70歳でボケる人、110歳まで元気な人 酵素の力で脳も身体もこんなに変わる! [ 鶴見隆史 ] 価格:1,650円 |
■2020年1月レディーボーデン社の倒産
・牛乳が人体に毒である。
・砂糖菓子が人体に毒であるとアメリカ人が悟ったから
(アメリカでは「牛乳と砂糖離れ」が進んでいる」(P28)
■なぜ脂肪が脳の働きに重要なのか(P140)
1.脂肪は神経細胞やその一部が伸びた軸策という臓器の主成分であること
2.脂肪はミリエン鞘(髄鞘)の主成分(80%)であること
脳内には1000億個もの神経細胞が存在します。脳で発生した情報は電気シグナルとなって軸索というケーブルを通して、脳の別の箇所に送られます。このケーブルを覆っているのがミエリン鞘というほとんど脂肪でできた鞘なのです。
もし良質な脂肪が不足すればミエリン鞘は薄くなり、電気シグナルは漏電します。そのため神経伝達物質の情報の伝わるスピードは落ち、次第に情報は伝わらなくなります。
電気シグナルは、神経細胞膜が柔らかいと伝わりやくくなります。神経細胞膜の70%は脂肪(残りの20%はたんぱく質、5%はコレストロール、5%はビタミンE)でできていますので、柔らかさは脂肪の質で左右されます。
つまり、よい脂肪は柔軟な脳神経細胞を作り、悪い脂肪は硬くするので電気シグナルは、伝わりにくくなり、脳はどんどん劣化するのです。
脳の中には水を除くと脂肪が60%もあると言われています。そのほとんどを神経細胞膜が占めているので、この細胞膜を形成する脂肪の質の良し悪しが重要になってきます。
■脂肪は飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪(オメガ3とオメガ6)がありますが、体内に入ったこれらの脂肪は体内で転換されることはなく、体内に入った油が細胞膜や細胞になるのです。
そのため、食物で摂る脂肪の内容の良し悪しきが健康の分かれ目であり、認知症の分かれ目となります。
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