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2018年11月05日

口腔ケアで噛まれないようにする方法・技術(テクニック)

皆さんこんにちは!
当サイトを運営している桃の助です!


いきなりですが、口腔ケアって大変ですよね。

口を開けたままケアの間待っていてくれる人ばかりなら、口腔ケアもどうってことないんですが、そういった人ばかりでないのが、実際の現場ですよね。

また、勉強会やインターネットでよく見る「k−point刺激法」なんかをやってもなかなか開口してくれない事って多いですよね?

そこで本日は、あまり他では教えてくれない口腔ケアの際の噛まれない方法をお伝えしたいと思います。



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なぜ噛むのか?

「あの人はすぐ噛んでしまうから気をつけよう。」

「噛まれてしまうからなかなか口腔ケアが進まない…」

なんて思った事はありませんか?

介護をしている人は何とかして噛まれないように努力していると思います。


では、口腔ケアの時になぜ噛むのでしょうか?

噛まれないようにするには、どういった時に噛みやすいのか考える必要があります。

皆さんはどういった時、噛みますか?

または噛みそうな気がしますか?

答えは簡単です!


歯の上に物がある時です!


当たり前の事を言っていますが、これが肝心なんです!


舌の上に食べ物がある時に皆さんは噛みますか?

舌の上に食べ物がある時は、歯の上に食べ物を移動させてから噛むはずです!

歯と頬の間に食べ物がある時も同様で、頬のそばから歯の上に器用に移動させてから噛むはずです!


これは人が生まれてから自然と身につけた反射的な行動なのです!


どうすれば噛まれないのか?

上に書いた通り、噛む理論は分かったと思います。

では、どうすれば噛まれないようにしながら口腔ケアをすることができるのか?


噛まれない位置に置くことが大切です!


「歯の上に置かないってこと?」

「それじゃあ、ケアができないじゃないか!」

と思う方もいるかもしれません。

実際に、私も指導していると学生や後輩からそういった質問が出てきます。

しかし、もちろん歯は磨きます!

では、どうすればいいのかと言うと、

噛まれる位置で止まらない事が大切です!

歯の上に置いたままでいると、噛みやすい人は噛んでしまいます。

そうならないためにも、歯の上には極力置いたままにしません。


実際の方法

とは言っても、咬合面(噛み合わせの部分)にケア用品を持っていくと噛まれることもあります。

しかし、上に書いた事を思い出してください。

人は、舌の上に食べ物があると噛む前に歯の上に物を持っていこうとする習慣があります。

また、歯と頬の間に食べ物があると、舌や頬の筋肉を器用に動かして歯の上に食べ物を移動させようとします。

噛まれない方法とは、噛まれない場所に触れておくことが大切です!


つまり、舌や頬に当てながら歯を磨くことで、噛まれずにケアをしやすくなります!

歯の外側を磨く時は、歯を磨くと同時に頬や唇の粘膜にケア用品で触れながら行います。

歯の内側を磨く時は、舌にケア用品で触れながら歯磨きを行います。

噛み合わせ部分を磨く時は、素早く動かし、歯の上でとどまらないように注意しながら、舌や頬の粘膜に少し当てるようにします。

そうする事で、噛まれる回数は劇的に減少します。

ぜひ、そういった点に注意して口腔ケアを行ってみて下さい。

噛まれなくなると、おっくうだった口腔ケアが楽しくなるかもしれないですね!


おわりに

口腔ケアは要介護者では必ずと言っていいほど必要な介護です。

適切な方法でお互い気持ちのいいケアを行いたいものですね!

最初は上手くいかないかもしれませんが、上手くいかなくても何度も試行錯誤しながらチャレンジしてみて下さい!

そのうちきっと噛まれない技術を身につけるはずです!


最後まで読んで頂きありがとうございます!
このほかにも様々な記事を書いているので、読んで頂ければ嬉しいです!

それではまた!
桃の助でした!



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posted by 桃の助 at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護

2018年11月02日

口腔ケア 口を開けない場合の対処方法

皆さんこんにちは!
当サイトを運営している桃の助です!

突然ですが、皆さんは口腔ケアをしたことがありますか?

言語聴覚士の仕事をしていると、口腔ケアは切っても切れない仕事の一つです。

病院の体制が整っている場合は、歯科衛生士さんや歯医者さんが常駐しているところもあるので、言語聴覚士や看護師が口腔ケアをする事はないかもしれません。

しかし、歯科医師、歯科衛生士が常駐している病院はだいたいが大規模病院であって、その他の小規模病院や施設では看護師、介護士、言語聴覚士が口腔ケアを行っているのが実状だと思います。

そして、看護師さんや介護士さんからよく相談される一つとして、

「口を開けない人の口腔ケアは、どうすればいいの?」

という質問を受けることがあります。

そこで本日は、介護や看護の基本である口腔ケアについてお話ししたいと思います。



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口を開けない本質を見抜こう!

hamigaki_iyagaru.png
口腔ケアを拒否して口を開けない場合もあります。

しかし、口を開けてくれない人全てが、口腔ケアを拒否しているわけではありません。

口腔ケアを拒否する人はもちろんいますが、口に問題があって開けることができない場合もあります。

開けない理由としては、

@口が痛い
A歯が痛い
B歯茎が痛い
C以前、不快な思いをしたことがある
D口の中に食べ物が残っている
E口の中を見られたくない
F唇の緊張が高い
G頬の緊張が高い
H咬みこんでしまう
I常に口を閉じる方向へ力が入ってしまう
I歯磨きをする事を理解していない
J恐怖心がある
K介助者を嫌っている


番外編
・金銭的な面を気にしている
(以前私が経験しました。しかし、傾聴し説明を十分に行うと実施可能でした)

上に書いたような様々な要因が重なって口腔ケアの時に口を開いてくれない、または開けない状態にあります。

なので、何が一番の理由か、という点を見抜く必要があります。


口が開かない人への対応

mouth4_e.png
では、どうすれば口を開けてもらえるのか考えていきましょう!

上でも述べたように、まずは一番の原因を見極める必要があります。

開けない理由は何なのか?

歯磨きを理解しているのか?

運動機能に問題があるのか?

痛みは?

認知症は?

様々な観点からその人を観察してみてください!

そうすると、少しずつ原因が見えてくると思います。

必要性を理解していない場合

もし、必要性を理解していない人に対しては、十分に説明をする必要があります。

また、その人との関係性作りも大切となってきます。
関係性が十分にできていると、スムーズにケアを行えたりします。

口の中を見られたくない場合

これも必要性を理解していない時同様の対応となります。

痛みがある場合

唇や歯茎に痛みがあって口腔ケアをしたくない方は時々います。

そういった痛みがある場合は、痛くないところから徐々に始める方がいいでしょう。
痛みの部分には保湿剤などで十分に湿らせてから、軽く触る程度にとどめておきましょう。

機能的問題がある

神経疾患や脳卒中後に多いのが、機能的障害です。

唇が大きく開かない、口が大きく開かないといった方もいます。

そういった方に対しては、口腔ケアを始める前にマッサージをしましょう!

まずは、頬に手をあて、回すようにマッサージをします。

次に唇の周りも同様にマッサージをします。

その後、ゆっくりと指を頬の内側に入れて、頬を内側から上下にマッサージします。

頬の内側は、頬を軽く伸ばすようなイメージで行ってみて下さい。

そうすると、硬くなっていた筋肉もほぐれ、開きやすい口の状態となります。

理解力が乏しい

認知症や覚醒低下によって口腔ケアを認識できない人もいます。

認知症の方は初めの方は全くケアができないという事もあると思います。

しかし、毎日根気強く少しずつやっている内に、拒否が次第に減っていきます。

根気強くやってみてください!

気を付けるポイントとして、ケアの時に歯磨きを十分に見せて下さい。

声かけもとても大切ですが、歯ブラシを見る方が歯磨きをすると分かりやすくなります。

歯ブラシを見せるということは当たり前の事ですが、出来ていない看護師さんや介護士の方をよく目にします。

介助者は歯ブラシを見せているつもりでも、実は認識されていない方はとても多いのです。

歯ブラシを目で見た事を確認してから口へ運ぶと、意外とすんなり口を開いてくれる方もいます。

ぜひ自分の方法をもう一度見直してみて下さい!


おわりに

口腔ケアは介助を行う上で必ず必要な行為であり、介助される方にとって苦痛の少ないものでなくてはいけません。

無理強いするのではなく、どうすれば安楽にケアができるか本質を見抜き、適切な対処を心がけたいですね!

最後まで読んで頂きありがとうございます!

このほかにも様々な記事を書いているので、読んで頂ければ嬉しいです!

介護について
食事量減少の本質を見抜こう!
嚥下障害について
認知症について

それではまた!
桃の助でした!


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posted by 桃の助 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護

2018年06月03日

患者の気持ちを知るために体験する大切さ 〜医療・介護向け〜

皆さんこんにちは。
当ブログを運営している桃の助です

本日は、患者さんの気持ちに立った考えを持つ方法についてお話ししたいと思います。
kid_job_girl_teacher.png


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医療・介護の現場では人と接する職場です。
できるだけ患者さんには苦痛を与えずに日々の業務を行いたいですね。

しかし、医療介護の現場での患者さんは、痰の吸引や注射、リハビリ、口腔ケアなど苦痛や疲労感を味わう事ばかりです。

「口腔ケアが苦痛になるの?」
「口腔ケアは口がきれいになるから、苦痛じゃないよ。」

と思う方もいるかもしれません。

そんな方にはぜひご自身で体験して頂く事をお勧めします。

私たちがやっている口腔ケア。
思い返してみてください。

意外と力が入りすぎていませんか?

自分で歯を磨く時には、感覚が分かりやすいので、知らず知らずのうちに痛くないように力の調整をしています。
しかし、患者さんの口腔ケアをする時にはどうでしょうか?

「しっかり汚れをとらないといけない!」
という気持ちで、汚れを取る事に集中して力が入りすぎる傾向にあります。

口腔ケアをする時には、力はあまりいりません。
優しく何度も磨いているうちに、汚れは自然と取れてきます。

また、歯を磨く時間、ブラシの固さ、使用している道具などによっても不快感を与える原因となります。

それを解消するためには、一度ご自身で体験(体感)して頂くことが一番です。

体験することで、こういう風にすると痛いとか、この道具は力が入りやすいから痛みが出やすいなどの情報が分かりやすくなります。
そうする事で、患者さんのケアの時にもっと患者さんの立ったケアをする事ができるようになると思います。

病気になった人の気持ちも理解しなさいというのは、病気になれないのでなかなか難しいですが、患者さんに使用している道具など体験できるものは何でも自分自身で体験してみて下さい。
そうすれば、きっと患者さんの立場に立った介助ができるようになると思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです

それではまた。
桃の助でした


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2018年05月21日

高齢者の薬の飲み方の工夫 〜介護〜

皆さんこんにちは。
言語聴覚士の桃の助です

高齢者の方の介護をしていると薬が飲めない、または喉に残った感じがして飲み込みにくくなったという人がいると思います。
そこで、このページでは「高齢者の薬の飲み方の工夫」についてお話ししたいと思います。


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なぜ飲み込みにくくなるのか?

kusuri_nomu.png
結論から言うと、飲み込む力(嚥下機能)が低下しているからです。
若い内は筋力も感覚もしっかりしているため、薬が喉で止まってしまう事はあまりありません。
しかし、歳をとると次第に飲み込みの力が低下してきます。

症状としては
@口の中で薬をまとめる事ができない
A勢いよく食道まで送り込む事ができない
B喉の途中でばらけて止まってしまう
C飲みたいけどなかなかゴックンができない
などがあります。

詳しくは別ページをご覧ください。
加齢による摂食、嚥下障害について
嚥下障害ってどんな病気?

対策

medical_kusuri_takusan.png
粉薬の場合

粉薬の場合はオブラートに包んで飲んでみてください。
オブラートに包む事でばらけやすい粉薬もまとまりが出て飲みやすくなります。
錠剤の場合

錠剤の場合はゼリーに混ぜて飲むと飲みやすくなります。
または、錠剤を潰して粉上にすると飲みやすい場合もあります。
ミキサー食を食べている方などは錠剤が飲みにくいので、潰してから水分と混ぜると飲みやすくなる場合もあります。
カプセルの場合

カプセルの場合には一度医師に確認をする必要があります。
カプセルの中身を出してしまうと、効き目のタイミングが変わってしまう事がありますので、一度医師に相談する事をお勧めします。
その際に、カプセルの中身を出して飲むのか、錠剤や粉薬に変更してもらうと飲みやすくなる場合があります。
量が沢山ある場合

薬を一度にまとめて飲んでしまう高齢者も多いです。
しかし、飲み込みの機能から考えると、一度にまとめて飲む事はあまりお勧めできません。
何回かに分けて飲んだ方が飲みやすい飲み方になります。
ゴックンがなかなか出ない

飲み込もうと思っているのに、なかなかゴックンが出ない(飲み込めない)という方もいます。
そういった方には常温の飲み物ではなく、少し冷たい水や、少し温かいお茶などで飲んでもらってみてください。
口や喉の感覚は常温の飲み物よりも冷たい物や温かい物の方が感覚として入力されやすいので、ゴックンが出やすくなる場合があります。

その他の対策

口をあまり開けられない場合

薬を水で溶いてから針の無い注射器や、らく飲みで口の中に注いでください。
人によって一度に入れる量は変わりますが、この時の目安は2〜4ccずつ程度が適していると思います。
薬の拒否がある場合

錠剤や粉薬には独特の苦みがあるために拒否する人がたまにいます。
そういった方には甘いゼリーやすりおろした果物と一緒に飲んでもらうと、苦味が緩和されて摂ってもらえる場合があります。

おわりに

高齢者の方は様々な理由や原因で薬が飲みにくい、または飲みたくないと言われる方がいます。
そういった方に対して原因や理由を考え、色々と試しながら薬を飲みやすい環境を整えていけるといいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです↓↓↓↓
食前薬、食後薬、食間薬の違い
ムセの無い誤嚥(不顕性誤嚥、silent aspiration)について
食べにくい、飲み込みにくい食材まとめ
脳卒中予防は若いうちから
認知症について〜認知症を知り、認知症を予防しよう〜

それではまた。
桃の助でした


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posted by 桃の助 at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護

2018年05月09日

一つの視点にとらわれない大切さ

皆さんこんにちは。
桃の助です

本日は「一つの視点にとらわれない大切さ」についてお話ししたいと思います。
一般の方にも知って頂きたい内容ですが、医療・介護のスタッフには特に読んで頂ければと思います。

また、これからの時期、医療現場では臨床実習を行う学生が増えます。
医療的内容を例にして書いていきますので、指導者の方や実習に臨む学生の方にもぜひ読んで頂けたらと思います。



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多面的に考える

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どんな仕事に就いていても長年の経験から、物事を判断する事が多いと思います。

医療現場でも「この症状はこの病気だ」「こういった場合にはこう動こう」という考え方になると思います。
それが長年の経験であって、皆さんのスキルであり決して悪い事ではありません。

しかしそういった判断は、時として誤った判断になりかねません。
セオリー通りの症状であれば経験から判断してほぼ間違いないと思います。

ただし、医療現場・介護現場は人を相手にする職場です。
機械相手の仕事では無い分、色々な症状や原因が重なって出る事があります。

例を挙げると、患者さんの「お腹が痛い」という発言には
@食べすぎ
A内科的問題
B心配してほしい
C食べ物の食べ合わせが良くなかった
D薬を誤った量飲んでしまった

など、様々な背景が考えられます。
こういった場合にすぐに食べすぎや内科的問題が頭をよぎると思いますが、背景にはたくさんの要因が隠れている場合があるのです。

その背景の要因を考えながら、1つないし、複数の原因をつきとめる必要があるのです。

固定観念が邪魔をする

人は必ずと言っていいほど、固定観念が形成されています。
固定観念とは、一度正しいと思い込んだ結果、容易に変えることができなくなった考えをいいます。

(固定観念の例)
あなたの会社で普段からあまり仕事をテキパキ出来ていないと感じる同僚がいたとします。
その同僚がある時、期日通りに仕事を終えれなかったとします。
その場合は、「また、あいつか」「やっぱりな」などとあなたは思うかもしれません。

この「また、あいつか」「やっぱりな」という考え方があなたの固定観念です。
普段からあまり仕事が出来ない同僚を見て、今回も同様のケースだろうと決めつけてしまっています。

この同僚は普段通り怠けていて期日に間に合わなかったのかもしれません。
しかし、実は期日に間に合わなかった別の理由があるのかもしれません。

確かに、いくら理由があったとしても期日に間に合わない事は良くない事です。
しかし、決めつけは良くありません。
何かしら重大な事実を隠している可能性もあります。

どうすれば多面的に考える事が出来るか?

知識を得る

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なぜ、多面的にとらえる事が出来ないかというと、一つは知識不足です。
知識が足りていないので、多面的に考えようとしても選択肢が少なく、どうしても1個〜数個の要素しか考える事ができません。
または全く見当もつかない場合もあるかもしれません。そういった場合には個人の力ではどうにもなりません。
改善策としては、こればかりは勉強するしかありません。

経験を積む

経験不足も一つの視点しか持てない原因となります。
多面的にとらえるためにも、やはり経験は大切です。
こういった症状の場合は、この病気の可能性もあるし、こっちの病気の可能性もある、といった具合に経験する事が大切です。

他人の考え方を知る

kangoshi_kaigi.png
この方法が多面的に考える習慣が身につく方法かもしれません。
会議などで他人の意見を聞くことで、「そういった考え方があったのか!」「なるほど!」といった具合に即吸収する事ができると思います。

しかし、様々な意見が出る会議であれば、間違った答えの場合もあります。
発言力がある人の意見が正しいのではなく、どれが本当に正しいのか自分で答えを導き出す力も必要となってきます。

普段から自問自答をする習慣を身につける

「本当にこれであっているのか?」
「これが最善の方法なのか?」

といった具合に普段から自問自答する習慣を持つと、今まで見えていなかった原因や解決策が見えてくるようになると思います。

おわりに

医療現場の方は、「様々な角度から原因を考えなさい」と教わったはずです。
しかし、現状はどうでしょうか?恐らく、総合的に判断できている方は少ないのではないでしょうか?
忙しい業務の中でなかなかじっくりと考える時間は少ないと思いますが、もう一度初心に戻り、患者さん一人一人の病態を考える時間を持てればいいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです。
興味がある方はこちらのリンクからどうぞ↓↓↓↓
口腔ケアの時はあくびに注意
口腔ケアで口を開いてくれない!対処法!
ムセの無い誤嚥(不顕性誤嚥、silent aspiration)
失行について
認知症による自動車運転停止について
失語症のタイプ

それではまた。
桃の助でした


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2018年05月07日

口腔ケアの時はあくびに注意! 〜医療・介護スタッフ向け〜

皆さんこんにちは。
言語聴覚士の桃の助です

本日は口腔ケアのあくびについてお話ししたいと思います。
このページは医療・介護の現場で働いている方向けとなります。

それでは本題ですが、皆さんは寝たきりの方の口腔ケアの介助をする時に気をつけている事などありますか?

多くの方が、嘔吐を防ぐために奥まで入れないように気をつける、疲労感が出ないように出来るだけスピーディーなケアを心がけているのではないでしょうか?

そういったケアはもちろん大切です!

でも、本日はもう一つ注意点を知って欲しいのです。
それは、

あくびの最中、またはあくびの後には口腔ケアの手を止める事です!

では、なぜ口腔ケアを中断する必要があるのかお話ししていきたいと思います。
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なぜあくびの後は注意が必要なのか?

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患者さんがあくびをすると口の中が大きく見えるので、歯磨きをしたくなりますよね。
でも、ちょっと待ってください。

人はあくびの後には必ず、「唾液を飲み込む」のです。

唾液を飲み込むという事は、口を閉じなくてはいけません。
その時に歯ブラシを口の中に入れていると、患者さんは口を開けたままの状態をキープする必要があります。
そうすると、口を開けたまま唾液を飲み込む。
または、不自然な状態で唾液を飲み込むことになります。

こういった状態は嚥下に対してあまりいい状態とは言えません。
なので、あくびをした時と、後には口腔ケアの手を休める必要があります。

せっかく誤嚥性肺炎予防で口腔ケアを行っているのに、口腔ケア中に誤嚥してしまう可能性があります。
なので、ごっくん(嚥下反射)を確認してから口腔ケアを再開してみてください。

口を開けたまま飲み込みをするリスク

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上で説明した通り、口を開けたまま飲み込む事は嚥下に対していい状態とは言えません。
話を聞くより、実際に皆さんが自分で試してみると実感しやすいと思います。

(体験例)近くにある食べ物でもいいですし、水でもいいですので、口を開けたまま飲み込んでみてください。

どうですか?やっていただけたでしょうか?
かなり飲み込みにくさがあると思います。
なかにはむせてしまう方もいるのではないでしょうか?

実際に体感して頂くと分かるのですが、口を開けたまま飲み込む事は嚥下しにくい状態になっています。
元気な私たちがやってみても難しい開口嚥下です。
これを嚥下機能が落ちた老人の方が行うと、かなりの確率でむせ込んでしまいます。

なので、絶対に口を開けた状態で嚥下しないように配慮する必要があるのです。

歯ブラシを口の中に入れたまま飲み込むリスク

次に、歯ブラシが口の中にある状態で飲み込む事がなぜ難しいのか説明したいと思います。

これも実際に皆さんに体験してもらうのが一番分かりやすいのですが、これについては若干抵抗があると思うので、想像してみてください。

(体験例)飴をなめた状態でクッキーを食べたとします。その状態でクッキーだけを食べてみてください。

想像しただけでも食べにくさが分かると思います。
間違って飴の方も噛んでしまう可能性がありますよね?

人は食べ物や唾をのむ前に、飲み込む前準備があります。
その前準備の中で、舌や歯を使って飲み込みやすい形に整えているのです。

つまり、歯ブラシが口の中にある状態は、飲み込む前準備がしにくい状態となってしまいます。
なので、嚥下機能が低下している老人の方は、歯磨きをしながら唾を飲み込む事はやや苦手です。

おわりに

いかがだったでしょうか?
意外と知られていないあくび後の嚥下。
あくびをした時と、後にはケアはしないという事は知っているという方もいたかもしれません。
しかし、なぜしてはいけないのか知らない方は非常に多いと思います。

以前、私が看護師の方々に講義をさせて頂いた際には、ほとんどの方が知らないという結果でした。

ぜひこれを機に、あくびの後は口腔ケアを中断して嚥下反射が起きるのを待ってみてください。
(注:なかには嚥下機能が重度に障害されていて、あくび後の嚥下反射が起きない方もいます)

その他にもいろいろな記事を書いています。読んで頂けると嬉しいです。
興味がある方は下のリンクよりどうぞ↓↓↓↓
・ムセの無い誤嚥(不顕性誤嚥、silent aspiration)について
・誤嚥性肺炎について
・嚥下障害ってどんな病気?
・加齢による摂食、嚥下障害について
・食べにくい、飲み込みにくい食材まとめ

それではまた。
桃の助でした


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2018年05月03日

口腔ケアで口を開いてくれない!対処法! 〜看護師、介護士向け〜

皆さんこんにちは。
言語聴覚士の桃の助です

本日のテーマは、「口腔ケアで口を開いてくれない」についてです。
主に看護師、介護士の人に見て頂けたらと思います。

私たち医療従事者、介護従事者にとって口腔ケアは必ずしなくてはいけない介助ですよね。
一般の歯科治療を行うように、全ての方が協力的で開口保持してくれればいいのですが、実際の現場ではそうもいきませんよね?
なかなか口を開いてくれずにケアでお困りの方もいるのではないでしょうか?

そこで、本日は口腔ケアの時に開口してくれないのはなぜか?どうすればいいのか?についてお話ししたいと思います!
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なぜ口を開けない?

器質的・機能的問題がある

顎関節症になると十分に口を開くことが難しくなり、途中までしか開くことができません。
また、口角(唇の端)が乾燥で切れて出血している場合も開口しにくい原因となります。

医療現場では気管内挿管なども開口できない状態となります。

心理的な不安がある

よく見落とされがちなのが、患者・利用者の心理面です。
「何をされるのか分からない」
「自分の口臭が気になる」
「口腔ケアに対する痛みが不安だ」

といった心理的な不安を持つ方がいらっしゃいます。

そういった方に対しては十分な説明が必要です。

理解力の低下

認知症などによって理解力が低下した方に対しては、説明も必要ですが、実際に痛みを与えないように軽いケアから開始する必要があります。
軽い痛みを伴わないケアを行う事で、痛みに対する不安感や口腔ケアが苦痛でない事を体で理解してもらう必要があります。
そうする事で口腔ケアに対する受け入れは格段に良くなってきます。

鑑別ポイント

上に書いた通り、機能的問題であったり、心理的問題、理解力の低下であったりと開口しないことに対する理由は様々です。
鑑別のポイントとしては、
あくび

あくびをして大きく口を開けている場合は、心理的問題や理解力低下によって開口しない場合が多いです。逆にあくびの時も大きく口を開けれない場合は、機能的問題の可能性があります。

理由を尋ねる

当たり前の事ですが、開口しない理由を尋ねる事も必要です。
認知症の方に理由を尋ねた場合であっても意外と適切な回答が得られる事があります。
「口の中が痛い」
「恥ずかしい」
「口を人に見せたくない」

などと言った理由を話される事もあるので、理由は必ず尋ねた方がいいと思います。


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どうすれば口を開くの?

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k−point刺激法(けーぽいんとしげきほう)

簡単に説明すると、奥歯の奥の粘膜に刺激を入れる方法です。
この方法については、歯科医師、言語聴覚士に指導を受けるとスムーズにできる可能性があります。
詳しくは相談してみてください。

説明を十分に

私たちにとって歯磨きは当たり前の事です。
しかし、1人1人生活環境が違うので、歯磨きをあまりしていなかった方もいらっしゃいます。

また、歯磨きが必要な事と思わない、または思えなくなった方もいます。
そういった方に対して十分に説明をして理解してもらう必要があります。

信頼関係を育む

臨床場面で患者さんと触れ合っていると、この人がいい!この人は嫌い!なんて言葉を耳にする事があります。
そういった場合、信頼関係が出来ている方の言う事は比較的スムーズに受け入れてくれる事が多いです。
もし、口腔ケアに対する拒否がある場合は信頼関係を築くことから始めてみるといいかもしれないですね。

優しいケアを

唇にあたった感覚、口腔内で歯ブラシが動いている感覚に対して過敏になっている方もいます。
そういった方に対しては、磨くというより触れるという感覚で口腔ケアを導入する必要があります。
触れる状態から徐々に磨く状態へゆっくりと移行していきましょう。

口腔ケア用品を歯磨きの道具と認識してもらう

意外と多いのが、ケア用品を歯磨きの道具と認識できない方です。
そういった方に対しては、ケア用品を目の前に見せて、ゆっくりと口へと運びます。
その際に「歯磨きしますよ。あーん。」といった具合に声掛けも一緒にお願いします。
1度では習慣化しないので、何度もチャレンジしてみてください。

おわりに

私も臨床の現場で何度も開口拒否をされた経験があります。
そのたびに、「なぜ開けてくれなかったのか?」「どうすれば開けるようになるのか?」といった風に考えています。
根気強く、適切な対応をする事で徐々に口腔ケアに対する拒否はなくなっていくと思います。
数日で拒否が無くなる方もいれば、数か月がかりで拒否がなくなった方もいます。
皆さんも気長に試してみてください。

それではまた。
桃の助でした


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皆さんはじめまして! 日々、病院で言語聴覚士として勤務している桃の助といいます。 言語聴覚士として実際場面にいることで知り得る情報を皆さんに発信していきたいと思います。 子どもの発達や障害、大人の障害はもちろんですが、健康や予防方法についてもお話ししたいと思います。 何か気になることなどあればコメントを宜しくお願いします。
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