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2019年02月17日

【ネタバレあり】『DEATH NOTE』を語る・ストーリー編

夜分遅くに今晩は。
今さらになって『DEATH NOTE』を読み返してみた、「暇人の独り言」管理人です。





読み返したくなった理由に深いものは何もなく、単に「久し振りに見たい」だけだったのですが…
よくよく見てみると今年こと2019年は、同作の第1巻が発売されてから丁度15年の節目でした。



そうした節目を意識したわけではないのに、このめぐり合わせ。
人生というものをやっていると、色々な場面で妙な縁を感じます。










さて、せっかく一通り読み直して楽しんだので、今回からは少しだけ『DEATH NOTE』を語る記事を投稿してみます。
本記事では、ストーリーについて。










ただし、盛大にネタバレを含みますので、ネタバレOKの方のみ、続きを御覧ください。














『DEATH NOTE』のストーリー・導入部



「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」…
そんなとんでもない力を持ったアイテムの名前は、デスノート

それは本来、死神界と呼ばれる世界に住まう死神達の持ち物であり、基本的には人間の手に渡る物ではありません。





ところが、「退屈」を嫌う死神リュークは、退屈しのぎのためにデスノートをわざと人間界へ落としてしまいます。

そしてそのデスノートは、成績優秀な高校生の夜神月(読みは『やがみ ライト』、以下基本的に『ライト』と表記)に拾われました。



偶然目にした通り魔や不良で実験してデスノートの効力を確かめたライトは、その力を使って世に溢れる犯罪者達を殺し続けることで、自分が認めた真面目で心の優しい人間だけの世界(本人曰く『新世界』)を築くべく動き出します。



そうして犯罪者殺しを重ねる中、ライトはいつしか犯罪者達に裁きを下す神「キラ」と呼ばれるようになりました。
ちなみにネーミングの由来は「殺し屋」を意味する「killer」から










そんなライトの前に現れたのが、本名や顔や居場所といった素性が知れないにも拘らず全世界の警察を動かせる程の権威を持つ、名探偵L(エル)でした。



Lはテレビ放送を通じてライトの思想を明確に「悪」と断じると、キラを死刑台へ送ると宣戦布告します。










これにライトが応じ、お互いが「相手を捜し出して始末する」と決心したことから、退屈を嫌うリュークが面白がって見物する程の戦いが始まったのです。















『DEATH NOTE』のストーリー・第1部(キラ対L)




ライトとLはお互いに相手を倒すため、様々な勝負に臨みます。


LがFBIに捜査をさせればライトはデスノートでFBIを葬ったり、Lがカメラと盗聴器による監視を行えばライトはその監視網の死角を突いて犯罪者殺しを行ったり、ライトが大学に進学すればLも同じ大学に入ってライトに揺さぶりをかけるなど、スリリングな駆け引きの数々はいずれも見物です。





高い推理力を持つ天才のLは、早くから「夜神月=キラ」には辿り着いていたものの、最も肝心な物証であるデスノートは押さえられずにいました。


一方のライトも、自身をキラと疑うLから直々に誘われてキラ事件の捜査本部に加入するなど、Lと目一杯接触してはいたものの、やはり最も肝心なLの本名は突き止められずにいました。










しかし、リュークが落とした物とは別のデスノートを持つ弥海砂(読みは『あまね ミサ』、以下『ミサ』と表記)の登場で、状況が変化します。



ミサは、顔を見た人間の名前と寿命が分かる『死神の目』の持ち主であるのに加え、両親を殺した強盗を裁いてもらった経験から、キラを心底崇拝している人物。

つまりライトにとって、うってつけの協力者でした。





そのミサにはリュークとは異なり、彼女に好意的かつ協力的な死神のレムが憑いており、ライトはレムから「ミサを殺せばお前を殺す」と牽制されます。

このため、Lを倒せばミサを始末する気満々でいたライトも、一時はミサの扱いに悩まされました。










ところが、「死神は特定の人間に好意を持ち、その人間の寿命を延ばす目的でデスノートを使用すると自分が死ぬ」存在だったことが、レムにとっての最大の不運。





ライトは故意に、ミサがキラとして捕らえられるよう捜査本部を誘導し、「ミサを生き永らえさせるにはレムがLを殺すしかない」状況を作り出します。





レムはその時になって「Lにもレムにも消えてもらうのが最高の形」というライトの思惑を理解したものの、長い間見守ってきたミサが不幸になる場面を見たくない気持ちは結局変わらず、ついに自身のデスノートにLの本名を書き込んでしまいます。





これにより、ライトは死神レムもろとも、宿敵Lを葬ったのでした。










そしてL亡き後、彼が音頭を取っていたキラ事件の捜査本部は、キラ本人であるライトが牛耳ることとなったのです。
















『DEATH NOTE』のストーリー・第2部(キラ対Lを継ぐ者)



Lが倒れてから、4年後。
ライトはLの座を奪って二代目Lとなり、「警察組織を自由に動かせる立場を得た殺人鬼キラ」となっていました。



ライトは1人2役をこなしてLとキラのいたちごっこを演出し、キラ支持派が多数となる世界を築きつつありましたが、そのキラを倒そうとする者が、なお現れます。










それが、Lの後継者と見込まれる者達の中で特に優秀であった2人、ニアメロでした。



知恵者のニアはキラ対策の特別機関(通称SPK)のリーダーとして、行動派のメロは手段を選ばない犯罪者として、それぞれ別々にキラを追います。





言うまでもなく、ライトはニアとメロを始末するべく、行動を開始。
デスノートによる殺人を重ねてすっかり真正の悪人が板についたライトは、自身に好意を向けるミサをはじめとした協力者すら、利用するだけ利用しては平気で切り捨ててしまいます。



冷徹な知性をもって冷血な行動を重ねたライトは、メロの始末に成功しました。















ところが、そんなライトにも最期の時が訪れます。










ニアが「キラ事件について見せたいものがある」として、自分達SPKとライト達捜査本部の全員で一箇所に集まるよう、呼びかけます。



これは、「二代目L=夜神月=キラ」と見破っているニアが、その証拠を挙げるためのものでした。



当然ライトはその思惑を看破し、ミサに代わる手下としたキラ信者に集まりの場面でデスノートを使わせ、ニア達を殺そうとします。










…が、その手下は失態を犯したために、デスノートを偽物(つまりただのノート)とすり替えられていたのです。










そんなこととは知らず、手下がSPKや捜査本部の者達の名前をただのノートへ書き切った際に、勝利宣言(=キラである自白)をしてしまったライト。





その場でただ一人ノートに名前を書かれなかったのと迂闊な勝利宣言により、「二代目L=夜神月=キラ」の図式が、長らく欺き振り回してきた捜査本部の面々にも知られます。










ここに来てライトは初めて、自分がキラであると、自分を追う者達に向けて明言します。


それとともに、キラの必要性と正当性について熱弁を振るうも、ニアからは「あなたはただの人殺しです」と一蹴された上、ニア以外のSPKメンバーや捜査本部の者達にも理解されることはありませんでした。










ライトは「言っても分からぬ馬鹿ばかり…」とニア達を見下すと、最も口車に乗せられないであろうニアを腕時計に仕込んだデスノートの切れ端で殺そうとしますが、捜査本部の一員から連続で銃撃され、これを阻まれました。





傷だらけになった上、手下もデスノートも失ったライトは、「ライトの味方でもLの味方でもない」と常々告げていたリュークに助けを求めます。











するとリュークは「俺にすがるようじゃお前は終わりだ」とライトを見限り、ライトの名前を自身のデスノートに書き込みました










長年にわたってデスノートを利用し、数多の人間を殺してきたライトでしたが、ついにやって来た自身の今際の際には何度も「死にたくない」と、生への執着を叫びます。










しかし、一度デスノートに名前を書かれた人間の死は、どうやっても取り消せない運命。
無論助かることはなく、「新世界の神」を目指した大量殺人犯 夜神月は、自身が幾度も使ってきたデスノートの力によって死亡したのでした。

















それから1年後。
キラが消滅した世界には、キラが現れる前と同じように、犯罪者達が蔓延るようになっていました。





そして、警察や三代目Lとなったニアがそれらへの対応に勤しむ姿と、(キラ)を想ってに祈りを捧げるキラ信者達の姿が描かれたところで、物語は幕を下ろすのです。

















『DEATH NOTE』のストーリーまとめ1・善悪論について



駆け足になりましたが、『DEATH NOTE』のストーリーの流れは、上記のようなところです。


ライトに着目して展開された物語とはいえ、紛れもない極悪人が勝つエンディングなどあるはずもなく、最後は彼の敗北と死亡で締められる形となりました。
DSのゲーム『DEATH NOTE Lを継ぐ者』ではライトがニアを負かすifストーリーがあるのはナイショ










この『DEATH NOTE』は、「犯罪者を殺すことが正義」と考えるキラ派と、「犯罪者を逮捕することが正義」と考えるL派、2つの立場の戦いを描いた作品でした。

そんな本作の中では、「キラは完全に悪なのか」との善悪論が何度も展開されています。





キラが捕まればキラは悪 キラが世界を支配すればキラが正義」(ライト)、「キラを否定できない者を歪んでいるとは思わないし ニアを正義だとはっきり言えもしない」(捜査本部の一員)などの様々な発言が出ましたが、明確な結論を打ち出すシーンはついに描かれませんでした。





解説本によると、これは原作者が「話題として盛り上がるけど思想的なものに行き着いてしまうから善悪論は描かない」と考えていたためなのだそうです。





よって上記の善悪論への判断は、読者が各々で下すものとされています。
原作者も解説本で引用していますが、結局は劇中でニアが言うように「自分が正しいと思うことを信じ 正義とする」が全てなのでしょう。















『DEATH NOTE』のストーリーまとめ2・作品の楽しみ方



一見、いかにも深いテーマを持っていそうな『DEATH NOTE』ですが…





実は解説本によれば、原作者が本作を通して伝えたかったテーマは、特になかったそうです(善悪論も上述の理由からテーマの対象外)。





強いて言えば「人間はいつか必ず死ぬし、死んだら生き返らない、だからそれまでは頑張ろう」くらいだったとか。











つまり『DEATH NOTE』は、あくまでもトリックや心理戦を楽しむべき作品なのだということです。





誰しも、キラとLのどちらかに肩入れする可能性があるかと思いますが、そうなるとLやライトの死にダメージを負いかねません。



事実、初めて本作を読んだ頃の管理人はガチガチのキラ派だったため、ライトの死に様に大きなショックを受けたものでしたが、今となっては望ましくない読み方だったなと振り返っています。










あくまでキャラクター達の駆け引きがウリの作品である以上、キラにもLにも感情移入せず、リュークと同じ傍観者の視点で面白がって観察するのがベストなのでしょう。















おまけ・『DEATH NOTE』から得た死生観



『DEATH NOTE』には「生前何をしたかに関係なく、死んだ者が行く場所は無である」との設定があります。



つまり、死後の世界としてありがちな天国や地獄といった場所は、存在していない訳です。



第1話でリュークが言った「デスノートを使った人間が天国や地獄へ行けると思うな」は、単にウソや冗談の類だったらしい…










管理人などは本作を読んで初めて、死ねば無になるかもしれないのだと考えるようになり、読了後しばらくはいつか来る最期の日をひどく恐れたものでした。



もっとも後々になって、「いつ来るかも分からない死などに怯えるほどヒマがあるなら、悔いを残さないように楽しんで生きた方が良い」と考えるようになり、立ち直りましたが。










なおあえて言いますが、現実の世界に生きる我々が死んだ後どこに行くのかは、知る由もありません。
天国や地獄が実在するか否か確かめられる瞬間は、まさに自分が命を終えた後のみです。





気になる疑問ではありますが、劇中のリュークの台詞を借りるなら、答えは「死んでからのお楽しみ」にするのが良いでしょう。





どうあがいても、生きている内は解明しようがないですからね。
















次回はキャラクターについて




これにて、『DEATH NOTE』のストーリー語りを終わりにします。
ここまで御覧下さり、ありがとうございました。





2019年現在からすると随分古い作品ではありますが、せっかく掘り起こしたネタなので、あと1回くらいは利用させてもらおうかと思っています。

そしてそれを実現させた際は、キャラクター語りでもやるつもりです。





なお、趣味でやっていることなので、需要があるかどうかは気にしない。










それでは、また。
posted by 暇人 at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ

2019年01月31日

ドラクエ6を語る・ボスキャラクター編

夜分遅くに今晩は。
用事があろうとなかろうとどこまでも遅筆な、『暇人の独り言』管理人です。



今年こと2019年、気付けば年明けの挨拶を投稿したきり、1度も更新をしておりませんでした。
こうしてみると、雑記ブログというやつも意外とネタに困るものです…

こんな調子じゃ、「1日に1記事」が推奨されるアフィリエイトに挑戦したらどれだけ四苦八苦するのだろう。










…ともあれ、2月が翌日に迫った今日になってようやく、2019年2度目の更新を行います。
今回は、本ブログで触れてきたドラクエ6のボスキャラクターについて語るという内容です。



今さら感がとんでもないけれど、やると言っておいた記事なので、ついにここに実行します。
ネタバレOKという方は、よろしければお付き合いいただけると幸いです。










ちなみに初っぱなから余談ですが、管理人のドラクエ6は、昨年こと2018年の6月に引っ張り出したところ、見事にデータが全滅しました。





…ふっ。















ドラクエ6のボスキャラクターを語る






ムドー


オープニングの時点からその名前がはっきりしている、ゲーム序盤における宿命の敵です。
厄介な幻術の使い手で、真実だけを映すアイテム「ラーのかがみ」がなければ、まともに戦うことさえできません。

その幻術によって、オープニングでは主人公・ハッサン・ミレーユの3人も一蹴されてしまいました。





しかし、主人公達が「ラーのかがみ」を手にして再戦に臨むと、その幻術をはねのけて真っ向から戦うことができるようになりました。





ムドーとは、2連戦を行うことになります。
1戦目は2匹の手下を連れて襲い掛かって来ますが、こちらは様子見といったところ。





そして2戦目になると、ムドーが本気を出し、1人で主人公達を攻め立てて来るのです。
ダメージを抑えにくい「こおりのいき」や「いなずま」など、この頃の主人公達(とプレイヤー)にとっては辛い技を連発して彼らを苦しめましたが、最後は打ち倒され、消滅しました。










結局のところ、このムドーはラストボスであるデスタムーアの手下に過ぎませんでしたが、戦う時期の関係上、かなりの強敵には違いありません。
本気の2戦目では専用BGMが流れることもあり、プレイヤーを燃え上がらせる存在でした。



長い時間をかけて追いかけさせるに相応しい実力者だったと言えるでしょう。















ジャミラス


ムドーと同じく、デスタムーアの手下の魔物です。
「しあわせの国」に辿り着けば明るい未来がある…といった噂を流して人間達を自分の居城に引き寄せ、釣られた者達を「黒き神々」への生贄にしていました。

大勢の魔物達を前に、「ムドーが消えても自分がいれば魔族は滅びない」と高らかに言い放ち、喝采を浴びる場面が印象的。





なかなかに攻撃力の高い奴ですが、こいつと戦う頃にはとうに転職システムが解禁されており、その育成次第では余裕をもって勝てる相手でしょう。

…逆に、育成次第で全滅もありえますが。










余談ながら、ジャミラスはこのドラクエ6でかなりのインパクトを残したらしく、様々な外伝作品に登場した際も、本編と同様に演説をかましたり、演説が得意だと設定されていたりと、演説というものに何かと縁深い奴になっています。





現実の人間にも、大言壮語を垂れるのだけは得意という人種は間々いるものですが、大層な演説をする割にいまひとつ強くないジャミラスは、そうした連中に対しての皮肉に使える悪役かもしれません。










…なんてことをしたら、流石に失礼か(ジャミラスに)。















グラコス


デスタムーアの手下で、「海底神殿」を根城として海を荒らしていた魔物です。
主人公達が攻め入った時には盛大に昼寝をしていたり、訊かれてもいないのに魔法都市「カルベローナ」を封印したことを勝手にペラペラ喋り出したりと、かなり間抜けな有様を見せます。





戦闘面でも、全体攻撃を多用するものの、威力は乏しいものばかり。
よってこいつ相手で全滅した場合は、よほど油断したか、相当準備不足だったかのどちらかだと思われます。










頭の中身がアホで実力もいまひとつという、あんまりなボスキャラクターだったわけですが…





実はこいつが悪さをしていたせいで、その活動範囲にあった漁村「ペスカニ」が不漁に苦しめられていたことは、地味に忘れてはならない話です。



漁でやっていっている村なのに、そこが不漁に見舞われたとあっては、正真正銘の死活問題というものでしょう。





まあ、それでも一応「ペスカニ」も存続してはいたし、ここ以外にはその活動の影響が特に見られないため、結局印象の薄い奴に変わりはありませんが…










それにしても、用心に用心を重ねるデスタムーアがこんな軽率な奴を幹部にしていたとは、ちぐはぐなものです。















デュラン


デスタムーアの手下で、ヘルクラウド城の城主を務める魔物です。
身体つきは超ムキムキ。





デュランは、「4つの伝説の武具を集められる人間がいれば自分達の脅威になる」と考え、その人間をヘルクラウド城におびき寄せて倒すことを企んでいました。



さらに小手調べとして、テリーことドランゴ引換券を主人公達と戦わせ、人間同士の争いを楽しんで見物するなど、魔物に似合った下劣さも持ち合わせています。










ところが、デュランの悪役らしい描写は、精々その程度のもの。





その他の面を見ると、下記のような何とも清々しい振る舞いが目立ちます。










主人公達を「来客」と位置付け、彼らを攻撃しないよう部下の魔物達に言い聞かせる



戦う前には主人公達を全回復させる



倒されると潔く負けを認める



敗北後は上司であるデスタムーアの存在を明かし、その術を打ち破るほどに強くなれと主人公達を鼓舞して消える















デスタムーアの部下の割に、権謀術数を旨とする上司とは真反対の武人然とした存在であり、倒さなければならない悪者であることが惜しまれるくらいでした。





消滅する直前には「生まれ変わったらまた主人公と戦いたい」と言い残しているのですが、この台詞が現実になったら良いのにとすら思える、稀有な敵キャラだったと思います。





今度はいいヤツに(以下略)















アクバー


デスタムーアの手下で、「ろうごくのまち」の人間達を痛めつけていた悪魔です。
「あくま」のもじりで、「アクバー」なのか?





このアクバーは、町の人々を励ますシスターアンナに魔物の魂を植え付けて自分の妻に迎えるという、何とも腐れた真似を働こうとしていたヤツでした。



そのため、ほとんどただのアホだったグラコスや、武人然としたデュランに比べると、魔物に似つかわしい悪辣さを見せたボスだと感じます。





戦闘面では「じひびき」だのといった技も目障りですが、お供として駆り出す「ガーディアン」が倒れた際、彼らを「ザオリク」で確実に復活させてしまうのが、何よりも嫌なところ。



ついでに「アクバー」自身もしぶといので、こいつとの戦いは長期戦になりがちです。
疲れる。










このアクバーを倒せば「ろうごくのまち」は解放されるのですが、それから程なくしてデスタムーアの攻撃を喰らい、町の人々は石像や動物へと姿を変えられる破目に遭います。



苦労の末に打ち倒してみれば、そのせいで以前よりも事態が悪化するとは、なかなか衝撃的な位置付けのボスでした。













デスタムーア


現実の世界と夢の世界を両方支配しようとしていた大魔王で、ドラクエ6のラストボスです。
自身が作り出した「はざまの世界」の、とても高い山の上に居城を構え、世界を征服するべく暗躍していました。



はざまの世界は、天馬を連れていない者には攻め入ることさえできない場所ゆえ、そこに身を置いているというだけで、かなりの用心深さが見て取れるでしょう。



しかもそれだけにとどまらず、勇者を生み出し得る「ダーマしんでん」や、強力な装備品を含む様々な宝物を有した「メダルおうのしろ」、究極の呪文「マダンテ」を伝える魔法都市「カルベローナ」、はざまの世界へと踏み入る天馬の力を復活させる「ゼニスのしろ」といった施設まで封印してのけています。


僅かな危険をも徹底的に取り除くその姿は、石橋を叩いて渡るという一言では足りないくらいの慎重ぶりです。










こうした点ばかり見ていると、「これだけ策を巡らせているということは本人の実力は大したことはないのでは?」と考えてしまうかもしれません。





しかし、実際に戦ってみると強いのなんの。
次々と姿を変えるデスタムーアとのラストバトルは全部で3連戦となりますが、老人の姿をした1戦目から、パーティ全員に守備力無視でダメージを与えるという嫌な技を多用します。





さらに、続く2戦目では筋肉質な悪魔の姿となり、強烈な力押しを乱発。





そして、ドラクエ6における最後の戦いとなる3戦目では、巨大な頭部と両手の姿となり、攻撃・補助・回復・蘇生と、連携の取れた立ち回りを見せるのです。










存在感は薄いもののラストボスとして文句なしの実力を有していると感じるキャラクターでした。
















…なのに、あんな目に遭わせられるとは…



















ダークドレアム


ドラクエ6の隠しボスで、自ら「破壊と殺戮の化身」と名乗る悪魔です。
その自称には一点の嘘もなく、パーティを鍛えに鍛えたプレイヤーをも悪夢のような強さで迎え撃つ上、やっとのことで倒しても消滅させることはできないという、凄まじい存在感を持っています。



…が、最も衝撃的な姿を確認できるのはやはり、こいつを素早く倒した際に発生するイベントでしょう。





ダークドレアムは一瞬(ウワサでは20ターン以内)で敗れた場合、潔く敗北を認めるとともに、主人公達の願いを叶えると言い出します。





そして次のシーンでは、主人公達を連れて唐突にデスタムーアの前に登場。
「この者を倒せばよいのだな?たやすいことだ…」と、あろうことかラストボスをザコ扱いしたかと思うと、その宣言に違わず、デスタムーアを一方的に叩きのめして葬ってしまうのです。





ラストボスの名に恥じない実力者でありながらぞんざいに扱われたデスタムーアは「いったいどういうわけなんだ…」と、事態を理解することもできなかったのだと窺える言葉を遺して絶命しました…
それはプレイヤーが言いたい台詞である










「全てを無に帰すのみ」と宣言して、自分を利用しようとしたグレイス城を滅ぼしたり、目の前に現れた主人公達に襲い掛かったりと、魔性の者に相応しい点も多いですが、一方で自分を打ち負かした相手には上述のように力を貸すことから、強者には敬意を払う性分のようです。





キャラクターデザインがデュランの色違いであることも含め、ヤツとの共通点がちまちま見つかります。
もしやお前がデュランの生まれ変わりだったりせんだろうな。





ところでダークドレアムのグラフィックといえば、DS版では固有のものに変更され、デュランの色違いではなくなりました。



…が、後にデュランの方が、固有グラフィックになったダークドレアムの色違いのデザインに変更されてしまい、グラフィックを変更した意味がなくなってしまったという経緯があります。





スタッフ何考えてるの。










ドラクエ6語りはひとまず終了


途轍もなく時間を空けながらの更新となりましたが、今回の記事投稿をもって、ひとまずはドラクエ6語りを終了と致します。
今回まで長らく付き合ってくださった訪問者様、誠にありがとうございました。



管理人が好き勝手に喋ってきただけのドラクエ6語りでしたが、訪問者様に僅かでも楽しんでいただけたなら、嬉しい限りです。










それでは、また次の更新にてお目にかかります。

2019年01月01日

2019年元日

明けましておめでとうございます。
本日こと2019年1月1日より、新しい1年の始まりです。





幸多き1年にできることを願い、無理のない範囲で頑張っていきましょう。










何はともあれ、今年もよろしくお願い致します。










「暇人の独り言」管理人
posted by 暇人 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2018年12月31日

2018年の大晦日

大晦日に今晩は。
長いこと野暮用に追われていた、「暇人の独り言」管理人です。





管理人は無収入の状態を何とかしなければと、今年6月から12月にかけて、フリーランサーの真似事をしていました。
担当した仕事は記事を書くことだったのですが、作業量と費やした時間に比べると、報酬は全く見合わない安さでした・・・



管理人が新米だった上、大きな仕事ではなかったからだと片付けてしまえばそれまでなのですが、まとまった金が必要な状況なのに、それには遠く及ばない額面の仕事に長々と時間をかけてしまったとは、自分の愚かさを痛感する話です。





もっとも、これもこれで、管理人はフリーランサーでやって行こうと考えない方が良さそうだと分かったため、その意味では良い経験になりましたが。

これまでと同様、どんな失敗も何かの経験になり、どんな経験も何かの武器になると考え、また新しい挑戦に向かうのみです。










さて、生存報告の日記はここまでとして・・・





今年こと2018年も、とうとう今日で幕引きですね。
管理人にとっては、情けない有様を変えられずじまいの1年となってしまいましたが、無病息災で今日まで来られたことは、やはり幸せの極みです。



来たる2019年こそ、人生の建て直しを実現することを目指しつつ、とりあえずこの年末年始は、ダラダラと過ごしてしまうことにします(笑)










それでは、今年の更新はこれにて終了とさせていただきます。
管理人の独り言に付き合ってくださった訪問者様、ありがとうございました。





また来年、お会いしましょう。
posted by 暇人 at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2018年12月25日

12月25日の命日・2年目

やっぱり久しぶりに、夜分遅くに今晩は。
遅筆な上に筆不精の、「暇人の独り言」管理人です。





抱えている野暮用はそろそろ終わりにできると思うのですが、まだ正式に片付いてはいないので、そちらに力を入れがちになっております…



面白い用事ではないのでさっさと終わらせて、ブログの更新を行いたいものです。
需要があるかは疑問だけども










さて、今年こと2018年も、とうとう残すところあと6日ですね。
ちょうど1週間後には、「新年あけましておめでとうございます」と挨拶をしていることになります。

月日の流れの早さには、毎度毎度目が回る…










そんな、新年まであと6日となった本日は、2018年12月25日。
世間で有名な、クリスマスの日でした。

我らが日本では、浮かれてお祭り騒ぎする人種がいるとか、所謂カップルという者達が連れ合って行動するというイメージが定着した日と言えますが…










管理人一家にとっては、9年半同居したウサギのルナを看取った因縁深い日です。





世間には時折、うろつくカップルを嫌がる気持ちから、クリスマス自体も忌み嫌う…ということもあったりするようですが、自分がクリスマスを真面目な理由で忌み嫌うことになろうとは、思いもよりませんでした。










そう言えばこの独り言をブログで喋るのも、今回で2度目。
ここにもまた、月日の早さをひしひしと感じます。










けれど管理人、ルナが眠ってから経過した年月についてだけは、「まだそんなもんか」という感覚でいます。



オーバーな話ですが、管理人はルナと同居していた9年半の時間を、1000年以上の時間を過ごしたように感じているのです。



そのため、ルナが身体を棄てた後に経過した2年という時間は、管理人の中では大した長さには思えませんでした。



…まあ実際、管理人一家がルナと同居した9年半と、ルナを亡くしてから経った2年では、まだ前者の方が4倍以上長いわけですから、さほどのものに感じないのも、おかしくはないかもしれませんが。





しかしこの、ルナが生きていた時間と、ルナが亡くなってから経過した時間の優劣も、じきに逆転してしまうことを考えると、何だか物悲しくなります。



こちらが生き残っている以上、仕方ないことでもあるけれど。











…と、いつにもまして取り留めのない記事になりましたが、最後の結論は去年と同じ。
ルナがこの世にいたことを確かな話として守りたいから、これからもルナのことを覚えておきます。



そうして覚えていれば、亡くした悲しさも消えないけど、一緒に過ごした楽しい時間だって、忘れずにいられるから。










IMG_0338.JPG

今までもこれからも覚えてる











…それでは、今年のクリスマスの更新は、こんなところで失礼致します。
次は年明け前に、訪問者様へ向けて簡単な挨拶でも申し上げようかと考え中です。



実現するかどうかは別問題としつつ…










また次の更新にて、お目にかかります。
posted by 暇人 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2018年11月27日

「ドリームフレンズ」第3弾&新モード情報

夜分遅くに今晩は。
最近詐欺コメントが増えているブログ、「暇人の独り言」の管理人です。



たまには訪問者様からのコメントをいただいてみたいものだ…















さて、相変わらず更新の途絶えがちな本ブログですが、管理人はこの通り、しぶとく生きながらえておりました。



そんな管理人、「星のカービィ スターアライズ」のファンにとって嬉しい情報を耳にしているので、今回はそれを語る記事を綴り、生存報告とさせていただくこととします。














「ドリームフレンズ」追加


まず1つ目は、歴代シリーズキャラクターを仲間とする「ドリームフレンズ」に新たなキャラクターが追加されること。





これから参戦するキャラクターは、「星のカービィ Wii」に登場した「マホロア」、「星のカービィ トリプルデラックス」に登場した「タランザ」、そして、「星のカービィ ロボボプラネット」に登場した「秘書スージー」、とどめに、「星のカービィ スターアライズ」に登場している「三魔官シスターズ」の4体だということです。





せっかくの情報なので、またもやこれに浮かれて、上記のキャラクターについてざっくり語ってみましょう。
…ただし、ネタバレ嫌いな方はお見捨てください。















マホロア



「星のカービィ Wii」に登場した、彼方からの旅人です。
天かける船・ローアに乗っているのですが、そのローアはカービィ達の住まうポップスターに唐突に現れたかと思った矢先、ウィングやマストなどの部品が外れ、飛べなくなってしまいました。



これを目撃したカービィは、仲間のバンダナワドルディ・デデデ大王・メタナイトと共にローアの部品を集めてその修理を完全に代行手伝いました。
マホロアはローアが直ったお礼として、カービィ達を自身の故郷であるという星・ハルカンドラへと案内します。





しかし到着早々、王冠をかぶった4つ首のドラゴン・ランディアによって攻撃されます。
マホロアによれば、ランディアは古くからハルカンドラに住んでいる邪竜なのだとか。



それを聞いたカービィ達は、ランディアと戦い、無事に勝利しました。















…その直後、このマホロアは、「よくジャマなドラゴンを倒してくれた」と言いながらその場に現れます。
そして、ランディアがかぶっていた無限の力を持つ王冠・マスタークラウンを装着すると、禍々しい魔術師の姿に変貌したのです。





実はこいつの狙いは最初から、マスタークラウンを手にすることでした。
ローアと共にポップスターに流れ着いたのは、クラウンの持ち主にしてハルカンドラの守り神であるランディアと戦い、敗れたことが原因だったのです。



そして、「星のカービィ」のことを噂で聞いており、カービィが困っている人を見ると放っておけない性分であることも知っていたこの野郎は、こともあろうにその善人ぶりに付け込み、ランディアは悪者なのだという大ウソを吹き込んで、4つ首の守り神を倒させることを企んだのでした。



ちなみにこの大ウソつきぶりから、ポーズ画面のスペシャルページでは「虚言の魔術師」とまで称されています。





目論みが奏功してマスタークラウンを手にしたこいつは、全宇宙の支配者となるなどとうそぶきます。
しかし、それを阻止しようと喰らい付いて来たカービィ達に敗れ、砕け散ったクラウンもろとも姿を消し、その野望は未遂に終わることとなりました。



ざまあみろ。















…と、どう見ても死んだと思える演出だったのですが、どうやら生きていやがったらしく、「星のカービィ 20周年スペシャルコレクション」や「みんなで!カービィハンターズZ」など、「Wii」以後の作品にもちょくちょく登場しています。





悪びれもせず。

図々しく。

恥を知らずに。





あまつさえそんな虚言の魔術師が、このたび「ドリームフレンズ」として「スターアライズ」への参戦が決定したわけです。





思い切り敵だっただろうが貴様!





…と言いたいのですが、同じくカービィを騙して利用した「スーパーデラックス」のラストボス「マルク」や、やはり敵対しかしなかった「鏡の大迷宮」の「ダークメタナイト」も仲間になったくらいなので、今さらか。





公式Twitterに掲載された動画からすると、魔法を主体として戦うほか、ブラックホールを発生させたり、さらには「Wii」に登場したローアを呼び出す技も使えるようです。
しかも、ローアにはマホロア以外のキャラクターが乗っかることもできる模様。

「Wii」の思い出が蘇る。










少しも信用できない大ウソつきのマホロアですが、「ドリームフレンズ」としてプレイアブルキャラクターになることは本当のようです。



なお公式Twitterによれば、こいつはベストフレンズを自称しているのだとか。
となれば、アップデート後は「ブンナゲフレンズ」や「ニコーミフレンズ」など、仲間をぞんざいに扱うフレンズ能力にたっぷりと利用させてもらうことにしましょう(笑)





…ベストフレンズだというなら、そのくらいは受け入れてもらわなくてはね。



クッククク。















タランザ



「星のカービィ トリプルデラックス」に登場したキャラクターです。
当初はいきなり現れてデデデ大王をさらい、カービィ達が暮らすプププランドの遥か上空に位置する浮遊大陸「フロラルド」に逃げていくという、目的も正体もさっぱり分からない人物でした。





しかし終盤になると、フロラルドの女王であるクィン・セクトニアに仕える側近であることと、そのセクトニアの命令を受けて、彼女の邪魔になるであろう「下界の勇者」を捕縛していたということが判明します。



フロラルドに住まう天空の民は、長い間悪しき女王であるセクトニアに苦しめられていました。
天空の民はそんな状況を打破することを願い、地上から浮遊大陸のフロラルドまで伸びる巨大な樹・ワールドツリーの種を芽吹かせ、下界(=プププランド)にいるという勇者を導こうとしたのです。










…無論、天空の民が呼ぼうとした「下界の勇者」というのは、勇名高きカービィのこと。



タランザは天空の民の考えなどお見通しと、「下界の勇者」を捕まえて無力化するべくプププランドへ現れたわけですが、そこでデデデ大王をカービィと間違えるという痛恨のミスをやらかしました。



まあ察するに、外見的特徴を把握するなどの下調べが足りておらず、それで「下界の勇者」が誰だか分からなかったのであろうと思われますが…





それにしても、単なる手違いでさらわれた大王もなかなかの不幸体質である。










タランザはセクトニアの居城に辿り着いたカービィに対し、魔術で操ったデデデ大王をけしかけて応戦したものの、敗北。
そこでようやく、カービィが本当の勇者であることを悟ります。



窮地に陥ったタランザは、主であるセクトニアに助けを求めたものの、セクトニアから「使えぬ愚か者などいらぬわ」という言葉と共に攻撃され、遥か彼方へ吹き飛ばされてしまいました。










…しかし、そのまま息絶えたかと思いきやバッチリ生き延びており、後々カービィとセクトニアの戦いに乱入。
カービィはセクトニアを追い詰めつつあったものの、他者に乗り移る力「あやつりの秘術」でワールドツリーに寄生したセクトニアに捕まり、身動きを封じられます。





そんなカービィに助け船を出した人物こそ、セクトニアの従者であったタランザ。
タランザはデデデ大王を戦場に連れ込むと、大王にカービィを救出させます。
ハンマーで殴りつけるというめっちゃ乱暴かつ雑な手段で





さらに、フロラルドに生る「きせきの実」をカービィに与えることで、カービィの吸い込みを「ビッグバン吸い込み」と呼べるほどに強化させ、その勝利に貢献したのでした。










…と、長くなってしまいましたが、タランザのことを一言でまとめると、最初は敵だったけど後で味方に変わったキャラクターだったということです。



世に数多ある作品の中ではありふれたタイプのキャラクターですが、敵味方共にその立ち位置が変化することの少ないカービィシリーズにおいては、なかなか稀な存在であったりします。
味方がしょっちゅう操られて敵になってる?何のことやら



そんなタランザなら、「ドリームフレンズ」になることにも意外性はないでしょう。
むしろ予想通りというか、安心感がある感じ。










公式Twitterに掲載された動画では、「スターアライズ」で初登場したコピー能力「スパイダー」と同様に、糸を使って敵を捕縛する技や、小型のワールドツリーを出現させる技、さらにはかつての主・セクトニアの姿をした影のようなものを呼び出して雷を撃たせる技を披露しています。





ちなみに動画の中では、タランザが触れようとすると、その瞬間にセクトニアの影らしきものが花びらを散らして消えてしまう様子も示されました。



昔はタランザと仲良しだったものの、「美」と「支配」に執着するようになってから心を醜くし、タランザとも単なる主従関係でしかなくなったセクトニア。
そんな主でも、タランザにとっては大事な存在だったらしく、セクトニアの面影を追うことを止められない様子です。



「Wii」以後のカービィ作品に時折出て来る、何だかやるせない要素の持ち主。





しかし、「トリプルデラックス」といい「スターアライズ」といい、せっかくカービィ達の味方になったわけだし、今後は彼らと仲良く楽しくやりながら、いずれはかつての主のことを思い出の中にしまって、前へと進んでもらいたいものです。















秘書スージー



「星のカービィ ロボボプラネット」に登場したキャラクターで、同作においてポップスターを機械化するべく現れた敵組織「ハルトマンワークスカンパニー」の社長秘書です。

カービィシリーズでは貴重とも言える明確な女性キャラクターであると共に、労働に従事しているという、これまた同シリーズでは珍しい特徴を持った存在。





秘書という役職ながら、ポップスター機械化の指揮を任せられたスージーは、カンパニーを潰そうとするカービィを駆除するべく、幾度もロボットやクローンモンスターを利用し、その行く手を遮ろうとします。



しかし、度重なる敗北の末、カンパニーの社長であるプレジデント・ハルトマンから直々に仕事を降りるよう命じられ、しばらく姿を消しました。










その後、自らカービィを倒そうとするも返り討ちに遭ったハルトマンが、カンパニーのマザーコンピューター「星の夢」に乗り込み、その力でポップスターの住民を根絶やしにしようとした場面に再臨。





前触れもなく現れたかと思うと、ハルトマンから星の夢のプログラムコントローラーを奪ってみせます。





本人によれば、星の夢を奪うことでハルトマンに吠え面をかかせ、目を覚まさせてやるのが目的だったようでした。










ところが、事態は思わぬ方向に動きます。



コントロールが不能になったせいか、星の夢はハルトマンの精神と融合して、自我を持ちました。



そして、ハルトマンの身体を通じて生命体の全てを知ったと豪語する星の夢は、「カンパニーの繁栄という願いのためには不完全でかよわき生命体など不要」という、支離滅裂で意味不明な結論を叩き出すと、全ての生命体を滅ぼそうと、宇宙へ飛び立って行くのです。










この事態に、スージーは「ロボボプラネット」におけるカービィの相棒・ロボボアーマーを貸し与え、カービィに星の夢の破壊を託しました。



ロボボアーマーに乗り込んだカービィはさらに、メタナイトが駆り出した戦艦ハルバードを丸ごとスキャンすると、「最終決戦艦ハルバードモード」となったロボボと共に戦い、星の夢の撃破を果たすのです。



その後、ポップスターが自然豊かな姿を取り戻した頃合いで、スージーは何処へともなく立ち去って行きました。










このスージーもタランザに続き、カービィシリーズには決して多くない、敵から味方に変わったキャラクターと言えるでしょう。
その点では彼女も、「ドリームフレンズ」になっても疑問のない人物でした。










公式Twitterに掲載された動画では、銃を使ったり、カービィと戦う際にも使用したロボット「リレインバー」に乗り込むほか、背中に装備したプロペラのような機械の推進力を活かして突進する技を見せていました。
「ロボボプラネット」が、機械と科学が象徴的な作品であっただけに、そこから登場したスージーもまた、機械と科学の力で戦うキャラクターとなっているようです。





余談ながら、「ロボボプラネット」では丁寧な口調で話す場面も多かったものの、ハルトマンから星の夢のコントローラーを奪ったシーンからは、お転婆な印象の言葉遣いになっていました。
どうやら落ち着いた物腰はビジネス用のもので、本来の性格はやや荒っぽいというか、活発なものの様子。



こういう二面性も、会社勤めをしているゆえなのだろうか。















三魔官シスターズ



2018年11月時点でのカービィシリーズ最新作「星のカービィ スターアライズ」に登場するボスキャラクターです。
氷を操る青のフラン・キッス、炎を扱う赤のフラン・ルージュ、そして雷を司る黄のザン・パルルティザーヌの3人をまとめて、三魔官と呼んでいます。
1人だけ名前のパターンが違うせいでよく忘れられる





彼女らは破壊の神を蘇らせようとする人物・魔神官ハイネスに仕えており、ハイネスの願いに添うために、宇宙中に散った闇の物質・ジャマハートを集める役割を担っていました。



いずれもカービィ達と2度にわたって戦いますが、全て返り討ちに遭います。










その後、破壊の神こと破神エンデ・ニルの復活を成そうとするハイネスが、邪魔なカービィ達を倒そうとするわけですが、その戦いに際し、彼女ら三魔官もハイネスの下へ集められます。





しかしハイネスからは、エネルギーを吸い上げられたり、道具のように投げ飛ばされたり振り回されたりと、非人道的などという言葉では到底足りないような扱いをされました。



挙句、カービィ達に敗れてもなおエンデ・ニルの復活にこだわるハイネスによって、ニル復活のための生贄にされてしまいます。










…しかし死んではいなかったらしく、カービィ達がエンデ・ニルを倒す過程で救出され、自らニルの生贄となったハイネス共々、命をとりとめました。
ストーリー本編ではこれで出番は終わり、その後の動向は不明となっています。










そんな三魔官シスターズが、初登場作品「スターアライズ」から、「ドリームフレンズ」として「スターアライズ」に参戦することになったわけです。
ややこしい





3人で1組の「ドリームフレンズ」となるわけですが、同じく3人1組の「リック&カイン&クー」が使用する技によってキャラクターが一時的に入れ替わるのとは異なり、三魔官は任意のタイミングでキャラクターを恒常的に交代させることができるとのこと。



要するに、実質3人分の「ドリームフレンズ」となっているのだそうです。



お得。










キッス、ルージュ、パルルなんとかさんの3人とも、ボスとして敵対した際に見せて来たのと同じ技を扱えるようです。
正直なところ、「スターアライズ」のボスの中では揃いも揃って大したことない部類(あくまで管理人の感想)でしたが、「ドリームフレンズ」になると頼もしい戦力になる気配がします。





主に忠節を尽くすことにかけては「トリプルデラックス」のタランザにも劣らない、三魔官シスターズ。
それゆえか、ストーリー上では「Wii」以来久々に徹頭徹尾敵のままのキャラクターでしたが、「ドリームフレンズ」のシステムにかかれば、そんな彼女らも立派な仲間。





という訳で、今度はカービィとプレイヤーに忠節を尽くし、目一杯働いてもらいたいところです。
具体的には投げ飛ばされたり鍋で煮込まれたりしても文句を言わずについてきなさい















新モード「アナザーディメンションヒーローズ」



そしてもう1つ、「ドリームフレンズ」の追加と並んで大きな情報が、「スターアライズ」に新モードが追加されることです。





その名も「アナザーディメンションヒーローズ」
「Wii」でマホロアを追う際に利用した異次元空間・アナザーディメンションを舞台に、より強くなったボス達とやり合うことになるモードの模様。










カービィ&全ての「ドリームフレンズ」を主役とし、度々キャラクターを入れ替えつつ先に進む道すがら、ストーリー本編に登場したボスが「アナザー」の名を冠して次々登場するようです。





公式Twitterに掲載された動画からは、ウィスピーウッズやデデデ大王、メタナイトやクラッコの「アナザー」版が確認できたほか、三魔官シスターズが3人同時に襲い掛かって来ることも分かりました。






一筋縄ではいかない戦いが楽しめそうなこの新モード、バトル好きとしては期待せざるを得ません。
こんな、見るからに重厚そうなアップデートを今時無償で配信とは、良心的な公式には頭が下がるばかりです。






このようなちっぽけな趣味ブログで感謝を綴っても、公式に気付かれるはずもないですが、それでも書くだけ書かせてもらいましょう。











本当にありがとうございます!!















アップデートは2018年11月30日(金)実施


第3弾「ドリームフレンズ」と新モード「アナザーディメンションヒーローズ」の追加をもって、「スターアライズ」のアップデートは最後となるそうです。



内容が充実しまくりなのは、公式が、最後のアップデートに相応しいものにしようとした結果かもしれません。










そんな最後の「スターアライズ」アップデートは、2018年11月30日(金)こと、今週の金曜日に実施されるとのこと。
あと僅か数日の時間が過ぎるのが、待ち遠しい思いがします。





管理人、本ブログで「スターアライズ」を語る記事を作ろうとしていましたが、どうやら「アナザーディメンションヒーローズ」を遊び尽くさないことには、ゆっくりと記事の作成にとりかかっている場合ではなさそうです…



嬉しい悲鳴とは、このことだ!









では、久しぶりの記事はこれにて終了とさせていただきます。
ここまで御覧くださった訪問者様、ありがとうございました。
posted by 暇人 at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | カービィ

2018年10月23日

注目する未発売ゲーム・2018年10月

またまたとんでもなく久しぶりに、夜分遅くに今晩は。
諸事情によりブログを1ヶ月以上放置していた、「暇人の独り言」管理人です。





ここのところアクセス解析しかしていなかった本ブログですが、地味に御覧くださる訪問者様がいらっしゃったようで、嬉しい限りです。
ありがたやありがたや。





ちなみに最近、本ブログに数十件のコメントが寄せられたという夢を見ましたが、現実に戻ってみるとそんなことはありませんでした。



虚しい。





まあ、詐欺コメントが来るよりは、いっそゼロの方がマシではありますが。
…こんなブログですが、詐欺コメントだけはごくまれに来ているのです。

もちろん、その度に削除しておりますが。










さて、今回の記事も生存報告の色合いが強いものとなります。
しかし、ここ最近は生存報告のための日記ばかりが続いていたので、今回は少しでも面白い話にするため、現時点で管理人が注目している未発売のゲーム2本の情報を書き留めておこうと思います。



…管理人の琴線に触れたものを紹介するという本ブログの目的が、久々に果たされた気がする。















・「オメガラビリンス ライフ

まず最初に挙げたいのが、Switchに登場する「オメガラビリンス ライフ」です。
発売予定は2019年とのこと。





「オメガラビリンス」や「オメガラビリンスZ」を御存知の方なら察しが付くかと思いますが、このソフトは「オメガラビリンス」シリーズの作品のようです。



管理人は以前「オメガラビリンスZ」について語った際、「オメガラビリンス」シリーズのさらなる続編こと3作目を希望する旨を書いたものでした。



今回、実際にその3作目といえるソフトの登場が決まったようで、管理人にとっては念願が叶ったと言える形です。





しかし、「Z」までの2作品では愛那達が主要人物であり、彼女らが通う「アンベリール女学園」が物語の舞台となっていましたが、新作「オメガラビリンス ライフ」では新たなキャラクター達が中心となり、「ベルフルール女学園」なる学校が主な舞台となる模様。



学校からして前2作と違っているため、これまでの2作品で活躍して来た愛那達の出番はない可能性が高い感じです…



「3作目は難しいだろうけど出るとしたら愛那達に続投してほしい」と思っていた管理人、今回のように世界観を一新するという、続編を作るのに一番簡単な手法があることをうっかり見落としておりました。
/(^o^)\ナンテコッタイ



ただ、公式ページの登場人物紹介に「And more……」と記載されているので、もしかしたら…?










…と、愛那達の出番の有無については不明ですが、公式ページの登場人物紹介を見るに、新たなキャラクター達も愛那達に負けず劣らず、個性的な美人の集いのようです。



ストーリーは、主人公・紅月ひなた(あかつき ひなた)が、ベルフルール女学園創立以来初めての転入生として同校に入るものの、その翌日に学園自慢の大庭園の花が全て枯れてしまったため、大庭園を復活させるために聖洞の冒険に挑む…というものなのだとか。





公式ページには「聖洞」というワードがある一方、「Z」までの2作品で登場した「聖杯」の出番は、愛那達同様に不明な感じです。

…まあ、出さずともストーリーが成立するなら、そこに何の不都合もありはしないので、気にかけるべき点でもないですが。










この新作「オメガラビリンス ライフ」では、「Z」までの2作品と同様にパートナーをダンジョンへ連れ込めるほか、パートナー以外の仲間もダンジョン内に登場し、一緒に戦ったり、アイテムをくれることがあるということです。



それだけに、仲間同士の掛け合いが「Z」よりも増えているかもしれません。
パートナーはもちろん、ダンジョン内で加わった仲間ともたくさんの絡みがあれば楽しそうです。










しかし、新作「オメガラビリンス ライフ」で最も目を引かれる点は、学園の中を歩き回ったり生徒達と会話するなどのスローライフ要素が加わったことでしょう。



「Z」までの2作品には欠片もなかったこの側面によって、果たして新作が面白くなっているのか、否か?
…それを自分で確かめる瞬間が楽しみです。





しかしワシには金の問題が















・「どうぶつの森Switch(仮称)

もう1つ気になっている未発売ゲームが、Switchに登場予定の「どうぶつの森」。
こちらも2019年発売予定とのこと。





管理人はNintendo64で登場した初代「どうぶつの森」からプレイし始めて以来、DSの「おいでよどうぶつの森」と3DSの「ハッピーホームデザイナー」、それからソシャゲの「どうぶつの森 ポケットキャンプ」を除き、全てのシリーズ作品を遊んでいます。



この「どうぶつの森」シリーズは世に言うスローライフに該当し、プレイヤーは村で一人暮らしをする住人となって、村人達(犬や猫などの動物)とコミュニケーションを取ったり、魚釣りや虫捕りなどをしたり、自分の持った家の内装を自由にいじったりしながら、気ままな生活を体験するゲームとなっています。



穏やかな心持ちでゲームを遊びたい…という気分のプレイヤーにはまさにうってつけの作品で、管理人は長年にわたって複数のシリーズ作品を味わって来たものでした。










という訳で管理人、「どうぶつの森」がSwitchに登場することを願ってやまなかったのですが、どうやらめでたく叶うことになったようです。

やったぜ。





本記事投稿時点では2019年に発売するということしか発表されていないため、現時点では本ブログで語れることも甚だ少ないですが、ともあれ続報をのんびり待っておくとしましょう。










ちなみに歴代シリーズ作品では、村に移住した主人公が家を買うことになるものの持ち合わせが足りず、タヌキの商売人・たぬきちに借金をして、それを返済するために金を稼ぐ…という始まり方が大体定番となっております。



今回もまた、タヌキへの借金生活からスタートするのだろうか…





まあ、あくまでゲームなので、返済期限というものは存在していないし、たとえ踏み倒したとしてもゲーム内でほぼ実害はないため(返済しないと家を増築してもらえないという問題はある)、借金生活から始まろうと、特に困ることでもないですが。





借金なんざ現実だけでお腹一杯です















現時点で管理人が注目しているゲームソフトは、上記の2本です。
最近はゲームを見る目が鈍ってきている管理人、外れを引いたりしていなければいいなと、少々不安もありますが、発売を心待ちにしておこうと思います。
ただし買えるとは言っていない















それでは、今回はこれにて失礼致します。
そろそろ冷えて来る時期なので、皆様も風邪には御注意を。
posted by 暇人 at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2018年09月22日

独り言も無駄じゃない?

何度も久しぶりに、夜分遅くに今晩は。
「暇人の独り言」管理人です。





相変わらず暇人の管理人なのに、最近は新しい記事をろくに書けておらず、訪問者様には申し訳ない限りです…
でも今抱えている用事が片付けば、少しは更新の頻度も上げられるはず!



…だと良いなあ。











ところで本ブログのアクセス解析をしてみると、ここ最近は以前に書いた記事「ドラクエ6を語る・ストーリー編」が、そこそこ閲覧されているようです。



いまだに名も無ければ実も無い本ブログでは珍しく、10名程の訪問者様がいらっしゃる日が何日かあったとのことで、ただただ驚いております。



管理人が好き勝手に喋っただけの記事なのに、目を通してくださる方が2桁に上ったとは、恐れ多くも嬉しい話です。










管理人は昨年から、こうして本ブログでの発信や拙作「光の翼」の発表を行っているわけですが、やはりこれらは実益を伴わない趣味の領域のままに終わっています。

まさしく、管理人が独り言を呟いているだけに過ぎない状況と言わざるを得ないでしょう。





しかし独り言は独り言でも、自分の中だけで呟いているのと、人の目に触れる場所で呟くのとでは、天と地の違いがあるようです。

更新できていなくとも本ブログや拙作が閲覧されている日があることから、そのことをひしひしと感じるようになりました。










著名人でも何でもない管理人の独り言でも、こうして人に伝わる可能性があると考えると、インターネット上での独り言は、あながち無駄ばかりでもないのかもしれません。



…実のところがどうであろうと、管理人自身はそう受け止めて、これからもまだまだ記事を書いてみようと思います。





もしも世界中でたった1人にだけでもこの独り言が届いて、少しでも楽しんでいただけたり、何かを感じていただけるのなら、管理人にとっては誇らしいものなので。










…という訳で、本ブログを訪問してくださる皆様方。
いつの日か管理人が音を上げる時まで、今後とも宜しくお願い致します!










…ブログ開始1年半の御挨拶にはまだ遠いですが、たまにはとっても真面目な独り言を喋ってみました。





それでは、また次の記事にて。















余談


ちなみに管理人は現在、「ドラクエ6を語る・敵キャラクター編」と題した記事を書いている途中です。



色々あって今はドラクエ6からバッチリ離れているものの、この記事については「ドラクエ6を語る・主人公一派編」にて投稿することを予告しておきながらそれきり放置状態になっていたため、きちんと完成させようと思っております。





いつになるかは明言できませんが、記事を投稿した際は、御覧いただけると幸いです。
posted by 暇人 at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2018年08月29日

8月29日は誕生日・2年目

久しぶりに、夜分遅くに今晩は。
「暇人の独り言」管理人です。










突然ですが、本日こと8月29日は我が誕生日。というわけで管理人、今日でまた1つ歳を取りました。
長生きできて嬉しいような、さらに老けて悲しいような。

…もちろん、いまだに身内から見捨てられていないことについては感謝しかないし、健康で長生きできていることは、嬉しい限りですが。





この、8月29日の誕生日のことを書き記すのも、本ブログでは2度目。
1年前と比べても状況は好転しておらず、むしろこの先さらに悪化する危険性も高いですが、人生を投げ出すつもりはありません。

どんなに無様になろうとも、恩ある相手に報いるため、もがいてあがいて、生き続けて参ります。










新しい年齢を迎える度に、気持ちを作り直して、また日々の生活へ。
posted by 暇人 at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2018年08月13日

「カービィ バトルデラックス!」を売却

またまたとても久しぶりに、夜分遅くに今晩は。
無収入でも水面下では色々と動いている、『暇人の独り言』管理人です。





しかし、現状はまだまだ変わらず、日々生きているだけで借金が増えている有様。

おまけに、近々耳鼻科に行く予定があったり、運転免許の更新期限が迫っていたりと、もっともっと負い目が増えそうな予感です。



少ない労力で莫大な金を稼ぐ仕組みを作りたい…










ところで、莫大な金と言うには到底足りませんが、管理人は今日、昨秋に買った『カービィ バトルデラックス!』を売り払って来ました。



プレイ開始直後は軽快な操作感を気に入ったものでしたが、しばらく続けていると、不満が積もり積もっていったためです。



積極的にライバル達と戦うよりも上手く潰し合いをさせて漁夫の利を狙った方が良かったり、常に4人対戦しかできなかったり、パーティゲームにしては収録されているゲームが少なかったり、同じメンツで遊びたい時にはプレイヤーが手動で相手を選択しなければならなくて不便であるといったことが、売却を決意させた点でした。





また、「スピア」が攻撃を当て辛い一方で、「ソード」は当てやすいなど、コピー能力ごとの有利・不利が大きいのも、嫌だったところ。

これは、コピー能力同士で戦う過去作のサブゲーム『カービィファイターズ!』でも同様でした。



違うコピー能力同士で戦う、つまりは異種格闘技戦になるゆえに仕方のないところではありますが、実際にプレイしているとそこに不満を覚えるのもまた、避けられないことです。





…こうして見ると、『バトルデラックス!』や『カービィファイターズ!』の、最強のコピー能力を決めるという触れ込みは、カービィファンにとって一見夢の企画のように思えて、実は無粋なのかもしれません。










後に発売された本編作品『星のカービィ スターアライズ』が段違いに面白かったことも、『バトルデラックス!』売却の決断を後押ししました。

本編作品である上に、歴代シリーズキャラがプレイアブル化となれば、面白くならないわけがない。










カービィの大ファンである管理人が、「カービィ」の名を冠するゲームを売り払ったのは、記憶の限りでは今回が初めてです。

それくらい、カービィ作品にしてはいまひとつな印象でした。










いつか『バトルデラックス!』を売り飛ばし、それを本ブログに書き残す日が来るかもと思ってはいましたが、その予感が的中したのは、カービィファンとして残念に思っています…





とはいえ『スターアライズ』を見るに、公式にはまだまだ良作を出せる力があるようなので、『バトルデラックス!』で見切りを付けはせず、今後も応援するつもりでいます。





ファンサービス精神に溢れた『スターアライズ』をも超える新作が登場し、かつ自分がそれを遊べることを願いながら、明日からも公式Twitter等をチェックして行こう。










…久しぶりの更新が、『バトルデラックス!』の葬式のような暗い内容になってしまいましたが、とりあえず今回はこれにて失礼致します。





それでは。
posted by 暇人 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | カービィ
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ゲーム等の感想を綴ったり、小説紛いの作品を掲載したりと何でもありの雑記ブログ『暇人の独り言』の管理人です。 借金に悩まされ、密かにメルマガに挑戦中。
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