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2018年09月11日

重度嚥下障害がある患者さんへの訓練の進め方

皆さんこんにちは!
当サイトを運営している言語聴覚士の桃の助です!

本日は、「重度嚥下障害の訓練方法」についてお話ししたいと思います。



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突然ですが、皆さんは嚥下障害に対してどういった訓練を行っていますか?

嚥下障害に対する訓練って難しいですよね?

私は、嚥下障害に対する訓練が一番難しいと感じています。


「私は嚥下訓練マスターだ!」という方も、私と同じで「嚥下障害って難しいな」と感じている方も最後まで読んで頂けると嬉しいです!

また、介護現場で働いていらっしゃる介護職員や看護師の方にも読んで頂けると幸いです!

もし、嚥下障害についてどういった病気か知りたい方はこちらから↓↓↓
嚥下障害ってどんな病気?

重度の嚥下障害 〜病初期〜

嚥下障害を起こす要因は様々です。
脳卒中で突然発症する方もいらっしゃいますし、加齢によって徐々に飲み込みが悪くなる方もいます。

今回は、脳卒中によって急性発症した場合を主に説明したいと思います。

脳卒中を発症すると、脳にダメージが加わります。
小さな脳梗塞であっても、発症した部位が悪ければ重度の嚥下障害を併発する事も少なくありません。

また、脳卒中は様々な神経症状を併発します。
病初期には覚醒低下をきたす場合が多くあります。

そういった覚醒低下がみられる患者さんに対しては、食事開始前に覚醒を上げる(起きる練習)から始める必要があります。

血圧などに注意しながら、ベッドを起こしていき、少しずつ離床を始めましょう。
そうすることで、意識レベルも改善してきます。
また、それに伴って呼吸筋にもいい影響を与えます。
座ることによって、横隔膜が下降し、呼吸しやすい状態となるのです。
離床は理学療法士や作業療法士と一緒に行うのもいいですね。

食事再開の基準は、JCS(意識レベル)で1桁です。
JCS1桁というのは、自発的に目を開けている状態です。
当たり前の事ですが、目を開けていないと食事どころではないですよね?

なので、頑張って自発的に目を開けた状態を維持できるように離床していきましょう!

また、離床していてもなかなか覚醒しない状態であれば、頸部や表情筋、口腔構音器官の筋が固くならないようにしましょう!



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重度の嚥下障害 〜回復期〜

ここからが今回のテーマで皆さんに一番お伝えしたいことになります!

重度嚥下障害のリハビリは回復期が特に重要です!
そんなことは皆さん分かっていますよね?

では、言語聴覚士の皆さんに聞きたいです。

重度の嚥下障害の患者さんで、覚醒もあいまいな状態で、口腔運動もほとんど出ない患者さんにどういった訓練をしていますか?(意思疎通も全く取れないような状態)

口腔ケアとストレッチだけしてはいませんか?

口腔ケアもストレッチも肺炎を防ぐためには、とても大切な事です。
しかし、それでは訓練効果はあまり得られないと思います。

では、どうすればいいのか?

答えは簡単です!
元気だったころのように正しい飲み込み方を再学習する事が大切です。

重度嚥下障害の場合、
@意識レベルが低下している
A自発的な口腔運動が減少している、または咀嚼運動が少ない
B嚥下反射が減弱している
C呼吸能力が低下している(咳を出す力の低下)

などの症状が高頻度でみられます。

@については病初期に改善できれば食事再開が少しずつ視野に入ってくると思います。
Aについては、正しい方法を再学習する必要があります。言語聴覚士が正しい口の動かし方を他動的に再学習していきます。
BこれもA同様、再学習が必要です。
Cここまで時間をかけて言語聴覚士ができればいいのですが、離床である程度肺の容量は増えますし、身体面は専門の理学療法士や作業療法士に手伝ってもらうのも手ですね。

この中でも特にA、Bは、非常に大事な事です。
正しい嚥下状態に戻すにはどうすればいいか、どういった方法をとればいいかを観察し、考えてみて下さい。
訓練方法については教科書などを見てもあまり詳しくは書いてないかもしれません。
しかし、どうすれば最適な方法なのか、考えることが大切です。
そうすればきっと最適な方法が見つかる事でしょう。

私からのアドバイスとしては、口腔、咽頭を正常な状態に再学習することが食事再開への近道です。



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重度の嚥下障害 〜維持期・慢性期〜

嚥下障害が全て治せればいいのですが、やはり障害が残存してしまう方もいるのが現状です。
そういった半年以上の長期的に嚥下障害が継続している方に対しての訓練は、誤嚥性肺炎予防が第一選択肢となります。

口腔内を清潔に保ち、安楽な姿勢を保ちつつ、首がのけぞってしまわないように工夫する必要があります。

体のポジショニングや首の緊張・拘縮・姿勢などについてはお近くの療法士に相談すると教えてもらえると思います。

介護士の方や看護師の方で手軽に始めれるのは、何と言っても口腔ケアですね。

口腔ケアを怠ると不顕性誤嚥を起こすことがあります。
そうならないためにも、毎日3回は口腔ケアを実施しましょう!

不顕性誤嚥についての説明はこちらから↓↓↓
ムセのない誤嚥(不顕性誤嚥)


おわりに

いかがだったでしょうか?
本日は、重度嚥下障害の訓練の進め方について簡単ですがお話ししました。

訓練方法については、文章で上手く説明できそうならまたいつか書きたいと思います。
(上手く説明できないかも…笑)

最後まで読んで頂きありがとうございます!
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!

それではまた!
桃の助でした!


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2018年06月20日

歳をとると飲み込む力が弱くなる!

皆さんこんにちは。
言語聴覚士の桃の助です

本日は、「加齢による嚥下障害について」お話ししたいと思います。
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嚥下障害とは

まずは嚥下障害を知らない方のために説明すると、嚥下障害とは、飲み込む力が低下した状態の事を言います。
それによって引き起こされる症状で最も重大なものは肺炎です。
飲み込む力が弱くなり、肺に食べ物や飲み物、唾液が流れこむことによって肺炎になってしまうこともあります。
また、飲み込む力が低下することによって食事の制限や絶食などになってしまう事もあります。
そうなってしまうと、人間の欲求である食欲を満たすことができない状態となってしまいます。

日本人の死因の第3位が肺炎です。
決して他人事ではないのです。

加齢による嚥下障害はあまり認知されていない?

私たち医療職や言語聴覚士の中では、加齢によって嚥下障害(飲み込む力の低下)が起こる事は当たり前のように認識されています。
しかし、一般の方ではさほど認知されていないように感じます。

特に高齢者の方ではその割合は多く、私が高齢者の方と話をしていると、
「食事は大丈夫」
「喉にひっかけることはない」
「それよりも体の筋力が気になる」

などという発言をよく耳にします。

確かに、そう話す方のほとんどは問題となっていない方が多いです。
しかし、嚥下障害(飲み込む力の低下)は歳をとるごとに、少しずつ出てくるのです。

飲み込む動作も筋肉が関係する

さきほどお話ししたように、嚥下障害というのは歳をとるごとに少しずつ出てきます。
なぜかというと、飲み込む力も筋力が非常に関係しているからです。

口の中で飲み込みやすい形にすることを「食塊形成」といいますが、その食塊形成では噛む力、舌でまとめる力がとても重要です。
また、食塊形成した後に飲み込むためには喉に送り込む力、喉から食道へ送り込む力が非常に重要となってきます。
そういった意味で筋力は非常に大切なんです。

歳をとると全身の筋力が低下してきます。
同様に、口や喉の筋力も低下していきます。
しかし、高齢者の方は身体の筋力ばかりに注目しがちです。

確かに、全身の筋力も歩行や動作を維持するためにとても大切なものです。
しかし、食事で栄養を取り続けるためにも、口や喉の筋力は非常に大切なものなのです。



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若いうちから予防しよう

何事も若いうちから始める事が大事です。
病気になってから始めるのでは遅いのです。

皆さんは健康のために何かしていますか?
ウォーキングや食事に気を付けることなど様々な事があります。

しかし、若いうちから口や喉の筋肉を鍛えようとはしていないと思います。
ウォーキングや食生活と同様に、口や喉の筋肉を鍛える事で、歳をとった時にやっていた人とそうでない人ではかなりの差がうまれます。
私が患者さんや患者さんの子どもさんにお話しすることは、長生きするには全身の筋力も大切ですが、口や喉の筋力も鍛えていると、元気に長生きできる可能性が高まります。と説明しています。
50歳代から口や喉の筋力を鍛えると、70歳、80歳になった時でも健康でいられる可能性が高くなります。

健康を維持するためには健口も大切なのです。
具体的な訓練方法についてはこちらからどうぞ→加齢による摂食・嚥下障害について

おわりに

常日頃から健康に気を付ける事はなかなか難しいと思います。
特に口や喉の健康に意識を向ける事は難しいです。
しかし、70代、80代になった時に健康を維持するためにも、予防をしておきたいものですね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!

それではまた。

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2018年05月20日

嚥下内視鏡検査(VE)と嚥下造影検査(VF)のメリット・デメリット一覧 〜医療専門職向け〜

皆さんこんにちは。
当ブログを運営している桃の助です

このページでは、嚥下内視鏡検査(VE)と嚥下造影検査(VF)のメリット・デメリットを一覧にまとめているので、専門職の方の参考になれば幸いです。



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嚥下内視鏡検査(VE)と嚥下造影検査(VF)のメリット・デメリット一覧

VEとVFのメリット・デメリット一覧表.png

食塊の動態や生体の動態を観察するには嚥下造影検査(VF)の方がやや有利であるという事が分かると思います。
しかし、実用性や汎用性の面では嚥下内視鏡検査(VE)の方が明らかに勝っている事がこの一覧表でわかります。

この一覧表を簡単に解釈すると、嚥下内視鏡検査(VE)は手軽だがあまり動態を観察できないという意味合いに捉えてしまう方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
嚥下内視鏡検査(VE)では咽頭残留や咽頭喉頭の粘膜観察、軟口蓋の鼻咽腔閉鎖機能、声門閉鎖機能などを観察する事ができます。
また、食事を用いて行う事ができるため、実際の食事場面に近い状況で嚥下機能を評価できるという利点もあります。

嚥下内視鏡検査(VE)と嚥下造影検査(VF)では観察できる内容が違いますので、評価対象によって検査を選択すると良いと思います。

おわりに

VEは慣れれば短時間で検査可能であり、手軽さが一番の利点だと思います。
VFは一連の嚥下動態を観察したい場合や、細かくチェックしたい場合に最適な検査だと思います。
患者さんに合った検査を選択されてください。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです
その他の関連記事一覧
ムセの無い誤嚥(不顕性誤嚥、silent aspiration)について
脳卒中後の自動車運転再開に評価が必要な理由
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食べにくい、飲み込みにくい食材まとめ
誤嚥性肺炎について
加齢による摂食、嚥下障害について


それではまた。
桃の助でした


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2018年05月04日

ムセの無い誤嚥(不顕性誤嚥、silent aspiration)について 〜医療・介護スタッフ向け〜

皆さんこんにちは。
言語聴覚士の桃の助です

本日は「ムセの無い誤嚥」についてお話ししたいと思います。
専門的な用語で「不顕性誤嚥」や「silent aspiration」といいます。

その名の通り、顕著でない誤嚥、または静かな誤嚥という意味があります。
それではムセの無い誤嚥とはどういったものか、お話ししたいと思います。
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不顕性誤嚥(silent aspiration)

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皆さんは誤嚥したと思うときはどんな時でしょうか?
恐らく、ひどく咳き込んだ時が誤嚥した時と思うと思います。
確かにひどく咳き込んだ時は喉頭内または気管内に食べ物が流れ込んで誤嚥している可能性が高いです。

でも、咳が出ない誤嚥がある事をご存知でしょうか?
その咳き込まない誤嚥の事を不顕性誤嚥といいます。

それは食べ物を食べている時に起こる事もありますし、寝ている時に起こる事もあります。

なぜ誤嚥しても咳が出ないの?

老人は咽頭の感覚が低下している人が多いからです。
歳をとっていなくても脳卒中などで感覚が低下してしまう人もいます。
そういった人では喉頭や気管の中に食べ物が流れ込んでいても、気づかない、またはムセが出ない事があります。

なぜ不顕性誤嚥がいけないのか?

誤嚥すると肺炎になる可能性が高くなります。
肺炎は日本人の死亡内訳で第3位です。
肺炎が治癒したとしても、治療期間中に全身の筋力が低下して歩けなくなってしまう人もいます。
なので、寿命を縮める直接的原因にもなりますし、間接的な原因ともなりますので、注意が必要です!

どうすれば不顕性誤嚥を見抜けるのか?

食事を摂っている人

食事を摂っている人であれば、嚥下内視鏡検査(VE)や嚥下造影検査(VF)などの専門的な検査を行うと高い確率で発見する事が出来ます!
食事を摂っていて原因不明の熱が続いている場合は、不顕性誤嚥が疑われるので、お医者さんに相談しましょう。

食事を摂っていない人

食事を摂っていない人であれば、日常の観察が大切になってきます。
食事を摂っていない人であっても、睡眠中に唾液が気管内に流れこんでしまう事があります。
ある研究では、脳血管障害をもつ高齢者の場合に、両側脳梗塞群の92%、片側群の66%、非脳梗塞群の16%で不顕性誤嚥がみられたそうです。

食事を摂っていない人の不顕性誤嚥を疑うポイントとしては、
@原因不明の微熱が続いている
A痰の量が多い
B口腔内の環境が悪い(虫歯や汚れ)
C吸引した時にあまり苦しまない
D経鼻管を挿入した時になかなか入らない
E咳の力がとても弱い

ぜひ、普段の仕事で確認してみてください。

不顕性誤嚥が疑われたらどうすればいいのか?

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お医者さんに相談しましょう。
食事を食べている人であれば専門的な検査を行える医療機関を紹介してもらえると思います。

食事を食べていない人であれば、こまめな吸引と口腔ケアがとても大切になってきます。
食事を食べていない人の不顕性誤嚥は主に唾液です。
口腔内をきれいな状態に保ち、細菌の繁殖を防ぐ事がとても大切です。
また、気管内に唾液が入り込んだとしても吸引をこまめに行っていれば、ある程度肺炎は防ぐ事が出来ます。

おわりに

いかがでしょうか?
本日はムセの無い誤嚥についてお話ししました。
その他にも嚥下障害について書いていますので、よかったら下のリンクから閲覧してみてくださいね。
それではまた。
桃の助でした

合わせて読みたい→誤嚥性肺炎について
        →嚥下障害ってどんな病気?
        →加齢による摂食・嚥下障害について
        →誤嚥と誤飲の違いについて


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2018年04月21日

食べにくい・飲み込みにくい食材まとめ

皆さんこんにちは。
桃の助です

突然ですが皆さん、嚥下障害についてどういった症状かご存知でしょうか?
もし、まだご存知ではない方はこちらから→嚥下障害ってどんな病気?

嚥下障害は簡単に言うと、飲み込みの機能が落ちる事を言います。
原因は加齢や脳卒中、神経疾患など様々ですが、嚥下障害がある人は食事の制限がされる事があります。

また、食材によっては食べやすい物もあれば、食べにくい・飲み込みにくい食材もあります。
そこで本日は、「食べにくい・飲み込みにくい食材」をまとめていきたいと思います。
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噛み切りにくい食べ物

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何と言っても噛みきりにくい食材は食べにくい・飲み込みにくい食材となってしまいます。
噛みにくい代表と言えば、餅ですね。
正月にはご高齢の方が餅をのどにつまらせて救急車で運ばれる事がよくあります。

その他にも
・餅
・こんにゃく
・さつま揚げ
・里芋(丸形)
・粘性の強い山芋
・昆布
・スジ肉
・イカ
・タコ
・貝類

などが噛み切りにくい食べ物の代表だと思います。

固形物と液体が混ざった食べ物

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固形物と液体が混ざった食材も飲み込みの力が弱くなった方には、時には危ない食べ物となります。
飲み込みにくい理由としては、固形物を口の中で噛んでいる時に水分が先に喉に入ってしまうためです。
そうすると、まだ噛んでいる途中なのに喉に流れ込んできた液体を反射的に素早く飲み込む必要があります。
高齢者の方は俊敏性が低下しているので、対応できずにむせてしまったりします。

また、適度に水分があった方が飲み込みやすい食材なのは間違いないのですが、固形物と液体とが別々になってしまう食材はリスクが上がる食材となってしまいます。

具体的には
・高野豆腐
・バナナ以外の果物
・粘性の低い雑炊や粥
・雑煮
・湯麺類
・パンと牛乳の同時摂取


高繊維の食べ物

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高繊維の食べ物も噛みにくい・飲みにくい食材となります。
高齢者の方は歯が無い状態や入れ歯の方が多く、しっかりと噛めない方が多いです。
しっかり噛めない状態で繊維が多い食材を飲み込もうとすると喉の途中で止まってしまう事もありますので、注意が必要です。
・葉菜類(青菜類、キャベツなど)
・ゴボウ
・フキ
・パイナップル


ばらけやすい食べ物

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口や喉の中でばらけやすい食べ物も飲み込みにくい食材となります。
口の中で飲み込みやすい形にまとめる事が難しいので、ばらばらの状態で飲み込んでしまう事もあります。
そうすると喉にかけらが残ってしまう事もありますし、最悪の場合は気管に入ってしまう事もあるので注意が必要です。

・クッキー
・せんべい
・粉薬
・そぼろ
・でんぶ
・焼き魚


張り付きやすい食べ物

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口の中で張り付けばうがいをして対処しやすいですが、喉で張り付いてしまうとなかなか取れなかったりします。
なので注意が必要です。
・海苔
・薄切りのキュウリ


極度に熱い・辛い食べ物

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あまりないかもしれませんが、熱すぎる物や辛すぎる物を食べる事で、口や喉の感覚が低下してしまいます。
そうすると飲み込みが悪くなる原因となります。
・ラーメンのスープ
・トムヤンクン


おわりに

歳をとると飲み込みの機能が低下してしまいます。
そうすると今まで何の問題もなく食べる事が出来ていた食材が食べにくい食材へと変わってしまう事もあります。
嚥下障害がある方は一人ひとり食べやすさの程度は違いますので、上に書いた食材は少量から試してみてください。
ただし、高齢な方であれば餅などは事前に避けておいた方がいいかもしれませんね。

それではまた。
桃の助でした


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2018年03月02日

誤嚥性肺炎について

皆さんこんにちは。
言語聴覚士の桃の助です
言語聴覚士についての説明は、こちらから


このページでは、「誤嚥性肺炎」についてお話したいと思います。
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誤嚥性肺炎は最近テレビなどでも話題になっている病気の1つですね。

結論から言うと、誤嚥性肺炎は飲み込みの機能が低下した人がなる肺炎です!

ここでは、どういった方がなりやすいのか、どういった症状が出るのか、予防方法などについてお話ししたいと思います!


誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)


誤嚥性肺炎とは
物を飲み込む働きを嚥下機能、口から食道へ入るべきものが気管に入ってしまうことを誤嚥と言います。

嚥下障害を詳しく知りたい方は、こちらから

誤嚥性肺炎は、嚥下機能障害のため唾液や食べ物、あるいは胃液などと一緒に細菌を気道に誤って吸引することにより発症します。

吐物を大量に吸引した場合には胃酸による化学性肺炎を起こすことがあり、メンデルソン症候群と呼ばれます。


原因

嚥下機能の低下した高齢者、脳梗塞後遺症やパーキンソン病などの神経疾患や寝たきりの患者に多く発生します。

肺炎球菌や口腔内の常在菌である嫌気性菌が原因となることが多いとされます。


発生のメカニズム

高齢者や神経疾患などで寝たきりの患者では口腔内の清潔が十分に保たれていないこともあり、この場合、口腔内で肺炎の原因となる細菌がより多く増殖してしまいます。

また、高齢者や寝たきり患者では咳反射が弱くなり嚥下機能が低下します。その結果、口腔内の細菌が気管から肺へと吸引され、肺炎を発症します。

また、栄養状態が不良であることや免疫機能の低下なども発症に関与してきます。
その他に、嘔吐などで食物と胃液を一度に多く誤嚥して発症する場合もあります。
この場合は重症肺炎になる事があります。


症状

肺炎では発熱、咳、膿のような痰が典型的な症状です。

しかしこれらの症状がなく、なんとなく元気がない、食欲がない、のどがゴロゴロとなる、などの症状のみがみられることが多いのが誤嚥性肺炎の特徴です。

また、微熱が続く事も誤嚥性肺炎の1つのサインとなります。


診断

誤嚥が明らかな場合や嚥下機能低下が確認されている患者では胸部エックス線写真で肺炎像を確認することで診断できます。
主に誤嚥性肺炎の場合は肺の右下に炎症が起こりやすいです。
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白血球増加や炎症反応の亢進も重要な所見です。寝たきりの高齢者など誤嚥性肺炎の高リスク患者で肺炎が発症した場合には、誤嚥性肺炎を考えます。


治療

抗菌薬を用いた薬物療法が基本です。
呼吸状態や全身状態が不良な場合は入院して治療を行います。

同時に口腔ケアの徹底、嚥下指導・訓練も重要です。
嚥下指導・訓練は医師又は言語聴覚士が行います。

また、嚥下機能に悪影響を及ぼす薬物を内服していないかチェックし、その上で、嚥下反射を改善する効果が確認されているACE阻害薬などの適応を検討することがあります。


生活上の注意

喫煙で気道粘膜の浄化が抑制され、細菌が付着しやすくなるとされるため禁煙は重要です。また誤嚥防止のリハビリも有効とされています。

介護者は、患者の食事の際に十分に上体を起こし、ゆっくりと咀嚼・嚥下するよう指導することが大切です。

最近テレビなどで周知されている肺炎球菌のワクチンも受けておくべきでしょう。


予後

高齢者や中枢神経系障害などで寝たきりの患者に発症し、慢性的に繰り返し発症する場合もあるので、予後不良の場合も少なくありません。


経過の一例

日々病院で勤務をしていると、以下のような経過を数年でたどる方がいます。

(1)脳梗塞や加齢によって嚥下機能が低下する

(2)肺に食物や細菌が入ってしまう(誤嚥性肺炎)

(3)入院し治療を行う→退院

(4)入院によって体力や咳の力が弱まる

(5)再び誤嚥性肺炎で入院をする

(6)入院によって体力がさらに低下し、十分な食事量を摂れなくなる

(7)免疫力が低下する

(8)誤嚥性肺炎を繰り返す

(9)さらに嚥下機能低下、体力低下、咳の力が弱まる

(10)口から食事を摂れなくなる

これは一例ですが、誤嚥性肺炎が寿命を縮める要因ともなり得ます。



肺炎は、悪性新生物、心疾患についで3番目に死亡率が高い病気です。

普段から予防を心がけて一年でも健康に生活したものですね。
そのためには今からの禁煙をお勧めします!

今日からいきなり禁煙は難しいと思うので、口寂しさを紛らわすためにまずはリキッドタイプのニコチンなし、タールなしタイプから始めてみてはいかがでしょうか?



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それではまた。
桃の助でした


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2018年02月20日

誤嚥と誤飲の違いについて

皆さんこんにちは。
言語聴覚士の桃の助です
言語聴覚士をご存知でない方は、こちらから

このページでは、「誤嚥(ごえん)」と「誤飲(ごいん)」の違いについてお話したいと思います

一昔前まで、私が勤めている病院でも誤嚥と誤飲を誤って使用している看護師や介護士が沢山いました。

最近では誤嚥と誤飲を間違えるスタッフがいなくなったので、日々の私たちの努力が実を結んだかなと少し思っています

医療関係者でも間違う事がある「誤嚥」と「誤飲」

一般の方であれば、どちらがどういった物なのか分からない方もいるに違いないです。

ここは飲み込みのリハビリを専門としている言語聴覚士である私がお話をするしかない!
という考えに至りました(笑)

という訳で、このページでは誤嚥と誤飲の違いについてお話をしたいと思います


誤嚥と誤飲(ごえんとごいん)


誤嚥

【誤嚥とは】
誤嚥を簡単にいうと、食事の途中などで誤って食べ物が気管に入ってしまう事をいいます。

水や唾などが気管に入ると咳き込んでしまいますよね?
その状態は誤嚥に近い状態です。
その場合、正確には喉頭で止まる事が多いのですが、飲み込みや咳の力が弱くなっている人は気管の中まで入り込んでしまいます。その状態が誤嚥という状態です。

つまり、食べ物や水分が気管の中や肺に入り込む事を誤嚥といい、飲み込みの機能が低下した人がなりやすいです。


【誤嚥の恐ろしさ】
誤嚥を繰り返すと誤嚥性肺炎になります。
これは病院で治療をしないとなかなか治りません。
また、飲み込みの力が低下している方は誤嚥性肺炎を何度も繰り返してしまいます。
飲み込みの訓練が必要であったり、食事の制限が出たりします。

最後には食事を満足に摂れずに亡くなる方もいます。
どうにか予防したいものですね


【対処方法】
近隣の病院を受診して相談しましょう。検査や対処方法を指導してもらえます。

誤嚥の予防方法や飲み込みの機能について知りたい方は、こちらから


誤飲

【誤飲とは】
簡単に言うと、食べ物でない物を飲み込んでしまう事故です。
赤ちゃんや認知症によって判断力が低下した老人に多いです。
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(赤ちゃんがボタン電池を食べようとしている)


【誤飲の恐ろしさ】
すぐに対処しなければならない場合がある。
@たばこ
Aペットボトルのキャップ
B電池
Cホウ酸団子
D貴金属
E洗剤、入浴剤
F化粧品
Gお金(硬貨)
H文房具   ………
硬貨やペットボトルのキャップなど気道を閉塞させる可能性がある物は、窒息の危険があります。
電池やたばこなどは胃で消化され、消化管の粘膜を傷つけたり、ニコチン中毒になることがあります。
たばこは葉っぱよりも灰皿の液体が非常に危険です。

これら上記の物を誤って飲み込んだ場合はすぐに病院へ行って取り出す必要があります。


食べ物と食べ物でないものを区別できるようになるのは早くて1歳6か月〜2歳以降です。したがって異物の誤飲は8か月〜2歳に多いといわれています。
また、認知症の老人では水分と洗剤の見分けがつかずに飲む事もあるので注意が必要です。



機能的な育児グッズや、おしゃれでかわいい出産祝いアイテムが揃う【I love baby(アイラブベビー)】






このページでは誤嚥と誤飲についてお話をさせて頂きました。
小さいお子さんや介護が必要なお年寄りが身近にいる方は気を付けて生活されてください。

以上、桃の助でした



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2018年02月18日

加齢による摂食・嚥下障害について

皆さんこんにちは。
言語聴覚士の桃の助です
言語聴覚士についての説明はこちらから

このページではタイトルの通り、「加齢による摂食・嚥下障害」についてお話したいと思います。

ご存知でない方のために、
摂食(せっしょく)は食べ物を食べること
嚥下(えんげ)は食べ物を飲み込むことを指します。
嚥下障害についての説明はこちらから

加齢による摂食・嚥下障害


症状

大きく分けて症状は4つです。

@歯牙欠損
これは歯が抜けて無くなることで、固形物を咀嚼(噛む事)が困難になります。

「別にあんまり噛まなくても飲み込めるよ」と思っていたら大間違いです!

人間は飲み込む前に、食べ物を飲み込みやすい形になるよう口の中で整えています。(専門用語で食塊形成と言います)

歯が無くなるということは、硬い食べ物が食べれなくなるので食事の種類が制限されます。

また、よく噛めずに大きな塊のまま咽頭に流れ込んでしまいます。


A口腔・咽頭の感覚低下
感覚が低下することで、一口量が増加します。そうすると一度に飲み込む量が増えるので、飲み込みにくくなります。

また咽頭(喉)の感覚が低下する事で、飲み込みがなかなか開始されない状態となります。(嚥下反射惹起遅延)

唾液が喉に溜まってしまい、知らず知らずのうちに気管の中に入ってしまい、肺炎になってしまう事もあります。

喉頭周囲の感覚が低下すれば、気管の中に食べ物が入っても「ムセない」状態になる事もあります。
普通は少しの唾液でもゲホゲホむせてしまいますが、老人の場合は無症状で気管の中に流れ込む人も結構います。


B口腔・咽頭の筋力低下
口腔の筋力が低下すれば、食べ物を口の中で飲み込みやすい形にするまでに時間が長くなります。
そうすると食事の時間がどんどん長くなり、疲労感や満腹感から食事を必要量摂れなくなる方も出てきます。

また、喉に全て送り込めずに口の中に残ってしまいます。

口腔、咽頭両方のの筋力が落ちる事で、飲み込みの力が弱くなり、喉の途中で食べ物が止まってしまいます。


C舌・舌骨・喉頭の下垂
簡単に言うと、飲み込みに必要な器官が運動しにくい位置になってしまう事です。

不適切な位置に移動してしまう事で、口腔に留まる時間の延長、口腔内残留、嚥下圧低下、液体の誤嚥、喉頭閉鎖不全、食道入口部開大不全、咽頭残留などが生じてしまいます。

専門用語ばかりですみません







予防方法・改善策


人は毎年1歳ずつ着実に年をとっていきます。
当たり前の事ですが、1年1年少しずつ体力の低下や筋力の低下などみられてきます。
でも、どうにかして加齢による摂食嚥下障害は防ぎたいものですよね?

ここからは、予防方法防と改善策を考えていきたいと思います。


@沢山会話をする
高齢になると社会から孤立してしまう方が多くなってしまいます。仕事をしている時は様々な人と話す機会がありますが、定年退職を機に会話の回数が極端に減るようです。そうする事で口の機能が徐々に低下して嚥下障害を発症してしまいます。そういった機能低下を防ぐために沢山会話をする事は機能維持に欠かせないと言えます。また、認知症予防にもなります。

Aカラオケ
口の機能や喉の機能、肺機能を保つためにカラオケは非常に効果的な予防方法です!
私自身、カラオケは非常にオススメな予防方法と考えています

B嚥下体操
その名の通り、嚥下機能を保つために考案された体操です。具体的には、
⑴首を回す
⑵肩を回す
⑶口を大きく開け、強く閉じる(あー、んー/開口・閉口)
⑷唇を前に突き出したり、横に引く(うー、いーの運動/突出・横引き)
⑸舌を出して前後左右上下に動かす
⑹息吹き(大きくふーっと息を吐く)
⑺パタカラ発声(パタカラを素早く発声する)
⑴〜⑺を毎日各10回ずつ行います。

これら@〜Bを行うと機能維持・機能改善が期待されます。


もし、嚥下障害になってしまったら…

誤嚥性肺炎を防ぐ事が最優先です。
@トロミをつける
大部分の方は食べ物よりも水分から嚥下障害が目立つようになります。
片栗粉でトロミをつける要領で、専用のトロミ付加剤でトロミをつけます。
(片栗粉でも出来ないことはないですが、味が変化したり、だまができやすかったりするので、トロミ剤が絶対にお勧めです)

A歯科受診
自分の歯と入れ歯を比べると、入れ歯になっただけで、噛む力が1/3〜1/5程度へ落ちるという研究があります。さらに、ぐらついている状態であればほとんど正常な咀嚼は出来ていないと思われます。
先ほどお話したように、噛める状態を作る事は非常に大切です。適切な口腔の状態が望ましいので、そうでない場合は歯科受診をお勧めします。

B食事の形を工夫する
ご飯が噛みにくい方はお粥に変える。そのまま食べていた魚を一口大にきざむなど、噛みやすい、飲み込みやすい形に工夫する事も非常に大事です。

Cゆっくり食べる、一口量を少なくする
ゆっくり食べる、一口量を少なくする事で誤嚥性肺炎のリスクを回避する事ができる可能性があります。
よく噛み、急いで食べないように心掛けたいですね


ここでは加齢による摂食嚥下障害についてお話しさせて頂きました。
いまから予防方法を実践されるといいかもしれないですね。

それではまた。
桃の助でした




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2018年02月10日

嚥下障害ってどんな病気?

皆さんこんにちは

言語聴覚士の桃の助です
言語聴覚士についての説明はこちら

今日は嚥下障害についてお話をしたいと思います!
病気についてのお話ですので少し難しい内容ですが、最後まで読んで頂けると嬉しいです


嚥下障害は高齢者に多い病気で、食べるものが制限されたり、最悪の場合は食事を全く摂れない状態となってしまいます

ここからはさらに詳しく書いていきたいと思います




嚥下障害(えんげしょうがい、Dysphagia)とは


〜嚥下について〜

嚥下障害を知る前に大切な事が、正常な嚥下を知る事です!
嚥下は簡単に言うと「食物を飲み込む事」です。
つまり、嚥下障害は飲み込みの障害となります。
sick_nodo.png

一言で食べると言っても、実は意識せずに人間は沢山のことをやっています。
分かりやすいように嚥下の流れを下に書きます。

〜嚥下の流れ〜

@食べ物を見てそれが食べ物と認識します。
A適切な大きさの口を開き、食べ物を口の中に摂りこみます。
B歯で噛んで咀嚼します。この時に舌を器用に動かして飲み込みやすい形に食べ物を整えます。(これを専門用語で食塊形成と言います。)
C舌や口蓋(口の天井)を狭めて口腔内の圧を一気に高め、喉に食べ物を送り込みます。
D誤って気管に食べ物が入り込まないように喉を狭めたり、喉頭蓋で気管に蓋をします。
E食道の蠕動運動によって胃に食べ物が送り込まれます。

これが嚥下の一連の流れです。つまり、この一連の流れのどこかで機能低下が起きた時に嚥下障害が発症します。

〜誤嚥(ごえん)について〜

胃までの送り込みに失敗して、食べ物が途中で気管に流れ込んでしまった状態を誤嚥(ごえん)と言います。誤嚥してしまうと誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)になることもあります。
誤嚥性肺炎になると入院して治療が必要となります。


〜嚥下障害の原因〜

@脳梗塞や脳出血などの脳血管障害
A生まれつきの器質的異常や機能不全など
B傾眠や昏睡状態(寝ているような状態)
C神経系の疾患や筋疾患(パーキンソン病や重症筋無力症など)
D隠れ脳梗塞(ラクナ梗塞:小さな無症状の脳梗塞)
E加齢

@〜Cは病気にならないと嚥下障害は発症しませんが、D、Eについては誰でも嚥下障害を発症する可能性があります。
Dの小さな隠れ脳梗塞(ラクナ梗塞)については、70代以上の方で高頻度で知らず知らずのうちに発症しています。身体の麻痺は無いのに最近飲み込みが難しくなってきた、口の動きが鈍くなった等の症状が出現する可能性があります。
また、高齢者は加齢に伴って徐々に体力や筋力が衰えてしまいます。これは身体の筋肉だけでなく、口や喉の筋肉も徐々に低下してきます。筋力の低下によって飲み込みの機能が低下して嚥下障害になってしまうのです。


〜嚥下障害の見分け方〜

@食べたり飲んだりした時にむせる、咳き込む
A食後に痰が増える
B食後に痰が絡んだような声が出る
C言葉が不明瞭
D声が小さい、咳が大きく出せない
@〜Bは要注意です!
C、Dは嚥下障害の可能性があります。
あなたの身近な方に上記の症状の方はいないでしょうか?
もしこれらの症状に1つでも当てはまる方は医療機関に相談した方がいいかもしれません。


〜嚥下障害の予防〜

ここまで読んで頂ければ嚥下障害についてかなり詳しくなっていると思います
次に予防方法についてお話したいと思います。

@沢山会話をする
高齢になると社会から孤立してしまう方が多くなってしまいます。仕事をしている時は様々な人と話す機会がありますが、定年退職を機に会話の回数が極端に減るようです。そうする事で口の機能が徐々に低下して嚥下障害を発症してしまいます。そういった機能低下を防ぐために沢山会話をする事は機能維持に欠かせないと言えます。また、認知症予防にもなります。

Aカラオケ
口の機能や喉の機能、肺機能を保つためにカラオケは非常に効果的な予防方法です!
私自身、カラオケは非常にオススメな予防方法と考えています

B嚥下体操
その名の通り、嚥下機能を保つために考案された体操です。具体的には、
⑴首を回す
⑵肩を回す
⑶口を大きく開け、強く閉じる(あー、んー/開口・閉口)
⑷唇を前に突き出したり、横に引く(うー、いーの運動/突出・横引き)
⑸舌を出して前後左右上下に動かす
⑹息吹き(大きくふーっと息を吐く)
⑺パタカラ発声(パタカラを素早く発声する)
⑴〜⑺を毎日各10回ずつ行います。







本日は嚥下障害についてお話をしましたが、いかがでしたか?
少し分かりにくい所もあったかもしれません。更に詳しく知りたい方はコメントをよろしくお願いします。

それではまた。
桃の助でした


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桃の助
皆さんはじめまして! 日々、病院で言語聴覚士として勤務している桃の助といいます。 言語聴覚士として実際場面にいることで知り得る情報を皆さんに発信していきたいと思います。 子どもの発達や障害、大人の障害はもちろんですが、健康や予防方法についてもお話ししたいと思います。 何か気になることなどあればコメントを宜しくお願いします。
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