ふまんだらけのソーシャルレンディング

2018年04月10日

リターンの大きさはライバルの数に左右される

◇リスクとは何か？
ソーシャルレンディング投資において「結果が不確実であること」を意味する。具体的には、収益のばらつきを指す。リスクとリターンは相関関係にあり、高いリターンをねらえばその分リスクも高くなる。

◇リスクとリターンのバランスは一定ではない
通常、大きなリターンを目指せば大きなリスクが伴うもの、と賢明な投資家は知っています。しかし、そのリスクとリターンのバランスは、これまで常に一定に保たれてきたのでしょうか。実のところリターンの大きさは、需要と供給によって大きく左右されるモノと私ふまんだらけは考えています。例えば、2001年の同時多発テロ、2008年のリーマンショック、2011年東日本大震災などの時、日本や世界の株価は大きく急落となりました。当時の投資家にとってリスクを選択する勇気が無くなっている状態です。このようなときは、同じ投資対象（この場合は株価）でリスクが同一であるにも関わらず需要と供給の関係が崩れている関係で、リスクを取る人がより有利な状態になります。

◇リスクを取る前に重要なこと
私ふまんだらけには自身に課している普遍的な「投資指針」があります。そのひとつが「いかなる場合も退場になってはいけない」というモノです。私達ひとりひとりが置かれている生活状況は異なります。しかし世の中が変化しようが、勤めている会社が倒産しようが、リストラになろうが、今の生活水準をいかに維持していくかという視点は投資戦略の上で重要なポイントです。そういう意味では、まず、当面の間無収入でも生活水準を落とさずに暮らしていけるだけの資金を準備することが最優先事項になるわけです。このステップを省略してリスクを取った投資行動にうつるのは避けた方が賢明です。なぜなら投資以外の余裕資金が無い状態で投資を始めると実生活での不測の事態には対処できず、自身の思いと裏腹に、投資している資産を取り崩すことに繋がるからです。

◇成功するには「他人がやらないこと」をやる
本来は「他人ができないこと」をやるのがベストであると私ふまんだらけは考えていますが、厳密に世界中で自分だけしかできないことはないかも知れません。ただ相対的に「他人がやることが少ないこと」をやることに意識を置くことは、重要ではないしょうか。例えば、二刀流で今世間で話題の大谷翔平選手について、打者と投手を個別の成績でフォーカスすると、現実問題ホームラン王も最多勝も獲得することはできない平凡（普通の選手にとってはそれでも好成績ですが）な選手ですが、両者を合わせると非常に価値のあるモノに評価は一遍します。そういう意味では、特段秀でた才能がない人でも、考えようによっては、非常に勇気付けられるのではないでしょうか。

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