![]() | 新品価格 |

■現代の小麦は、昔のものとは大きく違います。品種改良を重ねて、すぐ収穫できるように生育期間の短いものにしてきたからです。また、フワフワの食感を引き出せるように、昔の小麦より多くのグルテンを含んでいます。
つまり、現代の小麦は、本来の形のものでなく、もともと持っている人の消化酵素では、消化しにくいものへと変化しているのです。
小麦のグルテンは消化されにくいために、体内で「異物」と見なされ、それを攻撃する抗体ができてしまいます。
このことが、小麦アレルギーを起こす原因になります。
しかし、小麦の本当の恐ろしさは別にあります。
小麦のグルテンと、人間の臓器や体内物質は、その構造(アミノ酸配列)が似ています。
異物を排除するためにできる「抗体」は、アミノ酸配列で敵を見分けて攻撃します。そのため、グルテンを攻撃目標として作られた抗体が、小脳の組織を、敵と見誤って攻撃してしまうのです。その抗体から攻撃を受ける臓器には以下のようなものがあることがわかっています。
・何種類かの神経細胞
・肝臓・脳・副腎皮質でできる酵素
・甲状腺・卵巣・精巣・膵臓・胃・心臓・骨などの組織(P42〜)
続きを読む