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現在 2頭の犬と里親募集中の黒パグ、そして見えない家族(天国で暮らす犬)6頭と(天国で暮らす猫)1匹の大家族のドン♪
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2015年12月23日

四十九日

マイロ、12月22日(火曜日)
四十九日だね。


DVC00377.jpg


【四十九日の言い伝え】
昔から人が死ぬことを「往生(おうじょう)」といい
往生は「往(ゆ)きて生まれる」という意味で、亡くなった時から死出の旅が始まり、
四十九日後に他の世界に往って生まれ変わる。
極楽浄土に往けるよう供養する。

どんなとこだろね。
きっと、先に往った皆がワイワイしている
賑やかなとこだろうな。

祭壇?みたいになってる天国へいった皆の写真飾ってるとこ
もういっぱいいっぱいですんごいことになってるからね(笑)
毎日そこにマイロのごはん供えながら

「賑やかそうで羨ましいです。
 こちらは自分とピクルとロコとヨーダ。。。
 そちらの方が多いですね(^^;)」

と皆の写真眺めているよ。

あ、日付変わってもうクリスマス・イヴになってる☆
仏教だか、キリスト教だか、なんだかな〜(笑)
なんでも、君たちの幸せ(冥福)を祈っていることに変わりはない!

天国でも、極楽浄土でも、そちらに往って新しく生まれ変わったとしても
いつも自分のまわりで過ごしている見えない君たちがいる
そう思ってるから笑顔でいるよ♪心配すんな(^ー^)v




posted by U-ko at 23:33| マイロのこと

2015年12月10日

マイロに会いたい

マイロとサヨナラしてから1ヶ月。

もう1ヶ月?まだ1ヶ月?

どっちの感覚が今の自分の心境に近いだろうか?

マイロが天国へ行ってからいろんなことがあって
あっという間に一月過ぎたな、、、
そう感じるときもあれば

マイロに会えなくなってまだ一月しか経ってないのか?
そう感じることもある。

そうだな、、、15年ほぼ毎日一緒に居たし。
入院中も毎日会いに行ったし。

一日中会えないのが一ヶ月以上も続いてるんだよな。
あっと言う間に一月過ぎて、永遠に会えない日々を考えると
まだ一月しか経ってないのか?と感じるんだろう。

ペットロスとまではいかないけど

やっぱり寂しいな。

会いたいな。

1039.jpg

マイロはどうかな?会いたいデスか?

側に居るよ。そう思うけど、、、、


目に映り、触れて感じることができる。
そんなことで得られる幸福感を失ってから痛感する。
生きている今をもっと大切にしないと。
時間はみんな限られているよ。




posted by U-ko at 02:09| マイロのこと

2015年11月13日

マイロにお花が届いた!

11月10日(火)マイロ初七日

マイロにお花が届いた!!

人見知りな性格で まったくフレンドリーではなかったマイロ。
一緒に生活していた妹にまで警戒心を見せる程。。。(汗)

そんな彼にお友達等いるわけもなく
お花が届くなんて 想定外なできごとだった。

DVC00882.jpg

贈り主は

マイロが軟骨肉腫になってから通っていた動物病院。
抗がん剤、副作用、入院、退院、通院、、、
短期間にいっぱい通ったな。
先生やスタッフの方には人慣れしないマイロの治療を
よくやってもらったと感謝している。
マイロが一番キツイとき(入院時)に
お世話をしてくれたのも 病院の方々だろう。

そんな 病院スタッフのみなさんからのお花

泣けた。


病院からお花をいただくなんてはじめてだ。


マイロがお世話になりました。
お心遣いありがとうございました。




posted by U-ko at 02:17| マイロのこと

2015年11月04日

ありがとうマイロ☆

2015年11月4日午前0時30分
マイロ永眠。。。

誕生日を迎えてを安心させるという使命を果たしたかのように
マイロの体力はどんどん衰えていった。

まるで、レナードの朝。
どんどん回復して元気になっていき
今度はその過程を逆に下っていく。。。。

もう切なくて、、、、

動物病院の先生からは
「まだ元気なうちにマイロちゃんの最期をどうするのか決めて欲しい」と…

脳に影響がみられるマイロ。
前頭葉は理性を司るため、もしかすると攻撃的になり
飼い主さえも忘れてしまうことも。
あるいは 苦しんで苦しんで
見ていられないほどの状況になるかも。
飼い主さんが、マイロちゃんの最期を決めるか
苦しんでも最期まで治療を続けていくのか?

マイロの最期…つまり『安楽死』。

ありえない。安楽死も選択肢にはないし
マイロが自分を認識できなくなるなどありえない!

次の診察には自分の気持ちを聞かせてほしいと言われた。
話しを聞きながら、何を言っているのかわからないけど!?
もう、決まってるし!!
安楽死なんてありえない!
100歩譲ってマイロが自分をわからなくなって攻撃しても
絶対最期まで、神様がマイロを引き受けるまで
自分がしっかり見届ける!!!介護する!!!!!!
その時が来たら 薬も病院の検査も止めて
マイロの命の火が自然に消えるまで
弱音を吐かずお世話する!決まってるし!!
と言いたいのを呑み込んで

「はい。」と答えた。

ちょっと 先生に対する不信感が募った。
しかたない、そういう選択肢を選択した方がほんとうは幸せなコもいるんだろう。
でも、誰が決めるの?その境界線を?
自分か???無理だろ。

そして それから1週間もたたないうちにその時が訪れた。

マイロ、朝食べられなくなり
次は 1日食べられなくなり 吐き 咽せ 呼吸困難。。。
ついには立ち上がりが厳しくなってきてと
逆回転で時計が回り出したのかと思う程だった。

命の灯火が消えかかっている事は
なんとなく感じていた。

とうとうその時が間近にせまってきたんだ。
なら、もう病院は行かなくていいか。
マイロ、それでいいかな?
話さずともマイロは「それがいい。」と言っていると感じた。

10月31日からごはんが食べられなくなった。
それでもトイレは自分で行って散歩も行く。

11月2日までトイレは自分で行って散歩も行った。
ちょっとの距離をゆっくり。お互い3歩だけでもいい、一緒に歩きたい!!
そう思っていた。マイロもきっとそう思っていた!
涙が出る程しあわせな時間。

11月3日 マイロ昏睡に近い状態だったが 無情にも仕事。。。(泣)
急いで帰宅。マイロ待っててくれた!!
また吐いた液体でベトベトになっていたが、玄関を開けた一瞬だけ
元気になったのか?と思う勢いで上半身をピンと起こして
自分の事を見つめていた。

その後 安心したかのように横たわり起き上がる事ができなくなった。
ありがとうと何度も何度もいいながらマイロの体をきれいに拭いてあげた。

そして11月4日 午前0時頃 血の混じった液体をもどして
ちょっとの痙攣。瞳孔はひらき顔を上下に小刻みにピク、ピク。
「マイロありがとう」
というと
マイロコクッとうなずき「うん」
「マイロだいすきだよ」
コクッとうなずき「わかってる!」
「また会おうね!」
マイロコクッとうなずき「もちろん!」
そして首を大きく後ろにのけぞって手足をピーンと伸ばしたかと思うと
ふーーーーーーって。。。。。
体が沈み込むように見えた。
なんの声も出さずに静かに。
「え?もう逝ったの?うそでしょ?」

今まで見送ったどのコよりも静かに穏やかに旅立ったマイロ。
最期までマイロはマイロのままだった。

悲しみでいっぱいだけど 大丈夫!後悔はないし
マイロときちんとさよならできた!!
おそらく全部マイロが
自分がずっと願ったとおりの結末を
演出してくれたんだと思う。
苦しいはずなのに がんばってくれたんだと思う。

ありがとう!ありがとう!!
大好きなマイロ!!
最高の15年間だった☆

ほんとにまた会おうね。
その時まで バイバイ♪

あ、目に見えない家族として側にいるかもなので
バイバイじゃないかっ!?
新たな次元に住むマイロ、ハロー♪かな?!(泣笑)
posted by U-ko at 23:26| マイロのこと

2015年08月24日

入院、退院、そして定期通院へ!

マイロ 退院しました。。。

って、もうずっとブログ更新できずにいたので
ハテナ??だよね(汗)

前記事から辿ると、、、

9日 病院へ ■脱水のため皮下点滴
       ■下痢は菌が悪さしてるため抗生剤(内服薬)
       ■吐き気止め(内服薬)
       ■腸整剤(内服薬)

   吐き症状改善せず、体調もあがってこない。10日には恐ろしい量の下痢をして衰弱。

11日 再び病院へ

   自分の仕事の都合で、半日病院に預かってもらい詳しく検査してもらうことにした。
   仕事終わり、急いでマイロを迎えに行ったら、まさかの入院になった!
   下痢が止まらず、血液検査の結果白血球が減少。
   点滴で13日(抗がん剤投与から1週間目の検診予定日)まで入院することになった。

ここからは、怒濤の病院通いの日々。

面会に行く度、やせ細っていくマイロ。かと思えば浮腫により顔も手足もパンパンに腫れたり(涙)
血液検査の結果シートがどんどん塗りつぶされていく。(異常値がでた項目がグレーに表示される)
白血球数は正常値が6000〜17000なのに対し、最悪の状態の時マイロの白血球数は100。
その他にもどんどん悪い状態になっていき、輸血を3回、抗生剤も品を変え投与。それでも白血球数が上がらず最終手段と言われて人用製剤のG−CSFという注射もした。骨髄に働きかけ白血球を作るよう命令を出す薬らしい。人には効果が実証されているが、犬ではまだまだ使用例が少なくて効果がはっきりしない薬らしい。
途中から抗がん剤の作用は完全に切れたようで、マイロの鼻の癌が勢力を増してきた。目頭あたりが腫れ上がり、鼻からも口からも出血(涙)鼻詰まりで息苦しそう。しかも熱も上がって、、、なんと一番恐れていた感染症(敗血症)の症状が現れてきた。
面会に行く度事態は悪化して行き、後半は先生の説明を聞いてはいろんな決断を出さないといけないのに涙が溢れて言葉を発するまでに時間がかかった。
がんばったけど、自分が見てもマイロはもう限界だった。勢力を増した癌は脳へも影響を与えはじめ痙攣発作がおこるようになってしまった。先生からも「このままでは病院で看取る事になってしまうかもしれない。感染症のリスクは大きいけれどマイロちゃんのしあわせを考えてどうしたらいいか?飼い主さんはどうしたいのか?よく考えてみてください」と言われ、衰弱しきったマイロを目の前に「明日、連れて帰ります」と答えて

8月19日 午前11時 マイロ退院しました。

つらつらつら〜っと書きましたが、こんな量では語り尽くせない怒濤の日々。
今、こうして書き綴っていられるのは、、、

そう!マイロががんばって復活してきているからです☆

19日 ひどい状態で退院。
    でも、前日に輸血(お友達犬に血を分けてもらっった)、G-CSF注射のお陰か、
    抗がん剤の副作用がやっときれてきたのか 白血球は1500に!!

20日 病院へ 抗生剤、G-CSF注射、制吐剤、痙攣予防薬の注射。
    出血がひどく、ごはんも食べない悪い状態。でも!白血球数が6500に!!
    正常値に入った!!お陰でステロイド開始することができた!!

21日 病院へ 血液検査の結果、白血球数が15300に!!バリバリ正常値!!!
    ヨボヨボだけど自分の脚で歩いてくれた。
    お薬がすべて内服薬に!!注射なし!!!!やっとです(泣)
    次回は1週間後に定期検診!まだ、出血鼻づまり、拒食と状態自体は悪いですが
    データがいい兆候を示している!

22日 自分が期待しているサプリ『コルディM』が届いた。
    強制給餌(強制的にごはんをあげること)を続けて何日目?
    ごはんにコルディMをまぜて与えはじめた。
    感染症の心配がなくなったので、気分転換のちょこっと散歩解禁、家族犬との面会解禁、
    トイレスペースへの出入り解禁!!
    こんなに元気になる!?ってくらい、家族犬に会わせたら表情が明るくなってシッポを振った!!
    もう、嫌な事ばかりする私にはシッポも振ってくれなかったのに。。。。ヤキモチ(涙)
    こんなことで?かもしれないけど、おそらくこれがキッカケでマイロは劇的に回復しはじめた!!

23日 自分でごはんを食べるようになった!!

24日 今日は大きな声で吠えた!!ごはん!散歩!!と要求して吠えた♪

10月には15歳の誕生日が待っている!もしかしたら祝ってあげられるかもしれない!!
家で看取るために退院したはずが、どんどん回復の兆しを見せるマイロ♪
免疫はストレスなど些細な事で激減し、楽しい事嬉しい事で激増する!!マジでそうかも♪
まだまだ、癌自体の症状の改善はみられない。ステロイドとコルディMに期待している。
あと、もう1つ!!みどりむしにも期待している♪まだ届いてないけど
自分も一緒に飲んでみようと届くのを待っているところ。

入院、退院から今日までざっとまとめたけど
癌で同じように悩む日々を送っている犬と飼い主さんのために
体験した情報を伝えるため追々書いていけたらと思っている。

「抗がん剤治療やらなければよかった?」

結局、抗がん剤治療はあきらめたけど、つらい目に遭わせてしまったけど、、、

自分は、やってよかったと思う。

「そんなはずないでしょ!?やらなきゃよかったでしょ!?」

みんながそう言っている声が聞こえて来るけど(苦笑)
ほんとに、やってよかったと思っている。

ま、マイロががんばってくれているので言える事かもな。
そのことも後々、、、。

とりあえず、マイロも自分もがんばっています。




posted by U-ko at 22:42| マイロのこと

2015年08月09日

非日常が日常になるまで

8月5日(水) 第1回 抗がん剤投与=カルボプラチン=

10時病院に行って、血液検査、尿検査など抗がん剤を安全に使用できるかの検査。

結果、OKだったので 半日入院で 点滴による抗がん剤使用開始。(今回はカルボプラチンという薬)

夕方6時頃お迎え。家で気をつけなければならない諸注意や毎日の身体測定についてのレクチャー。


大まかにいうとこんな感じの流れだ。
いろいろ薬についてや 薬の毒性の事 腎臓で分解されて排出されること
腎機能が悪かったらうまく毒素が体外に排出できないので副作用が強くなる事など
怖い事もいっぱい聞かされた。胃がますます痛くなる。

毎日の身体測定?は、呼吸数、心拍数、体温の測定。
一人で体温測定?できないだろぉ〜(汗)と思っていたが
やればできるものだ!!
毎回マイロにウーーーーッと威嚇されながらの測定時間(笑)
嫌われそうだな(TT)

抗がん剤は3週間ごとに2剤を交互に使うらしい。
『カルボプラチン』と『ドキソルビシン』
後者が怖い薬で薬剤の漏れで細胞が壊死してしまい最悪脚切断になるらしい。
はあーーー、先生大丈夫?腕は確かかぁ〜???と聞きたくなった。
鼻軟骨肉腫の恐怖と同じくらい恐怖なんだけど、、、(泣)

今回は比較的副作用の少ない『カルボプラチン』
マイロ、おとなしく点滴もできていたので今後の治療も大丈夫だろうとのこと。

「犬には気持ち悪いとか、吐き気とかの副作用はあまりみられません」
そう言っていたのに、マイロは犬じゃなかったかもしれない。。。

DVC00669.jpg

抗がん剤終って帰りの車中、マイロの右目頭あたりが少し腫れているのに気付いた。
家について止血の包帯を撮ろうとしたらキャンッと痛がり、
右目の目やにを拭こうとしてもキャンッといった。今までこんな事無かったのに。。。
そして、7日から食べては吐くを繰り返すようになった。
8日にはごはんも食べなくなり、水さえもあまり飲まず、おしっこもしない。
おいおい、マイロ!お前は犬じゃなかったのか??
バリバリ副作用の症状が出てるじゃないかっ(泣)

尿と一緒に毒素が排出されるはずなのにその尿が出ない、、、やばいでしょ!?

明日、また病院に行ってきます。


癌と闘う毎日は始まったばかり。
闘う?「うまく付き合う」が正しいか!
今は初めてのことだらけで、不安だらけの非日常の日々。
これが、すべて納得した上で穏やかに繰り返されるような
日常の生活になっていくまでにはどのくらいの
非日常な時間が必要なんだろうか?



posted by U-ko at 00:30| マイロのこと

2015年08月05日

神様お願い!

とうとう明日(もう今日か)から
マイロ、抗がん剤による癌との戦いが始まる。
自分は日々のマイロの健康管理と他の家族犬への配慮
そして借金との戦いが始まるな(笑)

DVC00687.jpg

神様へ

マイロの癌完治を求めてはいません。
ほんとは緩和的治療を…と思っていました。
ピクルだってそうだし。。。

ヨボヨボ爺さんで一日中寝てても
補助が必要でも自分でトイレも行けて
めっちゃスローでも行きたいなら散歩も行ける。
そしてなにより、
ごはんが食べられる!!水が飲める!!
そして最期まで家族とずっと一緒にいられる。

自分が望むのは以上です。

マイロが涙を流しませんように。。。。
ハルと同じような涙を。。。。

どうか 願いを聞いてください。
posted by U-ko at 00:22| マイロのこと

2015年08月03日

軟骨肉腫(なんこつにくしゅ)2

軟骨肉腫とは

☆『骨の腫瘍について』〜外部サイトリンク〜

“軟骨をつくる細胞がガン化したもの。悪性。”

骨肉腫よりは予後(今後の病状についての医学的な見通しのこと。病気の進行具合,治療の効果,生存できる確率など,すべてを含めた見通し。これから病気が良くなる可能性が高いか,悪くなる可能性が高いかの見通しを指す場合もある)が良いと言われる。=すぐ死に直結しない!

マイロはこの軟骨肉腫が鼻にできた。
前にも書いたが、鼻に発症するケースは少ないらしい。

【症状】

骨肉腫同様の症状で、激しい痛みを伴う腫れが出てくる。
痛みが強いので歩行困難になり、足を引きずったり歩くのを嫌がったりする。

→マイロ、去年の6月頃原因不明の関節痛?に悩まされた。どこが痛いとかはっきりせず立ち上がりに激痛を伴うようでものすごい悲鳴をあげていた。自分だけでなく他の犬たちみんなが引きまくってしまう程(苦笑)
その様子を動画で撮って先生に見てもらったら「こんなにひどいの!?ただの関節痛ではないかもしれませんね。。。」と言ってとりあえず炎症を抑えて痛みをやわらげようということで『強めの痛み止め(消炎剤)』を処方され、併せて免疫向上&関節サプリの『ボマジール』を与えはじめた。
それが功を奏して元気になったのでハッピーエンド♪あの痛がり様はなんだったのかね〜?ってことで詳しく検査等せずに今に至る。今回、『軟骨肉腫』と判明していろいろ調べていると、もしかしたら一年前のあの激痛はどこかに軟骨肉腫が潜んでいたのではないかと思ってしまった。

今の病院の先生にもそのことを話してみると「軟骨肉腫」は原発性(骨自体から発生する局所発生型のガン)だから前の痛みが今回の鼻のガンに影響しているとは考えにくいとのこと。

それにしても、原因不明を放置するのはよくないことだなと思った。

今回、マイロがひどく苦しそうにしているとき たまらず1年前の「強めの痛み止め」を飲ませてしまった。
(病院にかかる前ですよ(^^;)今はそんな危険な事してませんっ!汗)
その時も症状が緩和され助かった。なので、「強めの痛み止め」の正体が気になって調べてみると

『オンシオール』という薬で
ロベナコキシブを主成分とする非ステロイド系消炎鎮痛薬。
2011年11月より日本で販売されている。
ロベナコキシブの特徴として、優れた組織移行性(薬が血液以外の組織や特定の臓器などに移行すること)と短い半減期(半減期とは薬の全体量が血中濃度の半分になるまでの時間。それが短いということは薬がすばやく代謝・排泄されるため薬の効き目が短い)があげられる。
また、※COX-2選択性も比較的高い。

※COX-2について

人間の血圧や睡眠・免疫系の調節などに必要な生理活性物質「プロスラグランジン=PG」という動物に見られる必須脂肪酸から生合成される一群の有機化合物。
「プロスタグランジン」は痛みや炎症・発熱などの不快な神経シグナルを増強する作用がある。
体に危機が迫った時、プロスタグランジンは生体のどこにでもある細胞を原料にして作られる。
すなわち、細胞から膜がはがれ、その成分である脂肪酸が組織中に放出され、それがいくつかの酵素によってアラキドン酸に変えられ、アラキドン酸は酵素の“コックス(=COX、サイクロキシゲナーゼ)”にとらえられて「プロスタグランジン」となる。 このPGが悪さをするわけではないみたい。むしろ生命活動で必要なもの。いろんな治療薬としても利用されている。
しかし、ガン等で多量にPGが生成されると炎症、発熱、痛みを増強する。
なのでPG生成を抑えるためにCOXの活動を阻害して炎症などを緩和させようという薬がCOX阻害薬。

そのCOXにも、2種類あって…

COX-1:主に胃粘膜や血小板などに広く分布 --- COX-1 阻害により胃障害の副作用
COX-2:炎症部位において,刺激により誘導

COX-1ではなく、COX-2だけをできるだけ阻害した(COX-2選択性が高い)方が副作用の心配が少なく効果が得られる。

ということらしい。。。
難しい文章をいろいろ探して読んで自分なりに整理したので確実に正解かどうかはわからないけどなんとなくわかったような気がする。

※ガン治療によく使われるのはオンシオールではなくて『ピロキシカム』というCOX-2阻害薬。
 比較的半減期が長く、一日1回の投与が可能。腎排泄が遅い。。。ということは、
 結局体内に長くのこって効果を発揮してくれるということだろう。


いろいろ脱線して長くなった。
次にいってみよう!


【治療方法】
レントゲン検査、CTなどで、骨の状況を確認。
その後、病理組織検査をして、軟骨肉腫であるかどうかを判断。

治療は外科手術による足の切断手術。
軟骨肉腫の出来た部位によって、切断が困難な場合は、放射線治療を行う。

放射線治療は沖縄では無理。というか、沖縄でできても高額すぎて手が出せないだろう。
あまり抗がん剤使用の情報はあがってこなかったが、数例あることはある。

軟骨肉腫は、骨肉腫のように急死リスクは少ないながらも、完治は難しい病気。
延命はある程度できるが、最終的には、死を迎えてしまうワンちゃんが多い。

最期は、どの閲覧情報でもそのような結果に辿り着いたと言うものが多かった。
せっかく切除したのに再発、転移。結果苦しんで最期はモルヒネ使用。(安楽死の文字)

転移、、、軟骨肉腫は「局所浸潤性に成長する(一部分にのみ広がっていく)」性質があるが、転移についても懸念が残るらしい。転移は肺が最も多いそうだ。今の所マイロは転移の様子は無い。

今後局所浸潤性に成長する事が予想されるマイロの鼻軟骨腫瘍。
完治しないならどうつきあって(治療して)いけばいいのか???

あ、調べているうちにもう1つの治療方法もあった。

※免疫向上薬(健康補助食品/サプリメント)の使用:たぶん、無治療の内に分類されてるのかも。
 自分自身の免疫力を上げてガンと闘う方法。副作用無しで安心。ただし効果は不明。
 ◎アガリクスペット
 ◎4Life トランスファー・ファクター 等々

マイロも前の関節痛の時に、脳に異状がある(リウマチ)可能性も考えて免疫向上タイプの『ボマジール』関節サプリにしたり、短期間集中的に免疫向上を補助するという『AHCCリキッド』も与えていた。
今も『ボマジール』は継続中。AHCCリキッドは高額のため体調不良のときなどに使用。

調べても調べても追いつかない(涙)
結局マイロの行く道(治療方針)を決断したのはこのコの笑顔だった!!

☆動物癌センター/私たちは今癌と闘っています!

7月30日 動物病院に電話して

『手術なし、抗がん剤治療のみですすめてください』

とお願いした。


長くなってゴメン(ーー;)

posted by U-ko at 12:16| マイロのこと

2015年07月31日

軟骨肉腫(なんこつにくしゅ)

7月25日、病理検査の結果を聞きに病院へ行ってきた。

きっと検査結果を聞きながら泣くだろう(自分が)と思い
分厚いハンカチタオルを握りしめて診察室へ。

「病理組織検査報告書」
 患者様名  ○◯○◯マイロ(雑種犬、14歳9ヶ月齢、雄)

ー スライド写真とその説明がありましたが割愛します ー

組織学的診断:1、軟骨肉腫 Chondrosarcoma
 
コメント:検査した鼻腔内腫瘤では、軟骨への分化を示す間葉系細胞の増殖が認められ、軟骨肉腫と診断されました。犬の鼻腔内において時折もしくはまれに発生する悪性腫瘍です。今後、局所浸潤性に成長することが予想され、また、転移についても懸念されるため、注意深い経過観察が推奨されます。

わからない言葉がつらつらと、、、(汗)

先生の説明によると、鼻の癌ではちょっとめずらしいタイプの癌で
あまり症例報告がない。

ちなみに、鼻の癌は

1、腺癌(鼻の粘膜が癌化)
2、リンパ腫(血液の癌)

この二つが多いらしい。
あと、鼻出血は癌ではなくてカビによる感染症のこともあるらしい。
感染症なら根気づよく治療したら完治するとのこと。
こっちだったらよかったのに。。。

治療方法としては

1。放射線治療

これが一番鼻の癌には効くといわれている。外科治療(手術)と併用◎
根治(再発しないように病気を根本から完全に治すこと)を目指す治療。
デメリット:沖縄ではできない。費用が高い。全身麻酔が複数回必要。副作用あり。

2。外科治療(手術)

根治目的なら病巣の周りの健康な組織ごと切除がその可能性高い。
(ふつう脚等に発症する軟骨肉腫は脚を切断する事によって根治の可能性は高い)
しかし、鼻腔内にできた軟骨肉腫は脳やその他重要な組織があってそれができない。
したがって根っこがのこる→再発の可能性が高い。根治は望めない。
外科治療単独だと、無治療とほとんどかわらない。
放射線(沖縄ではできないけど)や化学療法と併用することで延命が望める。
減容積(腫瘍をできるだけ小さくする)ことが目的。

3。化学療法(抗がん剤)

鼻軟骨肉腫に使っている報告が少ない。(鼻軟骨肉腫自体の症例があまりない)
効果のデータがない。抗がん剤は成長の早い細胞(正常な細胞も含む)に対して攻撃するので
鼻の軟骨肉腫にも効果は高い可能性があるが保証はできない。全身麻酔の必要はなく点滴による治療。
デメリット:副作用あり。大きな癌には効き目が悪い。
※マイロの腫瘍は大きくなっていて中心部分が硬く成長が遅くなっている可能性がある。
なので、できるだけその部分を切除して小さくしてから化学療法をはじめたい
というのが、先生一押しの方法。沖縄でできる最善(延命として)の方法。

4。無治療

痛み止めや止血剤などによる緩和的治療。
いずれ、顔面変形、鼻出血、疼痛の症状が出て来る。
鼻の癌は、QOL(クオリティーオブライフ)を著しく落としてしまう病。
無治療を選択すると本人(マイロ)だけだなく自分もつらい治療となる確立が高い。

いずれにしても、早く始めた方がいいとのことで
早急に方針を決定することになった。
といっても、「はい、ではこっちで!」とは決めきれず
一旦持ち帰り考える事にした。

話しを聞いている間、涙は出なかった。予想外。
これまでの経験上、ちょっとしたことでも余命とか延命とか
そんな単語が出るだけでウルウル〜だったのに。
病院を出て気付いたけど、顎がめっちゃ痛くなっていた。
涙を拭こうと準備したハンカチタオルはカチカチに握りしめられ
手のひらには爪の跡が、、、

帰りの車中、ちょっと涙。
唇をかみしめ、歯を食いしばり、、、顎関節痛がひどくなった(涙)
がんばったな、自分。



帰宅してからはほとんどネットの前で検索しまくり。
良い情報よりも悪い情報ばかりが溢れていた。
そして、ブログを綴っている方々は皆
「同じ病気で必死に検索している人達のためになれば」
との思いで書き綴っていた。
その「必死で検索している」一人として情報の必要性を身にしみて感じたので
医療の知識もまったくないただの犬バカな飼い主なりに
できる限りの自分とマイロの選んだ道のり(いや、マイロは関係なく自分が選んだ道か。。。)
を残していこうと思っている。
良い情報源になれるように、、、徹夜でPCの前に座っている(笑)




posted by U-ko at 00:13| マイロのこと

2015年07月26日

検査結果が出た

2015年7月23日(木)

午前6時頃マイロがひどく咽せはじめ
ステロイドを飲みはじめて久々の出血。
鼻からではなく、たんを飛ばすように口から吐いた。
鮮血、少量をスプレーのように飛ばした。

それからしばらく、くしゃみが止まらず何度も血のスプレー。
とうとう腫瘍の逆襲が始まったのか???
まだ薄暗い部屋の中で不安が広がって行く。

やっとマイロも落ち着き再び眠りにつき……起床は8時半頃に!
9時前、犬ごはんの準備の最中に電話が鳴った。

いつもは電話なんてかかって来ない時間帯の電話。
「結果連絡だ!」いっきに不安がマックスに。。。
案の定 R動物医療センターからの検査結果の報告。



『悪性の癌と言う結果がでました』



やっぱりそうか。。。電話を持つ指先が冷たくなっていくのがわかった。
詳しい話しは25日(土)に病院へ出向いて聞く事になった。

「ああ、神様ごめんなさい(涙)」
愛犬に悪いことが起ると、きっとこれまでの自分への罰だと思ってしまうので
しばらくずっとこの台詞が頭をぐるぐるした。


そんな自分の脳内バランスを知ってか知らずか
タイニーが目の見えないピクルとバトルに!
仲裁に手を入れてしまい、タイニーに指をかまれ流血(ちょびっとだけど)
おいおい、もう血を見るのはこりごりなんですけど。。。

懺悔に偏った気持ちをいつもの生活へ引き戻してくれた
タイニーとピクルの粋な計らい(?)笑
癌になってしまったことを悔んでもしかたない。
笑顔で過ごしていけるようふぁいとだぜぇ〜〜〜!!!!
ってことだな。

仕事から帰ってきてからのマイロの出血なし。
むせや、くしゃみの回数は確実に増えている。
でも、元気、食欲バッチリ♪
よく眠って安らぐ事もできる!

MAIRO&PIKLU.jpg

「ありがとう神様!ご先祖様!天国のみんな!!」

25日の報告はまた今度。



posted by U-ko at 11:31| マイロのこと
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