「おうち断食」で病気は治る 週1回で奇跡が起こる [ 森 美智代 ] 価格:1,430円 |
りんご一日断食
【断食前日】
前日の食事はお酒を飲んだり、コッテリとした油ものなどを控える
【断食当日】
朝食は抜く
昼食と夕食に次のような方法でりんごを食べる
中〜大サイズのりんごを1個半皮をむき、すりおろす。(無農薬のりんごであれば皮ごとすりおろしても可)
*胃腸が丈夫な人は、すりおろさずに丸かじりしてもかまわない。
このほかに、水もしくは柿の葉茶を一日1.5〜2L飲むようにする。
食前30分、食事中、食後2〜3時間は水分の摂取は控える。
それ以外の時間帯、とくに朝食を抜いている午前中にたくさん飲むとよい。
水は加熱処理されたミネラルウォーターより、生水のほうがよ。
水道水を浄水器に通して飲むか、非加熱のミネラルウオーターを選んでのむ。
断食をやってはいけない人
〇薬を服用中の人
〇胃腸が弱い人
〇消火器系のガンや脳腫瘍の人
〇結核などで療養中の人
〇妊娠中の人
〇生理中の人
■りんごの他にすまし汁、寒天でする方法もある。
・すまし汁断食
〇材料(1食分)
だし昆布----------10g
干し椎茸----------10g
水----------------540ml
醤油--------------10ml
黒砂糖かハチミツ--30g
〇作り方
@だしコンブと干しシイタケを水に入れて、数時間置く
A@を火にかけ、沸騰直前に出しコンブとシイタケを出す
Bしょうゆと黒砂糖かハチミツを加えてまぜる
Cこれを1食分として、昼食と夕食に熱いうちに飲む
・寒天断食
〇材料(1食分)
棒寒天-------------1本半(粉寒天の場合は10g)
水----------------540ml
黒砂糖かハチミツ--30g
自然塩------------5g
〇作り方
@棒寒天は水洗いして、細かくちぎる(粉寒天の場合はそのまま使用する)
A鍋に水と@の寒天を入れてしばらく浸す
BAの鍋を火にかけて、ゆっくりと煮溶かす。ときどきかきまぜながら、寒天が完全に溶けたら、弱火にして煮つめる
C450ml程度になったら、黒砂糖かハチミツ、塩を加えてよくまぜる
Dこれを1食分として、昼食と夕食に熱いうちに飲む。もしくは、冷蔵庫で冷やし固めて食べる。(Cで甘味を加えなかった場合は、黒砂糖やハチミツをかけて食べてもよい)
■宿便が一つの到達点
大腸内をファイバースコープで検査しても、宿便らしきものは見つからず、西洋医学の医師は「宿便は存在しない」といいます。それにもかかわらず、断食すると、明らかに通常の便とは違う便が出てきます。
そして、宿便が出ると、それまであった不調や不快症状がよくなると言われています。
農薬や貴金属、食品添加物など、体に毒となるものは、脂肪の中にため込まれるといいます。断食をするとたまった脂肪が溶けてエネルギーとして使われます。そのときに、脂肪の中から出た毒素が、全身の穴という穴から排出されるのではないかと私は想像しています。その証拠に断食中は宿便と同じような体臭のすることがあります。目ヤニ、耳アカ、鼻クソがふえたり、皮膚に湿疹が出たりする人もいます。
■断食後も食べ過ぎないことが健康の秘訣
断食後も食べ過ぎないが肝要です。
現代人は、食べ過ぎていること以外に食べ物の質がよくないのも問題です。防腐剤や添加物がたくさん入っていたり、肉や乳製品、卵などは、ウシやニワトリにホルモン剤が投与されている場合が多く、不安が感じられます。このような危険な食べ物が体に及ぼす影響を考えても、やはり食べすぎはよくないでしょう。たくさん食べれば、それだけ害も大きくなります。
また、とくに控えたほうがよい食品は、甘いもの、モチ米、小麦粉は極力食べないことです。甘いものとモチ米は血糖値を急上昇ささるからです。小麦粉はグルテンが脳に悪影響を及ぼすと考えられています。
コーヒー、アルコール、果物も控えたほうがよいでしょう。
乳製品のとりすぎにも注意して下さい。乳ガンや子宮ガン、前立腺がんの発症になると考えられています。
■五観の偈(ごかんのげ)
道元禅師が『赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)』という本に記している、主に禅宗の僧侶が食前に唱える偈文のことです。
【原文】
功の多少を計り彼の来処を量る。
(こうのたしょうをはかり かのらいしょうをはかる)
己が徳行の全欠を忖って供に応ず。
(おのれがとくぎょうのぜんけっとはかって くにおうず)
心を防ぎ過を離るることは貪等を宗とす。
(しんをふせぎ とがをはなるることは どんとうをしゅうとす)
正に良薬を事とするは形枯を療ぜんが為なり。
(まさにりょうやくをこととするは ぎょうこをりょうぜんがためなり)
成道の為の故に今此の食を受く。
(じょうどうのためのゆえに いまこのじきをうく)
【現代語訳】
1.この食事がどうして出来たかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きをに感謝を致します。
2.自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうかを反省ます。
3.心を正しく保ち、誤まった行いをさけるために、「貪・瞋・痴」の三毒の過ちを持たないことを誓います。
4.食とは良薬であり、身体を養い、健康を得るために頂くのです。
5.いまこの食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。
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