた方が良いに決まっている。
しかも褒められると気分が良い。
しかも会社にとっても頑張る社員が出来る。
ということで、「褒められると人は伸びる」
という説が定着したのではないかと思っている。
何事も中途半端が一番かもしれない。
信じるか信じないかは、貴方次第だ(笑)
投稿者:ちぃ|10:15
|ちょっと言いたいだけ