「食事」を正せば病気、不調知らずのからだになれる [ 秋山 龍三 ] 価格:1,650円 |
塩は何よりも大事(P66)
塩は、海から出た人類の生命を支える不可欠な養分であり、体重の0.9%前後必要と言われています。そして私たちの体から出る水分--涙、汗、鼻水、尿などには全て塩分が含まれています。体の自然な営みによって塩分が体外に出ているということは、適量の塩分を常に補給しなければならないということです。
塩分不足で血中塩分濃度が低くなることによって、体温調整機能、ひいては免疫力や自然治癒力の働きも低下します。体温調整が効かなくなればまず、気温の高い時には体温が上昇低い時には体温が低下します。
「高齢者は特に汗をかきにくく。喉が乾かないので、喉が渇く前に水分補給することが大切」医師などがよくアドバイスしています。
しかし、これはあまりにも認識不足で、不親切なアドバイスです。
そもそも塩分の血中濃度が薄ければ、水が欲しくないのは当たり前。梅干入りのしょっぱいおにぎりでも食べれば、たちどころに水が飲みたくなるはずです。
塩分が足りないために水分を十分に取らない。だから汗が出ない。そして汗を出せないから体温調整ができない、つまり熱が体内に閉じ込められてしまうために、熱けいれんやめまい、脱水症状などを起こします。
ただし塩は選んでください。工業的に製造された塩化ナトリウム純度が高い精製塩--雨の日でもべたつかずサラサラしているような白い塩はいけません。昔ながらの塩田式製塩法の塩を使ってください。
野菜食中心の場合は野菜がもつ多量のカリウムが余分な塩分を排出してくれてますが、カリウム不足の肉食がメインの人には塩分過多(蓄積)は要注意です。
自然塩
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海藻類はアルカリ性成分を補ってくれる栄養食(P130)
毎日の食事で何かしら海藻を摂るようにしてみてください。
生命の起源は海。人類も含む全ての生物の祖先は海の中で生きていました。人間の血液のミネラルバランスが、海水のそれと酷似していることもその表れでしょう。
その海水の中で今も生きている海藻類は、まさに”人間に必須のミネラルの宝庫””。生命を保つためには大切なものです。
古来、海藻を食べる沿岸地域の住民に、高血圧、動脈硬化の患者が少なく、長生きする人が多いのは、海藻類が老化防止の働きをしているからと言われています。
酵素は熱と金属に弱い
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