2019年07月30日

実戦での詰みを考えてレベルアップしましょう。(解答)

こんにちは、ホッとコーヒーです。

前回の詰将棋問題の解答です。

第一問
問題の局面を再掲載します。
※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1702.JPG
画像は後手△59銀 まで
◆正解手順
▲93銀 △同玉 ▲85桂馬 △92玉 ▲93銀 △同桂馬 ▲同桂馬成 △同玉 ▲85桂馬 
△82玉 ▲73桂馬成 △92玉 ▲83成桂 △81玉 ▲72銀 △同金 ▲同龍 まで

※ 2手目の△同玉で同桂馬は73金以下簡単な詰みです。
  △同香車は▲92金 △同玉 ▲84桂馬 △82玉 ▲91銀 △同玉 ▲92銀 △82玉 ▲83龍  で詰みです。

 ◆ポイントは初手の▲93銀が妙手で▲85桂馬の連打から、▲73桂馬成りとするところでした。
 2手目に同香車と応じた場合の92金も覚えておきたい手です。

 第2問
問題の局面を再掲載します。
※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1701.JPG
画像は後手△77歩成る まで

◆正解手順 ▲42馬 △同飛車 ▲61飛車 △41角 ▲41桂馬成 △同玉 ▲43銀 △同玉   ▲41飛車成 △34玉 ▲37飛車 △36銀 ▲同飛車 △24玉 ▲35角 △33玉 ▲44龍  △32玉 ▲42金 まで
 
◆ポイントは初手は桂馬ではなく、馬で取るところです。桂馬で取ると、41に桂馬と打たれて角を質駒にできません。35角が打てないと詰みません。

 以上でした。どうでしたでしょうか。ちょっと難しかったようですが、もし解けた方がいたら素晴らしい終盤力の持ち主だと思います。一見、詰まなそうに見えてもしっかり詰むところに、将棋の奥深さを感じさせられます。
 
 最後にこの2局、実戦ではどちらも私が勝っています。第一問めでは▲68金寄るや58歩などで詰めろを消してしまえば十分、勝てます。第2問めも詰みのある局面ですが、▲33角などと受けるよりは77歩成るとしたことは正解だったように思います。

 アマチュアの将棋では、30秒の秒読みなどで簡単な詰みでも見えない場合があるので、相手の棋力にもよりますが、難しい詰みを読み切るよりも、確実な手が有効な場合も多いと思います。
 
 では、また次回の更新でお会いしましょう。


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2019年07月29日

実戦局面での詰みを考えてレベルアップしましょう。(詰将棋問題)

こんにちは、ホッとコーヒーです。

 早いもので、7月ももう終わりに近づいています。
前回の更新から一か月以上たってしまいました。(^_^;)

 この間、私はどうも、伸び悩みの状態で、将棋倶楽部24では3級〜4級を行ったり来たりでなかなか昇級できない自分にイライラしたりしていました。将棋の内容も良いときもあるのですが、自分から悪手を打って崩れてしまうことが多かったです。
 
 現在の課題を確認すると、居飛車急戦の相がかりは、勝てることも多いのですが難しい将棋になってしまうので、もっと効率的な分かり易い将棋ができないかということが一つと、もう一つは居飛車対抗形の持久戦の「端玉銀冠」の形で実力者に勝てるようになることです。
 
 今のところ、まだまだ不完全な状態なので完成度をできるだけ上げておきたいところです。
 今週末には福島支部主催の夏休み大会があります。当面の目標はこの大会での優勝ということになります。

 さて、今回はせっかくなので実戦で遭遇した難しい詰みを取り上げてみます。
 
 皆さんも是非、いっしょに考えてみてください。
第一問
※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1702.JPG
画像は後手△59銀 まで

 この局面は後手玉に詰みがあります。優勢なので受けても勝てる局面ですが、後手玉を詰ますことを考えてみてください。
◆ヒント: 変化が多いですが、全て読み切ってください。見えにくいですが、それほど難しくはないです。
第二問
※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1701.JPG
画像は後手△77歩成る まで

 この局面は後手の私が劣勢の局面で、△77歩成ると必死をかけ、詰まして下さいと開き直った局面です。
さて、あなたは詰ますことができるでしょうか?詰ますことができれば私から1勝ということになります。
難しい詰みですが考えてみてください。
◆ヒント: 上部に逃がさない飛車打ちが決め手です。

★答えは次回の更新で掲載します。ではまた
 

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2019年06月15日

逆転はこうして起こる。G

おはようございます、ホッとコーヒーです。

前回の問題の局面を再掲載します。
※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1596.JPG
画像は後手△22玉 まで
 
この局面で私が指した確実な寄せの一手は・・・

 ▲43金でした。 


以下、△41歩と受けても ▲32金 △同玉 ▲43金 △22玉 ▲41龍で、 また、△同銀は同銀成り以下、後手に受けがありません。

他の手もありますが、例えば▲42金では△41銀と受けられて、▲91龍くらいですが、まだまだ長い将棋です。

本局は △13玉 ▲32金 △15歩 ▲33銀成らず △96歩 ▲24金 △同歩 ▲同銀成り 

と進んで、後手、無念の投了となりました。  

DSCN1592.JPG

◆投了図は先手▲23銀成りまで

まとめ

 さて、今回は私の順位戦での逆転将棋をシリーズで見ていただきましたが、いかがだったったでしょうか。
 
 
 今回の対局を振り返ってみて、序盤は大きなミスがあったものの、中盤以降は少しずつですが、私の読みが後手の方よりも正確だったように思います。

 また、序盤のうっかりはよくあることですが、気を付けなくてはならないと反省しました。
 
 しかし、最後まで望みを捨てずに、最善手を考えて指せたことは良かったと思いました。

 相手の方が若干、形勢を楽観していたのではないか、ということも感じます。やはり、将棋は優勢でも楽観は禁物です。優勢になっても常に最善の手を考えて指すことが大事だと改めて思います。

 長い間、ご覧頂き、ありがとうございました。<(_ _)>
 
 皆さんの棋力向上に、少しでもお役に立てたのであればうれしく思います。
 
 また次回の更新でお会いしましょう。


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逆転はこうして起こる。F

 おはようございます、ホッとコーヒーです。
 
 前回の問題の局面を再掲載します。
※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1589.JPG
画像は先手▲73飛車成る まで
この局面での正しい受けの手は・・・
 
 △62銀 でした。


 この局面で、うっかり△63金と受けると一見、飛車の横利きを遮っていて良い受けに見えますが、次の53歩が厳しい一手でせっかく受けた金が取られて後手、一気に敗勢となります。

 それを読んだ上で、△62銀と受けるのが、冷静で確実な受けです。

 さて、本局は後手が痛恨の△63金を打ってしまい、▲53歩を打たれてしまい、先手の私が一気に優勢に立ちました。

DSCN1591.JPG
画像は先手▲53歩 まで
 しかし、勝負は最後まで分かりません。
 私としては最後まで慎重に指して、大逆転を現実のものにしたいところです。

 この後、局面は △41玉 ▲63龍 △31玉  ▲61龍 △22玉 と進みます。
 後手が△41玉では△42玉なら、先手はまだ難しかったようです。

DSCN1596.JPG
画像は後手△22玉 まで
 
さて、この局面で私が指した確実な寄せの一手を考えてみてください。

 ◆ヒント:できるだけ分かり易い詰めろで迫ります。


 答えは明日の更新で。

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2019年06月14日

逆転はこうして起こる。E

 おはようございます、ホッとコーヒーです。

前回の問題の局面を再掲載します。
※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1587.JPG
※画像は後手△63同玉まで
 この局面での先手の最善手は・・・

95歩でした。


 この局面では先手は有力な攻めの継続が難しくなっています。攻めを続けるためには持ち駒が一枚足りません。しかし、守りの面では85金、76飛車となった形は意外にも守りが固く、そう簡単に寄らない形になっています。
 
 そこで95歩と後手の決め手を消しておいてしばらく受けに回り、持ち駒の補充をしようというのが正しい方針です。ここは攻めから守りへの柔軟な転換が必要な局面でした。 

さて、この将棋もいよいよ大詰めを迎えます。

DSCN1588.JPG
※画像は先手▲44銀まで
 私の 44銀 に対して後手は 65銀 が正解でしたが、本局では 52玉と早逃げを試みます。

 私はチャンスと見て、73飛車成りと追撃します。

DSCN1589.JPG
※画像は先手▲73飛車成りまで

 さて、この局面では後手は慎重に受けることが要求されてます。うっかりすると一気に逆転ということになります。

 この局面での後手の正しい受けを考えてみてください。
 ◆ヒント:先手の継続手をしっかり読んでください。


 答えは、明日の更新で。


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2019年06月13日

逆転はこうして起こる。D

おはようございます、ホッとコーヒーです。

前回の問題の局面を再掲載します。
※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1594.JPG
※画像は 先手▲85桂馬まで
この局面での最善の受けは・・・ 

 84銀 が正解でした。


 この局面での私の読みは 74金 73歩 同銀 42飛車 でした。

 ここまで進めば次に 73桂馬成りから 76飛車や 32飛車成りを見て逆転も夢ではなく、現実に近づいてきます。 

 後手としては、何とかこの流れを防がなくてはなりません。

 84銀は 桂頭の銀 という手筋の受けです。

 以下、73桂成る 同銀引く となれば、金を取り返されますが、先手に有力な攻めがなく、後手は優勢を保つことができます。

 さて、局面はこの後、
 
 95歩 73桂馬成る 同玉 74歩 同玉 85金  73玉  53飛車 63金 76飛車 62玉 63飛車成る 同銀 73金 53玉 63金 同玉 

と進んで下の局面になります。
DSCN1587.JPG
※画像は後手△63同玉まで
 先手の私は攻めが続かなければ即負けという気持ちで、何とか攻めを続けたいところです。
この局面で私が指した手は44銀でしたが、65銀と受けられると攻めがつながらず苦しい展開になります。

さて、問題です。この局面での最善手を考えて下さい。
ヒント:つながれば攻める、つながらなければ守るですが。


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逆転はこうして起こるC

 こんにちは、ホッとコーヒーです。

前回の問題の局面を再記載します。

※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1586.JPG

 この局面で私が指した攻めの継続手は・・・ 

73歩 でした。 

 この局面では私としては逆転に向けて、思い通りに進んでいるように感じていました。
 
 しかし、まだまだ後手のリードが大きいので、ここで攻勢を緩めないように注意して指しました。

 75歩のたたきや85桂馬、42飛車などいろいろと手がありますが、相手に攻める隙を与えないために受けさせる手を選びました。

 この後、局面は 73歩 同金 85桂馬 と進みます。 

DSCN1594.JPG
※画像は先手▲85桂馬まで
 この局面で後手が指した手は 95歩 でしたが、この手はまだまだ決定打とはならずに緩手になっています。次に 73桂馬成り とされてせっかくのリードを縮められただけでなく、囲いも崩されてしまいました。
 
 さて、問題。この局面での後手の最善の受けの手を考えてみてください。
◆ヒント:よく出てくる手筋です。


答えは次回の更新で。


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2019年06月12日

逆転はこうして起こるB

 おはようございます、ホッとコーヒーです。

前回の問題の局面を再掲載します。

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DSCN1593.JPG
※画像は先手▲57角まで
さて、昨日の局面での正解は・・・

55飛車    でした。

 この局面で先手の私の次の狙いは35角なので、後手に有力な攻めがなければ、先手の狙いを消す手が有効になります。飛車を逃げる場所が問題ですが、55か65が考えられますが、先手に歩を消費させるなど小さな効果を考えると、55飛車がベストということになります。
  
 それから74金がなぜ悪手なのか、についてですが、この局面では73に打ち込む駒がありません。85桂馬として次に73歩成りを狙うくらいです。
 また、74金と垂れ歩を払っても先手には有効な攻めがあるので、あまり効果がありません。


さて、問題の局面から74金 35角 同歩 と進んで、下の画像の局面になります。
DSCN1586.JPG

◆私が選んだ攻めの継続手を当ててみてください。
ヒント:とにかくスピード重視
正解は明日の更新で。

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逆転はこうして起こる。A

正解は 75歩 でした。 

※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1584.JPG

 序盤での銀損は大きく、その後の展開に大きく響いてきます。将棋がゆっくりとした流れになって駒得が生きてくるとはっきりと先手の私が悪くなってしまいます。私としては流れを早い展開にして乱戦に持ち込み、逆転のチャンスを作っていくしか手がありません。

 この後、局面は 66歩 74歩 65桂馬 66角 57桂馬成る 33角成る 同桂馬 46角 64歩 57角 と進みます。 

下の局面が問題の局面です。

DSCN1593.JPG
※画像は先手▲57角まで
 さて、この局面で後手の差し手は 74金でしたが、これは逆転に結びつく悪手になってしまった手です。

 この局面での正しい手を考えていただきたいと思います。また、74金がどうして悪手なのかということも考えてみてください。

今回はノーヒントで。

答えは明日の更新で。


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2019年06月11日

逆転はこうして起こる。

こんにちは、ホッとコーヒーです。

 今回は、支部の順位戦を題材に将棋の逆転について考えていきたいと思います。
 
 順位戦とは支部会員の実力の上下を決める大事な対局ですので、私も大会ほどではないですが、できるだけ勝つことを優先にして対局に臨んでいます。

 さて、下の画像は居飛車対抗形の序盤で、駒組が終わり、戦いが始まったばかりの局面です。

手番は先手の私です。

※画像をクリックすると大きく表示されます。
DSCN1580.JPG

 この局面では、先手は46金と出れば、普通に優勢になるのですが、全く見えておらず、26飛車と何気なく上がって次の36飛車を狙いました。

 しかし、これは重大なミスで、26飛車には 65歩が厳しい一手で、銀が死んでしまい、先手は一気にピンチなってしまいました。

DSCN1583.JPG

 私としてはここが勝負所で、何とか勝負手を打たないとそのまま普通に負けてしまいます。

 さて、私の放った勝負手は何だったでしょうか? 

◆ヒントは、相手の囲いを崩す一手になります。


 答えは明日の更新で。


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初めまして。ホッとコーヒーです。元気なアラフィフです。コーヒーが大好きです。得意分野は英語で実力は英検準1級を指導可能なレベルです。英語教育や英検、受験英語、翻訳を研究しています。趣味では将棋、模型制作(主に軍艦・作品多数)野球(打撃と投球技術)音楽(ピアノとギター)絵画(水彩画)釣り、金魚飼育など多趣味だと思います。本物のプロではありませんが、どれも20年以上長く続けてきているので上級者のレベルに達していると思います。特に将棋は大会での優勝経験もあり、県内でも強豪と呼ばれる実力です。何分初めてなので至らない点もあると思いますが、よろしくお願いします。
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