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2020年09月11日

【競馬】姫路競馬場が閉鎖から8年ぶりに再開された理由について解説

image1.jpg 姫路競馬場は兵庫県姫路市にある地方競馬の競馬場で、1949年に開設されてから姫路公園競馬場の名の通り競馬場全体が公園となっており、コース内側は場外発売時の駐車場やイベント対応が可能な芝生公園になっていて児童公園も整備されています。 そんな姫路競馬場ですが実は2012年から2020年1月15日にレースが再開されるまで約8年もの間閉鎖されていました。 その理由は一体何なのでしょうか?また、なぜ再開する事ができいたのでしょうか。兵庫県の競馬ファンの間では高い人気を誇る姫路競馬場の閉鎖と再開について紹介していきたいと思います。

閉鎖理由は経営難と建設工事

現在は再開されている姫路競馬場ですが、約8年もの間閉鎖し続けていた理由は一体どこにあるのでしょう。その理由は経営難と建設工事が影響しています。 姫路競馬は兵庫県競馬組合の主催で行われる。同組合はほかに園田競馬場(同県尼崎市)でもレースを実施しているが、姫路での最後の開催があった12年ごろは経営状態が悪かった。10年度に5億5100万円の赤字を計上。以後、14年度までは存廃の見極め期間となり、5年間の累計が赤字の場合は廃止という瀬戸際に立たされた。 出典元:日本経済新聞 かつての姫路競馬場は7月、11月、3月と3開催ずつ、合計で9開催のレースを行っていましたが、組合の予算が厳しくなってきた事や、同じ組合が運営している園田競馬場に比べて集客力が劣るという理由で姫路競馬の開催日数は縮小。2012年から2019年の閉鎖期間中は毎回存続すべきかどうかの議論が行われていました。 地方競馬にとって売上が出ない競馬場を存続させるメリットはどこにもありません。毎年奥単位の赤字を計上していたというのがまず一つ目の閉鎖理由です。 姫路市内を流れる船場川の水位が大雨で上昇した時に水を流し込み、周辺の浸水を防止する池を姫路競馬場のコースの内側に造る工事が、兵庫県により計画された。大阪や神戸が近い園田と比べると姫路は人口規模が小さく、1日あたりの馬券売上額は8割ほどにとどまっていた。 園田の開催に集中したほうが収支改善につながることもあり「工事を優先するのが得策」(県競馬組合の米沢康隆副管理者)と判断。工事終了まで姫路を休止とした。 出典元:日本経済新聞 厳しい売上で赤字が続く中、競馬場内に洪水防止のための池を建設する工事を行う必要性に迫られます。工事をしなければいけない上に、毎年赤字続きなのでとりあえず工事を優先する為に競馬場の開催は中止しておこうという判断になったという訳です。

ネット投票が主流になった事で売上アップ

image4.png ネット投票がない時代は地方競馬はその土地に住む人の為のものでした。しかし、ネット投票やネットで競馬レースを見られる環境が整備された事で、地方競馬も全国で楽しめるレースとなった事で馬券の売上が大幅に上昇。 12年秋からは日本中央競馬会(JRA)のネット販売のシステムを使った地方競馬の馬券発売が始まり、馬券の売り上げが大幅に伸びた。12年度の298億9800万円を底に、毎年売り上げは増え続け、18年度は653億5500万円にまで回復。経営状況も改善し、工事も終わったことから姫路を再開させることとした。 出典元:日本経済新聞 最も売上が低かった頃に比べると倍以上に売上が伸び、さらに工事も終了していたとの事で姫路競馬場を再開させる事に決定したようです。 兵庫県競馬組合の米澤康隆副管理者は、「売り上げの77%前後がインターネットによる馬券購入になっておりまして。姫路競馬を再開するための追い風が吹いてきたと。」このように語っている通り、ネットによる馬券投票が多くの売上を占めており、それがなければ再開する事はできなかったと語っています。

姫路競馬場は大幅リニューアルされている

image2.png 同じ兵庫県にある園田競馬場と共に兵庫県競馬組合が運営している姫路競馬場。レース再開にあたり約35億円をかけて姫路競馬場のリニューアル工事を実施。 調整池の工事中には、姫路競馬場のスタンドなどの施設も改修した。特徴的なのは場内にスポーツ施設を開業させたこと。スタンド内に卓球場や、ヨガなどができるスタジオを設けたほか、調整池内に人工芝のサッカー場を整備した。再開後も園田より開催日数が少なくなる姫路の施設を有効に活用する狙いがある。「競馬ファン以外にも競馬場に親しんでもらいたい」と米沢副管理者は語る。 出典元:日本経済新聞 卓球場にヨガスタジオにサッカー場など、およそ競馬場とは思えない程の多くのスポーツが楽しめる施設になっています。競馬ファン以外の方にも楽しんでもらいたいという思いでリニューアルされた姫路競馬場には開催を待ち望んでいた多くの人が訪れているのです。

まとめ

通常であれば8年も閉鎖された競馬場は二度と復活する事はありません。 しかし、ネット投票がスタートした事により売上アップの影響で、大幅リニューアルが敢行されて復活した姫路競馬場。再開初日には多くのファンが押しかけ、再開を喜んでいたというニュースも出ています。 昔は地方競馬と言えばその土地に住む方だけが楽しむ競馬でした。しかし今では、ネットで全レースを閲覧する事ができ、ネットで気軽に馬券を買う事が出来ます。 週末は中央、平日は地方と分けて楽しんでいる方も多くいますよね。ネット投票だけでなく時間がある時は競馬場にも足を運んでみましょう! 競馬の耳寄りな情報は競馬予想サイト検証 馬事総論をご覧ください。
posted by バタロー at 11:05 | 競馬の知識
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