「欧米でも公的機関が種を守る形が主流のようです。全世界でみると食料不足で、種は国家にとって重要物質。・・・日本では企業のもうけが大事なのですか。食卓を揺るがしかねない種子法の廃止を、衆参合わせてわずか12時間の審議で決めたのは、やはり納得できません。」
「−今後どのような影響が懸念されますか。
都道府県の生産義務の根拠法がなくなれば、予算や研究体制が縮小する恐れがないとは言えません。そうなれば農家は種子会社に頼らざるを得ない事態も考えられる。確かに味や収量の面で優れた民間の種もありますが、一代限りしが収獲できない”F1種”が多く農家は毎年種をかわなけれればならない。そのコストは消費者にはね返ってきます。加えて「種子メジャー」と呼ばれる外国資本は、利益や効率化のための取り扱い品種を絞てくる可能性もあります。
−大豆は既に、外資が開発して除草剤耐久性品種が世界シェアの8割を占めると聞きます。
この品種にもし破壊的な病気が発生したらどうなるか。大豆はみそや豆腐、納豆など食卓には欠かせない存在でリスク管理が必要です。外資に独占されれば価格のつり上げや遺伝子組み換え作物の心配もでてきます。」
安田節子さん公演(You-Tube)
【TVで言わない!これはやばい】主要農作物種子法廃止について - NAVER まとめ
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