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2018年07月27日

子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について 〜アトピー性皮膚炎、皮膚カンジダ症、水いぼ(伝染性軟属腫)、薬疹、ドライスキン〜

皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です

このページでは、子ども・赤ちゃんがかかりやすい皮膚の病気についてお話しします。
アトピー性皮膚炎、皮膚カンジダ症、水いぼ(伝染性軟属腫)、薬疹、ドライスキンについて症状や注意点などをまとめたいと思います。
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アトピー性皮膚炎(あとぴーせいひふえん)

かゆみの強い湿疹が長期にわたって出ます
慢性的にかゆみの強い湿疹を繰り返します。
アレルギーを起こす物質が原因で、家族にアレルギー体質の人がいると発症頻度が高くなります。
皮膚がさまざまな刺激に敏感で、肌が乾燥した時や、汗をかいたとき、また、衣類でこすれるなどの刺激で皮膚のバリアー機能が低下している時や、ストレスが加わった時などに発症する事もあります。

湿疹の部位と症状に合わせた非ステロイド系塗り薬やステロイド薬入り塗り薬、皮膚保護薬、保湿薬などが処方されます。
自己判断で薬を使うのはやめましょう。


皮膚カンジダ症(ひふかんじだしょう)

カビ菌が原因で皮膚に炎症が起こります
カンジダ菌というカビが原因で、皮膚のひだやくびれを中心に炎症が起きる病気です。
肌が赤くなったり、ブツブツができたり、薄皮がむけたりし、ひどくなるとブツブツの頂点に小さく膿がたまる事もあります。

おむつの中にできる事が多く、おむつかぶれと似ていますが、おむつが当たっていない所にも強く出るのが特徴です。
病院で検査してカンジダ菌とわかれば、抗真菌薬入りの塗り薬が処方されます。
おむつかぶれに処方されるステロイド薬入りの塗り薬を使うと悪化するので、必ず受診して、かかりつけ医の指示に従いましょう。


水いぼ・伝染性軟属腫(みずいぼ・でんせんせいなんぞくしゅ)

光沢のある白か透明のいぼができます
伝染性軟属腫ウイルスが原因で出来る、白っぽい(ときには赤みのある)小さないぼです。
わきの下やひじ、ひざの裏側など、肌の柔らかいところにできます。
軽いかゆみがあり、かきこわすと中から白いかたまりが出てきます。
その中にはウイルスが潜んでいるため、接触するとほかの部位や人にうつります。
入浴やプール、水遊びで、肌が触れ合って感染する事もあります。
なるべくいぼの数が少ないうちに受診するようにしましょう。

医療機関の方針によって治療法は異なり、専用のピンセットで1つずつつぶす方法や、スピール膏を切って貼る方法、冷凍凝固法、漢方薬の服用などがあります。



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薬疹(やくしん)

飲み薬の成分に反応して発疹がでます
アレルギー反応の一種で、薬を飲んだ時、成分に反応して現れます。
丸く赤い斑点が出て、かゆみを伴うものが多く、発熱やリンパ節の腫れを伴う事もあります。

薬を飲んで発疹が出たら、すぐに受診しましょう。
意思には服用した薬、服用量、症状が出た時間などを伝えます。
また、それ以降、受診する時には必ず、薬疹が出た旨を医師に伝えるようにして、再発を防ぎます。


ドライスキン

肌が水分を奪われ、カサカサになります
空気が乾燥する冬は、皮膚の水分が奪われ、肌にかゆみが出たり、外部の刺激に過敏になって肌に炎症が起きたりします。
赤ちゃんの顔や手足を触ってみてカサカサしている時や、普段よりもかゆがる様子があれば、入浴後や朝の着替えの時に、刺激の少ない保湿薬を塗りましょう。


おわりに

皮膚のトラブルは早めに治すようにしたいですね。
また、乾燥した肌によってトラブルが起きないように、ケアや保湿することもお忘れなく。

最後まで読んで頂きありがとうございます!
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
その他の子どもの病気についてはこちらから↓↓↓
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子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について 〜虫刺され、あざ〜

皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です

本日は、子どもや赤ちゃんの皮膚トラブルで多い「虫刺され」と「あざ」について症状や注意点などまとめたいと思います。
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虫刺され(むしさされ)

赤く腫れたり強いかゆみが出ます
刺された虫によって症状は異なりますが、赤く腫れて、水ぶくれができ、強いかゆみや痛みが出ます。
かきむしると水疱になり、破れると「とびひ」になって広がるなど、治るまでに時間がかかることがあります。
蚊に何度も刺されてアレルギー反応を起こし、皮膚がかたくなる場合もあります。

虫に刺されたら、流水で毒素を洗い流し、皮膚を清潔にします。
かゆみが強い時は、冷たいタオルなどを患部にあてて冷やすと和らぎます。
かゆみや痛みがひどい、なかなか腫れが引かないなどの場合は受診しましょう。

また、ハチに刺されたら、至急受診が必要です。
毒素の強い虫の場合も同様です。


あざ

自然に消えるものと消えないものがあります
皮膚をつくる色素細胞や毛細血管の先天的な異常、増殖により起こります。
色や形、大きさ、発症部位はさまざまです。
自然に消えるあざ、消えないあざ、将来ガンなどに悪性化する恐れがあるあざがあります。

とくに気をつけたいのは先天性色素性母斑とカフェオレ斑です。
他は特に心配ありませんが、1か月頃から治療が可能なレーザー治療もあるので、気になる場合は皮膚科に相談しましょう。

サーモンパッチ

生まれつき、額の中央、まぶたの上、鼻、上唇など、顔の中心線に沿ってあるピンク色のあざ。
ほとんどの場合、1歳6か月頃までには自然に消えますが、額中央、鼻、上唇のあざはまれに残る事があります。

ウンナ母斑(うんなぼはん)

生まれつき後頭部の中心からうなじにかけてある、境界線がはっきりしないピンク、または赤いあざ。
約半数が3歳頃までに自然に消えますが、半数が成人しても残ります。

いちご状血管腫(いちごじょうけっかんしゅ)

いちごを半分に切ってのせたような形になる赤いあざです。
生後1週間〜1か月以内に赤い斑点ができ、その後6か月頃まで少しずつ大きくなって盛り上がっていきます。
やがて少しずつ小さくなり、7歳頃までには自然に治ります。
ただ、大きくなりすぎると、皮膚のたるみや細かいしわが残る事もあります。

ポートワイン母斑・単純性血管腫(ぽーとわいんぼはん・たんじゅんせいけっかんしゅ)

生まれつきある平らなあざです。
赤ワインのような濃い色で、全身どこにでもできます。
自然には治らず、レーザー治療で色を薄くする治療をします。

蒙古斑(もうこはん)

生まれつきおしりにある灰色がかった青いあざです。
日本人の赤ちゃんにほぼ100%ありますが、成長とともに薄くなり、10歳頃までに自然に消えることがほとんどです。
ただし、色が濃いと消えない事もあります。

異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)

おしり以外のところに出来た蒙古斑のことです。
青色が濃い場合は、成人しても残ります。

カフェオレ斑(かふぇおれはん)

生後間もなく出るカフェオレ色の平らなあざで、全身にうずらの卵より大きなものが6個以上ある場合は、遺伝性のレックリングハウゼン病が疑われます。
早めに受診しましょう。

先天性色素性母斑(せんてんせいしきそせいぼはん)

生まれつきある黒〜茶色の大きいあざです。
ホクロが大きくなったような濃い褐色で厚みがあり、毛が生えてくることもあります。
5cm以上の大きさのものは、まれに悪性になる事があるので、切除する場合もあります。

扁平母斑(へんぺいぼはん)

生まれつき、もしくは生後間もなく出る茶色のあざです。
境界線がはっきりしていて、できる部位、大きさ、形はさまざまです。
将来悪性化する心配はありません。



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おわりに

虫刺されやあざと言っても放っておいても大丈夫なものと、すぐに受診した方がいいものとあります。
あざの種類によっては悪性化する場合もあるので、しっかりと見分けるようにしましょう。
もし気になる事があればかかりつけ医に相談してみましょう。

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2018年07月26日

子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について 〜あせも、おむつかぶれ、とびひ(伝染性膿痂疹、じんましん、乳児湿疹・乳児脂漏性湿疹〜

皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です!

このページでは、子どもや赤ちゃんの皮膚の病気についてお話しします。
あせも、おむつかぶれ、とびひ(伝染性膿痂疹)、じんましん、乳児湿疹・乳児脂漏性湿疹について症状や注意点などまとめていきたいと思います!
子どもや赤ちゃんに多い病気ですので、最後まで読んで頂けたら嬉しいです!
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あせも

汗腺が詰まって炎症を起こします
汗を出す汗腺(かんせん)の出口が、汗やほこり、あかなどでふさがれて、皮膚の中で汗にかぶれて赤いブツブツができ、かゆくなります。
よく汗をかく夏や、厚着をして体がむれてしまいがちな冬にかかりやすく、かきむしると傷になって細菌がつき、膿がたまる「あせものより」になります。
あせものよりは痛みを伴い、発熱する事もあります。

できやすい部位は、頭、額、首、腕と脚のくびれ、背中などですが、あせもは皮膚を清潔にしていれば治るため、基本的にはホームケアで治療します。
ぐずりがひどかったり、なかなか治らない時は、あせものよりになる恐れがあるので、かかりつけ医に相談しましょう。
ステロイド薬入り塗り薬、抗ヒスタミン系塗り薬、皮膚保護薬などが処方されます。
あせものよりは、切って膿を出し、抗菌薬の飲み薬や塗り薬で治療します。


おむつかぶれ

さまざまな刺激でお尻がかゆくなります
お尻が赤くなり、ただれたり、皮膚がむけてジュクジュクしたりし、おしっこやうんちの時や、おむつ替えの時に痛がります。

原因は、おしっこやうんちに含まれるアンモニアや酵素などの化学的刺激、湿ったおむつでお尻がむれて、さらにおむつでこすられる、おむつ替えの時にお尻をゴシゴシ拭くなど、外部からの刺激が考えられます。
とくに新生児期には、うんちが柔らかく、おしっこの回数が多いので、よく見られます。

お尻を清潔にしても治らない時やジュクジュクしている場合は受診しましょう。
ステロイド薬入りの塗り薬や、非ステロイド系抗炎症薬入り塗り薬などが処方されます。


とびひ・伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)

かきこわすと水疱が広範囲に広がります
湿疹、あせも、虫刺されなどをかきこわして傷になり、そこに細菌がついて膿を持った水疱になる病気です。
強いかゆみがあり、透明な水疱が黄色い膿疱にかわる事もあります。

膿には細菌が潜んでいるため、かきこわして膿が飛び散ると体のあちこちに広がったり、他の人にうつったりします。
放っておくと全身に広がってしまい、皮膚がむけてくることもあります。
水疱内の液には強い感染力があるので、とびひを疑ったら必ずすぐに受診しましょう。

治療法は、病院の方針によって異なります。
水疱をつぶして抗菌薬入りの塗り薬をぬってガーゼで保護し、さらに抗菌薬を内服する事もあれば、水疱を傷用イソジンで消毒して乾燥させることもあります。
水疱が乾いて取れるまではうつるので、入浴は家族が入った後にして、同じタオルを一緒に使うのもやめましょう。

また、夏はもちろん、冬でも室温や衣類を調整し、なるべく汗をかかせないようにしましょう。



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じんましん

何らかの原因でかゆみのある発疹がでます
突然、赤く(まれに白いまま)皮膚が盛り上がり、かゆくなります。
発疹の大きさはさまざまです。
時間が経つと少しずつ消え、部位を移動します。

かゆいだけで特に害はありませんが、のどや気道に出来ると呼吸ができなくなることがあるので注意が必要です。

細菌やウイルス、日光、温度差、食品、薬剤などが原因として考えられますが、特定する事はできません。
治療には、抗ヒスタミン薬の服用や塗り薬、抗アレルギー薬の飲み薬などが処方されます。


乳児湿疹・乳児脂漏性湿疹(にゅうじしっしん・にゅうじしろうせいしっしん)

生後すぐから顔や頭にできる赤い湿疹です
生後2週間〜1歳で、顔や頭にできる赤い湿疹(赤いブツブツ)を総称して乳児湿疹と言います。
食べこぼし、よだれ、汗などが原因で、かゆみがあったりなかったりします。

特に多いのが乳児脂漏性湿疹。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ママの胎内でもらったホルモンの影響で皮脂分泌が盛んなため、皮脂腺の多い頬、口のまわり、あご、頭などに赤いブツブツやカサカサができて、時にはジュクジュクします。
頭や髪の生え際、眉毛などに、黄色いふけのようなかたまりやベタベタしたうろこのようなかさぶたができることがあり、嫌なにおいがする事も。

肌を清潔にしていれば、3〜4週間で自然に治る事が多いですが、乳児脂漏性湿疹がかさぶたになっている場合は、入浴前にベビーオイルを浸した脱脂綿を30分ほどあてて柔らかくしてから、石けんできれいに洗い流しましょう。
ホームケアで治らない場合や、繰り返したり長引いたりしたて心配なときは受診を。
ひどい時には、非ステロイド系抗炎症薬入り塗り薬などが処方されます。


おわりに

このページでは子どもと赤ちゃんの皮膚の病気についてまとめました。
あせもやおむつかぶれ、乳児湿疹は特に赤ちゃんで起こりやすい病気なので、体を清潔にすることを心がけましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます!
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子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について 〜臍ヘルニア(でべそ)、臍炎・臍肉芽腫〜

皆さんこんにちは。
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このページでは、子どもと赤ちゃんがかかりやすいお腹の病気である、「臍ヘルニア」と「臍炎・臍肉芽腫」についてまとめたいと思います。
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臍ヘルニア(さいへるにあ)

いきむたびにおへそが出っ張ります
腸の一部が皮膚に覆われたままおへそに飛び出す病気、いわゆる「でべそ」です。
腹筋が未発達な赤ちゃんが、泣いたりいきんだりしてお腹に力を入れるたびに、腹筋のすき間から腸の一部が腹膜とともに飛び出すために起こります。

腹直筋の発達に伴って、自然に治る事も多いのですが、4〜5歳を過ぎても治らない時、見た目が気になる時は手術をする事もあります。

以前は、硬貨をおへそにあてたり、ばんそうこうを貼るなどするといいと言われたこともありましたが、効果はありません。
最近では綿球をあてる方法を行う医療機関もありますが、方針によって異なります。


臍炎・臍肉芽腫(さいえん・さいにくげしゅ)

おへそが赤くなったり、出血したりします
へその緒に細菌が感染し、おへそとそのまわりが赤く腫れる病気が臍炎です。
おへそがジュクジュクし、膿や出血がみられる事もあり、触ると痛がります。
悪化すると炎症がお腹の中に広がったり、細菌が全身に回ってしまう事もあります。

一方、へその緒が取れる時に、一部の組織が残ってしまったのが原因で、おへその中心部に肉のかたまりが盛り上がるのが臍肉芽腫です。
大きさは、米粒の半分くらいから大豆サイズまでさまざまで、ジュクジュクし、分泌液が増えて出血する事があります。

臍炎はおへその消毒をするのが基本ですが、重症の場合は内服薬を服用したり、抗菌薬の塗り薬を塗ったりすることもあります。
膿を出す処置を行う事もあります。
臍肉芽腫は消毒してP滅菌ガーゼで覆っておけば、ほとんどは治ります。


おわりに

このページでは、子どもと赤ちゃんのお腹の病気、特におへその病気についてまとめました。
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子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について 〜胃食道逆流症、腸閉塞、腸重積症、肥厚性幽門狭窄症、ヒルシュスプルング病〜

皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です!

本日は、子どもと赤ちゃんのお腹の病気についてのお話しです。
胃食道逆流症、腸閉塞、腸重積症、非厚性幽門狭窄症、ヒルシュスプルング病について症状や注意点などをまとめたいと思います。
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胃食道逆流症(いしょくどうぎゃくりゅうしょう)

食べたり飲んだりしたものが逆流します
嘔吐が頻繁に起こり、血液の混じったコーヒーのようなものを吐いたり、せきを伴ったり、体重の増えが悪かったりするときは、この病気が疑われます。
通常は胃酸を抑える薬で治療する事が多いですが、逆流の程度が強い時は、場合によっては手術をする事もあります。


腸閉塞(ちょうへいそく)

腸管がふさがり、緑色の胆汁を吐きます
なんらかの原因で腸管がふさがってしまい、緑色の胆汁を吐いたり、お腹が張ったり、うんちやおならがとぎれたりするなどの症状が出ます。
早く処置をしないと腸管が壊死(えし)したり、腹膜炎(ふくまくえん)を起こしたりする危険があるので至急受診します。
胆汁を吐いた時は救急車を呼びます。


腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)

腸の一部が腸の中にめり込む病気です
腸の中に腸の一部がめり込む病気です。
急に顔色が青白くなり、火が付いたように泣いたり、急に静かになったりを10〜30分間隔で繰り返します。
血液と粘液が混じったジャムのようなウンチが特徴です。
処置が遅れると、もぐりこんだ腸が血行障害を起こし、壊死する危険もあります。

おなかの右側を手で触るとしこりを感じるので診断がつきます。
現在は超音波検査で確定する事がほとんどです。
早期の処置が重要ですから、疑わしい時は至急受診します。



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肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)

おっぱいやミルクを噴水のように吐きます
飲んだおっぱいやミルクが、胃から十二指腸に上手く流れず、逆流して吐いてしまいます。
胃の出口の幽門の部分の筋肉が異常に厚くなり、胃の出口が狭くなるのが原因です。
1か月頃の赤ちゃんで、とくに男の子に多い病気です。

触診で分かる事もありますが、超音波検査で幽門の筋肉が4mm以上の厚さであれば、ほぼ間違いなくこの病気です。
薬を使って治療しても治らなければ手術をします。


ヒルシュスプルング病

うんちを体外に出せず便秘になります
生まれつき肛門から近い腸壁の神経細胞が無いために起こる病気です。
女の子よりも男の子に多く見られます。
腸の内容物を送る運動ができず、便秘が1週間から10日ほど続きます。
お腹がふくれる、おっぱい・ミルクを吐くなどの症状が出ます。
腸粘膜検査で異常があれば、手術をすることがあります。


おわりに

お腹の病気は一般の方ではなかなか分からない病気が多いです。
もし、嘔吐や便秘が続いた場合や、ウンチの色がおかしい場合はかかりつけ医に相談しましょう。

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2018年07月25日

子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について 〜胆道閉鎖症、胃腸炎〜

皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です

本日は、子どもと赤ちゃんがかかりやすい病気の「胆道閉鎖症」と「胃腸炎」について症状や注意点などをまとめたいと思います。
おなかの病気は赤ちゃんが感染すると重症化する事もあります。
うんちをよく観察して、異常があればすぐに受診しましょう。
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胆道閉鎖症(たんどうへいさしょう)

白っぽい便が特徴。早期治療が重要です。
生まれつき胆道がふさがっている、あるいは生まれてしばらくしてからふさがってしまったため、胆汁(たんじゅう)が十二指腸まで流れず、肝臓にたまってしまう病気です。
女の子は、男の子の約2倍の頻度で発症すると言われています。

新生児の生理的黄疸の時期を過ぎても黄疸が軽くならず、生後1カ月前後から緑がかった黄疸に変化していきます。
胆汁がうんちに排出されないためにウンチの色は薄く、クリーム色から白色になります。

赤ちゃんがいつもと違う色のうんち、気になる色のうんちをしたときは、母子健康手帳の便色カードを使用して、よく見比べてみましょう。

尿は濃い黄色から茶褐色に変化していきます。
症状が進んでいくと肝臓が腫れて腹水がたまり、お腹がふくれる事があります。
早期発見が重要で、発見が遅れると肝硬変に進行する事もあります。

超音波検査などで診断がついたら、生後60日以内に肝門部と小腸をつなぐ手術が必要です。
それでも黄疸が改善されなければ、肝臓移植手術が必要になります。



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胃腸炎(いちょうえん)

細菌やウイルスが原因の下痢や嘔吐がでる。
胃腸炎には、細菌性とウイルス性の2種類があります。
いずれも下痢や嘔吐などを繰り返し、発熱やけいれんを起こすこともあり、気をつけたい病気です。
細菌性胃腸炎

細菌に汚染された食べ物を食べる事で起こる胃腸炎で、食後または数日後に腹痛とともに激しい嘔吐や下痢を繰り返します。
血便が出る事もあります。

下痢や嘔吐が激しく、ぐったりしている時は、急いで受診を。
細菌の種類によっては、抗菌薬が処方されます。
細菌を体外に出すために下痢止めを使わない事もあります。

<サルモネラ菌>
卵や卵の加工品、乳製品などについている細菌で、集団食中毒の原因の半数を占めます。
感染してから12〜24時間で激しい下痢や嘔吐、発熱などの症状が現れ、重症化すると、けいれんや意識障害などを引き起こすこともあります。

<カンピロバクター菌>
鶏、牛、豚、猫などのふんにいます。
感染して3〜10日で発症し、発熱や嘔吐、水様性の下痢の症状が出ます。

<病原性大腸菌>
人の腸の中にいる大腸菌の中で下痢などを起こす菌が病原性大腸菌です。
O−157に代表され、感染力が強く、人から人へも感染します。
感染後2〜7日で発症し、下痢、激しい腹痛、発熱、倦怠感のあと、大量の血便があります。
赤ちゃんの場合、急性腎不全や急性脳炎を起こして死亡する危険もあります。

<腸炎ビブリオ>
海水や海中の泥に潜み、夏になると集中的に発生します。
10〜24時間後に激しい腹痛と下痢が起こります。
下痢が続くため、脱水症状を起こすことがあります。
ほとんどは抗菌薬の投与などで2、3日で回復しますが、水様便が正常に戻るまでには2週間くらいかかります。

ウイルス性胃腸炎(乳児嘔吐下痢症)

ウイルスが胃腸に感染して起こり、下痢、嘔吐、悪心、腹痛、発熱などの症状が出ます。
水様性の下痢や血便が出る事も。

特効薬はなく、吐き気を止める薬などで症状を和らげます。
脱水症状を起こさないよう、こまめに水分補給をして、自然に治るのを待ちます。
重症になると入院して点滴をします。

<アデノウイルス>
潜伏期間は7日間で、ウイルスの排せつは10〜14日間続きます。
嘔吐は約半数に認められますが、回数は少なく、2日間程度で治ります。
激しくはありませんが、下痢は長引く傾向にあり、白色またはクリーム色になります。
通年で発症し発熱が少なく、比較的軽症なのが特徴です。

<ノロウイルス>
一年を通じて発生しますが、とくに11〜2月に流行します。
1〜2日の潜伏期間のあと、下痢、嘔吐、発熱などの症状がみられます。
通常は発症から数日で回復します。

<ロタウイルス>
酸っぱいにおいのする白っぽい水様便がでます。
糞口感染で、潜伏期間は2〜4日間です。
根本的な治療薬はなく、水分補給をして回復を待ちます。
多くは1週間ほどで治りますが、発症中と回復の1週間は便にウイルスが排出されます。
感染力が強く、石鹸で手洗いやアルコール消毒だけでは、完全に感染を防ぐ事はできません。
予防のために、ロタウイルスワクチンを接種しましょう。


おわりに

お腹の病気では下痢や嘔吐を繰り返して、脱水症になりやすくなります。
パパママは脱水症にならないように水分補給をこまめに行いましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます!
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2018年07月24日

子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について 〜ジフテリア、B型肝炎、麻疹、風疹(三日ばしか)、ポリオ(小児まひ)〜

皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です

このページでは、子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気の、ジフテリア、B型肝炎、麻疹、風疹(三日ばしか)、ポリオ(小児まひ)についてまとめたいと思います。
予防できる病気もあるので、子どもがいる家庭のパパママにはぜひ最後まで読んで頂きたいと思います。
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ジフテリア

上気道以外にも症状が出て重症化することも
ジフテリア菌に飛沫感染して起こります。
2〜5日の潜伏期間を経て症状が出ますが、症状が出ないキャリアーから感染する事もあります。
上気道の粘膜に起こる病気ですが、目の結膜、中耳、陰部、皮膚などに症状が出る事もあります。
増殖した菌から出る毒素でこん睡や心筋炎が起こると死亡の危険があり、致命率は約5〜10%と言われています。
ジフテリアは、四種混合ワクチンを接種して予防しましょう!


B型肝炎(びーがたかんえん)

赤ちゃんはキャリアーになる危険があります
B型肝炎ウイルスを含んだ血液や血液成分との接触によって感染します。
親からの感染以外は感染経路が不明なことも多く、赤ちゃんのころにかかるとキャリアー(体内にウイルスを持っている状態)になる可能性があります。
キャリアーになってもすぐに発症しない事がありますが、ウイルスを排除する事は困難です。
慢性肝炎の場合は、抗ウイルス薬などによる長期治療が必要になります。

ママがB型肝炎の場合は、生後すぐから製剤で感染予防処置が行われます。
併せて、2か月頃からは、B型肝炎ワクチンの接種を開始し、予防します。
これらは、母子感染の防止策として、健康保険が適用されます。

ママがキャリアーでない場合は、任意接種で、生後すぐからワクチン接種が可能です。


麻疹(ましん)・はしか

風邪の症状で始まり、赤い発疹が出ます
麻疹ウイルスの飛沫感染で起こります。
10〜12日の潜伏期間後に発熱や風邪に似た症状が出ます。
一度下がった熱が再び上がる時に赤い発疹が全身に広がり、高熱やせきなどが1週間以上続きます。
発疹が出る1〜2日前に口の中に直径1o程度の白いブツブツ(コプリック斑)ができます。

特効薬はなく、解熱鎮痛薬や鎮咳薬などの対症療法で体力の消耗を防ぎます。
1歳になったら、なるべく早くMR(麻疹・風疹混合)ワクチンを接種しましょう!



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風疹(ふうしん)・三日ばしか(みっかばしか)

赤い発疹が出て3日ほどで消えます
風疹ウイルスの飛沫感染で起こります。
2〜3週間の潜伏期間を経て発症しますが、感染した人の約15%は症状が出ません。
発熱、発疹、リンパ節の腫れなどが出ますが、症状は軽く、多くは3日ほどで治ります。
予防のため、1歳になったら早めに定期接種のMR(麻疹・風疹混合)ワクチンを接種しましょう!

また、風疹の免疫をもたない妊婦が妊娠初期に感染すると、胎児にも感染し、難聴、心疾患、白内障などの障害がある先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれる可能性があります。


ポリオ(小児まひ)

手足に麻痺が起こります
ポリオウイルスにより、手足に麻痺が起こります。
便中に排出されたウイルスが口から入り、のどの奥か腸で増殖します。
約1〜2週間の潜伏期間後、風邪に似た症状が起こります。
感染した人の多くは症状が出ずに、自然に治ります。

予防には、四種混合ワクチンか、単独の不活化ポリオワクチンの接種が有効です!


おわりに

本日は、ジフテリア、B型肝炎、麻疹、風疹、ポリオについてまとめました。
本日書いた病気はすべて予防接種で予防できる病気ですので、予防接種はできるだけ早めに受けるように心掛けましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございます!
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2018年07月23日

子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について 〜水ぼうそう(水痘)、溶連菌感染症、日本脳炎、破傷風、百日ぜき〜

皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です

本日は子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について第3弾として、水ぼうそう(水痘)、溶連菌感染症、日本脳炎、破傷風、百日ぜきの症状や注意点などをまとめたいと思います。
予防接種を受けて予防する事ができる病気もあるので、お子さんがいる方はぜひ最後まで読んで下さい!

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水ぼうそう・水痘(みずぼうそう・すいとう)

かゆみのある水疱が全身に出ます
水痘・帯状疱疹(たいじょうほうしん)ウイルスの感染で起こります。
2週間の潜伏期間後、かゆみのある赤い発疹が出ます。
水疱がかさぶたになるまでは人にうつるので、かきこわさないように要注意!

発疹が出て72時間以内に抗ウイルス薬の服用を開始すると、症状が軽く済みます。
治癒した後も免疫力が落ちてウイルスが活性化し、水疱が出る帯状疱疹になる事もあります。
水ぼうそうのワクチンは、1歳から任意接種で受ける事ができます。
1歳になったら、なるべく早く予防接種を受けるようにしましょう。


溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)

のどが腫れて舌に赤いブツブツが出ます
溶結性連鎖球菌(略して溶連菌)によって起こる病気です。
39度前後の高熱が出て、のどが真っ赤に腫れて激しく痛みます。
ものを飲み込むのがつらくなるため、食欲がなくなり、嘔吐や頭痛がみられる事もあります。
また、かゆみのある赤くて細かい発疹が出て、やがて全身に広がり、そのあと舌にも赤いブツブツができて、いちごのように真っ赤になります。
回復期に指などの皮がむける事もあります。

治療にはペニシリンなどの抗菌薬を使います。
薬を使えば、1〜2日で熱が下がり始め、喉の痛みや発疹も消えていきます。
腎炎(じんえん)などの合併症を防ぐため、抗菌薬の服用は10日間くらい続ける必要があります。


日本脳炎(にほんのうえん)

蚊を介して感染し、急性脳炎を発症します
日本脳炎ウイルスを持っている豚を刺したコガタアカイエカを介して人にうつる病気です。
ほとんどは感染しても症状が出ませんが、症状が出る場合は、1〜16日の潜伏期間後、高熱や意識障害などが出る急性脳炎を発症します。
3歳になったら忘れずに予防接種を受けましょう。



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破傷風(はしょうふう)

筋肉の硬直や呼吸困難が起こります
土の中にいる破傷風菌が、傷口から体内に入ることで感染します。
潜伏期間は3〜21日で、菌の出す毒素によって、筋肉の硬直や呼吸困難などを引き起こします。

治療は傷口を洗浄し、抗破傷風ヒト免疫グロブリンや抗菌薬を投与するなどします。
感染後も十分な免疫が得られないため、何度もかかる人もいます。
人から人へはうつりません。
破傷風は四種混合ワクチンを接種して予防するようにしましょう。


百日ぜき(ひゃくにちぜき)

低月齢でかかると死亡する事も
百日ぜき菌の感染によって長くせきが続きます。
潜伏期間は7〜10日で、最初は鼻水と軽いせきで始まり、その後「コンコン」と短いせきをしたあと、「ヒュー」と息を吸い込む特徴的なせきが続きます。
この時期になると有効な抗菌薬でも症状を抑える事はできません。
6か月未満、とくに3か月未満の赤ちゃんは無呼吸になりやすく、チアノーゼ、呼吸停止へと進んで死亡することもあります。
最近では成人がかかることも多く、親から子どもにうつる事もあります。
百日ぜきは、四種混合ワクチンを接種して予防しましょう。


おわりに

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前回までの子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気についての記事を読んでない方は、あわせてそちらもどうぞ!
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2018年07月22日

子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気について 〜髄膜炎、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナ、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)〜

皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です

本日は、子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気の第二弾です。
感染症の、髄膜炎、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、ヘルパンギーナ、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の5種類の病気についてまとめます。
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髄膜炎(ずいまくえん)

発見が難しい細菌性髄膜炎に要注意!
脳や脊髄を覆っている髄膜が、侵入してきた細菌やウイルスに感染して炎症を起こします。
細菌性とウイルス性の2種類あり、多くは風邪症候群と同じような症状で始まります。
その後、発熱、激しい頭痛、嘔吐、下痢の症状などが見られます。
けいれんや意識障害などが起こる事もあります。

<細菌性髄膜炎>
ヒブ(インフルエンザ菌b型)や肺炎球菌が原因で髄膜に炎症を起こします。
ヒブ菌や肺炎球菌は鼻やのどの常在菌ですが、菌が血液中に入り込むと体中に炎症を起こします。
3か月以上の赤ちゃんの場合は大半がヒブ菌、残りが肺炎球菌によるものです。

細菌性髄膜炎は発見の難しい病気で、発熱、嘔吐など風邪の症状が進み、意識障害が出て初めて診断がつくこともあります。
診断がつけばすぐに入院して抗菌薬などで治療します。
適切な治療をしても死亡したり、後遺症を残すことがあります。
最近は抗菌薬がききにくい耐性菌が増加しています。
2か月になったら、定期接種のヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンを受けられます。
それぞれ、接種回数の多いワクチンなので、なるべく早く接種を始める事をおすすめします。

<ウイルス性髄膜炎(無菌性髄膜炎)>
多くはウイルス性胃腸炎が原因で髄膜が炎症を起こします。
風邪症候群と似た症状で始まり、発熱や頭痛、嘔吐などが見られます。
細菌性髄膜炎と異なり、軽症で済むことが多く、必ずしも入院を必要としません。
解熱鎮痛薬などの対症療法を行います。


咽頭結膜熱・プール熱(いんとうけつまくねつ・ぷーるねつ)

高熱を伴い、結膜炎の症状がでます
アデノウィルスが原因の夏風邪の一種です。
目やにや唾液からも感染するため、プールでの集団感染することもあります。
赤ちゃんが感染する事は少ないのですが、きょうだいが感染してうつしてしまう事があります。
発症すると39〜40度の高熱が出て、のどが赤く腫れて痛みます。
耳やあごの下のリンパ節も腫れ、目の充血、涙目、目やにが出るなど結膜炎の症状を伴ったり、下痢や嘔吐が起こる事もあります。

治療は対症療法が中心で、安静を心がけ、必要に応じて解熱鎮痛薬を使います。
目の症状には点眼薬が使われることがあります。
食事はのどごしがよく消化が良い物を与え、水分を十分に摂るようにしましょう。


手足口病(てあしくちびょう)

口の中や手足に発疹や水疱が出ます
コクサッキーウイルスA群ウイルスやエンテロウイルスなどが原因で起こります。
口の中の粘膜や歯肉、唇の内側などに赤い小さな発疹ができ、同時にまたは少し遅れて手のひらや足の裏などに小さな水疱ができます。
38度前後の熱が出る事もあります。

特効薬はありません。
安静にして自然に治るのを待ちます。
食後は湯冷ましなどで口の中を洗い流したり、シャワーで洗い流すなど、患部を清潔にしましょう。
口の水疱はしみるので、刺激の少ない水分を中心に与えます。
まれに無菌性髄膜炎を併発するので、高熱が続いたり、嘔吐があった場合は再受診しましょう。



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ヘルパンギーナ

のどにたくさんの水疱ができます
夏風邪の一種です。
コクサッキーウイルスA型ウイルスやエコーウイルスなどで起こり、39度前後の高熱が出て、のどの奥に小さな水疱が数個〜数十個できます。
水疱が潰れると、唾液を飲み込むのもつらいほど痛みがあり、食欲が落ちます。
水疱は1週間ほどで治ります。

解熱鎮痛薬で熱や痛みを和らげて自然に治るのを待ちます。
離乳食はのどごしの良い物を少しずつ与えます。
水分をとれない時や高熱が続く時は再受診しましょう。


おたふくかぜ・流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)

熱が出て耳の下が腫れます
ムンプスウイルスに感染して起こります。
約3週間の潜伏期間を経て、発熱、耳下腺や顎下腺の腫れが起こります。
特効薬はなく、感染しても発症しない場合もあり、知らないうちに人にうつしてしまう事もあります。
無菌性髄膜炎を併発することや、まれに難聴の後遺症を残すこともあります。
1歳になったら、なるべく早く予防接種を受けましょう。


おわりに

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2018年07月21日

子ども、赤ちゃんがかかりやすい病気 〜突発性発疹、風邪症候群、インフルエンザ、RSウイルス感染症、結核〜

皆さんこんにちは。
当サイトを運営している桃の助です

このページでは、子ども・赤ちゃんがかかりやすい病気についてまとめます。
子どもや赤ちゃんがかかりやすい病気はかなりの数がありますので、まずは感染症の突発性発疹、風邪症候群、インフルエンザ、RSウイルス感染症、結核から書いていきたいと思います。
別ページでその他の病気についてはまとめます。

感染症は、ウイルスや細菌が体内に入り込み、発熱やせきなどの症状がでます。
中には予防接種で防げる病気もあるので、ぜひ最後まで読んで下さい。
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突発性発疹(とっぱつせいほっしん)

熱が下がったあと、赤い発疹がでます。
突然、38度以上の高熱が出て、3〜4日ほど続きます。
高熱のわりに機嫌がよく、食欲もあります。
熱が下がって24時間以内に赤い小さな発疹が全身に広がりますが、2〜3日で消えます。
原因となるウイルスが2種類あるため、2回かかる赤ちゃんもいます。
熱の出はじめに熱性けいれんを起こすこともあるので注意が必要です。

発疹が出るまでは診断ができないので、それまでは風邪症候群と同じように対症療法を行います。
お家で安静にして、十分に水分をとりましょう。
全身に発疹が出てからも熱が下がらない時は、再び受診しましょう。


風邪症候群(かぜしょうこうぐん)

ウイルスが原因で炎症が起きます。
鼻やのどの粘膜からウイルスが入り、ウイルスのついた部位によって鼻水やせきなどの症状が出ます。
発熱、下痢、発疹などの症状が出る事もあります。
急性気管支炎、クループ症候群、中耳炎など、ほかの病気を併発する事もあります。

症状が軽く、機嫌がよければ1〜2日お家で様子を見ても大丈夫です。
機嫌が悪い、水分がとれない、ぐったりしているなどの時は受診しましょう。
解熱鎮痛薬、去痰薬など症状を抑える薬や、他の病気を併発しないように抗菌薬が処方されることもあります。

※クループ症候群:かぜ症状から始まり、突然の吸気性呼吸困難を起こし、泣いてもいつものように泣き声が出ず、鋭く「 ヒーヒー」という息が漏れるような音がします。


インフルエンザ

高熱や関節痛など全身に症状が出ます。
ウイルスが飛沫や接触から感染し、潜伏期間1〜4日で発症します。
高熱や関節痛など全身に症状が出ます。
発症した場合には、インフルエンザ脳症や肺炎を併発して重い後遺症をもたらすことがあるので、注意が必要です。

病院では、鼻の奥を綿棒でぬぐって検査をし、感染がわかれば解熱鎮痛薬や抗ウイルス薬などが処方されます。
6か月から予防接種が可能ですが、医療機関の方針によっては、1歳からの接種を推奨しているところもあるので、かかりつけ医に相談してください。
赤ちゃんの周囲にいる大人やきょうだいも接種することをおすすめします。



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RSウイルス感染症(あーるえすういるすかんせんしょう)

呼吸器に感染する冬の風邪の代表格
冬に流行する風邪症候群の代表的なウイルスで、とくに呼吸器に感染するのが特徴です。
1〜2週間ほどでよくなりますが、2歳以下の赤ちゃんは細気管支炎や肺炎を併発する事もあるので、注意が必要です。

お家では水分補給、鼻水をこまめに吸い取るなど、症状を楽にするケアをします。
せきがひどい、ゼーゼーと呼吸が苦しそう、呼吸が速いなどのときは、風邪症候群と診断された後も、再度受診しましょう。


結核(けっかく)

赤ちゃんの場合は重症になる事も
結核菌が肺に感染して起こります。
生後すぐにかかることもあり、赤ちゃんの場合は重症になる事もあります。
また、長期間潜伏していた結核菌が、免疫力が下がったときに発症する場合もあります。
早期に発見すれば化学療法で治療できますが、治療には半年以上もかかります。
結核を予防するBCGの定期接種としての接種は1歳未満、推奨されている接種時期は5〜8か月です。
必ず受けるようにしましょう。


おわりに

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皆さんはじめまして! 日々、病院で言語聴覚士として勤務している桃の助といいます。 言語聴覚士として実際場面にいることで知り得る情報を皆さんに発信していきたいと思います。 子どもの発達や障害、大人の障害はもちろんですが、健康や予防方法についてもお話ししたいと思います。 何か気になることなどあればコメントを宜しくお願いします。
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