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2015年12月03日
日本人男性は、男尊女卑主義？
よく、フランスで大きな誤解や偏見がある。それは、日本では、日本人女性が抑圧され、社会的地位が日本人男性よりも低いっとされているっという誤解や偏見である。
結論から言うと、これは、日本の現状を何も知らないかなり欧米的な常識に偏った意見である。また、個人的には、フランス人男性よりも日本人男性の方が、社会的責任を負わされ、フランス社会よりも日本社会の方が男性に厳しい。
まず、日本に歴史的にあった女性は家の中で、男性は外に出て、女性のぶんも働くっという価値観は、役割分業であり、意識的な面での男尊女卑ではない。また、なぜ専業主婦は、可哀想な不幸な存在だと決めつけるのだろうか？働かずに夫の稼ぎだけで生活出来る、そんな生活が送れるにもかかわらず。逆に、男性は、男に生まれたっというだけで、家族全員の収入を得なければならない。専業主婦っという特権は、女性にしかないのだ。
次に現代の日本社会で、男女平等の観点からおかしな点をあげる。
なぜ、男性なら女性の分まで働かなければならない？
なぜ、男性は女性に奢ったり、女性より多く会費を払わなければならない？
なぜ、男性は女性のATMにならなければならない？
なぜ、女性だからっという理由で、沢山の事が免除される？例えば、大学の飲み会は、絶対男性の家とか。(重い物を運ぶなどの力仕事は除く)
なぜ、日本の男性は、家庭内で何も言えず、女性が女王様のように実権を握る？
日本では、フランスよりも社会的規範が求められるだけだ。だから、フランスの方が日本よりも男女平等だと思わないし、日本では女性が抑圧されているとは思わない。
どうも、日本人男性が女性差別主義者だと、日本社会は男尊女卑だと、主張する人達の根拠は常に雇用の機会均等。ほんと、それぐらい。他の主張の根拠はすべてトンチンカンなものでしかない。
ゲイシャが、売春婦っという意味で、ヘンタイが、異常性癖者っという意味で、有名なフランスでは、日本人男性や日本に対して、偏見や偏った考えを持った人が多いと感じた。一度も日本に来たことがないフランス人、上っ面の知識しか持ってないフランス人がよく日本に対して言う常套句。