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2018年06月04日

忙しい人のための「進化論を書き換える」

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【はじめに】


「ホンマでっか!」でお馴染みの生物学者池田清彦先生の著書による現代の進化論批判です。

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★生物が少なくとも種を超えて進化する所を見た人はいない。


★パスツールは「パスツールのフラスコ」と後に呼ばれるよいになる装置を使い、生物が自然発生しないことを実験的に確かめたのである。


★小進化の最も有名な例はオオシモフリエダシャクの工業暗化だろう。イギリスにオオシモダシャクという蛾がいる。十九世紀後半、イギリスで産業革命が進み、汚染により木々の幹に付着していた地衣類が枯れると、幹に止まった蛾は鳥に補食されやすくなるので、白い蛾は徐々に減少し、逆に黒い蛾は徐々に数を増やしていった。これが自然選択の古典的な例とされる工業暗化である。しかし、翅の暗化は、幼虫がススの付いた葉を食べる生理的な反応であるという反論もある。


★遺伝子を人工的にいくらいじっても、大腸菌は大腸菌のままであり、ショウジョウバエはショウジョウバエのままなのである。遺伝子を操作すれば奇形のショウジョウバエはいくらでも作れる。しかし、ショウジョウバエ以外のハエは作れない。
これでは進化論は説明できない。


★進化論の適応論の文脈で説明しようとすると、人類が寒さから身を守る衣類を発明する以前に、人類のはだかは環境に適応的であったと考えざるを得なくなってしまう。


★ヒトは喉頭の位置が低く、楽に口から息を吐き出せる。チンパンチジーは喉頭の位置が高いので吐いた息が鼻から通り抜ける。この喉の解剖学的ちがいが、ヒトは話せるがチンパンジーは話せない原因の一つである。しかし、発話に有利なこの構造は食物の摂取に不便である。しかし、進化論の適応説からすればおかしな話になる。


★問題はゲノムの複雑なシステムが何によって作られたかということだ。このシステムもまた、DNAの突然変異と自然選択また遺伝的浮動によって作られたのだろうか?


★パックス6遺伝子は、どの動物でも眼の形成に関与するマスター遺伝子である。だが、この遺伝子が、哺乳類の体ではレンズ眼を作り、昆虫の体では複眼を作る。哺乳類のパックス6遺伝子を昆虫の体に入れてやって眼を作らせると、複眼を作ることから、遺伝子はじかに形と対応しない。


★ガラパゴスフィンチの嘴の形の変化など、突然変異と自然選択による斬新的進化の実証例として挙げられているものは皆、種内の小進化にかんすることばかりである。
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