宝石・鉱物サロン

鉱物を集めだして３７年になります。

小さいころ、道にまかれている砂利のなかからピカッと輝く石を見つけ出すのが好きでした。

なにか宝探しの世界に飛び込んでみたいと思っていたところに、鉱物の専門の人と知り合ったことから私の鉱物コレクションが始まりました。

みなさんと地球という星が創り出した、ふしぎな宝石や鉱物について、お話がしたくてこのブログを開設しました。

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星のかけらを集めています。地球という星が創り出したふしぎなふしぎな形をしたかけらを集めています。私が集めた星のかけらを少しずつ皆様に紹介していきたいと思っています。

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写真は、人工のスピネルです。人工のスピネルは、他の宝石の代用として利用されてきました。コバルトを利用して青くした物は、サファイヤの代用に使ったり、天然にないような黄緑のエメラルダや緑青のエリナイトなどを作り出したりもしています。

写真７は、スピネルの仲間の亜鉛スピネルです。日本国内では、スピネルの産出は、非常に少なく、岐阜の春日鉱山に灰色のスピネルが少量産出される程度ですが、この亜鉛スピネルは、緑色をしていて、日本では、福島県の石川町と福岡市の西区の長垂に産出します。私が、数年ほど前に採集してきた標本の一つです。長垂では、大きな物だと1ｃｍ以上の大きさの亜鉛スピネルを産出したこともあります。（写真の結晶の大きさは、０．７ｃｍ）

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Posted by アクアマリン at 19:26 | スヒ゜ネル | この記事のURL

2007年07月21日

スピネルの続き

写真のスピネルは、パキスタン産で、大理石の中に青い色をして入っています。

８面体のとがった形が良くわかる標本です。

写真は、スリランカ産のオレンジ色のもので、スリランカ産のものは、ビルマのモーゴク地方と同じように土砂の中から採掘されます。そのため角が若干、磨耗していたりしています。　

このスピネルは、スリランカ産のもので透明度が高く薄い紫色をしています。

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Posted by アクアマリン at 18:25 | スヒ゜ネル | この記事のURL

2007年07月20日

スピネルの話し

今回は、スピネルの話しです。

スピネルと言う名前は、皆さんには、あまりなじみがないと思います。日本語名は、尖晶石（せんしょうせき）と言います。天然のものは、８面体のとがった形の結晶をしています。とが（尖）った形をしているので、日本語名でも尖晶石という名前がついているのでしょうが、スピネルという名前もラテン語のトゲを意味する「スピナ」を語源としています。写真は、ビルマのカット石です。赤、ピンク、オレンジ、黄色、ブルーと沢山の色があり、光沢も強いため、過去いろんな宝石と混同されてきました。

写真は、中国産のスピネルでルビーと変わらない美しい赤色をしています

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Posted by アクアマリン at 12:28 | スヒ゜ネル | この記事のURL

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