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・塩の選び方 天日平釜法、平釜法、天日法、採掘法の塩を選ぶ。(P24)
・塩は人体が必要としているミネラルをすべて含む。(P27)
・牛乳は、カルシウムが豊富だが、マグネシウムが少なく不健康になる場合もある。(P30)
・塩の摂取量が足りないと、認知機能に影響がでるという研究結果もある。(P46)
・最近の研究で、塩の摂取を制限することで一般的に死亡率が高くなり、心臓循環疾患を引き起こすことになるという結果が出た。(P49)
・カントンは、海水を注入するだけで、人々を救ったらしい。海水を注入するだけという治療が現代でメジャーになれば、薬が売れなくなってしまう。恐らくこの実験を再現する医師は現れないだろう。(P57)
・減塩が言われるようになったのは。製薬会社は薬を売りたいため。(減塩しないと高血圧になる。高血圧は大変危険とあおり、降圧剤を売る。)調味料メーカーも塩のかわりに自社の商品が売れるため。(P109)
・精製された塩は、体を構成すている栄養素のバランスを崩し、体調を悪くさせていくが、反対に自然塩は崩れたバランスを整える。(P114)
■精製は、麻薬の製法と同じ(P127)
精製するここで質が変わってしまう物質として有名なものに、コカインがあります。コカインについてはコカの葉そのものが有害であるというイメージが強いですが、コカの葉自体に麻薬性はまったくありません。精製をすることでアルカロイドという物質ができて、そこで初めて中毒性が発生します。
精製は何がよくないのかというと、特定の成分のみを以上に集める状態を作ることで、それを体内に取り入れると特定の成分のみが体内で異常に多い状態になり、その結果体に悪影響を及ぼすことになるのです。
そもそも、コカの葉は食べたところでえぐみが強かったり苦があるので、大量に摂取することはとてもできません。
精製という過程は、多かれ少なかれ他の食品にとっても、同様な変化を及ぼす可能性を持っています。
日頃、私たちが食べているものにも、精製工程を経たものがたくさんあります。小麦粉、砂糖、塩、「うまみ調味料」と呼ばれているグルタミン酸もそうです。
■現代人は砂糖を摂りすぎている(P130)
砂糖はサトウキビを原料として、煮詰めたり不順物を摂り除いたものを遠心分離機にかけた「粗糖」をベースに作られます。粗等からミネラルやビタミン類を取り除く精製を行ったものが一般的な白砂糖となります。この砂糖は糖質の仲間ですが、糖質について知っておく必要があります。
糖質とは糖が結びつく状態によって、単糖類、少糖類、多糖類に大別されます。単糖類は果物やはちみつなど、砂糖が含まれるのが少糖類でブドウ糖と果糖が結合した構造になっています。多糖類はご飯やパン、麺類が含まれ、複数のブドウ糖が結合した作りをしています。人の体内で分解されてエネルギーとなる点では変わりません。ただし、腸から血液に吸収されるスピードはまったく異なります。
砂糖はその構造が単純であるため、吸収スピードが異常に速く、血糖値が一気に上昇してしまうのです。
疲れたときなどに甘いものを食べると元気がでますが、またすぐに血糖値が落ち込んでしまうために続けて甘いものが食べたくなります。元気で気分のいい状態を続けたいためにこれを繰り返すことで、白砂糖による中毒状態になってしまうのです。
単糖類である果物のほうが吸収のスピードが速いのと思われるかもしれませんが、糖質以外にもミネラルやビタミン、植物繊維が一緒に含まれているため、白砂糖を口にしたときのような悪影響は生まれにくいのです。
■人は空腹のときは、食事を美味しく感じ、満腹だとそのように感じません。これは動物全般に備わっている、命を守るセンサーの1つです。必要以上に食べれるものを摂取しないよう、そのように味覚が変わるのです。
たたし、人工的に精製した食べ物を口にすると、このセンサーが壊れてしまうことがあります。これはラットについても同様で、実験用のラットを普通の餌で育てた場合には、満腹になれば自然と食欲にブレーキがかかるので一定の体重以前には太りません。
ところが、白砂糖やサラダ油などを与えると、食欲にブレーキがかかることがなくなり、食べ続けて太ってしまうのです。精製した食品には、正常に脳が働かなくなるおししさが存在しています。
恐ろしいことに、ラットの実験では白砂糖などの甘味は、コカインよりも依存性が高いということです。(P146)
■「塩が体にいい」説は次々にもみ消された(P79)
過去に「塩が体にいい」と主張する医師は医学会から無視され続けてきた。
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