■副腎の機能
・ストレスに対応するホルモンを出す
・体内の炎症を抑える
・血糖値や血圧のコントロール
・免疫機能の調整
・交感神経、副交感神経のバランス調整
・体内時計や睡眠のリズムを調整
・精神安定のサポート
・丈夫な骨を作るための骨の代謝 等
■副腎機能が低下している人の食事
@3食すべてでたんぱく質、脂質をとる
人によっては2食、5食のほうがいい場合もある。
A血糖値を急上昇・急降下させない
朝は血糖値のスパイクが起こりやすい。
B減塩しない、油をカットしすぎない。
CビタミンB群を摂る
D美味しい
グルテンフリー、カゼインフリー、シュガーフリーを心がける
小麦製品をやめる(グルテンフリ-)乳製品をやめる(カゼインンフリ-)白砂糖をやめる(シュガーフリ-)で、体が回復してくる人が大勢いる。
E
栄養ドリンクは飲まない コーヒーや栄養ドリンクのカフェインは副腎を疲れさせる。
F食事は抜かない
元気な人は食事を抜いてもコチゾールが分泌されるが、副腎がつかれていると血糖値を上げるコチゾールが出ず、朝からぐったりした状態になる。
G
外食やできあいの惣菜をやめる レトルト食品や冷凍食品、即席麺、ハムやソーセージ、かまぼこなどの練り物、スナック菓子などの加工食品には驚くほど添加物が使われている。一見手作り風に見えるスーパーやデパ地下の惣菜も、長時間風味を維持するために同じような添加物が多く使われている。添加物を摂取することは、体にとってはストレスとなる。
添加物は、肝臓で代謝され解毒される。肝臓で解毒出来なかった毒素は体内で炎症の原因となり、副腎をより疲れさせる。
添加物も、ひとつひとつはわずかな量でも、積み重なると肝臓に負担をかける。
H
副腎を疲れさせる食材をできるかぎり避ける チョコレート 副腎疲労の患者さんには、チョコレート中毒の人が相当数いる。
大型魚、養殖魚
ソーセージ、ハムなどの加工肉
サラダ油、マーガリン、ショートニング
コーンシロップ、ブドウ糖果糖液糖(血糖値を急激に上昇させる)
I悪いものを食べてしまったら、塩水を活用してデトックス
美味しいと思える濃さの塩を入れた水を飲む
肝臓に負担をかける、コーヒーやアルコールは控える
J解毒を助ける「薬味」を食事に取り入れる
肝臓はアルコール以外にも薬、添加物、シャンプーや化粧品、重金属類などさまざまなものを解毒する。肝臓の解毒をサポートする食材(タマネギ、ニンニク、ダイコン、長ネギ、あさつき、ニラ、らっきょう、キャベツ、ワサビ)
K嫌いなものは無理に食べない
ネギ、ニンイク、ニラなどの食材が苦手と感じる人は、解毒成分が自分の体に強すぎて、拒否反応を示している可能性もある。
Lヒスタミン含有量の多い食品を控える
アレルギー体質の人は「ヒスタミン」を含む食材が体に合わない傾向がある。
ヒスタミンとは、アレルギー症状を起こす原因物質で、トマトやタケノコ、サバなどに多く含まれている。
また、調理されて時間が経った料理にもヒスタミンが発生する。
M旬の食材を食べる
N小腸の調子を整える
カンジタの餌となる甘いものや炭水化物を摂り過ぎない
食べ物は胃で消化かれ、小腸でほとんどの栄養を吸収し、大腸でミネラルと水分を吸収したあと、便となって排出されるので、小腸の健康が大切。
続きを読む