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2018年04月15日

6か月頃の赤ちゃんについて

皆さんこんにちは。
このブログを運営している桃の助です

このページでは6か月頃の赤ちゃんの特徴をお話ししたいと思います。





体重

kaden_taijukei.png
・男の子:6.6〜10s
・女の子:6.2〜9.2s

身長

bunbougu_measure.png
・男の子:64〜74cm
・女の子:62〜70cm

運動・言語・感覚の発達

baby_negaeri.pngakachan_nango.png

パパ・ママが認識できるようになってくる

この時期になるとパパママが認識できるようになってきます。
さらに愛情いっぱい関わりたいですね
表情豊かになり、発話が増える

パパママを見てよく笑ったり、喃語を話す時期でもあります。
「ママママ‥」「ブブブ‥」などの言葉がみられます。
沢山コミュニケーションをとった子どもは言語の獲得が早くなるというデータもあるので、パパ・ママはたくさん話しかけてコミュニケーションをとるようにしたいですね。
(言葉の発達についてはこちらから→子どもの言葉の発達について0〜6歳
生活の音に興味が出始める時期

テレビや音が出るおもちゃに興味を持ち始める子が多くなってきます。
パパママが音に合わせて言葉かけをすると、赤ちゃんはさらに興味関心が増える事と思います。

夜泣きが増える

夜泣きのはっきりした原因は分かっていないのが現状ですが、夜眠っているときに夢を見たり脳が興奮したりして夜泣きをするのではないかと考えられています。

6ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は15時間前後です。
睡眠時間がまとまり、夜だけでなく昼間も2〜3時間まとめて眠るようになるので、その時間にママも少し一緒に休めると良いですね。

何をしてもダメな時はママも疲れてイライラしてしまうので、パパに協力してもらうのも良いですね。
また夜泣きに良いアロマを使用するのもおすすめです。赤ちゃんだけでなくママもリラックスできると思います。
味覚が発達する

離乳食を5か月頃から開始した赤ちゃんは離乳食を開始して約1か月経過しています。
この頃の離乳食は栄養を摂るという目的よりも、食べることに慣れる・飲み込む練習をする・色々な食材を食べて味覚を育むという目的があります。
色々な食材の味や、食感を経験させ、味覚を育みたいですね。

ただし、離乳食は赤ちゃん1人1人で進み方が違いますので、あわてずゆっくりと進めて下さい。
離乳食開始の目安はこちら→5か月頃の赤ちゃん(離乳食開始)

お座りが少しずつできるように

両手で支えてあげることで少しの間おすわりができるようになる子もいます。
その際、まだ背筋が丸まっていて不安定なので必ずそばで見守ってあげましょう。
転びそうになった時には優しく支えてあげて下さい。

寝返りが上手になる

少し目を離すと寝返りをしてゴロゴロと遠くの方へ行ってしまう事があります。
段差から落ちてしまわないように気を付けたいですね。
また寝返りが上達し、勢いをつけなくても腰で回転できるようになる赤ちゃんもいます。

早い子は歯が生えてくる

歯が生えてくる時期は赤ちゃんによって差があります。
早い子では生後4ヶ月〜5ヶ月に生えてきます。
平均的には生後6ヶ月頃となっています。

通常は先に下の歯が生え、女の子の方が男の子よりも少し早く生えてくる傾向があります。

そろそろ歯固めが必要な時期かもしれないですね。

遊び方の変化

それまでは両手で1つのおもちゃを持つことが多いのですが、片手で1つずつおもちゃを持てるようになってきます。

パパママが「いないいないばー」をすると笑ってくれるようになってきます。
布やティッシュなどで顔を隠して、やってみるととても喜んでくれると思いますよ。

おわりに

こうやって6か月頃の成長を書いてみると、それまでにはなかった行動の獲得が沢山あることがわかります。
寝返りも上手になって、離乳食も開始してますます目が離せない時間が増えそうですね。
大変だと思いますが、子育て頑張って下さい!

でも、たまには息抜きも忘れずに

それではまた!
桃の助でした







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2018年04月12日

5か月頃の赤ちゃん 〜新米ママ向け〜

みなさんこんにちは。
このブログを運営している桃の助です

このページは新米ママ向けとなっています。

赤ちゃんは5か月頃になると様々な事が出来るようになり、パパママも成長を実感できるのではないでしょうか?
その反面、4か月頃までは出ていなかった夜泣きなどに悩まされるパパママも多いと思います。

このページでは、5か月頃の赤ちゃんの身長や体重、行動の特徴を書いていきます。



身長

bunbougu_measure.png
・男の子:61.9cm〜70.4cm
・女の子:60.1cm〜68.7cm
4か月頃と同じで、この頃も男の子が少しだけ大きいですね。

体重

kaden_taijukei.png
・男の子:6.1kg〜9.2kg
・女の子:5.7kg〜8.7kg
身長と同じで体重も男の子が少しだけ大きいです。

新生児の時に比べて、体重の増加がゆっくりになってきます。
生後5ヶ月頃から徐々にゆるやかな体重増加となってきます。

もし、体重が増えない場合でも、食欲があって機嫌がいい場合はそこまで気にしなくてもいいと思います。
どうしても気になる場合はお医者さんに相談してみるといいですね。

動作

baby_negaeri.png
3〜4か月頃に首がしっかりと座り、次はいよいよ寝返りが始まりだす時期となります。
とは言っても、まだまだこの頃に寝返りをする赤ちゃんは少ないので、焦らずゆっくり見守ってあげましょう。

機嫌がいい時にはうつ伏せにして寝返りの練習をしてみるのもいいですね。
うつ伏せをする事で、頭を持ち上げたり、手で支えようと頑張るので、いいトレーニングになります。
ただし、機嫌が悪い時や、うつ伏せにして泣いてしまったりする場合は、無理強いせずにゆっくり進めましょう。

生活リズム

mezamashidokei.png
4か月頃から生活のリズムは少しずつ出来始めて、5か月頃にはさらに進みます。
昼間に起きている時間が長くなり、夜眠るようになってくれます。

離乳食も5〜6か月頃から開始するので、ご飯を食べる事で生活リズムがさらに促進されることでしょう。
離乳食もできるだけ毎日同じ時間にあげるようにしたいですね。
引き続き、お風呂や寝る時間・起きる時間なども決まった時間に行動する習慣を続けたいものですね。
ただし、離乳食は赤ちゃんの様子を観察しながら焦らずゆっくりと開始して下さいね。

離乳食の開始の目安は?

baby_syokujikaijo.png

「周りのママ友がもう離乳食を始めてるから家も始めなきゃ!」
「お姑さんにそろそろ始めた方がいいよと言われたから」
「でも、病院の先生にはゆっくりいいよと言われた。どうしよう………」
なんて考える頃ですよね?

そんな時って困りますよね。
目安として色々ありますので、参考にしてみてください。

首がしっかり座っている

3〜4か月頃になると首が座りだしますが、ご飯を食べる時に首がしっかり座っていないと離乳食はまだ早いと思われます。
喉の周りの筋肉がしっかりしてきてから離乳食は開始しましょう。
支えてお座りが出来る

しっかりと座って食べる事はとても大切な事です。
誤った姿勢で食べると気管に食べ物が入ってしまい肺炎になってしまう事もあります(誤嚥)。
パパママの支えはあっていいので、しっかりとお座りが出来るようになってから離乳食を開始するのがいいでしょう。
手に持った物を口に運ぶ

4か月頃からみられる動作ですが、口でどういった物か確認する事が増える時期です。
この頃には哺乳反射は減弱しているので、離乳食を開始する目安になります。
食べ物に興味が出てきた

パパママがご飯を食べていると、じっと見ていると興味が出てきたサインかもしれませんね。
口をもぐもぐさせたり、手を伸ばそうとしたりすると開始の時期かもしれません。
ご飯の時に一緒にテーブルを囲んで座ってみましょう。
よだれが増えた

これは昔から言われているスタートのサインです。
よだれがあることで、食事をまとめて飲み込みやすくなります。
逆によだれが少ないととても飲みにくい状態なので、よだれが少ない時は開始を見送りましょう。
歯が生えた

6か月頃から生え始める子が多いですが、歯がむず痒くて歯固めやおもちゃを噛む子がいます。
この様子がみられたら開始のサインです。
スプーンを押し出さなくなった

哺乳反射が減弱してきてスプーンを口に入れてくれる事が多くなってきます。
もし押し出す場合はもう少し時期を見送りましょう。
試しにスプーンを口に運んで試してみるのもいいですね。


夜泣きが始まる事もある

5か月頃になると、情緒面がより発達し赤ちゃんの脳が目覚ましく発達する時期です。
また、寝返りができる赤ちゃんは、世界が広がって昼間に様々な刺激を受けています。
あまり慣れない環境で1日過ごしたり、ストレスがかかるような場面があると夜泣きが出やすいとも言われています。

夜泣きのはっきりした原因は分かっていないのが現状ですが、これらの成長により、夜眠っているときに夢を見たり脳が興奮したりして夜泣きをするのではないかと考えられています。

そのため、生後5ヶ月ごろに夜泣きを始める赤ちゃんが多いようです。

【夜泣きの対策として】
@昼間は外でたくさん遊んでみましょう。
A朝はカーテンを開け明かりを取り込み、夜は決まった時間に電気を消して一日のリズムを作りましょう。
Bお昼寝は3時間までにしましょう。
C寝る前におっぱいを飲みすぎないようにしましょう。
Dベビーマッサージを試してみましょう。

さいごに

夜泣きは心身ともに疲れてしまいますよね。
夜泣きで起こされて、昼は家事や仕事に追われる毎日。
キツイのはこの時期だと思います。
「わが子のために頑張らなくちゃ!」という気持ちも分かりますが、あまり肩の力を入れすぎずたまには何かでストレス発散したり、パパにも手伝ってもらったりと適度に手を抜きながら乗り越えて下さい!
夜泣きは一過性のものなのでいつかは終わりが来ます。





それではまた。
桃の助でした



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2018年04月10日

4か月頃の赤ちゃん 〜新米ママ向け〜

皆さんこんにちは。
桃の助です

このページは新米ママ向けのページとなっています。

4か月頃になると赤ちゃんは首がだいぶ座ってきて、縦抱きしてもぐらつかなくなってきます。
少しずつ赤ちゃんから子どもに成長していく様子がみられる頃だと思います。
でもまだまだ赤ちゃん。
このページでは4か月ころの赤ちゃんの発達についてお話ししたいと思います。
(その他の月齢の発達はこちらから→子どもの発達
akachan_nango.png

体重

kaden_taijukei.png
・男の子:5.7kg〜8.7kg
・女の子:5.4kg〜8.2kg
生まれた時の体重の倍から倍以上になります。

身長

bunbougu_measure.png

・男の子:59.9cm〜68.5cm
・女の子:58.2cm〜66.8cm

4ヶ月頃になった赤ちゃんは首や手足、背中の筋肉も発達してきます。
赤ちゃんのわきの下を支えてひざの上に座らせると、自分では座ることができませんが、ちょこんと安定していられるようになります。

また、昼夜の区別が付き始めて、夜に少しまとめて寝てくれるようになる子もいます。

動作の発達

手の動作が発達する

baby_haakuhansya.png

おもちゃをつかんで遊ぶことが出来るようになってきます。
遊ぶと言ってもただ音や動作を楽しんでいるだけですが、口におもちゃを持っていき、口でどういったものか確認をする行為が始まる時期でもあります。

生理的微笑から社会的微笑へ

baby_boy04_laugh.png

3か月頃までの赤ちゃんでも笑っているような表情はありますよね。
その笑いを「生理的微笑」と言います。
生理的微笑とは、筋肉の無意識の動きでニコッと笑ったように表情がなることです。
赤ちゃんが寝ている時などに多くみられます。

4か月頃になると、パパママに対して微笑みかける事が出来るようになってきます。
これを社会的微笑と言います。
生理的微笑は無意識の笑顔でしたが、交流の意味を持った笑顔となります。
抱っこしたり、興味があるおもちゃを見たりするとみられる事が多いです。
社会的交流のスキルが少しずつ育まれてくる時期ともいえると思います。
パパママを見つけてニコッとされると、ギュッと抱きしめてあげたいですね

生活リズム

akachan_bed.png

少しずつ生活リズムが出来始めてきます。
昼間に起きている時間が長くなり、夜眠る時間も少しずつ長くなります。
お風呂の時間や、おっぱいの時間もだいたい決まった時間に出来るとさらにリズムが出来てくると思います。
おっぱいは、4〜5時間おきに5〜6回程度となります。

注意したいこと

誤飲に注意

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上でも書きましたが、手の機能も少しずつ発達し、口で物を確かめ始める時期です。
誤って飲み込むと即病院に急行する必要があります。
電池やボタン、小さいおもちゃなど誤って飲み込む可能性があるものは、赤ちゃんの手の届かない場所に置いておきましょう。
(誤飲についての詳細はこちらから→誤嚥と誤飲の違い

愛情たっぷりふれあいましょう

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生後4か月になった赤ちゃんはどんどん感情が発達し、にこにこ笑ったり声を出してくれるようになります。

一方で嫌なことがあった時に大きな声で抗議するように泣いたり、「かまってほしい」という意味で大きな声で声をかけてくることも。
泣いている時は優しくあやし、声掛けしてあげなからなだめてあげましょう。

おわりに

睡眠不足のママも多いのではないでしょうか?
毎日家事と子育てに追われるママも多い事でしょう。
でも、たまには家事の手を休めて、ゆっくりと子どもと触れ合う時間を持ちたいですね。
今はキツイかもしれませんが、赤ちゃんの時期も今だけです。
この時期を大切にして素敵な生活を過ごされてください





それではまた。
桃の助でした


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2018年03月28日

2〜3か月ころの赤ちゃん 〜新米ママ向け〜

皆さんこんにちは。
桃の助です

このページは新米ママ向けのページとなっています。

2〜3か月頃になると赤ちゃんはあやすと笑うようになり、ますます可愛らしさが増してくる時期ですよね。
このページでは2〜3か月ころの赤ちゃんの発達についてお話ししたいと思います。

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体重

kaden_taijukei.png

体重はぐんぐん増えていきます。
体重の増え方は、1か月目に続いて大きい月齢となります。
2か月ころの増加は1日当たり30g前後で、3か月ころになると、体重は生まれた時の約2倍になります。
生まれた時は胸囲より頭の方が大きいのですが、2か月ころから胸囲が頭囲をいくらか追い越します。

首がしっかりしてくる

akachan_mother.png

首はかなりしっかりしてきて、だっこしてもだんだん首がぐらぐらしなくなります。
指や手をしゃぶる赤ちゃんも増えてきます。
このころの指しゃぶりは、お腹が空いていたり、欲求不満とは全く違います。
運動発達の一つと思っていいでしょう。
赤ちゃんにとって、口で手を調べる「手の遊び」なのです。

話しかけをしましょう

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赤ちゃんの機嫌がいい時は、「うー」とか「あぶ、あぶ」などと声を出します。
これは言葉の原型といえる喃語(なんご)です。
(喃語については別ページで説明しているので、興味がある方はそちらをご覧ください)
赤ちゃんが話しかけてきたら、お母さんはその話しかけに対して「なあに?」「そう」「うれしいの?」などと答えてあげて下さい。

母乳・ミルクの回数と量

・母乳‥‥だいたい3時間半おき
・ミルク‥‥1回の標準量は140〜160ml、1日の授乳回数は6回

ミルクを足す場合は?

ミルクを足す場合は初めから多く作らないで、まず母乳を十分飲ませた後で少なめに作って飲ませるのが基本です。
母乳を毎回吸わせるのは、吸われる刺激で母乳の分泌が良くなるからです。
毎回足りないという訳ではなく、昼間は出るけど午後から夕方にかけて出ないという事もあるでしょう。
1回おきに授乳すれば、1回量は足りるという事もあるかもしれませんね。
お母さんと赤ちゃんのリズムに合った方法を選んでください。

ミルクをあげる時には

akachan_geppu.png

赤ちゃんを抱っこして、目を合わせて話しかけながら飲ませましょう。
哺乳びんは傾けて乳首がいつもミルクで満たされている状態にします。
飲み終わったら抱き上げて、背中を下から上にさするか、優しく叩いてゲップをさせましょう。



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いかがだったでしょうか?
このページでは2〜3か月頃の赤ちゃんについてお話ししました。
ますます可愛さが増してくる頃なので、愛情いっぱいに子育て頑張りましょう!

それではまた。
桃の助でした




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2018年03月26日

1か月ころの赤ちゃん 〜新米ママ向け〜

皆さんこんにちは。
桃の助です。

このページは新米ママさん向けの内容となっています。

1か月ころになるとお母さんも少し育児に慣れてきた頃でしょうか?
赤ちゃんの生活も少しずつリズムが出てくる頃です。
笑顔も可愛らしさを増し始めます。
akachan_okurumi.png
新生児(0か月頃)の赤ちゃんについては、こちらから

体重・身長の変化

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1か月検診には行きましたか?
体重の増え方は退院日から1日あたり30〜40gくらい増えて、出生時に比べると約1kg増えているのが目安です。

身長も出生時から5〜6cm程伸びています。

皮下脂肪も少しついてくるので、生まれた時よりいくらか丸みをおびて、赤ちゃんらしい体つきになってきます。

視力・聴力の発達

お母さんの顔をじっと見たり、カラフルなおもちゃを目で追ったりするようになります。

音によく反応するようになり、お母さんの声で泣き止んだり、大きな音がすると泣いたりします。

首もかなりしっかりしてきて、腹ばいにすると顔を少し持ち上げる事が出来るようになります。

授乳のリズム

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おっぱいやミルクを吸う力が強くなり、吸い方も上手になって一度に飲む量も増えていきます。
だいたい3時間おきくらいに欲しがる、という授乳のリズムが出来てくる赤ちゃんが多くなります。

お母さんがこのころ気になるのは、おっぱいは足りているのかな?ということでしょうか?
赤ちゃんの機嫌がよく、赤ちゃんなりに体重が順調に増えているなら、ミルクを足す必要はありません。

・母乳‥‥だいたい3時間おき
・ミルク‥‥1回の標準量は120ml、1日の授乳回数は6〜7回

母乳は赤ちゃんにもお母さんにもいいことがいっぱい

母乳には、シアル酸をはじめとした大切な成分がたっぷり含まれています。
まだ上手に吸えない赤ちゃんもいるかもしれませんが、あせらず、ゆったりした気分で飲ませましょう。
赤ちゃんが吸う事で、母乳の分泌は徐々に良くなっていきますので、なるべく吸わせて下さい。

母乳を飲ませる事は、お母さんにとってもうれしいことがいっぱいあります。
衛生的、経済的、手間いらず。
また、産後の子宮の回復や体重の減少にも繋がります。
栄養バランスのよい食事を心がけて、出来るだけ睡眠をとるようにして、赤ちゃんに栄養たっぷりの母乳を飲ませてあげて下さい。

母乳不足かな?と思ったら

@赤ちゃんの体重の増え方が少ない
A1日の授乳に20分以上かかる
B授乳間隔があかない
C赤ちゃんのうんちの回数や量が少なくなる


@〜Cの中で、2〜3つ思い当たる事があれば、母乳不足かもしれません。
そんな時にはミルクの助けを借りましょう。
一番大切なのは、赤ちゃんに必要な栄養をきちんと与えることです。
赤ちゃんを守るシアル酸をはじめ、発達を助ける成分、おなかの調子を整える成分などがバランスよく入っている、母乳に近いミルクを選べば安心です。



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いかがだったでしょうか?
子育ては大変ですが、気分転換をしながら頑張ってくださいね

それではまた。
桃の助でした



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2018年03月22日

新生児期(0か月頃)の赤ちゃん 〜新米ママ向け〜

皆さんこんにちは。
桃の助です

このページでは、0か月頃つまり、生まれたばかりの赤ちゃんについてお話ししたいと思います。
これまでに何人も出産して育てたベテランママさんには必要のない内容かもしれません。
ここでは、新米ママさんにぜひ読んで頂きたいと思います。
akachan_okurumi.png


体重の変化

体重はこのころ1日、30〜40gくらいずつ増えていきます。
でも、毎日均等に増えていくわけではありません。
1週間単位で計ってみて、200〜300g増えていればいいのです。

1日の過ごし方

この頃の赤ちゃんは、おっぱいを飲んで寝ての繰り返しです。
昼と夜の区別はまだありません。
おっぱいを飲みながら寝てしまう赤ちゃん、泣いてばかりいて眠りが少ないように思える赤ちゃん、と眠り方にも赤ちゃんによって個性があります。
とろとろまどろんでいるように見えても、赤ちゃんなりに寝ているので、元気ならば心配いりません。
上手に眠りにつくことが出来なくてぐずる事もあるでしょう。
そんな時は、お母さんが抱っこしたりして、眠りにつくお手伝いをしてあげて下さい。

赤ちゃんは泣くのが仕事?

akachan_cry.png

赤ちゃんの泣き声はお母さんへのメッセージです。
「おっぱいがほしい」
「だっこして」
などど訴えているのかもしれません。

そんな時には、
「おなかがすいたかな?」
「だっこしてほしいの?」
といった言葉でお話しをしながら付き合ってあげて下さい。

抱っこして赤ちゃんもお母さんも落ち着くなら、たくさん抱っこしてあげたいですね。
抱き癖がついて後々大変だよって周りの人は言うかもしれませんが、少しの時期ですから、甘えさせてもいいと思います。

授乳の目安

母乳

はじめは欲しがる時に、欲しがる分だけ飲ませます。
徐々に2〜3時間半の授乳間隔になっていきます。

ミルク

赤ちゃんの飲む様子を見ながら、足りないようなら徐々に1回量を増やしていきましょう。
授乳の目安1か月まで.png

おっぱいの途中で寝てしまったら?

新生児の頃は赤ちゃんの吸う力が弱いので、疲れて眠ってしまうという事もあります。
時にはおっぱいの出が不十分で満足できないで乳首を離さないという事もあります。
ほっぺをつついたり、赤ちゃんの口の端に指を入れると自然に離してくれます。
目を覚ましたらまた飲ませてあげて、覚まさない場合はそのまま寝かせてあげましょう。
おっぱいを離して2〜3時間眠るようなら、おっぱいは足りています。

おっぱいを飲んだ後に咳き込んで吐く場合は?

赤ちゃんは空気も一緒に飲み込んでしまうため、胃の中に空気がたまってしまう事もよくあります。
そんな時には吐いてしまう事もあります。
授乳のあとすぐに寝かせないで、ゲップをしっかりさせて胃の中の空気を出してあげましょう。
もし、たびたび吐いて体重も増えない場合は少し心配な状態です。
そういった場合は病院へ相談しましょう。

赤ちゃんは毎回違った量を飲む

赤ちゃんは毎回同じようにお腹がすき、同じ量を飲むという事はありません。
目を覚ましている時間が長かったり、泣いて疲れた後はたくさん飲むでしょうし、少しで満足する事もあります。
飲む量が少しくらい違っても成長に影響することはありません。
赤ちゃんの機嫌がよく、順調に体重が増えているのであれば心配する必要はないでしょう。



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赤ちゃんが生まれたばかりの時期には不安な事だらけだと思います。
全ての事が初めてばかりで戸惑う事も多いと思います。
このページが新米ママさんに少しでも役立てばと思います。
子育て頑張って下さい

それではまた。
桃の助でした



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2018年03月18日

離乳期の赤ちゃんの栄養について

皆さんこんにちは。
桃の助です

このページでは、赤ちゃんの離乳期の栄養についてお話ししたいと思います。
baby_syokujikaijo.png



子供の味覚を育む「やさしい出汁パック」


離乳食は食事の練習

母乳やミルクといった液体だけでなく、食べ物を噛んで飲み込めるよう、少しずつ慣らしていくのが「離乳食」です。
赤ちゃんの口は小さく、歯も生えていないので、形のあるものや大きいものは飲み込めません。
はじめは栄養をとるためというより、飲み込む練習から始めます。

スタートのタイミング

離乳食は生後5、6か月から始めると言われていますが、時期にこだわりすげて無理に食べさせようとしない事が大切です。
「授乳感覚が決まってきた」「よだれの量が増えた」「親が食事をしているとじっと見て食べたそうにする」といったサインが現れた時がスタートのタイミングです。

その子のペースを大事に

赤ちゃんは内臓がまだ未熟です。
消化酵素が十分でないために、消化できなかった栄養素がそのまま大腸まで運ばれ、下痢をしてしまうこともあります。
離乳食を与える時は消化能力やかむ力(咀しゃく能力)の発達に合わせて、様子を見ながら進めていきましょう。

「飲む」「食べる」の発達

おっぱいを飲む

新生児の頃は、乳首に唇が触れると反射で口を開きます。
乳首を口にふくんで母乳を吸うのも反射です。
成長していくと、反射ではなく自分の力で母乳やミルクを飲むようになります。
さらに、繰り返し飲む事であごの発達も促しています。

胃の発達

大人の胃は出口が横を向いていますが、赤ちゃんの胃はタテ型のとっくりのような形となっています。
ミルクや母乳を吐き戻しやすいのはそのためです。
成長とともに大人のようにくびれて横向きになり、8歳頃にやっと大人と同じ状態になります。
body_i_good.png

満腹感

新生児は脳も未発達で、いくら飲んでも満腹感を感じません。
赤ちゃん自身が「もうおなかいっぱい」と感じるようになるのは生後3か月頃です。
その時期、急に飲む量が減ることがありますが、満腹感を感じるようになったという成長の証です。

よだれ(唾液)

よだれは生後3か月頃から増え始め、6か月では生まれた時の3倍も出るようになります。
赤ちゃんのよだれには「食べ物をスムーズに飲み込む」「でんぷんの消化を助ける」「口の中をきれいにする」などの大切な役割があります。


食べる時に大切なのは、食べ物を噛み砕く歯。
最初の乳歯が生え始めるのは生後7〜8か月頃で、2歳半〜3歳には20本の乳歯が生えそろいます。
ただし、歯の生える時期や順番には個人差があり、1歳近くまで生えない事もあります。



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離乳期に避けたい食べ物

野菜類

みょうが、ぜんまい、ねぎ、うど、わらび
その他、塩分の多い漬け物類など

加工品

肉の加工品、魚の練り物で塩分の多いもの

香りの強いもの・香辛料

にら、みつば、こしょう、わさび、からし、しょうが

その他

インスタントラーメン、ラーメン、コーヒー、紅茶、菓子類

塩分が強いと赤ちゃんの未熟な腎臓機能に負担をかけてしまうため、大人が食べると味がしないというくらい「うす味」の物がいいです。
離乳食を作る時には調味料は必要ありません。
また、漬け物や加工品など塩分の多い食品は避けましょう。香辛料や香りの強い食品、菓子類なども厳禁です。

離乳食をなかなか食べてくれない

赤ちゃんにも「甘い味は好き」「すっぱい味は苦手」など好き嫌いがあります。
また、「今は食べたくない」という気分の時も食べたがりません。
固さや大きさが苦手で食べにくいという理由で食べない事も多いので、その時期の赤ちゃんが食べやすい固さや大きさを工夫してみましょう。



【こどもちゃれんじ】



いかがだったでしょうか?
離乳食をすでに作っている親御さんにとっては「もう知っているよ」という内容も結構あったかもしれません。
今から離乳食を開始する方にとっては、上で書いた内容は最低限知っておいて欲しいと思います。
特に、乳幼児の時期には摂取しない方がいい食材が結構あるので、不安な時は食材を確認しながら提供して頂きたいと思います。

それではまた。
桃の助でした



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2018年03月07日

幼児期のブロック遊びの大切さ

みなさんこんにちは。
言語聴覚士として日々病院で勤務している桃の助です
言語聴覚士についての説明は、こちらから


本日は子どもの発達についてです。

1歳までの乳児期にはおもちゃを叩いたり、口に咥えたりと、手の感覚や口の感覚、音の感覚遊びなどが主体ですね。

乳児期を経て幼児期になると、様々な遊びが出来るようになってきます。
塗り絵、ブロック遊び、真似遊び、楽器遊びなどあらゆる遊びがあります。

その中で、このページでは、幼児期のブロック遊びの大切さについて、言語聴覚士としての立場から専門的にお話しをしたいと思います。
block_asobi_boy.png

ブロック遊び

ブロック遊びで発達する能力

・ピアノは、音感やリズム感
・塗り絵は、手指の機能や色認知
・絵本は、言葉の理解、表現力

などといった能力が発達します。

本題のブロック遊びでは、何が刺激されやすいかと言うと、

【ブロック遊びで刺激される能力】
@発想力・創造力
A集中力
B手指の機能
C模倣力
D色の認知
E形の構成力
などが刺激されやすいです。


@発想力・創造力は、どういった形の物を作ろうか考える力ですね。動物をブロックで表現したり、建物をブロックで表現したりする事は発想力を育む要素となります。また、父親が作った物を見るだけでも新たな感性が芽生える事でしょう。

A集中力は、主に課題に取り組む集中力の持続や、様々なブロックから目的のブロックを見つける選択的注意力です。
遊びや課題を取り組む上で、集中力は非常に大切な要素となります。

B手指の機能は、小さなブロックになればなるほど手指の機能が必要となります。
ただし、年齢に応じてブロックの大きさは変更する必要があります。
1〜2歳程度であれば手指の機能があまり発達していないので、3cm以上のブロックが持ちやすく、誤飲の危険性も減ると思います。
3〜4歳までは3cm程度のブロックがお勧めです。
あまりにも小さいブロックだと、子どもにとってはストレスとなり、かえって面白くない遊びとなってしまう事があります。

C模倣力は、お手本を見ながらその通りに再現する力です。

D色の認知は、様々な色のブロックを使う事で色の認識が深まります。両親などと言語でのやり取りを介してさらに色の認識は深まります。色の認識が深まると塗り絵やお絵かきの時に感性豊かな作品が出来る事でしょう。

E形の構成力は、どういった形でどの程度の大きさなのか頭の中で考え、把握し、表現する能力の事です。

このページでは、E形の構成力についてさらに深く掘り下げてお話ししたいと思います。




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形の構成力

形の構成力とは上でも述べましたが、どういった形でどの程度の大きさなのか頭の中で考え、把握し、表現する能力の事です。

これがなぜ大切かと言うと、

@文字の獲得に役立つ:ブロックやパズルが得意な子は平仮名の習得も早い子が多いです。
A算数や数学の基盤となる:小さい時から立体での感覚を育む事で、図形の問題や、距離の問題などでイメージがつきやすくなります。
B社会に出た時にプレゼン等での構成力につながる:構成力が高いと発表の見せ方など上手くなります。(ただし、これについては知能や経験値、言語力なども非常に関係があります。)
C車の運転やスポーツなどで、位置状況の感覚につながる:構成力が高い方は自分と物の距離感が把握できる方が多いです。

などが挙げられます。

今の時期からこんな先の事は心配要らないよ。という方もいるかもしれません。

それは間違いです!

大人になった時の能力の基盤は子供のころに出来ているんです!

つまり、何を言いたいかというと、
子どもの時に様々な物に触れ、多くの感性を持つことで、得意分野が増えるんです。

また、ブロック遊びは知能の発達にも非常に効果的です。
専門的な用語で、言語性知能と動作性知能という言葉があります。これらをまとめて知能(IQ)といいますが、ブロック遊びは動作性知能を育む最適な遊びなんです!


参考までに、
私の経験では、アンパンマンのブロックが子どもたちにとって初期の導入もやりやすく、とても楽しみながら何年経っても長く続ける事が出来ました。
3cmほどのブロックであり、ブロック一つ一つに何個も小さな穴が開いているので、万が一誤飲した場合でも窒息のリスクが減ります。
そして、専用のケース付きなので、片付けも比較的やりやすいです。
また、アンパンマンのキャラクターを使ってごっこ遊びも出来るので、言語的な発育も期待できます。

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このページでは幼児期のブロック遊びの大切さについてお話しをさせて頂きました。
その他にも子どもの発達や、成人の病気などについて別ページで書いているので、もし興味がある方はそちらの方もご覧頂けると嬉しいです。

それではまた。
桃の助でした



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2018年02月26日

知的障がい児の言語障害の発見、評価

みなさんこんにちは!
言語聴覚士の桃の助です
言語聴覚士の説明は、こちらから

このページでは「知的障がい児の言語障害の発見、評価」についてお話したいと思います。
子どものことばの正常発達についての説明は、こちらから


発達障がいは、精神遅滞、知的障がい等だけでなく、聴覚障がい、視覚障がい等の様々な発達を阻害する要因によって生じる発達の遅れの事を意味します。

その中で、このページでは知的障がいを持つ子どもについてお話をしていきたいと思います。

※お断り:障がいの「がい」の字については様々な意見や見解がありますが、このページでは以下「がい」の字で統一させて頂きます。ご理解をお願い致します。




原材料はカツオ節と昆布だけの安心のお出汁

知的機能とは

知的機能は様々な発達検査で測定され、知能指数(IQ)あるいは発達年齢(DA)として表現されます。

さらに、知能指数によって境界線、軽度、中等度、重度というように障がいの程度別に分類がなされています。

発達障がいをきたす成因分類は、原因が発生した時期によって大別し、
@出生前要因
A出生後要因
B妊娠後期、出生周辺
C低体重出生児など、原因と断定しにくいリスク要因
D精神疾患、自閉症
E不確定要因
F特定の要因なし
に分類されます。


知的障がい児の言語障がいの発見、評価

問題の早期発見、早期療育は皆さんも大事だということは理解できると思います。
しかし、知的障がい児の言語能力についての評価は分からない事ばかりだと思います。
また、発見された知的障がい児の将来の言語能力を予測することも難しいのが現状です。

そこで、どういった内容を評価し、言語症状の遅れを発見するかを書いていきたいと思います。

@音源定位反応の遅れ
乳児は様々な感覚器官を使って外界の事象を受容しています。
音声言語の獲得には、聴覚の関与が大きく関わっています。
その聴覚が外界の事象をとらえたことを示す最初の徴候が音源定位です。
音源定位を簡単に言うと、左後ろ2mから名前を呼ばれた時に、呼んだ人の大体の位置が分かる機能の事です。これは、両耳の音の伝わり方で脳が判断しています。

A物の用途の理解の遅れ
物の用途は様々な感覚によって蓄えられた記憶と結びついて、意味を理解していきます。
記憶として最も蓄えられやすいものは、視覚からの記憶です。
乳幼児の視覚的記憶が定着してきたと判断できる場面は、帽子を頭に被ったり、靴を足に履く、などの行動が用途に応じて使い分けされる頃です。
知的障がい児は視覚に由来する物の用途の理解にも後れを示します。

B異種感覚連合の遅れ
乳児が手をたたく、手をあげるなどの仕草は両親とのコミュニケーションをさらに広げます。
乳児が手をたたく動作には両親の音声とともに動作の模倣があります。
初期にはこのしぐさと音声には関係性を持ちませんが、成長するにつれて音声が乳児の動作を誘発するようになります。
視覚を通して成立していた動作が、聴覚という異種感覚によっても同様の動作を誘発していくのです。
知的障がい児の場合は、この異種感覚が成立する時期が明らかに遅れます。

Cコミュニケーションの遅れ
乳児は声(泣き声、笑い声)や表情、手ざし、指さしなどのボディランゲージを使って周囲とコミュニケーションをとります。
これが周囲と交流する基礎となりますが、知的障がい児は遅れがみられます。

D弁別学習の遅れ
乳幼児の周りには様々な刺激がありますが、その状況で言葉を区別して、的確な応答が可能となってきます。
知的障がい児はこの弁別学習にも遅れがみられます。

E発話の遅れ
多くの知的障がい児の発見は2歳代です。
多くは発話が少ないか、全く話せないという状態です。
これは最も多くにみられる症状です。

F機能語を中心とした文章構成の遅れ
単語の発話が増加し始めても、文章への連鎖がなかなかみられないこともあります。




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知的障がい児にも沢山出来ることはありますが、今回は発達の遅れについてお話をさせて頂きました。
知的障がいについて適切な知識を得ることで、私たちの関わり方が少しでもいい方に向かえばと思います。
また、乳幼児期から苦手な分野を知ることで、その分野を両親や周りがサポートできると思います。
そういうサポートできる環境を作っていきたいですね。

それではまた。
桃の助でした




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2018年02月15日

子どもの言葉の発達について 〜0歳から6歳頃まで〜

皆さんこんにちは。
言語聴覚士として日々働いている桃の助です
言語聴覚士についての説明はこちらから

生まれてから子どもは少しずつ身体的にも言語的にも成長していきますね。
昨日まで寝返り出来なかったのに、今日は寝返りが出来るようになっていて驚く事もあると思います
かと思えば3、4歳になると言葉もだいぶ覚え、時には生意気な事を言って喧嘩することもあるかもしれません
でも、こどもって可愛いですよね

ちょっと話が脱線しそうになりましたが、
今回は「0歳〜6歳頃までの子どもの言葉の獲得・発達」についてお話したいと思います。





子どもの言葉の獲得・発達


※注意※今から発達段階について書きますが、子どもの成長速度は個人差があります。一般的な内容を書いていますので、ここに当てはまっていないからといって遅れがあるという訳ではありません。

誕生〜生後10か月頃

(誕生)産声・叫喚音
・それまで母親の胎内で守られていた赤ちゃんが、産道を通って外界に出てきたとき、はじめて自力で肺呼吸を始めます。この時に初めて発する声が産声(うぶごえ)です。
・呼吸のリズムに合わせて泣き声(叫喚音)を発する程度です。この声は抑揚や音の高さの変化はありません。


(生後2〜3か月頃)プレジャーサイン
・変化を持たせた泣き方が始まります。
・空腹やおむつが濡れた不快な状況で泣き声をあげます。
・この頃になると、お母さん方は泣き声や泣く時間で何を求めているのか少しずつ分かりだすと思います。この頃の赤ちゃんの泣き声に専門的な観点から研究をしても、特に変化はないそうです。(母親ってすごいですね
・不快な状況でないのにそれまでの鳴き声(叫喚音)とは違う声を出します。これをプレジャーサイン(非叫喚音)といいます。母親が赤ちゃんの目を見て優しく話しかけると、赤ちゃんもそれに応じるかのようにプレジャーサインを出すようになります。


(生後3〜5か月頃)喃語
・プレジャーサインが著明になって、やがて「マママ…」「ブブブ…」といった発声をするようになります。この発声を喃語(なんご)といいます。
・この喃語が反復されて反復喃語が出現し始めます。
・どこの国の言語でも同じような発声がみられます。この時期に子どもは発話の準備をしているんでしょうね。


(生後10か月頃〜)初語
・話し言葉の機能をかなり理解しており、名前を呼ばれるとそちらを向いたり、手を挙げて応答するようになります。
・「めっ!」と言われると、叱られたと理解して泣き出すこともあります。
・言葉の理解とともに、周りの大人の真似をする場面もみられるようになります。
・食べ物を見て「マンマ」、車を見て「ブッブー」という言葉が次第に出てき始めます。これが初語です。

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生後10か月〜1歳6か月頃

単語期・一語文
・初語が出現してから、しばらくの間は言葉が急激に増えるわけではありません。
・たった一つの言葉をあらゆる状況下で使用します。
・母親がそばに来てほしい時に「マンマ」、ご飯を食べたいときにも「マンマ」、おやつを食べたい時にも「マンマ」といった具合に、全てを「マンマ」という一言でやってのけてしまいます。
・文法上1語で文とは言えませんが、その1語には文章のような意味が含まれていると考え、一語文と呼ぶ事があります。または単語期と言われます。

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1歳半〜2歳頃

二語文
・この頃になると飛躍的に言葉の獲得が進みます。
・名詞が一番早く獲得され、次いで感動詞が出現し、形容詞、動詞、助詞が続きます。
・感動詞は他の語彙が増えるに従って、表出する機会が減っていきます。
・10〜15語の語彙を獲得すると2つの語を使った2語文「パパ キタ」、「ワタシ ノ」などを使用するようになります。
・2語文を使用し始めると、「コレ ナニ?」という質問が2歳近くで出現します。実際に質問する時に使用する場合もありますが、自分が知っている物を尋ねてやりとりを楽しむ事もあります。
・かんしゃく型の抵抗(泣きわめく、座り込んで暴れる)などがみられます。

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この頃はトイレの習慣化が難しいので、絵本で意識付けできれば効果的ですね

2歳〜3歳

多語文
・語彙数が増加して語が連結して出現することが多くなります。
・2語文から3語文、4語文といった多語文が話されるようになります。
・2歳半ばになると「そして」「だから」「それで」といった接続詞を使って、文と文を繋ぐことができるようになります。
・「どうして?」「なんで?」といった質問を頻繁にするようになります。(「なんで?」という質問にこちらが答えたら、さらに「なんで?」と質問される事も多いですよね
・3歳代になると語彙数は約800〜1,000語へ増えます。
・4歳代になると語彙数は約1,500〜2,000語へ増え、日常生活には困らない程度となります。
・パーソナリティの形成過程として自立心・自己意識の形成が芽生えます。強情なほどに強い自己主張をするため、親にすれば反抗現象に映ります。
・自分の事を「おれ」「ぼく」「わたし」と呼べるようになります。
・それまで抵抗方法はかんしゃく型の抵抗でしたが、言語型(からかう、口ごたえ)へうつります。

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4歳〜6歳

・4歳頃になると、日常生活では困らない程度の語彙数を獲得し、会話のルールも理解します。
・まれに、これまで流暢に話していたのに、「あのね…」「えーっと」などを話の途中で何度も使ったり、言葉がつっかえたりする吃音(きつおん)の症状を呈する事もあります。これはその子の中で内言が誕生しているためではないかと考えられています。
・就学してからの言葉は、学校生活という組織化された中で生活するため、それまでの言葉とは違った組織の中で求められる言葉使いになっていきます。

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今日は、子どもの言葉の獲得・発達についてお話させて頂きました。
言葉の障害などについてはまた別ページでお話をさせて頂こうと思います。
何かご質問などあればコメント欄にご記入ください。

それではまた、桃の助でした




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皆さんはじめまして! 日々、病院で言語聴覚士として勤務している桃の助といいます。 言語聴覚士として実際場面にいることで知り得る情報を皆さんに発信していきたいと思います。 子どもの発達や障害、大人の障害はもちろんですが、健康や予防方法についてもお話ししたいと思います。 何か気になることなどあればコメントを宜しくお願いします。
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