2012年12月17日
２０１２年第４６回衆議院議員選挙
一応防備録として、書いておく。
サッカーの流れで、
日本テレビの「ＮＮＮ総選挙特番ＺＥＲＯｘ選挙２０１２」を見た。
コメンテーターに乙武洋匡、桐谷美玲、若旦那（何故？）
テレビ朝日は「選挙ステーション２０１２」
ＭＣは古舘伊知郎
ＴＢＳは「乱！総選挙２０１２」
スペシャルプレゼンターに上田晋也（くりぃむしちゅー）
テレビ東京は「池上彰の総選挙ライブ」
ゲストに峰竜太、宮崎美子、ゴリ(ガレッジセール)、
坂下千里子、眞鍋かをり、道重さゆみ(モーニング娘。)、
田勢康弘(政治ジャーナリスト)
フジテレビは「ＦＮＮ総選挙２０１２ニッポンの決意」
ＭＣは安藤優子、三宅正治
スペシャルナビゲーターに宮根誠司
ＮＨＫは「衆院選２０１２開票速報」
民主党政権になって国民が学んだことは、
初めての政党が政権を握ると、こんな政治しかできない、
大変な事になる、という事を学んだのではないか。
というような事を言っていたが、
それはある意味正しく、ある意味違うと思う。
民主党政権から自民党へ民意が流れたのは、
政局しか見ることをせず、国民を見なかったためだ。
消去法で民主党が消えたことで、
自民党が選らばれた訳ではないと思う。
しかし、私たちは民主党アレルギーになったかのごとく、
現民主党、前民主党、元民主党、全て
拒否反応を起こしたかのようだ。
民主党が政権時代にした事といえば、
沖縄の基地問題をぐちゃぐちゃにした。
原発事故に関しての二転三転する説明と嘘。
地震時の対応の遅さ。
消費税を上げる。
嘘八百のマニフェスト、
そして、様々なスキャンダル・暴言、等々。
ただ第三極として期待された日本維新の会は、
橋下徹が石原慎太郎と手を組んだことで、
争点がぼやけてしまった感は否めない。
TPP参加、最低賃金制度の「改革」等々、
個人的には反対だが、５４議席も取ってしまった。
落選した閣僚は、
樽床伸二・総務相
城島光力・財務相
田中真紀子・文部科学相
三井辨雄・厚生労働相
藤村修・官房長官
小平忠正・消費者担当相
中塚一宏・金融相
国民新党の下地幹郎・防災担当相
落選した元閣僚は、
小宮山洋子・前厚労相（民）
平野博文・元官房長官（民）
仙谷由人・元官房長官（民）
松本龍・元環境相（民）
鉢呂吉雄・前経産相・党選対委員長（民）
鹿野道彦・前農水相・党副代表（民）
細川律夫・元厚労相（民）
田中慶秋・前法相（民）
川端達夫・前総務相（民）
平岡秀夫・元法相（民）
他には、
自民党の加藤紘一・元幹事長、
新党日本の田中康夫・代表も落選した。
残念なことに比例代表で復活した人もいる。
菅直人・前首相（民）
原口一博・元総務相（民）
海江田万里・元経産相（民）
荒井聡・元国家戦略相（民）
松原仁・前国家公安委員長（民）
赤松広隆・元農水相（民）
高木義明・元文科相（民）
党派別に獲得議席数を見ると、
民 主・・・２３０ →→ ５７
自 民・・・１１８ →→ ２９４
未 来・・・・６１ →→ ９
公 明・・・・２１ →→ ３１
維 新・・・・１１ →→ ５４
共 産・・・・・９ →→ ８
みんな・・・・・８ →→ １８
社 民・・・・・５ →→ ２
大 地・・・・・３ →→ １
国民新・・・・・３ →→ １
新党日・・・・・１ →→ ０
改 革・・・・・０ →→ ０
諸 派・・・・・０ →→ ０
無所属・・・・・９ →→ ５
自民、公明両党の獲得議席は合わせて３２５議席
過半数（２４１議席）及び２／３（３２０議席）をも上回り、
約３年３か月ぶりに政権奪還、安定多数を得てしまった。
亀井静香は７６歳、
石原慎太郎は８０歳で当選。
ただ、うんざりするのは、当選して繰り返す万歳三唱。
国民にお礼、感謝、お願いするのは選挙中だけ、
小選挙区に意味はあるのだろうか。
比例代表なんて問題外だ。
