広島グルメんクエスト

マクドナルドでレジカウンターのメニュー表がなくなった（「流れ」に逆らえますか？）

今年2012年10月よりマクドナルド店舗内のメニュー表示が変わったのをご存知ですか。これまではレジカウンター上のメニュー表を見ながら選ぶことができたのですが、頭上のメニューボードを見て選ぶ方式に変わりました。

よく利用する人にとってはあまり関係ないのかもしれませんが、私のように時々しか利用しない人にとってはすこし不便ですね。というのも頭上のメニューボードに示してあるのはセットメニューばかりで、単品のハンバーガーメニューや「100円マック」、「120円マック」、ハンバーガーと飲み物の「コンビ」といったすこしお得なメニューが示されていないからです。これがいろいろと物議をかもしているようで、批判的な意見が多いようです。

実際、ポテトは要らなかったのでハンバーガーとコーヒーだけで十分だったのですが、「流れ」でソーセージエッグマフィンセット（440円、ソーセージエッグマフィン＋コーヒー＋ポテト）を買ってしまいそうになりました。はっと気づいて「ポテトはなしで・・・」と言うとおもむろにこれまでと同様のメニュー表をみせてくれましたが、遠慮してこの「流れ」に逆らうことのできない人は多いでしょうね。

というわけで頑固者の私はソーセージエッグマフィン単品240円＋プレミアムローストコーヒー100円（計340円）を注文しました。100円のハッシュポテトをパスできてひそかに満足です。

マクドナルドによると、レジカウンターにメニュー表をおくとレジ待ちが長くなり、後ろに並んでいる人の視線でプレッシャーもかかる点を考慮したとのことで、客単価を上げるためではないと断言されています。

しかし牛丼チェーン店も一時の価格競争からセットメニューで客単価を上げることにシフトしている現在、マクドナルドも例外ではないはずです。今回もらえたハンバーガー無料券の下半分についている「ブツ」がそれを物語っておりますが、資本主義国ですからそれで良いのです。

そんな現状を躍起になって否定するからこそ、皆がやいのやいのと言うのかもしれませんね。今後は大きなメニューを壁に掲示したり並んでいる客にメニュー表を渡したりするそうですので、まあまあ「おあいこ」ということで・・・。

ちなみにレジカウンターのメニュー表は日本で40年以上続いているそうですが、海外のマクドナルドにはないそうです。こんなどうでもよいことで熱く議論できる「平和ボケニッポン」・・・ステキですね。