2015年12月28日
お城の石垣から、城普請の臨場感をよみとる。
皇居には、石垣が残っています。
江戸時代や戦国時代から、時空を超えて今も存在しています。
美しい石垣。
切り込み接ぎの布積み。比較的簡単な工法。ここは、崩れやすいことがメリットとなる場所だった!?
切り込み接ぎの乱積み。比較的難易度の高い工法。布積みよりも強度が高い。
算木積みの隅石。角のラインが美しいです。
このあたりは、打ち込み接ぎの乱積みかな。
クレーンとかチェーンソーとかの動力が無いときに、
どうやってこんなに大きな重たい石を運んで、
こんなにキレイに並べたのだろう?
当時の人たちは、力を使うのでは無く、
合気道や気功のような気でやっていたから、
こんな大きな石を運んだり、加工したりを人力でできたらしい・・・
それにしても、どうやっていたんだろう??
石垣から、当時の城普請の臨場感をよみとるべく、
ゆっくりイメージしていると、
だんだん少しずつみえてきました。
石ききというのかわかりませんが、
石の雰囲気を見ながら1個ずつ大きさと形を見極めて指図する人と、作業する人がいて、
それを時間差で同時進行でやったとしたら、
同時進行を統括するリーダーも交代制で3人くらいいて。
お城を築くにあたっては、
川の上流や海の向こうから石などを運んでくることも計算して手配するため、、
運河を整備してあって、
浮力を使って近くまで運んで、
引き揚げるのにテコなどの賢い道具を使って、摩擦を少なくするために
などなど・・・それぞれの現場が適材適所に工夫して・・・
総力結集で、こんな石垣やお城を築いていた。
石垣から当時の人々のチームワークの臨場感を読みとってみたら、
これはまさに、コーチング用語で言う、コレクティブエフィカシーの臨場感でした。
この時代以前の人たちと同じ気の使い方をできたら、
なんでも出来るようになっちゃうと思う。
皇居の地図はこちらです。↓↓
【Googleマップ】皇居
https://goo.gl/maps/2ysMwYkfYLu
=☆= 以上 =☆=
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