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ハイイロリスとアカリス


ロンドンのセントジェームズパークで見かけたリス。人を見ても怖がらずに近づいてくる。ちょこちょこ走り回る姿も、とてもかわいらしい。まるで絵本から飛び出してきたみたいだ。

ロンドンの公園だけでなく、イギリスの広い範囲でこのリスを見ることができる。ウェールズの家の裏庭にも時々顔を出した。イギリスに住んでみると、リスはとても身近な動物だ。

ところで、よく見るこのリス、灰色の毛を持つハイイロリス(grey squirrel)だが、実は外来種(an alien species)。19世紀末から20世紀初頭にかけて、北アメリカからやってきた。

それまでイギリス全土で見られた従来種、アカリス(red squirrel)は、このハイイロリスに追われるようにその生息数を減らし続けてきた。最近では、アカリスの最後の生息地、スコットランドで、大規模なハイイロリス駆除が叫ばれるまでになった。

駆除騒ぎは、一方で一部の団体から猛反発の声が上がる中、他方では2009年6月にチャールズ皇太子が駆除活動支持の発表をするなど、王室まで巻き込む騒ぎになっている。

ある研究によると、イギリスでここまでハイイロリスが増えたのは、

1)アカリスと生息範囲、食べ物がかぶったから。
2)ハイイロリスが、リス・ポックス・ウイルスを持っていたから。
3)ハイイロリスはアカリスが食べないどんぐりも食べる上、リスの「食べ物を隠してあとで食べる」行動では、他のリスが隠しておいたエサも遠慮なく食べてしまうから。
4)アカリスが遠慮がちなのをいいことに、エサが多い地域から追い出してしまったから。

などが理由だとされる。

こうやってみると、チャールズ皇太子に限らず、イギリス人が、自分たちに行動パターンがより近いアカリスを応援したくなるのも、なんとなく分からないでもない。

{a8.net http://books.livedoor.com/item/316310}

かがめ!ダック!

ダック、といえば、カモ、またはアヒルをさす英語だが、もうひとつ、急いでかがむという意味でもある。命令形だと、急いでかがめ、というわけ。

特に、何かにぶつかりそうなときや、誰かに見つかりそうになったときなどに使う。「ダック!」と誰かが叫ぶと、イギリス人は反射的にしゃがんで頭を押さえる。

さて、カモはイギリスのあちこちで見られる。日本で言うと、ハトがどこにでもいるような感じだ



イギリス人がカモを見ると「かわいい」というより「おいしそう」と思うものらしい。

そんなどこにでもいるカモだが、中には生息数が少ない種類もいる。絶滅危惧種(endangered species)ニュージーランドブルーダックもそのひとつだ。

ウェストサセックスのアルンデル湿地センターで繁殖を試みていた一羽のメスと、二羽のオスのブルーダックだったが、結局、繁殖はあきらめるほか無かった。

というのも、最後に残った二羽のオスが同性愛にめばえてしまい、メスに興味を示さなくなってしまったからだ。

   
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