アメリカMBA留学生による海外生活・海外旅行ガイド

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〜アメリカ横断の旅1日目、7860キロのドライブ開始！初日はセントルイスへ〜

さて、本日からは今年の6月末から7月にかけて行った車でのアメリカ横断旅行について紹介します！

アメリカを自分の車でドライブするのはこれまでの私の長年の夢でした。そして、今回、イリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカのルートを選んだのは、この二つの都市がルート６６の始点と終点だからです。

ルート６６といえば旧国道であり、アメリカの主要交通路としてアメリカの経済的かつ文化的な発展に貢献してきた道です。今は廃止された道路ですが、今でもかつてルート６６が主要道路として賑わっていた時代の街並みを残す場所が沢山あり、観光スポットとなっています。ルート６６は映画にもよく登場し、最近では”カーズ”なんかが有名ですね。あれはルート６６を舞台にしています。

私たちの今回の旅の目的は、そのルート６６を通ることもそうですが、アメリカの色々な場所を訪れることを一番の目的としています。そのため、今回はすべての道でルート６６を通るのではなく、ルート６６は名所だけ通るというスタンスでドライブをしました。こうすることによって、途中ハイウェイを通って色々な都市に行くことができます。

ということで今回のルートは以下の通りです。行きと帰りは別のルートを通る全長4800マイル（7860キロ）のコースです。ルート６６は主に帰り道で通る予定です。

＜行き＞
シカゴ→セントルイス→カンザスシティー→コロラド（グレンウッドスプリングス）→アンテロープ→アーチーズ国立公園→モニュメントバレー→グランドキャニオン→ラスベガス→サンタモニカ

＜帰り＞
サンタモニカ→ロス(ビバリーヒルズ）→パルムスプリングス→セドナ→サンタフェ→オクラホマ→セントルイス→シカゴ

では早速、サンタモニカに向けて出発です！

【自家用車でアメリカ横断へ】

自家用車にてシカゴを出発します。 今回は超・長距離ドライブ、しかも自家用車とあって、出発前には車を点検に出してきました。 なおアメリカでの車検やオイル交換は”Jiffy Lube”がお勧めです。アメリカ全土で展開するチェーン店で車に関連することなら何でも早く安くやってくれます。 さて、シカゴのビル群を後ろにして最初の目的地セントルイスに向かいます。シカゴからセントルイスは約300マイル、時間にして4時間半程度です。

【何もない道を延々と・・・休憩はガソリンスタンドで】

途中に大きな街はあまりなく、ハイウェイを走るとずーとこのような光景です！笑　 ハイウェイには30分-1時間おきに休憩場所（Rest Area）があります。とはいっても日本のサービスエリアのようなお店があるわけではなく、トイレと自動販売機があるだけというのがほとんどです。アメリカのハイウェイの場合は、ハイウェイ自体が無料でいつでも乗り降りできるということもあり、わざわざ休憩場所を置く必要もないのかもしれませんね。ハイウェイの出口は頻繁にあるので、どこかの出口で降りて休憩するのが手っ取り早いかもです。因みに、私たちはガソリンスタンドで休憩することが多かったです。

【セントルイスといえばこのアーチ！】

さて、セントルイスに到着です！ セントルイスといえば多くのアメリカ人が想像するのがこの巨大なゲートウェイアーチです。 セントルイスでは一番高い建物で、実は上までゴンドラのような乗り物に乗って上がることが出来ます！ 頂上までのお値段は一人＄１３です。

【ゲートウェイアーチの展望デッキ】

アーチの一番上からはセントルイスのダウンタウンを一望することができます。 セントルイスといえば1904年にオリンピックが開かれたことで有名ですね。大分昔ですが。。 因みに、セントルイスの語源はフランスのルイ9世だとか。もともとフランス領だったんですねここは。アメリカが領土を買収後、西部探検をしたルイス・クラーク探検隊の出発地点として有名なセントチャールスはここから30分程度のところにあります（セントチャールスについては１日目・Part２で紹介します）。

【ＭＬＢセントルイス・カージナルスの本拠地】

もう一つ有名なのはメジャーリーグのカージナルスです！ こちらの写真はそのセントルイス・カージナルスの本拠地であるブッシュスタジアムです。 以前、日本人のメジャーリーガーとして田口選手がこのカージナルスでプレーしていましたね。 ところで、このアーチの展望台、すごく狭くて、窓もすごく小さいです。あまり長居できる場所ではないです笑

【セントルイスはバドワイザーの発祥の地】

ダウンタウンから車で少し行くとあの有名なアンハイザーブッシュの本社工場があります。 バドワイザーを作っている会社というと分かりやすいですね。実はセントルイスがバドワイザーの発祥の地なんです。 なお、現在アメリカで一番飲まれているシェアＮＯ１のビールは、この会社が作っている”バドライト”というバドワイザーを少し薄めたような味のライトビアです。アメリカではこのライトビアが人気なんですが、日本ではなぜか全く見かけないですね。

バドワイザー・マークの入ったトラックがありました。 近くによると相当大きなトラックです。さすがアメリカってサイズです！ これでアメリカの各地にビールを届けるようです。

【バドワイザー工場内を見学！】

さて、この工場では無料で工場内見学ができます。 観光客向けの入口から入ると見学をしたい人向けにチケットが配られています。それを持って指定された場所で待っていると工場内ツアーに参加することができます。 中に入ると広大な敷地に大きなレンガの建物がたくさん並んでいます。さすがアメリカＮＯ１のビール会社だけあります！

ビール製造の様子も見ることが出来ます。何かが発酵したような臭いが漂います。ビール作りの説明を受けた後、ビールの試飲をさせてもらいました。 そして、その後一人一枚コインのようなものを貰いました。 このコインを出口にあるビアガーデンにもっていくと、なんと一杯ビールかカクテルが無料で飲めるようです！ただでビールが飲めるなんて最高です！

【名店テッドドゥリューでアイス！】

ビールのあとはアイスです！こちらはルート６６沿いにあるセントルイスでは知らない人はいない有名アイスクリーム店、”テッドドゥリューフローズンカスタード”ーTed Drewes Frozen Custard（6726 Chippewa St, St. Louis, MO 63109）です。 中でも有名なのは”コンクリート”というアイスで、その名の通り固くて逆さにしても落ちないアイスです。実際はそこまで硬くはないのですが、トルコアイスのようなネッチリ感があって一度たべるとハマってしまうこと間違いなしです！ 因みに、このお店夏はアイス屋ですが、冬になるとクリスマスツリーを売るそうです！関係性なしですね！笑

【名門ワシントン大学セントルイス校】

セントルイスでもう一つ忘れてはならないのが、ワシントン大学セントルイス校です。 この大学は米国大学ランキングで10位以内に入る名門校です。日本ではあまり有名ではないですが、米国では中西部のハーバードと言われるほどの学力の高い大学です。 アメリカの大学としてはキャンパスは中規模サイズといわれていますが、日本では考えられないほどの大きな敷地を保有しています。そして何よりキャンパス内の建物がすごく綺麗なのが特徴です。 こちらは正門の内側ですが、ハリーポッターに出てきそうな校舎ですね。

建物の中に入る通路も、名門校の臭いを漂わせる雰囲気です！2016年の秋にはヒラリークリントンさんとドナルドトランプがここに来て大統領選挙の討論会を行うようです。さすが名門校です！ 実はこのあとセントチャールスに行ったのですが、今日は長くなったので、また明日紹介したいと思います！

今回のお宿はすべてエクスペディアで予約しました。エクスペディアはアメリカでは知らない人はいないくらい有名な旅行予約サイトで海外のホテルの情報がとっても豊富です。他のサイトに比べても最安値の価格を提示してくれるので費用がかさむ海外旅行者にはとっても便利なサイトです。安いだけでは心配というかたは口コミ欄を見てください。私たちも今回のホテルを口コミできめました。
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