アクションフィギュアは　はてなの茶碗の夢を見るか

キャットウーマンが来ないので、ちょうど1年前に購入の

運慶様式の大日如来像です。

キャットウーマンと同次元化してはいけないですけど。



「仏像フィギュア」というジャンルがあるようですけど、果たして良いのかどうなのか・・・。私メにはわかりません。

ただ、この大日如来像は、ポリレジン製なので、そういう意味では、さすがにアクションフィギュアではないけど「フィギュア」なのかもしれませんね。
でも、スタチューという言い方のほうが少しは有難味があるかもしれません。



ふたを開けると木箱ごと飾ることができる仕組みだったので、しばらくの期間、そのようにして飾って・・いえいえ奉っておりました。

箱の内側にはそれはそれは目映いばかりのオレンジ色の布が貼ってあります。



ところが、ふと見ると、下唇の下に小さな、しかし黒い汚れがアリ、愕然！

これは最初からあったのか、私メの落ち度なのかわからず、失意のウチに秘仏・・・的に仕舞い込みました。

しかし、最近になってやはり出さねばならないような気がして、
ご開帳、ッと相成りました。

今年はあちこちでご開帳が多いようですし。



見ると、唇の下の汚れはキレイになくなっているじゃないですか！

っということはなくて、
しまうときにティッシュを濡らして洗剤で拭いていたのでした。
しかしその時は完璧に落ちなかった・・・と記憶してたけど、
こうやってみると気にならない。

やっぱり浄化されたのかもしれません！

ちなみにこの大日如来像は座った姿勢で全高25cmほどあるので、1／6スケールフィギュアじゃないですね。

ともあれ、私メにとって愛して止まない美しい仏像です。


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「峰不二子という女」は先日終わってしまいましたね。
フィギュアが好きだからということなのか、ホビーおっチャンこと私は最近、仏像が好きなんですよね。

仏像を美として鑑賞する、その歴史は浅いらしいですけど、このところの仏像ブームよりは遙かに前なんですよね。

芸大の創設者の岡倉天心が、美術研究家フェノロサと、絶対秘仏を見たというのが、仏像イコール美術品っていう概念を持つ最初だったと、ものの本にありました。これによって、仏像が調査され、文化財になったんだそうです。
昭和に入ってからはやはり土門拳の仏像写真、和辻哲郎、五木寛之の古寺探訪本なんかが濃く影響してるんでしょうねー。本は読んでませんケド。

通販ショップでは、フィギュアのカテゴリーで仏像を扱っていることが多いですよね。ミニチュア仏像・・・仏像に「ミニチュア」が付いてることだけでも、ここで記事を長く書けそうだけど＾＾　また今度にします。
値段が高ければ「本物」という単純な価値観はないけど、フィギュアショップでなく「オンライン仏像店」もありますよね。そちらのものはやはり個人宅で鑑賞する（拝むとしないと罰が当たりそう）には高嶺の花です。
お寺にあるものが「本物」なのでありましょうが・・ね。

それで、ちょっとした疑問なんだけど、そういったネット売りのミニチュア仏像は、何々寺監修っていう有り難いお墨付きが付いているのがあって、それでクオリティーに安心感を抱く図式でしょう。
でも、やっぱり本物を見て、よりいっそう確実に仕上がりを判断したい、って思ったら、この何々寺に行けば、例えば門前の土産物屋に、あまたのミニチュア仏像がずらりと並んでいるものなんでしょうかねー？？

なにせ仏像に惹かれて日が浅いので、お寺巡りも未開の愉しみに取ってありますが、有名なお寺周辺にお住まいの事情通の方はヨロシクです！＾＾

某局の鑑定団じゃないですけど、フィギュアの中にもいつかは文化財に指定される名品が・・・きっとどこかに？


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